2012/10/26 - 2012/11/04
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Takashiさん
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カナダのハドソン湾岸の町チャーチルはホッキョクグマ(シロクマ)で有名だ。ハドソン湾の凍結が、このあたりでいち早く始まるので、氷の上でのアザラシ狩りに出かけたいホッキョクグマが集まってくるのである。温暖化のためハドソン湾の凍結が遅れ、今では11月の第1週、第2週あたりが、ホッキョクグマ観察にベストな時期とされている。
ホッキョクグマ観察を行う現地のツアー会社は主に4つある。そのうちの老舗であるフロンティアズ・ノース・アドベンチャーズ(Frontiers North Adventures)のホームページで調べると、何とか都合がついて、ベストな時期にひっかかっているところにツアーがあった。早速メールで連絡して予約した。このツアーはウィニペグからチャーチルまで列車で北上し、現地に3泊、しっかりクマを見て、帰りはチャーター機でウィニペグに帰るというものである。宿泊はツンドラの上のツンドラバギーロッジである。
幸い気温が低下し、雪が降り、海の凍結も始まったので、毎日たくさんのクマを見ることができた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10月28日。ウィニペグの駅でツアーのメンバーとガイドが勢ぞろいした。ツアーの定員は20人なのに参加者は10人。通常は飛行機で行くところを列車なので人気がなかったらしい。でも、この空いているところが、後で幸いした。
ウィニペグからチャーチルまで列車2泊の旅である。ちゃんとした寝台車を取っていてくれたので快適な旅であった。雪が積もる針葉樹帯を抜け、最後はツンドラを行く列車であった。 -
10月30日朝、チャーチル着。観光バスでチャーチルの見所を見学。写真はエスキモー博物館の陳列品である。
-
午後4時、待望のツンドラバギーに乗った。大型のバスに大きなタイヤをつけたもので、安全にホッキョクグマを見られるようになっている。
バスの中はストーブが燃えて暖かい。クマがいると窓を開けて観察したり写真を撮ったりする。後部のデッキに出ても良い。
バスの定員は40名。しかし価格設定が高いほうは20名に抑えられていて、全員窓際に座ることができる。私たちはこのバスを10名で使うことができた。気前の良いことだ。自由に席を移動できたのである。
ツンドラバギーはクマを見ながら、宿のツンドラバギーロッジに行く計画である。しかし、クマは1頭もいなかった。本当にクマが集まっているのかと不安になった。写真は、翌日のもので説明のため、ここに載せた。 -
2時間ほどでツンドラバギーロッジについた。もう薄暗くなっている。写真はやはり翌日のもの。やっとクマがいたが、ライトで照らして一瞬見えただけだった。
ツンドラバギーロッジはバギーを繋いだものである。ダイニング、リビングの車に寝台をつけた2台の車が接続している。1台のバギーの定員は20名。私たちは10人でこのバギーを使うことができ快適であった。2段ベッドであるが、私は上に人がいない下段を使えたのである。廊下との境のカーテンは2重。ベッドは広い。そして何よりロッジは新しい。
夕食はメインがブタのスペアリブ。良い味で、ワインも飲み放題だった。 -
10月31日。ハロウィーンである。この日から、ホッキョクグマシーズンが盛りになるといわれる。もっとも、最近はこの日になっても雪が積もらないことも多い。幸い、今年は十分な雪だ。
朝4時、窓のカーテンを開けてみるとすぐ近くにホッキョクグマがいた。クマは首を伸ばし、新雪の上を滑らかに動いていた。いかにも北国らしいところでホッキョクグマを見る願いが早くも実現した。
朝食後、ツンドラバギーで出発。ガイドが熱心に説明してくれる。 -
ガイドが遠くにホッキョクグマがいるといった。私にはなかなか分からなかったが、やっと見つけることができた。2頭が寝ているのである。
やがて、目を覚ました。ガイドはこのクマはスパーリングするかもしれないから待つといった。 -
期待はかなえられた。熱心なスパーリングが始まった。
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ちょっとタイム。
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別のクマがやってきた。
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スパーリングが再開された。
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はっけよい。
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クマがバギーに近寄った。
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場所を替わった。雪が降ってきた。またスパーリング。
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イチオシ
雪の中のダンス。
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凍った池をクマが歩いてくる。
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休むクマ。
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2頭のクマがやってきた。一生懸命登ろうとする。私たちをおいしそうに思っているのだろうか。これが今日のフィナーレ。
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11月1日。朝は吹雪。気温も下がって氷点下10度以下らしい。クマが身を固めて吹雪に耐えていた。
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でも歩き出した。
