2012/01/01 - 2012/01/10
2082位(同エリア2528件中)
カモメさん
暮れも差し迫る12月31日の朝、日本を発ちました。初めての海外、初めての飛行機、そのうえ現地の友人に会うまでまったくのひとり旅。英語もろくに話せず、不安だらけの出発となりました。成田空港では、自身の乗る飛行機を何度も何度も電光掲示板で確かめ、共同運航の意味が分からず、本当にこの飛行機であっているのだろうかと不安になり、近くを歩いていたパイロットらしきおじさまに聞く始末。本当に何もかもが初めてで、小さな子どものように、今にも崩れそうな均衡をようやっと保ち、必死にドイツまで向かった記憶があります。小さな不安をひとつひとつ勇気を持って解消していくこと。これが、一人旅のコツであり、楽しみだと思います。
懸念していたチューリッヒ航空での乗り換えも、あらかじめ印刷しておいた空港の案内図を広げるまでもなく、こちらのサイトで伺っていたとおり、とても分かりやすく、スムースに乗り換え場所までたどり着くことができました。何度頭の中でシュミレーションしたことか。入国チェックの際に隣に居た、日本人の女の人と言葉を交わしました。年末になるとオランダに住んでいる娘に会いに行くというその方は、優しく私のひとり旅の話に耳を傾けてくれました。乗り場が違うため、別れを告げます。一期一会の素敵な旅です。
ベルリン行きの飛行機のゲートまで向かうと、聞こえてくるのは生まれて初めて聞く生のドイツ語。英語ならまだしも、何一つ分からない言語に戸惑いました。その上、空港のシステムもさっぱり分からなかった為、乗り換えの際にもう一度チェックインが必要なのか不安に思い、スイス人と思われる空港のお姉さんに、片言の英語で(今考えるとかなりひどかったように思う)尋ねました。すると「ニホンゴデハナシマショウカ」と思いがけず返してくれ、まったく知らない言語が飛び交う中で聞く、懐かしい母国語になんと安心したことか。
12月31日に降り立ったチューリッヒの空港は、窓の外に雪が降り、しんしんと、とても静かで穏やかな空気が流れていました。遠くに、アルプスの山でしょうか、美しいハイジの世界が広がります。
しばし、知らない言語が飛び交う待合室で、雑音に埋もれ、自分というものの存在がなくなるような心地よさに身を委ねていました。
さあ、いよいよ、ベルリン行きの飛行機の出発です。
つづく。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
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