2013/04/13 - 2013/04/14
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voodootokyoさん
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当日早朝の淡路島地震発生の影響をまともに受けながらも、悩んだ末に出発を決意! 予定変更を余儀なくされながらも太平洋サイクリングと四国ののんびりローカル列車を楽しんできました。今回の輪行旅は、和歌山港からフェリーで徳島へ渡り、そこから火野正平さんが走ったコースを和田島まで行き「こころ旅」気分を味わった後「JR牟岐線・阿佐海岸鉄道」で終点の甲浦まで輪行します。(残念ながら結局和田島サイクリングは省略しましたが)そして甲浦から約40km先の室戸岬を目指しペダルを漕ぎます。宿泊は室戸岬の民宿「うまめの木」さん、海の幸、珍味や季節の幸を楽しみます。
翌日は早朝の室戸岬を散策し、奈半利を目指します。途中吉良川という村の古い家並みに立ち寄りながら、太平洋と土佐湾の潮風を気持ちよく受けながらの気分最高サイクリングです。奈半利で早めのお昼「本場鰹のタタキ」で一杯やって、「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」のしんたろう号にて輪行。後免駅から「JR土讃線特急南風16号」で阿波池田、そしてJR徳島線に乗り継いで徳島駅まで一気に輪行し、大歩危小歩危などの四国山脈の美しさと吉野川の春景色を車窓から堪能します。
徳島市内の焼き肉屋さんで一人打ち上げをしてからフェリー乗り場に向かいます。19:00出港のフェリーで和歌山港へ渡り、南海電車特急サザンで大阪市内に戻ってきます。総走行距離は約100km、距離感とワイド感のある旅でした。ちなみに表紙写真は18:10頃の室戸の海と空そして相棒です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回の輪行旅は当日早朝の淡路島地震から始まりました。天六駅で輪行準備を終え、マックでコーヒーを注文している時にグラグラッと来ました。地下鉄駅に降りて駅員に尋ねると阪急が全面運転見合わせとのことでそれにつながっている堺筋線も見合わせ中。天下茶屋での南海乗り継ぎをあきらめ、谷町線〜御堂筋線で難波へ向かい、まずは南海なんば駅へ。
南海線も全面運転見合わせ、、、中止延期も考えましたが、、、7:30に尾崎までは普通電車が動くとのことなので、まずは行けるところまで行ってダメなら引き返そうと。
いきなりの予定変更で、ややパニックになりながらのスタートでした。
予定表にも×印と別ルートを記入することになり、、、 -
7:30に普通電車・尾崎止まりが運転再開したので、それに乗って輪行開始。ですが、本来ならがらがらのはずがこの状態、、、やや迷惑な自転車です。南海フェリーの時間も1便遅らせの10:40発に変更を余儀なくされました。(関空発着の人たちはもっと痺れたと思います。)
-
9時頃に尾崎到着、そこから先はまだ線路点検とのことで再開見込み立たずとのことなので、思い切って尾崎駅から自転車でフェリーターミナルまで走ることになり、、、20km以上、1時間走れば行けるやろと軽い気持ちで走り始めましたが、あんなに上り坂があるとは、、、いやあ、きつかった。(走り始めた15分後に運転再開になったようで、南海電車を見送りながら走っていました。ショック!!)
それでもなんとかたどりついて乗船窓口に着いたのが出港の15分ほど前。
早くも汗びっしょりになりながらもフェリーの船体を見て、気分も「旅モード」に。 -
今回の相棒は、再び ”Charlie"
船内での彼のくつろぎ場所です。 -
10:40和歌山港を出港。
地震があったことなどウソのような快晴、穏やかな海です。 -
気分爽快フェリーの旅シリーズ〜1
潮風が気持ちいい〜〜〜 -
気分爽快フェリーの旅シリーズ〜2
ほとんどの時間をデッキで過ごしました。 -
気分爽快フェリーの旅シリーズ〜3
船内も広々として寛げます。 -
気分爽快フェリーの旅シリーズ〜4
右手に今朝の地震の震源地である淡路島を見ながら、被害が少なければいいけど、、、と願いつつ順調に船は進みます。波もなく穏やかな航海です。
いよいよ、四国徳島の島影が見えてきました。
あの先端が室戸かなあ〜 -
気分爽快フェリーの旅シリーズ〜5
12:50、徳島港に入港。 -
下船前にオートバイツーリングの方に一枚撮っていただきました。
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下船です、、、すなわちサイクリング開始!
