今年のイースタ― ( Easter ) は3月31日で、これは毎年同じではありません。時には４月中旬だったりすることもあります。このような祭日を「移動祝祭日」と言います。久しくイースターに教会へ行く機会がありませんでしたが、今回近くにあるカトリック教会へ出かけてみました。<br /><br />イースターは世界中のキリスト教会にとって12月25日のクリスマスとともに２大行事の一つです。どこででも形は異なれど大々的に祝われます。<br /><br />この教会に出掛けるのは３回目です。名前を St. Francis De Sales Church ( 所在地： Dalugama、 Keraniya) といい、かなり大きな教会です。スリランカでは全人口の10分の１がキリスト教徒で、そのうちうちでもカトリックが大きな勢力を持っています。

Easter Sunday （March 31th) に教会へ出掛ける

10いいね！

2013/03/31 - 2013/03/31

127位(同エリア244件中)

#イベント

Weiwojingさん

今年のイースタ― ( Easter ) は3月31日で、これは毎年同じではありません。時には４月中旬だったりすることもあります。このような祭日を「移動祝祭日」と言います。久しくイースターに教会へ行く機会がありませんでしたが、今回近くにあるカトリック教会へ出かけてみました。

イースターは世界中のキリスト教会にとって12月25日のクリスマスとともに２大行事の一つです。どこででも形は異なれど大々的に祝われます。

この教会に出掛けるのは３回目です。名前を St. Francis De Sales Church ( 所在地： Dalugama、 Keraniya) といい、かなり大きな教会です。スリランカでは全人口の10分の１がキリスト教徒で、そのうちうちでもカトリックが大きな勢力を持っています。

エリア

その他の都市(スリランカ)

この教会には１か月前にも来たことがあります。その時は散歩をしていて偶然教会があるのに気がついて、中を見学させていただきました。２回目は Lent ( レント ) の始まりに当たる最初の日に来てみました。そして今回のイ―スター礼拝の３回目です。

教会の名前は St. Francis De Sales Church といい、かなり大きな教会です( 所在地：Dalugama、Kelaniya)。
外観はかなり近代的な建物ですが、内部は白を基調にした落ち着いた感じの礼拝堂です。
普段は静かな教会ですが、今回イースターに訪れた時は会堂の中に入ることが出来ないほど大勢の人が集まり、会堂の中に入れず教会の周りや庭で礼拝をしている人々がいました。
礼拝が行われている時の様子です。厳粛な雰囲気の中で礼拝が執り行われていました。
祈る女性の姿があります。
ピアノを囲んで聖歌隊の青年たちが賛美歌を歌っています。澄んだ歌声は会堂の中に響きました。
説教が終わり、聖餐式が執り行われています。イエス・キリストの流した血と身体を象徴するワインとパンが会衆が与えられます。信者は一人ずつ前に出て、司祭からいただきます。
会堂の中は会衆で一杯です。敬虔な信者は頭に白いヴェールを被っています。
礼拝は滞りなく行われたようです。司祭の説教から始まり聖餐式に至るまでの１時間半ほど、厳粛な中で行われました。
会堂の中心である祭壇前です。十字架上のキリスト像が飾られています。周りにはたくさんの清楚な白い花が飾られて、いつもとは違う雰囲気です。
会堂はこのようにぎっしりで、多くの人が近郷近在からつめかけて来ました。若い人から年配者まであらゆる層の人々が来ていました。
礼拝が終わると、たくさんの人々が会堂前に置かれているイエス像の前に来て、どの人もイエスの足を触っていました。
こんなにもたくさんの人が詰めかけていますが、カトリック教会では聖人礼拝や聖遺物に触れるというような信仰心が強いですね。
これがそのイエスキリスト像です。足元をよく見ると、釘でうたれた跡が見えます。これを多くの方々が触っていたのです。復活したキリストの象徴なのかもしれません。
礼拝が終わり、人々は帰りかけていますが、なお残って熱心に祈っている人々もいました。
外でもこのように祈る姿が見られます。
礼拝が終わってかなり経ちますが、なかなか人々が立ち去りません。冷めやらぬ余韻を感じようとするのか、あるいは久しぶりに会う友人や知人同士話をしたりしています。
礼拝が終わり、司祭たちが玄関に出て来て、会堂を出る参拝者と挨拶を交わしています。イースターということもあって、いつもより多くの人々が来ているようでした。
会堂のあちこちに施された透かし彫りをよく見ると、中央に十字架を示すデザインがあるのに気が付きました。