2013/03/20 - 2013/03/28
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j-ryuさん
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☆福島の季節の移り変わりを山野草や風景中心に紹介しているブログ「福島・四季・彩々」、しばらく冬休みしていましたが春の目覚めとともに再開しました。このシリーズも回を重ねもうPart,25です。
良かったらのぞいてみて下さいね(^^♪。
※日々連載中
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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☆里山のセリバオウレン(芹葉黄連/キンポウゲ科オウレン属)が春一番に咲き始めました。
オウレンは奈良時代に中国原産の黄連が伝来したが在来種の“カクマグサ(加久末久佐)”が同様の効果があることを知り、
“カクマグサ”を漢名の“黄連”の音読みでオウレンと呼ぶようになったそうです。
黄連は根茎がやや肥厚して節状に珠が連なっており、
その断面が鮮やかな黄色をしていることに由来し、
日本のオウレン(黄連/キンポウゲ科オウレン属)は葉の形状で主に3種に別けられます。
キクバオウレン(1回3出複葉)
セリバオウレン(2回3出複葉)
コセリバオウレン(3回3出複葉)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/03/17 -
☆早春の渓谷で最も可愛い花、ハナネコノメが咲き出しました(^^♪。
12月〜3月上旬までは例年よりかなり寒かったのですが、その後は急に暖かくなったせいか昨年より1週間以上早い開花です。
ハナネコノメ(花猫目/ユノシタ科ネコノメソウ属)は本州の京都〜福島に分布し、福島県では浜通り地域の湿り気のある渓流沿いなどに自生しますが会津や中通りでは残念ながら自生種は見られません。
草丈は5cm程で地を這うように増えていきます。
白いハナビラに見えるのは蕚裂片で真紅のシベがとても美しいです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/03/24 -
☆風は冷たかったですが早春の渓流を散策してきました。
東京をはじめ関東以南では桜が満開だと言うのにこちらはようやく梅の花が5,6分咲き桜は4月上旬〜中旬くらいになりそうです。
渓流の山野草もまだ本格的目覚めとはいきませんがポツポツ咲き出しています。
日当たりのいい山の南斜面ではカタクリが5分咲きニリンソウやキクザキイチゲは咲き始めでした。
時おりまだ覚束ないウグイスの鳴き声も聞こえ福島も日一日と春らしくなってきています(^^♪。
写真の花はカタクリ(片栗/ユリ科カタクリ属)。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/03/27 -
☆我が家から車で8分ほどの須賀川牡丹園のミズバショウ(水芭蕉/サトイモ科ミズバショウ属)が早くも見頃になりました。
毎年紹介しているので常連さんはよくご存知だとおもいますが、
須賀川牡丹園は名実共に日本一の牡丹の花の名所です。
牡丹の花は5月頃に限られるので園内には牡丹の他にもバラや花菖蒲など四季折々草花が植えられています。
牡丹の花の時期だけは有料ですが、それ以外は通年無料で入園でき春一番に楽しめるのが水芭蕉です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/03/29 -
☆我が家から車でわずか5分ほどの里山でキクザキイチゲが昨年より10日も早く見頃になりました(^^♪。
この自生地は街中に近いのですが藪の斜面にあるせいか気づく人もなく奇跡的に自然のままの群生地が残されています。
キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)は近畿以北〜北海道の落葉樹林下や林縁に自生し、草丈は10〜20cmほど、花径は3〜4cmです。
花ビラに見えるのは「萼片」でキンポウゲ科の特徴です。
私の地元では白花がほとんどですが、少し遠くの山あいに行くとまれに青紫の花も見られます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/03/30 -
☆我が家のミスミソウが見頃になりました。
一般的にはユキワリソウ(雪割草)の方が通りがいいかもしれませんが、雪割草は通称で植物学的にはミスミソウ(三角草/キンポウゲ科ミスミソウ属)と言います。
このミスミソウは自宅の裏山に自生しているという知り合いから20年くらい前にいただいたもので、少しずつですが増えてきました(^^♪。
ミスミソウは一般的に本州中部以西から九州の落葉樹林下に自生し、
福島県でも部分的に自生しています。
お隣り新潟県ではピンクや青紫など様々な花色が見られますが、残念ながら福島県中部の山々で見られるのは殆どが白花で