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親離れしたばかりと思われる、小さなクマが立ち上がってこちらを見た。
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またスパーリングを見に行った。
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イチオシ
氷の上は滑りやすい。
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疲れると押しっこ。
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イチオシ
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押しつぶすぞ。
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凍った池の上。
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雪が続きクマはきれいだ。
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バッタリ。
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今日のフィナーレ。
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11月2日。今日も寒いが雪はやんできた。
ホッキョクグマを実況中継するための車である。 -
ツンドラバギーロッジの近くにクマが集まっている。
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またスパーリング
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イチオシ
氷の上を走ってくる。
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ライチョウらしい。
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凍った池の近くでクマが遊び始めた。
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白熱化してきた。
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イチオシ
これは危ない。
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たくさんのクマが見える。
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凍った湖面に盛り上がりがある。急に凍ったのだろうか。
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きれいなキツネもいる。
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海が凍り始めている。
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こうしてたくさんのクマを見た3日間が終わった。延べ88頭のクマを見たそうだ。同じクマを何度も見ているであろうけれど。唯一残念なのは子連れのクマが出なかったことだ。
しかし、近年の天候不順の中では、雪に恵まれ幸運な旅であったと思う。11月初旬でも雪がほとんどない年もある。寒くないとホッキョクグマが集まってこなかったり、不活発であったりするのである。一方シーズン後半は海が凍るとホッキョクグマが氷の上に移動し数が減る危険性があるのだ。
夕方、空港についてチャーター便でウィニペグに抜け、翌日、帰国の途についた。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- 旅するうさぎさん 2013/04/08 21:57:30
- クマのスパーリング
- Takashiさん、こんばんは。
数々のホッキョクグマのスパーリングの写真を拝見しました。
クマの動きがなんとなくユーモラスで、興味深く拝見しました。
このスパーリングは遊びの一種なのでしょうか。
ライチョウや太いシッポのキツネも、美しいです。
バギーのロッジというものがあるのを初めて知りましたが、
こんなふうに野生の動物を間近で観察できるなんて、
人間も面白いものを考えたものですね!
旅するうさぎ
- Takashiさん からの返信 2013/04/08 22:24:50
- RE: クマのスパーリング
- 旅するうさぎさん、こんばんは
コメントを大変ありがとうございます。忙しさに紛れて、整理が遅れたのですが、レスポンスを頂くと勇気づけられます。
そうなのです。ホッキョクグマは猛獣のはずなのですが、どことなくかわいげがあり、ユーモラスです。顔が笑っているように見える時もあります。敵がいないので、ゆとりがあるからかもしれませんね。
スパーリングは遊びのはずですが、将来のメスをめぐる争いのため、練習しているという説もあるようです。
キツネが美しいのにびっくりしました。これは3日目で、ツアーのほかのメンバーはクマに飽きたのかキツネ撮影に熱中しはじめました。私はクマに失礼だと思っていたのですが、よく見ると見事で、結局、キツネ撮影会に参加してしましました(笑)。
ツンドラバギーやツンドラバギーロッジは面白い経験でした。ロッジまで行くときクマが見えなかったので不安でしたが、早朝にロッジから優雅に動くクマを見て喜びで一杯になりました。これはツンドラの真ん中に泊まったおかげでした。
Takashi
> Takashiさん、こんばんは。
>
> 数々のホッキョクグマのスパーリングの写真を拝見しました。
> クマの動きがなんとなくユーモラスで、興味深く拝見しました。
> このスパーリングは遊びの一種なのでしょうか。
>
> ライチョウや太いシッポのキツネも、美しいです。
> バギーのロッジというものがあるのを初めて知りましたが、
> こんなふうに野生の動物を間近で観察できるなんて、
> 人間も面白いものを考えたものですね!
