
2012/08/15 - 2012/08/16
2位(同エリア2件中)
kumさん
日本人の多くがそうであるように、私も棚田が好き。
なぜこれほど棚田に心揺さぶられるのだろう。
子供の頃に見た景色なわけでもないのに、なぜか懐かしさを感じる。
そして喪失感も…
それは遺伝子に受け継がれる自分ではない誰かの記憶なのかもしれない。
そんなことを想いながら、タシガンから更に東へと向かう。
【旅程】
□8月10日 成田出国 デリー泊
□8月11日 デリーからグワハティまでインド国内線で移動。そこからブータンの国境の町サムドゥプジョンカまで手配したドライバーさんによる送迎。サムドゥプジョンカ泊
□8月12日 タシガンに移動
□8月13日 タシ・ヤンツェ観光、モンガル泊
□8月14日 ルンツェ観光、モンガル泊
■8月15日 ラディ観光、タシガン泊
■8月16日 サムドゥプジョンカ泊
□8月17日 ブータン出国、グワハティ観光、デリーまでインド国内線で移動。デリーからバンコク移動。バンコク泊
□8月18日 バンコク泊
□8月19日 バンコク泊
□8月20日 バンコクから成田。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ドアに座っていた男の子はカメラを向けると、背中を向けちゃった。
ここまでくる観光客は多くないので、人々はちょっとシャイ。 -
車を走らせているとあちこちにレモングラスが生えていて、ちょうどエキスを蒸して抽出している方に遭遇!
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レモングラスの香り、大好きだけど、こうやって抽出するのね。
かなり力仕事で、やらせてもらったけど重くて大変だった。しかも、火を焚いて蒸しているので暑い! -
こちらは刑務所。
幸福の国と言われるブータンにも犯罪者はいる。
この世に本当の楽園はないのだから。 -
タシガンから更に東に進み、ランジュンという町に着いた。
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ランジュン ラカンという僧院は外国人の修行も受け入れていて、修行中の西洋人を何人かみかけた。
若いお坊さんに交じっておじいさん達も。 -
1990に建てられたまだ比較的新しいお寺です。
ピカピカの窓に映る青空がきれい(^^) -
英語の練習がしたいのか、若いお坊さんが内部の解説をしてくれた。
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新しいので彩色もきれい。
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内部も色で溢れていて、圧倒される。
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標高はさほど高くないのでとにかく暑くて!
お坊さん達も風が強いところで涼んでるみたい(^^) -
ちょっと寄付してバターランプをお供えします。
願い事を一つだけ託して。 -
ランジュンをでて更に東に向かいます。
この辺りは有名な米どころだそうで、谷底を流れる川の近くから、山の斜面の遥か上の方まで圧巻の棚田が広がる。 -
これは手入れする方も大変だろうなぁ。
複数の家族が協力し合って水田の手入れと田植えをする。 -
ちなみにブータンの農業は日本と密接な関係がある。
日本人の海外技術協力事業団から派遣された西岡氏という植物学者がブータンの土地に合うよう品種改良した野菜を導入し、ブータンの生活改善に大いに役に立ったのだそう。西岡氏はブータンの農業の父と呼ばれ、今でもとても尊敬されている。 -
強い日差しの中、農作業をしているので笠を被っていても日に焼ける。紫外線の影響か、ブータン人は老けるのが早い。
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こんな風に谷底まで棚田が続いてますが、私の拙いカメラ テクでは伝え切れません…
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そこに見えているのに、とても遠いい谷の反対側。
橋が少ないのです。 -
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田んぼのあぜ道に入ってみた☆
土の匂い
水の流れる音
懐かしいような、切ないような -
水が枯れてるけど大丈夫?
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この二人は口がきけないのだそう。
それでも、身振り手振りで一所懸命にコミュニケーションをとってくれた。
ありがとう
伝わったかなぁ? -
棚田のある風景に切なさを感じるのは
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その風景が自分の周りから失われてしまったことへの喪失感
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そして、いま目の前にあるこの美しい風景が、いずれ失われていくものなのかもという予感からくる喪失感があるからかもしれない。
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帰り道、口がきけない先ほどの彼は、農作業が終わったようで帰宅の途についていた。
彼らには日常であるこの風景は、なんてことのないありふれた風景なんだろうな。 -
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野生動物はあまり見なかったけど、猿だけは結構いたな。
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タシガンに戻る途中の村にあった石像は青く着色されていて、ヒンドゥー教のシヴァ神みたい。
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村のお店はどこも似てる。あまり専門店がなくどこも割と何でも売っている。
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さて、タシガンでまだ中に入ってなかったタシガン・ゾンに入ります。
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少し突き出した岩場の上に建つゾンはとてもドラマチックでかっこいい。
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若いお坊さんたちの紅い僧衣が美しい。
ブータンでは当たり前のこの風景も、帰国してみるととても懐かしい。 -
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こちら、結構珍しいらしい鹿の仲間のような子。少しずんぐりしている。
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ガイドブックの写真で見て、とても来たかったタシガン。
なかなか写真ではうまく表せないけど、とても良かったな。 -
夕陽を浴びたゾンを撮りたかったけど、谷間に位置するので夕陽が当たらず…
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ゾンを出たあと、少し車から降りて街ブラ♪
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ブータンの公用語はゾンカだけど英語教育がかなり進んでいて、英語表記が多い。
イギリスとの接点が強かったのと、インドの影響が大きいからかな。
発展途上国ではあまり浸透してないリサイクル。ブータンでリサイクルという言葉を耳にするとは思わなかった。 -
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窓辺に置かれているのはソーラーマニ車!
そのうち電動マニ車とかできるかも!? -
タシガンをあとにしてサムドゥク・ジョンカに向かう途中。カンルンという町に立ち寄る。
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ここはシェルブツェ大学というブータン随一(唯一?)の大学のあるところ
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大学の前にはお寺がたっていて、学生たちは朝、学校に行く前にお寺にお参りにくるのだそう。
入り口に掲げられた曼陀羅。どんな意味があるのかな。
もっと知識があれば楽しいんだろうな。 -
子猫ちゃんと戯れていると、
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マニ車のところに座ってるおじいさんたちに笑われたw
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なにやら抱えているお坊さん。経典かなにかみたい。
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こちらが大学。とてもきれいなキャンパス。
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と、大学の入り口で偶然にドライバーさんの親戚に会う!
こんな偶然があるなんて、ブータン、せまいのか??
3人とも現役大学生♪
外国人が珍しいのか、喜んでキャンパスの中を案内してくれた♪ -
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さてカンルンを後にして、サムドゥプ・ジョンカに向けて車を走らせます。
山をいくつも越えていくんだけど、天気がめまぐるしくかわる。
さっきまで晴れていたけど、急に深い霧で視界が遮られる。 -
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サムドゥプ・ジョンカに到着。山の麓にあるこの町は、標高が低いのでとにかく暑い。
インドと国境を接しているので、かなりインド化が進んでいる。 -
宿は町から少し離れたところにあり、谷に面しているので眺めがいいタシ・ガセル・ロッジ
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西部の方の宿と比べると見劣りするけど東部ではまともな方。エアコンもあるしw
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そんなところで2度目のブータン旅行、終了!
東部はまだまだ未開拓で観光には不便だけど、観光ずれしていないブータンを見ることができる。そういえばこの旅行の少し前に東部ブータンで新種の蝶が見つかったとのニュースがでてたっけ。
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