2013/01/22 - 2013/01/22
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captainfutureさん
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2013年1月22日(火)
かつてのムガール帝国の首都だったラホール城壁内にある旧市街へ。
はやる心を押さえ一歩一歩味わいながら東の入口デリー門をくぐると、同じ旧市街でもそれまでの城壁外のそれとはやはり雰囲気が違う。
外国人は滅多に来ないようで、あちこちでチャイを飲んでいけと出入りのチャイ屋を呼ぼうとしてくれる。
今日は城壁内のデリー門から東西にのびるメインロード約3kmうち、3分の1くらいまでの街歩きを楽しんできた。
1パキスタンルピー≒1円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回のルート:
2013年 1/18 成田、上海→ /19 インド・デリー→ /20 アムリトサル、パキスタン・ラホール→ /26 ムルターン→ /29 ラホール→ /30 アムリトサル→ 2/1 デリー → 2/3 上海、成田 -
今日こそは城壁内旧市街に入るべくデリー門を目指す。
宿を8:30出発、まずは駅方面に向かう。 In front of Lahore railway station. -
駅前大通りとの角にある店(上の写真の一番奥)。
いい匂いがしてくる。
ここで朝食にしよう。 -
スパイスの効いた野菜オムレツ40R、バター味のロティ(生地を伸ばす畳むを繰り返して薄い層がいくつもあり、フライパンで焼いたもの。)15R2枚、計70R(70円)。
出来立てで美味い。
向こうのテーブルのターバン男性が、ロティをちぎってオムレツに挟んで食べるのが現地流だよと手振りで教えてくれる。
食べた後は手がベタベタなので、写真右奥の洗面所で洗う。 皆そうしているようだ。 -
ナプキンと一緒にきた爪楊枝。
どこかクラシックな感じがして撮ってしまった。 -
この駅前大通りをまっすぐ北(写真左)へ。
乗り合いオート三輪のチングチー。 -
CDやDVD店。
この後、頭が全部入っていない、と撮り直しをさせられた。 -
妖艶なジャケットも並ぶ。
-
露店の間を行ったり来たりしていた猫
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この駅前大通りをまっすぐ。
この辺りはチングチーが集まって客寄せ -
ここで食べても良かったなあ。
とてもいい香りを漂わせていたナンと野菜カレーの露店。 -
バイク等に張るシール屋。
HONDAやFERRARYのシールまでも。
ここの人は、こういうので自慢のバイクを飾り立てるんだなぁ。
左端には中国の春節の飾り。 これもチングチー等で飾られている。 -
ラホール駅に入って行く列車
-
この辺りはタイヤ店が並んでいる。
-
少し路地に入ったところ
-
再び大通りへ。
チャイをご馳走になってしまった。 -
その前に停まっていたバン。
前方の「かに料理に料理」に対して、後方は「○○○介護センター」とある。
日本語で何んと書いてあるか教えてくれとのこと。
少しおかしな日本語がプリントしてある日本製中古車は、道中時々見かけた。 -
いろいろなナッツや干し果物を小分けした行商さん
-
チャイも出す食料雑貨店。
さっきのはここで注文したのかな。 -
右上の看板もいい感じ。
-
この黒い干物のようなものは何だろうと思っていたら、
-
キセルの先に詰めるタバコの葉だった。
隣の路地で吸ってみせてくれたおじさん -
どういう仕組みになっているんだろう。
滞在中、この国では昨年隣国イランで見たような水タバコを見かけることはなかった。 -
その直ぐ近くにあった、その装置を分解した部品(写真中央と右上)とタバコの葉を置いた店。
-
両端の二人は眉毛が繋がっている!