稀に薄いピンクタイプが見られる程度です。
我が家のも残念ながら殆ど白花です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/02 -
☆近くの里山でショウジョウバカマが咲き出しセリバオウレンの両性花が一番の盛りになりました。
ショウジョウバカマ(猩々袴/ユリ科ショウジョウバカマ属)は日本全国の低地〜高山まで広範囲に分布し、花色は薄いピンクや濃いピンク、薄紫など自生地でビミョウな違いがあります。
名前の由来は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたそうです。
葉がロゼット状なのでせいぜい草丈は5cm程度ですが花茎は開花とともに伸長し、高いものだと30cmになる株もあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/03 -
☆ハナネコノメPart2です。
今年の開花は例年より早かったので散るのも早いかなと思いましたが、日当たり具合によっては遅れて見頃になった自生地もありました。
遅咲きは早咲きより花茎がだいぶ長くなるようで、白いハナビラに見えるのは蕚裂片で真紅のオシベがとても可愛らしいです(^^♪。
受粉すると真紅のオシベの葯は取れてしまうので白っぽい花に見えてきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/04 -
☆近くの雑木林でシュンラン(春蘭/ラン科シュンラン属)が見頃になりました。
日本を代表する野生蘭で北海道〜屋久島まで広く自生します。
玄人好みの渋い色合いですが、花びら(唇弁)の模様や色に個体差があり珍しい花は愛好家の間で高値で取引されるようです。
地方によってはジドバとかジドババと呼ばれています。
唇弁の色や形などが“大事なところ”の隠語だそうで、私の地域ではジジババと呼んでいたような記憶がありますが、
子供心になぜジジババなのか疑問でした。
大人にしつこく質問しなくて良かったです(笑)。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/05 -
☆キクザキイチゲ(菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)Part2でお付き合いください。
ここはPart1の里山から1Kmほど離れた川沿いの土手に咲いています。
ハナビラの枚数がPart1より多く形は丸みがあります。
キクザキイチゲは自生地により形や花色がビミョウニな違いがあるので
見比べるのも楽しみの一つです。
ハナビラと表現しましたがキンポウゲ科はみな植物学的には萼片です。
ま、学者じゃないのでハナビラで十分だと思いますが・・・(^^ゞ。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/06 -
☆隣り町の小さな湿地でリュウキンカ(立金花/キンポウゲ科リュウキカ属)が咲き始めました。
この小さな湿地は住宅街と隣接する里山の谷筋にありリュウキンカの他にミズバショウも少し咲いています。
これらの植物はいくら北国でも本来の自生地はもう少し山あいなのでかし誰かが移植したのかも知れません・・・・・
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/07 -
☆今日は近場の里山や雑木林で見られる地味系(素朴系?)山野草の勢ぞろいです。
ヒトリシズカ以外は見た目がかなり渋いのでよほど山野草に興味が無い限り
あまり注目されませんが、おそらくこれらの花にそそられる虫たちがいるんでしょうね。
蓼食う虫も好き好きという言葉もありますが、ちゃんと受粉を助けてくれる虫が1種でもいれば余計な演出は要らないということでしょうか・・・・。
写真はウスバサイシン(薄葉細辛/ウマノスズスクサ科ウスバサイシン属)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/09 -
☆郡山市西部の山でイワウチワを撮影してきました。
イワウチワ(岩団扇/イワウメ科イワウチワ属)は近畿地方以東、中部地方、関東地方北部、東北地方の各山地に分布し、低山帯上部から亜高山の湿りのある樹林内に自生します。
福島県では広域に点々と自生地があり、今のところ我が家から一番近い自生地が郡山西部の山です。
光沢のある常緑の丸い葉を団扇に見立て、岩場などにも自生するのでイワカガミと命名されました。
少々ゴツイ名前ですが、花は地に咲く桜のようでとても美しい花です。
花色はピンクが主流ですが稀に白花もあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/10 -
☆青花キクザキイチゲ(青花期菊咲一華/キンポウゲ科イチリンソウ属)を探しに行きました。
青花キクザキイチゲと言っても分類上は純白のキクザキイチゲと同じで雪深い東日本の日本海側で多く見られ、福島県の中通りや浜通りでは稀にしか見られません。