頼むぞ、Charlie! -
その前に、下船直後に乗ってきたフェリーをバックに。
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徳島といえば眉山。
目の前に見えています。 -
到着したフェリー港が左手に見えます。
本当ならのんびりと小松島〜和田島海岸へ火野正平ルートを行く予定だったのですが、2時間遅れの便だったので、残念ながらそこは省略。
まずは、JR牟岐線の「阿波中島駅」を目指します。
なんとしても15:08発の列車に乗らなければなりません。
ちなみに、阿波中島駅は火野さんが徳島2日目に輪行をした駅です。 -
小松島市に入って、国道から勝浦川沿いに走ります。
沈下橋に出会えました。
そう言えば火野さんも立ち寄ってたなあ、なんて思いながら一枚。 -
先は急がなければなりませんが、さすがに空腹には勝てません。
下船してから約1時間にもなるので、お昼を。
国道55号線沿いで見つけた回転寿司、即決。
ただし、ビールはぐっと我慢。7皿735円也。 -
室戸124km、阿南12km。
目指す阿波中島は阿南のひとつ手前の駅なので、あと10kmほど。 -
14:55頃、阿波中島駅に到着!
写真だけ見ているとなんてことないのですが、実は駅そのものにたどり着くのに道に迷ってしまいました。(なんせこの駅舎ですから遠くからでは見えないのです。)小さな町で誰も歩いていません、、、とそこに郵便局員のバイクが。ラッキーでした。
「阿波中島駅に行きたいのですが、どう行ったらいいですか?」
「う〜〜〜ん、付いてきてください。」で、
なんと先導してくださいました。大感謝です、ありがとうございました。 -
まったくの無人駅。
まずは時刻表を確認します。あるある「15:08 海部行き」。
で、早速輪行作業。 -
準備完了、時計は15:05。
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ワンマンカーが入ってきました。
これで「海部駅」まで行き、そこから阿佐海岸鉄道に乗り換え「甲浦駅」まで輪行します。
すごく楽しみにしていた「のどかな四国・ローカルな列車の旅」のはじまりです。 -
切符代わりの整理券をもらい、
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スペースにCharlieを置いて。
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車内の様子です。なんとものんび〜りな感じです。
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由岐駅です。
この由岐駅を過ぎると海にぐ〜んと近づいていきます。
景色が楽しみです。
由岐にしてもそうですが、このエリア「岐」の文字が使われている地名の多いこと。そもそも乗っているのがJR牟岐線、で由岐、この先に「木岐」という駅もあります。 -
来た〜〜〜太平洋だ!
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もう一枚!
フェリーで見たのは、あれは紀伊水道なので、これが本当の太平洋です。 -
小高い山の上にお城が見えてきて、まもなく日和佐駅に到着。
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本当はこのあたりもサイクリングにいいところなのですが、今回はパス。
車窓からの風景で我慢します。 -
日和佐駅から乗車してきたお遍路さん。
23番札所・薬王寺に訪れたのでしょうか。
海外でもお遍路さんは知られているのですね、ちょっと驚きでした。 -
牟岐駅あたりからの風景です。
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阿波海南駅に到着、次が終点の「海部駅」です。
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海部駅に到着。
このワンマンカーともお別れです。 -
ホームを替えて、いよいよたった3駅の阿佐海岸鉄道「阿佐東線」に乗り継ぎます。
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カラフルな車体です。
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「みなでのらんけ」と描かれています。
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海部駅のちょっと変わったトンネルをあとにして出発。
甲浦までは宍喰と2駅。
でもこの間はトンネルと海の絶景が交互に訪れます。 -
列車内の吊り広告です。
見どころが紹介されています。 -
明日乗車する予定の「ごめん・なはり線」の紹介もされています。
本当は、つながるはずの計画だったらしいのですが。 -
短いトンネルを過ぎると、、、
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こんな景色や、
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こんな景色や、
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反対側の車窓からは、こんな風景も楽しめます。
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ただひとつの中間駅「宍喰駅」。
となりに「上大海」と書かれた駅名看板があります。あとから調べてわかったことですが、ドラマ「任侠ヘルパー」で使われたものがそのまま残っているとのこと、、、??? -
16:39、甲浦(かんのうら)駅に到着。
いよいよここからは自分の脚力頼みになります。
室戸岬まで約40km、2時間は目一杯かかりそうです。
宿のほうに7時ごろの到着になりそうな旨連絡をしたら、