中国新疆ウイグル民族同様、ここでも美男美女の条件なんだろうか。 -
幹線道路なので、車客を当て込んだ店も並ぶ。
炒った豆の店。 -
様々な乗り物が通り過ぎて行く。
-
この通りは山羊マーケットにもなっていた。
ラホール滞在中、どこも排気ガスが凄かったが、この通りは特に凄い。
喉が痛くなる。 持参した喉スプレーを重宝した。 -
オート三輪用の天然ガスの燃料屋らしい。
店前には何台もオート三輪が停車中。
運転手がボンベを外して持ち込んでいた。
一部は天然ガスに移行したものも走っているとのこと。 -
ここにも山羊マーケット。
構えると前足を持ちあげてポーズを取ってくれた。 -
こっちは少し違う山羊のようだ。
-
ここも山羊マーケットに。
-
角を曲がってCircular通りに入ったところ。
写真左奥は子供用三輪車屋。 -
城壁に沿ったCircular通りを進む。
今度は服の露店が並び出した。 Circular street -
夫婦で買い物のようだ。
イメージと違い、イスラムの女性も強そう。 -
賑やかな通りをのんびりしながら眺めているおじさん。
良く見る独特の帽子。
私も滞在中、この帽子買っておけばよかったなあ。 -
馬具屋。
自慢の馬車や水牛車を飾り立てるカラフルなものも。 -
運び終わった後だろうか、こちらは米袋の上で休憩中。
-
なぜかキリンがデザインされているパキスタン製のコメ。
ZARAFAというブランドで少し高めのコメらしい。
この看板は街中でも時々見かけた。 -
携帯電話は非常に広く普及しているようだった。
-
歩道橋にはPMLのマークが入ったパキスタン・ムスリム連盟の政党ポスター。
上ってみる。 -
これから進む先。
遠くにデリー門前ロータリー内にあるモスクが見える。 -
今まで歩いて来た道。
橋を渡らずにまた元の道へ。 -
歩道橋の階段下のわずかなスペースで営業中の青空散髪屋。
お客はお馴染みさんかな。 -
昨日歩いて来たLanda Bazar通りとの角にあった軍か警察の施設。
入口上の窓からは大きな銃を構えて警戒中の姿が。 -
CIAとある。
あのアメリカのそれと関係あるのだろうか。
看板の上には銃口。 -
入口横ではポーズを取ってくれた。
-
そのCIAの側にて。
ダイヤルとノートを手元に置いて、何やら複雑な電話回線の修繕のよう。 -
Landa Bazar通り側にはたくさんの服の露店が。
-
その内の一軒に、こちらの国民的衣装、男性用「サルワール・カミーズ 」の上下を発見。
シャツにあたるのが「カミーズ」、ズボンにあたるのが「サルワール」。
いろいろ見てみるが、どれもサイズが極端に大きすぎる。
サルワールはウエストが私の倍以上ある。(ワゴン横幅より少し小さい位)。
店主は腰紐でしばって調整できるし、上着を着ると隠れると手振りしてくれるが、結局諦める。
Wikiによると、『サルワールはウエストが1m以上あるのが一般的で、腰紐をきつく縛りあげて履きこなす。』とのこと。 う〜む、元々そういうものだったのか。
【追記】
2013年9月にラホール訪問した「風」さんに、宿「バックパッカーズ」近くで500円程度の仕立て代で作ってくれる腕の良い店を教えて頂いた。 次回はそこで作ってもらおう。 風さんの旅行記 http://yaplog.jp/kazepart2/archive/206 -
懸命に探している女性達。
バイク後ろで呆然と待っているのは亭主だろうか。 -
その一段高いところにあった店内
-
お、パキスタンの白バイ。
ホンダのバイク。
ワッペンには、"City Traffic Police Lahore"。 -
Landa Bazar通りとCircular通りのロータリー内に建つモスク
-
ロータリーに渡って向こう側を見る。
馬一頭でこんなに運べるものなんだ。 -
荷ほどきが始まった。
ここからは人力で店内へ。
右端はいい感じのニワトリ屋。 -
自転車荷代に網の中いっぱいのニワトリ。
おじいさんが日向ぼっこを兼ねて商い中。 -
遠くに目をやると、やっと見つけたデリー門。
あの先には城壁に囲まれた何百年と続く旧市街が広がっている。 Delhi Gate -
向こう側に渡ろうとすると、土砂を運ぶ労働中のロバの一隊が。
追い掛けて撮らせてもらう。
結構速い。 -
少しCircular通りを戻ってしまった。
先程は渡らなかったこちら側には野菜と魚のマーケット -
右には私がさっき買うか迷った同じ色のシャルワール・カミーズを着た人が。
-
この辺りから魚屋が並ぶ。
ターバン姿の客。
海からも遠く、電力事情も余り良くないようだから、やはり川魚なんだろうな。 -
カメラを構えると快くポーズを取ってくれた。
-
ナマズの仲間だろうか。
-