私の地元で見られるのも99%は白花で、青花は山奥の渓流沿いや亜高山帯の湿った斜面などでわずかに見られるだけです。
色の違いは積雪などが関係するのかとも思われますが隣り村の渓流では白花と青花が混在するので一概に積雪量が影響するとも思えず、どうして花色が違うのか謎です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/11 -
☆隣り村の“涌井の清水”のリュウキンカが見頃になりました。
涌井の清水は我が家から車で20分くらい奥羽山脈の麓にあるので先日紹介した隣り町のリュウキンカより少し開花が遅いのですが、それでも昨年より2週間も早い見頃です。
山奥から流れてきた小さな清流や池の底からコンコンと湧く涌井の清水が合流した辺り一面にリュウキンカが群生し見事です。
その割に知名度が無く、いつ行っても貸切状態。
私的には静かでありがたいですが、これだけ素晴らしい群生なのに村の財産としては宝の持ち腐れかも(^^);。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/12 -
☆ヒメオドリコソウの繁殖力に押され気味のホトケノザ(仏の座/シソ科オドリコソウ属)ですが、場所によってはジュウタンのように咲いていて、おもわず外来種なんかに負けずに頑張れよと、応援したくなります(^^ゞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/14 -
☆一昨年隣り村の川沿いでようやく見つけたアマナが例年より早く咲きました。
アナマ(甘菜/ユリ科アマナ属)は東北地方南部以南〜九州に分布し、
川沿いや田の畦などの草地や明るい落葉広葉樹林の林縁部などに自生します。
鱗茎(球根)や葉が、食べると甘いので甘菜と呼ばれます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/15 -
☆我が家のニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)が五分咲きになってきました。
ずぶん昔に父が山から採ってきたものが増えたものです。
貴重な山野草を採るなんて今ではもっての外ですが、昔は山野草を採ってくるのは山菜を採るのと代わらない時代でした。
ニリンソウは山野草の中ではけっこう丈夫で育てやすいタイプで、
一度植えると環境が良ければひとりでに増えていきます。
今や里地では宅地開発などであまり見られなくなりましたが、民家の庭で命をつないでいるとは皮肉な運命です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/16 -
☆我が家のアブクマトラノオ(阿武隈虎の尾/タデ科イブキトラノオ属)が
見頃になりました。
2年前までははハルトラノオと紹介してきたのですが、よくよく観察すると
宮城県南部から福島県の阿武隈山地の礫地などに分布する固有種だったのです。
この花はずいぶん昔にいただいたものでずっとハルトラノオだと思い込んでいました。
ハルトラノオとアブクマトラノオの大きな違いは花の柄と葉っぱです。
ハルトラノオの花柄は2〜3mmと短いですがアブクマトラノオは3〜5mmと長く、葉っぱはハルトラノオは細長いサジ型でアブクマトラノオはやや丸みがあり一部の葉に葉と柄との付け根部分がハート型のくぼみがあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/17 -
☆ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草/ナデシコ科ワチガイソウ属)の草丈は10cm〜15cmくらい、花径は1cmほど。
ハナビラは5〜7枚、オシベは紅色やこげ茶、クリーム色など花粉の出方で色が微妙に違います。
単独でパラパラと自生していますが、群生している場所もありました。
名前の由来は近似種のワチガイソウの根より髭根が多いからだそうで、
そもそも、そのワチガイとは名前が分からないこの草を「輪違い」という印を付けて置いておいたところ、いつの間にかその印が名前になったのだとか(ーー);。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/18 -
☆ミヤマキケマン(深山黄華鬘/ケシ科キケマン属)は近畿以北の日当たりの良い山地の崩壊地,谷川の礫地,林の縁などに生え越年草で関東以南でよく見られるキケマン(黄華鬘)に似ていますが全体に小ぶりで寒地適応型です。
葉っぱはセリ科の植物のようすでがケシ科特有のアルカロイド・プロトピンを含み有毒なので誤食すると嘔吐・酩酊・心臓麻痺などを起こし注意が必要です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/19 -
☆ミミガタテンナンショウ(耳形天南星/サトイモ科テンナンショウ属)は多くの資料で岩手県と宮城県の太平洋沿岸と関東地方と山梨県の低山地)・四国(西南部)の湿り気のある山野や林下などに自生する多年草とあります。
えっ?福島県は空白地帯?