「うちのほうは遅くなっても構いませんから、室戸あたりは暗くなるので気をつけてきてください。」 -
走り始めて駅の方を見てみると、ホームはこんな感じです。
左に見える建物が駅舎です。
これはズームで撮ってますが、、、 -
田んぼの真ん中にあるのです。
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国道55号線に出た途端、海が広がります。
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大海原、、、夕暮れ近くの海もおだやか。
気持ちのいいサイクリングになります。 -
あまりに美しいのでもう一枚。
このときは、これで表紙写真は決まりだなと思っていたのですが、、、 -
見飽きるぐらいに太平洋が続いています。
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室戸岬が見えてきました。って言ってもまだまだ遠いですが。
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だいぶ日が西に傾いてきましたが、かえっていい色の海を楽しめます。
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17:30頃、やっと「室戸市」に入ります。
でもここからが長い。まだ走り始めてから30分ほど、、、 -
刻々と海の色が変わっていきます。
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思わず自転車を止めてしまいます。
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交通量も少なく快走できますが、やはり少しアップダウンがあります。
今朝の尾崎〜和歌山港間さえなければ余裕だったのですが、、、 -
夫婦岩。
日本全国にいったい同じ名前の岩がいくつあるのだろう。 -
時計は6時を回りました。
この写真も表紙候補かなと思っていたのですが、、、 -
休憩がてら見上げると、海ばかりではなく空もなんときれいなことか。
忘れられない空になりそうです。 -
とうとう室戸岬のシンボル、ご存じ「中岡慎太郎像」に到着、18:47です。
高知土佐・・・桂浜の龍馬、足摺岬に立つジョン万次郎、そして室戸に立つ中岡慎太郎。どれもインパクトあるなあ。やっぱり京都円山公園で見るより、感じるものがあるなあ。 -
暮れなずむ空、三日月、慎太郎のシルエット。
はっきり言って美しい。予定通りのフェリーだったらこんな慎太郎像は見られないなあ、儲け物、ラッキーかも。
宿のおかみさんからは「慎太郎像」に着いたらそこから1kmぐらいなので、電話くださいと言われていましたので、電話しようとしましたが、なんと圏外、、、とほほ -
去り際に正面から一枚。
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太平洋、空、室戸岬はこんな色になっていました。
三日月もちょうどいい高さに出てくれており、、、 -
一時も早く宿へとは思うものの、この素晴らしさがそうはさせてくれません。ごめんなさい、おかみさん。
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家に戻ったら是非ともプリントしたい2枚〜その1
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家に戻ったら是非ともプリントしたい2枚〜その2
今回もっともお気に入りのなかの一枚です。
表紙写真、、、さっきのとどちらがいいかなあ、悩む一枚になりました。 -
もう二度と見られないかもしれない、、、と思うとまた一枚。
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18:58、宿に入る前、最後の一枚です。
室戸スカイラインの入口を過ぎて約100mぐらいで、民宿「うまめの木」に到着です。 -
宿に着いて、おかみさんに挨拶をしてすぐにお部屋に案内していただき、
まずお風呂を勧められたので、清潔なお風呂で足を思い切り伸ばしてマッサージしながら疲れと汗を流します。
さっぱりしたところで、お楽しみの夕食です。
「うまめの木」海の幸、山の幸、珍味シリーズ〜その1
まずは「お造り3種盛り」 -
「うまめの木」海の幸、山の幸、珍味シリーズ〜その2
そして筍。 -
いつのまにか、ビールから日本酒「土佐鶴」に変わっており、、、
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「うまめの木」海の幸、山の幸、珍味シリーズ〜その3
山菜の揚げたて天ぷら -
「うまめの木」海の幸、山の幸、珍味シリーズ〜その4
本来なら特別料理の「鰹のタタキ」、、、サービスしていただきました。
ありがとうございました。
奥に映っているのは、なんと珍味「亀の爪」です。
なかなかいける。 -
「うまめの木」海の幸、山の幸、珍味シリーズ〜その5
他にも名前を忘れてしまいましたが、色々と食べたことのないようなものが運ばれてきました。 -
「うまめの木」海の幸、山の幸、珍味シリーズ〜その6
最後に汁物。 -
あの椎名誠も訪れたようです。
-
お隣で食事をされていた方。
同じく関西から来られているとのことで、自転車輪行の話、お遍路さんの話などなどで大いに盛り上がりました。
女将さんに「日の出は何時頃かなあ?」なんて聞いています。
「5時半頃でしょうか。」
俺はとても無理だなあと思っていたのですが、、、 -
お部屋です。
とてもきれいにしてあり、気持ちのいい宿です。
iPhoneを充電しながら、4:40に目覚ましをセットし、、、
すっかり行く気になってしまいながら、爆睡の夜でした。
以下2日目は後編に続きます。
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