>
>
> 旅するうさぎ
- 旅するうさぎさん からの返信 2013/04/08 23:05:09
- RE: RE: クマのスパーリング
- Takashiさん
Takashiさんは野生の動物が本当にお好きなのですね!
私の旅しないような所ばかり行ってらっしゃって
毎回、旅行記を拝見するのがとても楽しいです。
写真がとても美しいですし、
動きのある動物をよくこんなふうに撮れるものだなあと
感心しています。
それで以前から、
Takashiさんの旅行記をフォローさせていただきたいと
思っていたのですが、よろしいでしょうか。
これからも素敵な旅行記を拝見したいので
どうぞよろしくお願いいたします。
旅するうさぎ
- Takashiさん からの返信 2013/04/09 10:22:54
- RE: RE: RE: クマのスパーリング
- 旅するうさぎさん おはようございます
フォローしたいただけますこと、まことに光栄です。こちらは何もしなくて良いのですね。私もチロルやモルディブに行ったことがなく、楽しい情報を頂きたく、フォローさせていただければと存じます。これもクリックでよいのですね。
プロの写真家が撮る写真はやはり凄く、そのレベルに達するのは不可能ですが、カメラが進歩して、速いシャッタースピードで連写できるようになったので、その場にいれば誰でもある程度の写真を撮れるようになったと思います。動物を狙う人はプロもアマもキャノンかニコンの大型カメラなので、その意味で日本人の誇りを感じます。私のカメラはニコンのD300で4年以上、過酷な環境で働いてくれています。動物狙いのところでは、私のカメラは小型のぶるいで、南極では2丁拳銃のように、キャノンの最新モデルをぶらさげている大男がいました。
動物を狙う旅は、2年後にいくつか計画しています。そのうちに整理してアップしようとしていますのは、1月前に帰国した、リージェントセブンシーズでの東カリブ海クルーズ、そして夏は花を楽しみに南アフリカニ行く予定です。古い動物写真は、数が少ないですが、自前のホームページに「大自然の休日」と題して載せています。南極とゴリラは4Travelと重複です。
気長によろしくお付き合いください。
Takashi
> Takashiさん
>
> Takashiさんは野生の動物が本当にお好きなのですね!
> 私の旅しないような所ばかり行ってらっしゃって
> 毎回、旅行記を拝見するのがとても楽しいです。
> 写真がとても美しいですし、
> 動きのある動物をよくこんなふうに撮れるものだなあと
> 感心しています。
>
> それで以前から、
> Takashiさんの旅行記をフォローさせていただきたいと
> 思っていたのですが、よろしいでしょうか。
>
> これからも素敵な旅行記を拝見したいので
> どうぞよろしくお願いいたします。
>
>
> 旅するうさぎ
- 旅するうさぎさん からの返信 2013/04/09 22:58:15
- RE: RE: RE: RE: クマのスパーリング
- Takashiさん、こんばんは。
私の旅行記までフォローして下さったようで恐縮しています。
> カメラが進歩して、速いシャッタースピードで連写できるようになったので、
>その場にいれば誰でもある程度の写真を撮れるようになったと思います。
やはり、そういう速いシャッタースピードで連写すると
動きのある動物の写真が撮れるのですね。
>そのうちに整理してアップしようとしていますのは、1月前に帰国した、リージェ>ントセブンシーズでの東カリブ海クルーズ、そして夏は花を楽しみに南アフリカニ>行く予定です。古い動物写真は、数が少ないですが、自前のホームページに「大自>然の休日」と題して載せています。
東カリブ海クルーズですか。いいですね!
実は私もクルーズは秘かに憧れています。
北欧のフィヨルドクルーズに行ってみたいのです。
来年は無理でも、再来年くらいには、行けたらなあ・・・
お金貯めておこう!という感じです(笑)
Takashiさんのクルーズ旅行記、楽しみにしています。
今年の夏は南アフリカに行かれるのですね
南アフリカのお花って、どんな花が咲いているのでしょう?
こちらも楽しみです。
TakashiさんのHPは以前、少し拝見したことがあったのですが、
また拝見させていただきます。興味をひかれる写真がいっぱいです。
旅するうさぎ
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