たしかに私の近辺では殆どがマムシグサでミミガタテンナンショウは見ません。
でも、福島県のレッドデータでは準絶滅危惧種なのでそこそこ自生しているはずです。
ミミガタテンナンショウは仏炎苞が耳たぶのように張り出しているので耳形、テンナンショウ「天南星」は中国で夜空に広がる星の意味をあらわし
葉の広がる様子をたとえたものだそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/20 -
☆コチャルメラソウ(小哨吶草/ユキノシタ科 チャルメルソウ属)本州、四国、九州の山あいの川沿いや谷筋などやや湿り気のある場所に自生します。
花径はわずか3mmほどで地味で目立ちませんがクローズUPで見ると小骨のようなハナビラがとてもユニークな可愛い花です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/21 -
☆今日はスミレを予定していたんですが昨日3年ぶりに春の大雪に見舞われたので急遽TOPの写真の雪中花にしました。
3年前、4/17の大雪は桜が3分咲きの頃で、私の記憶では40年ぶりくらいの桜に積もる雪でしたが、なんと今年は桜が散り始めてからの大雪です(-"-)。写真の花はハナカイドウ(花海棠/バラ科リンゴ属)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/22 -
☆昨日はおとといの雪が残る菜の花の丘に行ってきました。
ここは隣り町との境、っていうか菜の花が咲いているのは隣り町で丘の上にある木の辺りが私の町です。
田舎の農村地帯ですから菜の花そのものは珍しくありませんが、
絵になる菜の花畑はありそうで中々無いんですよ。
たとえ周囲が田畑ばかりだとしても今の時代よほど山奥に行かないと電線や電柱が必ず構図の中に写り込んでしまいます。
その点、この通称“菜の花の丘”は畑の周囲に人工的なものがなく、
北海道の美瑛のようななだらかな曲線を描く畑が私お気に入りの場所です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/23 -
☆近くの里山でヤマエンゴサクが見頃になりました。
ヤマエンゴサク(山延胡索/ケマンソウorケシ科キケマン属)は本州〜九州の山あいの林縁、林床に広く自生します。
花色は淡い青や淡い紫、ピンク、青、紫など自生地で微妙な色彩変化がありとても魅力的な花です(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68072176.html -
☆我が家から車で20分ほどの隣り村の渓流に行ってきました。
目的はコミヤマカタバミです。
例年なら5月の連休後半が見頃ですが今年は山野草全般が1週間〜10日ほど開花が早いので早めに行ってみました。
ところが駐車場から5分も林道を歩いたら周りは4/21に降った雪がまだ融け切れずにあちこち残っていました。
そのせいかお目当てのコミヤマカタバミはまだ蕾状態。
やはり山は里ほど春は早くないようです。
それでも里ではすでに花が終わったカタクリやヒトリシズカなどが雪の合間かから顔を覗かせ、いつもとは違った春の輝きを見せてくれていました(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/25 -
☆渓流沿いの林道を15分くらい歩いた滝の傍らで動物の頭蓋骨を見つけました。
おそらく角の形からしてカモシカでしょうか。
目撃例は聞いたことがありましたが私は見た事がありませんでした。
まだ完全に白骨化していないのでそう古くはないようです。
崖で脚でも滑らし谷に転落死したのでしょうか。
今度はぜひ生きたカモシカに出会いたいものです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/25 -
☆春の淡雪残る隣り村の渓流沿いではスミレもたくさん咲いていました。
一番多く見られたのはスミレサイシン(菫細辛/スミレ科スミレ属)です。
葉がウマノスズクサ科ウスバサイシンに似るのでスミレサイシンと呼ばれ、大きなハート型の葉っぱと大きな花が特徴です。
ニリンソウの白い花と比べてもその大きさが分かると思います。
北海道〜本州の主に日本海側に自生すると言われていますが、太平洋水系の隣り村にもたくさん自生しています。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/26 -
