どうしても会いたい人が居る！

2011/04/01 - 2011/04/04

ブラジルから自家用車でポンチ・アミザージを越えてパラグアイ入国も、入国審査などせずシウダー・デル・エステの街中へ、そのまま突っ切って首都アスンシオン方面へ４１ｋｍに日本人移住地コロニア・イグアスーが在る。

この街にはアミーゴが居て、その息子さんが日本人バックパッカー間には有名なペンションを経営されている。
ペンションにはドミトリーとコテージがあって、私はコテージに宿泊しました。
ネットはドミにしか通じておらずイチイチ出向くのが面倒臭かったですが。

エリア その他の都市(パラグアイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: 個別手配

このコロニアには会いたい人がもう１人居て、アポイントメントを取らないと会えないのでアミーゴに頼んだら、一発ＯＫという事で会いに行きました。
４１ｋｍから更に奥へ２０分ほど走ったでしょうか、広大な農場に南米では先進的な作物が植わってました。
岩手県出身の御長男夫妻が出迎えてくれ、鹿児島県出身のアミーゴと大阪府出身の私、移民らしく出身地がバラバラというのも宜しいものですね〜。
それぞれがそれぞれの出身地の言葉で話すも、何故か気持ちは１つなので意味が通じるんですよね。
大先輩移民の言葉は非常に優しかった。

私が尊敬する伊藤勇雄氏、
７０歳の老人が岩手県の寒村から働きながら学べるユートピアを作る為に家族全員を連れてパラグアイに移住した。
「夢なくして何の人生ぞ」、生涯少年の様な夢を持ち続け努力し達成する、これは移民には大変な手本となります。
建設に夢を見た「人類文化学園共働農場」、どうしても訪れて、瞼に焼き付けたかった。

御長男に案内された「人類文化学園共働農場」という小学校は今でもパラグアイ人の子供の教育の場として活躍し、何年経っても夢は現実として華開く。
広大な農場では誰よりも先駆けて新種の開発と農法の研究がされ、トップレベルの農民として君臨する。

伊藤勇雄がユートピアの手本としていたブラジル・サンパウロ州ミランドーポリス市アリアンサに在る「弓場農場」、ここにも訪れて移民について深く考えた。
実は創始者、弓場勇の孫とアミーゴなんだけどね。

また時間が有ればコロニア・イグアスーに行きたいと思ってる。