デリー門に続くらしいこの路地に入ってみる。
実は左のバイクの男性には写真に収まるよう、後ろにわざわざ戻ってもらった。
ここでは皆さん、写真のためなら(?)と、大いに協力してくれる。(ただし男性に限る。女性は対照的に、カメラを構えると大抵嫌がられてしまう。) -
大きな魚が並んでいる。
こちらはコイの仲間のようだ。 -
こちらは鶏肉屋
-
豚足ならぬ山羊足屋のようだ。
-
こちらも山羊の足や頭。
捨てるところは無いまでちゃんと食べるんだな。
右の黒ビニール内には頭。
もう一つ処理して待っている客にちょうど渡すところ。 -
カマスの仲間だろうか。
-
右の看板の男性が父親で一代目、自分は二代目だそうだ。
-
右は山羊足を買いに来ていた親子。
構えると、幼い子供をきちんと立たせてスタンバイしてくれた。 -
もう12:45。
並べたナンもだいぶ売れたようだ。
右上には肘をついてこちらを見ている店主 -
チャイの茶葉屋。
夕方帰る時に再会し、チャイをご馳走になった。 -
路地向かいの布団屋の主人(右)は兄とのこと。
たまに写真左のような全身黒装束の女性も見かける。 -
くねくねした路地を抜けて大通りへ戻る。
正面はさっきのロータリー内のモスク。 -
ここでも青空散髪屋。
左の黒筒では炭で湯を沸かしている。
この後、手前のカップに入ったクリームを付けて、ちゃんと顔も剃っていた。 -
ざくろジュースかと思ったが、人参ジュース屋
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飲んでみたかったなあ。
この人はちゃんとヘルメットを持っている。
後ろでは刻んだ人参を食べている。 -
食べ物の屋台。
千切りの野菜がうずたかく盛られていて見事。
食べてみたかったが、どの鍋にも生野菜が入っていて断念。 -
城壁内旧市街の東の入口デリー門。 Delhi Gate
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脇にあった看板。
「かつてデリーからの旅人がこの街へ入るために使った門」とのこと。
何年建造かは書かれていなかった。 -
ちょうど門に入っていく小鳥屋
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ここから振り返って見たところ
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いよいよ城壁内の街へ。
はやる心を押さえ一歩一歩味わいながらこのデリー門をくぐる。
この狭い門を大勢の人や商品を担いだ商人、馬車、牛車、オート三輪、バイクなどさざまな通行人が行き交う。 -
門脇にはタバコの葉の行商さん。
結構客が立ち止まって買っている。 -
猿の大道芸人
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中は広いドームになっていた。
-
とうとうやって来た。
ここからは世界攻略者さんの「完全攻略マニュアル」と、グーグル地図の拡大コピーをにらめっこしながら街歩き。 Brass Bazar street. Finally, Here is the inside of Walled City! -
門を出て直ぐ左にあるかつての公衆浴場ワジルハン・シャヒ・ハマムの入口(写真右)。
看板には"Wazir Khan Shahi Hammam, The Royal Bath"とある。
早速入ってみる。 -
小さな空き地があり、親子でクリケット。
日本でいう親子でキャッチボールのような感じかな。 -
中にはいくつかドームを持つ空間があり、ここが一番広く壮麗なドーム。
今は何にも使われていない様子だった。
ここでいったん出て通りを歩き出そうとしたら、門横の露店主が「上に上がったかい?」と手振りしてくるので、「いいや」とこちらも手振りする。
それを見ていた散歩中の人が、連れて行ってくれることに。 -
目立たないところにある螺旋階段を上り、屋上へ
-
連れて来てくれた親子。
ありがとう。 -
城壁内旧市街を東西に貫くブラッス・バザール通り。
かつての往来はどんな感じだったのだろう。 Brass Bazar street. -
元ハマムを出た正面にあるタバコの葉屋。
頭上には沢山の道具が吊るされている。
わざわざ実演して見せてくれた。 -
デリー門を振り返る。
城壁内旧市街を東西に貫くこのブラッス・バザール通りを、約3km先の西の端タクサリ門へ進む。 Dehli gate -
同じ旧市街でも今までの城外のそれとは、どこか雰囲気が違う。
-
女性用「サルワール・カミーズ 」(パンジャビ・ドレス)屋。
男性用の上下単色に対して、色鮮やかで華やか -