☆ミヤマキケマン(深山黄華鬘/ケマンソウorケシ科キケマン属)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/27 -
☆ヤマエンゴサク(山延胡索/ケマンソウorケシ科キケマン属)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/27 -
☆隣り村の渓流シリーズ、今日はこの春何度か登場しているニリンソウですがいよいよ見納め、最後です。
この渓流沿いでニリンソウはごく普通に見られますが今年は今まで一番大きな群落を見つけました。
渓流に流れ込む小さな支流の谷筋にそれこそ川の流れのように群生していました。
定番の花とは言え、単体でも美しいし群生も素晴らしいし、丈夫だし山野草の鑑かも(^^ゞ。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/28 -
☆コミヤマカタバミ(小深山傍食/カタバミ科カタバミ属)は北海道〜中国、四国九州の山林に自生し、平地の道端などで良く見かける雑草の黄色いカタバミの仲間ですが、黄色いカタバミのように抜いても抜いても生えてくるやっかいな雑草とは違い山あいの限れれた場所にしか自生しない貴重な山野草です。
花や葉の大きさは黄色いカタバミの3倍もあります。
カタバミの語源は閉じた葉っぱが半分に見えるからとか、半分かじられたように見えので片食みとからきたと言われます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/04/29 -
☆我が家から車で15分ちょっと、山すその涌井の清水ではショウジョウバカマは今が見頃です。
けして珍しい山野草ではあるませんが、涌井の清水では清水を取り囲むように群生していて華やかです(^^♪。
ショウジョウバカマ(猩々袴/ユリ科ショウジョウバカマ属)は日本全国の低地〜高山まで広範囲に分布し、花色は薄いピンクや濃いピンク、薄紫など自生地でビミョウな違いがあります。
名前の由来は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物のこと)になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたそうです。
葉がロゼット状に伏せるので草丈はせいぜい5cm程度ですが花茎は開花とともに伸長し、高いものだと30cmになる株もあります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68093362.html -
☆シロバナタンポポは一般的に関東以西に自生すると言われ、ここのシロバナタポポが自然繁殖したのか人為的なものかは不明ですが、私が大雑把に確認したところ寺の土手や道路端など約50m四方に点々と50株くらいは自生し、少なくとも現在は自然に生えている様子です。
他にエゾタンポポやセイヨウタンポポも見られました。
シロバナタンポポの総苞外片はやや開いて、先端に明瞭な角状 突起がありセイヨウタンポポに比べ舌状花は少なく、白花と言っても中心部はやや黄色く見えます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/01 -
☆オドリコソウ(踊り子草/シソ科オドリコソウ属)は全国に広く分布しますが
なぜか近辺では見つけられずに、一番近い場所で30分。
昨年は猪苗代湖畔まで40分かけて撮影に出かけました。
自生地によって花色は濃いピンク〜白まで様々。
今回近場で見つけた自生地はピンクと白が混在していました。
名前の由来は花の咲く様子を櫓の上で輪になって踊る踊り子に見立てたと言われてます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/02 -
☆隣り村の川沿いの土手でイチリンソウ(一輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)が見頃になりました。
同じ仲間のニリンソウ(二輪草/キンポウゲ科イチリンソウ属)は里山〜山奥までけっこう見かけますがイチリンソウは絶対数が少ないのか私が見つけた自生地はこの一ヶ所のみです。
花そのものはイチリンソウもニリンソウもそっくりですが名前のように基本的にイチリンソウは1株から一輪、ニリンソウは二輪咲きます。
花は瓜二つでも圧倒的に違うのは花の大きさです。
