北スペインとポルトガルの旅　３　( サンチャゴ・デ・コンポステーラ )

2013/03/16 - 2013/03/16

１６日　７時：３０出発で一路サンチャゴを目指す。５時間半の長いバスの旅と聞いていたが、実際は途中のドライバーさんの休憩時間を含めての時間なのでそんなに長く乗っていた気はしなかった。
１２時モンテ・ド・ゴゾすごい風雨.
午後雨のサンチャゴ旧市街観光
　
この旅のメインの都市、年中雨が多いそうでこの日もしっかり降っていた。人口９万人弱のエルサレム、ローマに次ぐキリスト教３大聖地のうちのひとつ、９世紀初めに12弟子の最初の殉教者である聖ヤコブの墓がこの地に発見されて以来ヨーロッパ各地から多くの巡礼者たちが集まる地となった。
大聖堂は風雨にさらされ苔むして古色蒼然たる趣でそびえていた。

１８：００ホテルへ

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

モンテ・ド・ゴゾ　歓喜の丘
巡礼者たちがこの丘の上からサンチャゴの大聖堂を見て大喜びしたところから。雨の中かすかに大聖堂が見えた。

昼食を食べたレストラン、サラダもパエリアもどっさりでたっけ。盛りもアバウトで量が多かったり少なかったり、少ないのが来るとうれしい。あまり残しては申し訳ないし、次の料理がなかなか来ないんだなあ。

サンチャゴ・デ・コンポステーラ

偏西風の影響で１年中雨が多くTDのSさんの話だと十数回来て晴れたのは２回だそうで今回もしっかり雨だった。

広場中央にCAMINO DE SANTIAGO〜としるした石が

大聖堂を正面から

雨のサンチャゴも又、風情があった。

サン・ヘロニモ神学校の初代学長の像

11世紀イスラムの支配下にあったこの地方をレコンキスタによってキリスト教の復権をめざした時期には年間100万人もの信者が集まったとされる。

ピレネー山脈からスペイン北部を横断してサンチャゴへと至る巡礼の路、カミノ・デ・サンチャゴはおよそ８００?、世界遺産にも登録され、今も中世の人々が歩いたのと同じ道を徒歩で、自転車で、あるいは馬でたどる巡礼者の姿がある。
お店に入ると巡礼者らしい人達を見かけた。

アラメダ公園から。大聖堂の尖塔がそびえている。

公園遊歩道

キンターナ広場に面した免罪の門、聖なる門とも呼ばれ普段は閉じられている。門が開くのは7月25日の聖ヤコブの日が日曜日と重なる聖年だけ。

聖なる門の上のマテオ作の預言者像

中央の柱の上部には聖ヤコブが巡礼者を迎える。

柱の下の方には5本の指のくぼみがついている。長年にわたって信者たちが柱に触って祈りを捧げてきたためにすり減ったあと。

ここにもホタテ貝

聖ヤコブの像がある中央祭壇

階段を上り聖ヤコブの像を後ろ側から抱くことができる。

時間が決まっていて並んで待った。

中央祭壇の聖ヤコブ像

地下礼拝堂にある聖ヤコブの棺

売店でホタテ貝のお土産を買う。