様々な野菜を刻んで袋詰めにしたもの。
スナックとして食べるのだろうか。 -
ターバンを巻いた珍しいシーク教徒の店。
右上にはシークの神様。
ここも女性用衣料品店のようだが、他のパンジャビ・ドレス店とはどこか違う。
シーク教徒用衣装だろうか。 -
細い路地が無数にのびている。
-
いろいろな雑穀や豆、スパイスの店
-
やっぱりあの帽子いいなあ。
いかにもパキスタンという感じ。 -
女性用装身具店。
奥には華やかな腕輪がズラリ。 -
お供え用だろうか、バラの花輪と、スイーツの行商さん。
横を通るだけでバラのいい香りが漂ってくる。 -
人参ジュース屋では、プロレスラーのような人が一心に皮を剥いていた。
上には若かりし頃と思われる筋肉隆々の写真が誇らしげに掲げてある。
カメラを向けると、周囲を気兼ねしながら恥ずかしそうにポーズを取ってくれた。
パキスタン男性にしては珍しい。
気は優しくて力持ち。 -
パキスタンには伝統的格闘技ベヘルワーン(クシュティとも)というのがあるらしい。
きっとその大会に出た時のものなんだろうな。 -
ちょうどその隣の奥から出て来た多分、風船屋。
オレも撮ってくれとポーズを取られてしまった。
この路地奥にも25日「預言者ムハンマド生誕祭」を祝う飾り付けがされている。 -
ここにもパンジャビ・ドレス店
-
向かいにも同業店
-
ブラッス・バザール通り。 Brass Bazar street.
-
一瞬、ふっと空間ができた。
-
工事中の家。
「頭上注意」とでも書かれているのだろうか。 -
焼きトウモロコシ、炒った豆の店。
鍋の下には薪が見える。 -
白クリームを挟んだパイ状の菓子の行商さん
-
パンジャビ・ドレスの必需品「ドゥパッター」と呼ばれるストール店。
左の全身黒装束の女性でも、ストールは身に付けるんだ。
昨日の飾りの”重り”といい、結構黒装束にもオシャレアイテムは多いのかもしれない。 -
チッタ門( Chitta Gate )が見えてきた。あの門をくぐっていく。
-
ここにも自転車荷台に乗せたスイーツの行商さん。
これも試してみれば良かったなあ。
いつも後で後悔する。 -
ナツメやプルーンのような干し果物屋。 ここも自転車荷台を工夫。 手には量りの分銅。
奥はぬいぐるみ屋。 -
右にワジール・ハーン・モスク(1634年)が見えてきた。 Wazir khan's Mosque
-
ブラッス・バザール通りに別の道が交わった三叉路。
振り返って見たところ。 -
通りに掛かる門の手前に目立たない細い路地(写真左)が伸びる。
ここを通ってモスクへ。 -
上の写真の門の下にいた野菜のスナック屋。
人参、大根、カブなどをスティック状に刻んでスパイスを掛けて出すようだ。 -
その正面にあったナン屋。
周囲には香ばしい香りが立ち込める。
出来立てが次々売れていた。 -
ワジール・ハーン・モスク到着
『1634年、王族専属医であり後にパンジャーブを統治したワジール・ハーンにより建立。
最近までカリグラフィ(イスラム書道の修練場)として機能していた。
モスクを飾る色とりどりのタイルで造られた美しいモザイクは他に類を見ない。(地球の歩き方より)』 Wazir khan's Mosque -
入口横のタイル画。
真ん中のタイル画はイスラム書道の一種のようだ。
文字と草花がまじわっていて、柔らかい印象になっている。 Wazir khan's Mosque -
モスク前広場。
子供たちがクリケットをやっていたり、自転車を乗りまわしていたりと遊び場になっている。
写真は伝統楽器を吹く流しの男性。 翌日、別の場所でも見かけた。 -
隣接した別のモスク
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先端のイスラムのシンボル「三日月」の上に、傘が。
これは仏教の影響ではないかとのこと。
後に行くムルターンでも良く見た。 -
さっき一緒に記念撮影をした学生グループ
オレが打つところを撮ってくれよ、とのこと。
小学生達のクリケットに混ぜてもらい、つい本気になってしまっているようだった。
後ろの学生たちもその姿を見て笑っている。 -
この後、銃声らしき乾いたパーン、パーンという音が響き渡る。
一斉に鳩の大群があっちに行ったりこっちに行ったり、この広場の頭上は大変な騒ぎになっている。 聞くと「ハンティング」だろうとのこと。
こんな街中で、と思ってしまったが、周囲は一切動じず。
学生達はこの歴史あるモスクをバックに空を飛ぶ白い鳩の大群は絵になると興奮して、夢中にシャッターを切っている。 -
入口門の中。
写真左の下足番に靴を預け、持参の足袋を履く。 Wazir khan's Mosque -
挨拶を交わした夫婦。