ニリンソウの花径が約2cmほどなのに対し、イチリンソウは約4cmもあります。
オシベの色もイチリンソウは黄色で良く目立ちます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/03 -
☆サクラスミレ(桜菫/スミレ科スミレ属)は北海道東部〜九州の水分の多い落葉樹林に自生し、花径は2.5cmにもなる日本最大級のスミレです。
ハナビラの先端が窪んで桜に似ているのでサクラスミレと呼ばれます。
花色は濃い紫なのであまり桜のイメージはしませんが・・・・・(^^);。
誰が言い始めたのは分かりませんがスミレの女王とも。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/04 -
☆ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫/スミレ科スミレ属)は名前の通り、ほのかな香りがあり当初は根生葉だけですが、やがて茎を形成して立ち上がります。
北海道から九州まで山地の草原や林縁、路傍などに自生します。
似たものが多く見分けにくいスミレの中では葉も花も丸いので咲いていれば直ぐわかります。
単独でも咲いていますが群生していると見ごたえありますよ。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/04 -
☆ササバエンゴサク(笹葉延胡索/ケシ科ケマン属)は本州〜九州の山あいのやや湿った場所に自生します。
独立した品種と言うよりはヤマエンゴサク(山延胡索)(この写真)の葉っぱが細くなった亜種とされています。
花色は薄紫やみず色など様々です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/05 -
☆隣り村の明るい山林下でアケボノスミレが咲き出しました。
アケボノスミレ(曙菫/スミレ科スミレ属)は北海道南部〜九州の太平洋側内陸部に多く見られ西日本では少ないようです。
スミレサイシンの仲間で花色こそ違え、葉が出るより先に花が咲いたりもしくは葉っぱが落ち葉に隠れて見えなかったりとスミレサイシンの特徴と良く似ます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/06 -
☆隣り村の東野の清流に行って来ました。
この旅行記でもう何度も登場している阿武隈山地にある小さな清流です。
一般的には渓流と表現するのが普通だと思いますが、渓流と呼ぶには小規模でおこがましいと感じたのか“清流”という謙虚で慎ましやかなネーミングに好感が持てます(^^ゞ。
村人くらいしか知らないような素朴な渓流なのでGW中であるにもかかわらず貸し切り状態でした(^^);
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/07 -
☆近くの里山のルリソウが五分咲きになりました。
ルリソウ(瑠璃草/ムラサキ科ルリソウ属)は中部以北〜北海道の明るい山林に自生し東京、埼玉では絶滅、長野、群馬、千葉、神奈川では絶滅危惧?類に指定され福島県でもあまり見ることない貴重な山野草です。
数年前、町内の里山で偶然群生地を発見し、毎年開花を楽しみにしています。
咲き始めの花色はピンクですが時間の経過とともにだんだん青くなっていきます。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/08 -
☆近くの川沿いの土手でタニギキョウ(谷桔梗/キキョウ科タニギキョウ属)が
今年も見頃を迎えました。
タニギキョウは全国のやや湿った林下や谷間に自生し細い地下茎が枝分かれし、その先端は立ち上がって茎となり草丈は5cmほど、花の大きさはわずか8mmの日本で草丈も含めて最も小さな小さなキキョウです。
花の大きさならヒナキキョウも最小部類)
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/09 -
☆近くの川沿いの草原でツルカノコソウが咲き出しました。
ツルカノコソウ(蔓鹿子草/オミナエシ科カノコソウ属)は 本州〜九州の山地の木陰の湿ったところに生え花後にランナー(蔓)が出て子株が増えるので蔓カノコソウと呼ばれます。
花の一つ一つはわずか1mmほどしかありませんがクローズUPで見るると粟粒のような蕾がほんのり紅がさしとても可愛い花です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/10 -
