真壁のひなまつりと人形浄瑠璃

2013/03/03 - 2013/03/10

真壁町は（合併して今は桜川市だが）登録文化財が多いところだと聞いていた。東日本大震災にてかなり被害があったとも聞いて、なかなか行けないでいた所、出没アド街ック天国で放送されたので行くことにした。
３月３日ひなまつりに行った際、翌週の１０日に真壁白井座の公演が有ることを知り、思いがけず２週続けていくことなってしまった。

エリア 桜川(茨城)

純和風のいわゆる出桁造りの商家。

なるほど震災の爪痕がまだ見られますね。

特に文化財的な価値あるものではないが、沢山の見物客が訪れるのは経済効果としてありがたいことだ。大成功だと言える。

うちには男兄弟しかいなかったのでひな人形にはまったく思い入れがない。

旅館。営業しているんだがなあ。

なんだろう。軒並み門構えがやたら立派だ。武家屋敷か？

テレビで紹介されてたカレーすいとん。
並びたくないのでスルーします。

営業はしていないだろう。すごく味が有る建物だが取り壊すしか無いと思われる。

真壁伝承館
2011.9.1開館ということなので震災直後にできた新しい施設だ。

http://www.city.sakuragawa.lg.jp/news.php?code=2286
http://ibaraki-museums.jp/category/history/66/

伝承館の向かい、ちい散歩で紹介された精肉店。５０円のコロッケが行列。

郵便局は最近修復が終わったという。

人形山車。佐原が近いのでやはりそちらに近い構造をしている。

潮田家住宅は町の登録文化財第１号だという。

国登録有形文化財には補助金を期待することは難しいはず。
かといっても被災した町が財政的にそれほど裕福とも思えない。
ここは幸いにして伝統的建造物保存地区との二重指定を受けていたので
その補助金を充てることができたようだ。

震災後の新聞記事で同じく蔵の町である栃木県栃木市の職人が
真壁町の復興に力を貸すというのを見たことがあった。なるほど。
北関東自動車道が開通して栃木と茨城はとても近くなったせいも有るかもしれない。いまや車で１時間程の距離だろう。

そうそう真壁町は石の町である。
真壁石と呼ばれる御影石はきめが細かい高級品であるようだ。
登録文化財なると文化庁から銅の銘板が支給されるが、看板は付属しない。
恐らく町として統一の意匠で作っているのだろう。

町からすぐに石切り場が見える。

何気に道路原標がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/道路元標

屋根を直した後、また葺くのでしょうか。

何かと思えば奉安殿。かつて教育勅語などを入れた社殿と聞くが、
小学校の中とかにあるものではないのか？

覗くとこんな風になってました。

いしおさんというゆるキャラが居ます。

ここから変わって翌週です。

真壁伝承館にて上演されます。

演目は壺阪霊験記です。
前座として子供三番叟が行われました。