☆ツルカノコソウ咲く上記の川沿いとは別の川沿いでカテンソウを初めて見つけました。カテンソウ(花点草/イラクサ科カテンソウ属)本州〜九州の山野の木陰などに群生する高さ10〜20cmの多年草。
雌雄同株で私が撮ったのは雄花で(花径3mm)、長い柄があり被片は5個、雄しべも5個あります。
雌花の花序は柄がなく、葉腋にかたまって咲きあまり目立たず花被片は4個で、先端に剛毛があるそうですが撮影時はまったく気付きませんでした(^^);。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/10 -
☆近くの里山でイカリソウが見頃になりました。
イカリソウ(碇草、錨草 /メギ科 イカリソウ属 )は主に北海道〜本州の太平洋側の山林に多く自生し花の形が船舶の錨(いかり)に似ているのでイカリソウと呼ばれています。
花色は薄いピンクが多数ですが、まれに白花もあり地方によっては黄色もあります。
イカリソウ属は25種ほどがアジアから南ヨーロッパにかけて分布します。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68136751.html -
☆近くの里山の草地でサギゴケが花盛りです。
サギゴケ(鷺苔/ゴマノハグサ科・サギゴケ属)は本州〜九州のやや湿った草地に自生し道端の草むらや田んぼの土手などにも生えごくふつうに見られます。
花の形は鷺が飛翔するがごとく優美で、繁茂する様子は地面を覆いつくす苔のごとく引いて見るも良し、近づいて見てまた良しの美しい花です。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/12 -
☆近くの里山のルリソウPart2でお付き合いください。
前回はまだ咲き出し5分咲きでしたが5日後にはほぼ最盛期になりました。
この後も花茎が30cmくらいまで伸び花は次々咲きますが、全体に間延びした印象になります。
一つの花は5日くらいで散ってしまうので、写真的にはこの状態がベストです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/13 -
☆近く里山でフデリンドウ(筆竜胆/リンドウ科リンドウ属)が花盛りです。
リンドウと言うと秋のイメージですがフデリンドウの他にもハルリンドウやタテヤマリンドウ、コケリンドウなど春に咲くリンドウもけっこうあります。
でもなぜか春に咲くリンドウはみな小型で草丈は4cm〜10cm程度です。
春に咲くリンドウの中で分布域が広いのがフデリンドウです。
北海道〜九州まで広く分布し、里山や林の明るい草地に自生します。
越年草(2年草)なので、花後こぼれた種が秋に発芽し冬を越し翌年の春に開花します。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/14 -
☆フデリンドウ咲く里山の土手ではセンボンヤリ(千本槍/キク科センボンヤリ属)も花盛りでした。
この花のどこがが千本槍なんだろと思うかも知れませんがこの植物は春と秋に蕾ができ、春は花茎10cmほどの先に野菊のような小さな花を咲かせ秋には春より長い20cmほどの花径に蕾を持ちます。
しかし、この秋の蕾は閉鎖花と言い開花しない状態で種ができます。
この秋の蕾はそのままでも花茎が細長く槍のようですが種ができ綿毛になった姿が大名行列の際の毛槍に似ているので千本槍と名づけられました。
http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/15 -
☆山あいの渓流沿いでラショウモンカズラ(羅生門蔓/シソ科ラショウモンカズラ属)が見頃です。
ラショウモンカズラ本州〜九州の山間部の少し湿った川沿いなどに自生し、草丈は30cmくらい花の大きさは3〜4cmほど、シソ科の中では最大級の花です。ランナー(匍匐・ほふくけい)で増え群生を作ります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/16 -
☆4月中旬に訪れた時まだ蕾だったフタバアオイ(双葉葵/ウマノスズクサ科カンアオイ属)がちょうど見頃になっていました。
フタバアオイは主に福島県〜九州の主に湿り気のある落葉樹林下に自生し地下茎でつながり群生を作ります。
名前のように葵のような葉が1株に2枚あり、葉に隠れるように花を1個咲かせます。
芽出しの頃から既に蕾があり、開花間もない頃は三角のハナビラのような萼裂片が見えますがやがてだんだん萼裂片が反り返りお椀型になります。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/17 -
☆山あいの沢筋でミヤマハコベ(深山繁縷/ナデシコ科ハコベ属)が花盛りでした。
北海道〜九州まで山あいの沢筋や湿った場所に自生します。
清楚な花の大きさは1cm〜1.5cmとハコベ属の中では最大級です。
花弁は基本5枚ですが深く切れ込むので、ぱっと見10枚に見える花もあります。
そう珍しい山野草ではありませんが群生するとけっこうキレイです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/18 -
☆ミヤマハコベ同じような環境には良く似たサワハコベ(沢繁縷/ナデシコ科ハコベ属)も自生します。
こちは本州〜九州に分布し、一番の違いは花弁が深裂ではなく浅裂なので白いサクラのような印象がします。
花の大きさはミヤマハコベと同じくらいです
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/18 -
☆その存在を初めて知ったばかりのシロヤブケマン(白藪華鬘/ケシ科キケマン属)を偶然見つけました。
紫色のムラサキケマンはどこででも普通に見られますが白花はまったく見た事がないので地元にはたぶん無いだろうと思い込んでいました。
が、見つかるときは意外とあっけなく見つかるもんです。
シロヤブケマンはムラサキケマンの白花で花先にわずかに紫色が残ります。
花先がわずかに緑が差すタイプをユキヤブケマンと呼ぶそうですが分類上はどちらもムラサキケマンだそうです。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/68166788.html -
☆近くの里山で2年前ようやく見つけたヤマブキソウが見頃になりました。
と、言いたいところですが、実はこれは我が家の庭のヤマブキソウなんです。
えっ?絶滅危惧種のヤマブキソウが自宅の庭に?(福島県は無指定)
話せば少し長くなりますが・・・・
ようやく見つけたヤマブキソウでしたが、その場所は住宅街に隣接した里山。
昨年秋に訪れたらなんと自生場所で新しい道路工事が始まっていました。
あちゃ〜!ようやく見つけた自生地なのに・・・・
でも今ならギリギリ救出できそう。てなわけで
工事関係者に断って、我が家の庭に避難させました。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/20 -
☆ぶっちゃけ、タダでもらってきたんですがね(^^ゞ。
たぶん工事関係者はヤマブキもヤマブキソウも区別付かなかったと思います。
てな訳で我が家の庭に避難したヤマブキソウは自生地以上に元気よく咲き出しました。
元々の自生地にも先週行ってみたら案の定、そこは道路の下敷き。
わずか2株だけがかろうじて生き残っていました。
ヤマブキソウ(山吹草)は名前こそヤマブキと付きますが、落葉低木バラ科のヤマブキとは全く別物で、花はそっくりですがケシ科クサノオウ属の宿根草です。
草丈20〜30cm、花径は3cmほど、山あいのやや湿った斜面などに群生します。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/20 -
☆近くの里山でホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)が見頃になりました。日本各地の明るい山林に自生しますが、数はあまり多くないようです。
佐賀や東京では絶滅し宮崎、富山では絶滅危惧種1類。
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
町内の里山では3ヶ所ほど確認していますがあまり山奥ではなぜか見かけません。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/21 -
☆ホタルカズラはルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。
今年は例年になく花付きが良く素晴らしい咲きっぷりです(^^♪。
※http://blogs.yahoo.co.jp/f7house/archive/2013/05/21
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