子供は1歳4カ月だそうだ。
ラホールだけでなく、パキスタン北部フンザ方面もオススメとのこと。
昨年一家で行きとても良かったらしい。 Wazir khan's Mosque -
入って来た門を振り返る。
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ヒューロロ、ヒューロロと盛んに鳴き声がするので見上げると、大きな翼を広げたたくさんのトンビが飛んでいる。
トンビは滞在中あちこちで良く見かけた。 -
中庭に面した壁の見事なタイル絵
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塔の壁面
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自分も手足を洗って、
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礼拝堂へ。
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中には3人組がいて冗談で、ムスリムはテロリストだと思っているでしょう、と言ってくる。
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渋い色合いのドーム。
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植物のタイル絵がたくさん描かれている。
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右はアヤメだろうか。
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ここにも。 宮殿の壁を飾る絵のように見えてきた。
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16時、独特の節回しのアザーン(礼拝の呼びかけ)をマイクに唱え始めた男性。
右はミフラーブ -
上の扉を開けると、マイクが設置されていた。
(0:57) http://youtu.be/Pyd-vGuL96o -
その20分後の16:20、信者が集まり礼拝が始まった。 Wazir khan's Mosque
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礼拝堂から離れた一角では、女の子達がイスラムの勉強中
-
さあ、帰るかと下足番に靴を返してもらおうとすると、「塔に上らないか、旧市街が見渡せていいよ」とのこと。
いくらかと聞くと、ご随意にという。始めに決めておきたいと言うと、しばらく考えて300Rと言ってくる。200Rに下がり、私が100R(100円)でだといいよ、と言うと、即OK。
写真は塔入口の階段。
帰る時はこの戸は開け放しでいいからと言い残し、去っていった。 -
暗い螺旋階段を上って行く。
-
手前のドームから出てきて、今度は後方の塔の入口へ移動。
-
明かり窓より
-
やっと頂上へ。
テラスからの眺め。 Wazir khan's Mosque -
さっきのアザーンは、4方のタワー頂上にあるこのスピーカーから街中に流されていたようだ。
-
入口があるモスク東側建物。
16:40。 夕日が当たって、街全体が柔らかい色合いになり始めた。 -
南側。
今、自分は念願のラホールにいるんだと改めて実感がこみ上がり、感極まってくる。 -
礼拝堂があるモスク西側建物
-
風が吹くと少し揺れを感じる。
下はブラッス・バザール通り
出口に向かう途中、さっきの下足番が中庭にいて「じゃあな〜」と言う感じで手を振ってくる。「あれ、100R、もう要らないのかな」と思い、モスクを出ようとすると、急に思い出したのか追い掛けてきた。
彼にとっても、元々あまり楽しみにしていた金額でもなかったようだ。 -
ブラッス・バザール通りを西へ。
先程上ったのが手前の塔。
もうだいぶ日も落ちてきた。 -
女性用靴店
-
大きな電圧機が並んでいる。
左奥はこの国では良く見る店主の肖像画だろうか。 -
サトウキビの輪切り売りのようだ。
そのまま口に含むのだろうか。 -
パンジャビ・ドレスやショールの店。
ぽつぽつ電気が点きはじめた。 -
高級店の作り。
花嫁衣装だろうか。 -
装身具店
-
本物の宝石店の前には銃を持った警備員が守っている。
-
繁盛している衣料品店。
17:40、すっかり暗くなった。 -
ズラリと並んだ女の子用ドレス。
こちらの人好みの独特のデザイン -
上の写真の店の入り口
-
共用の飲料水タンク。
備え付けのコップで通行人が飲んで行く。 -
看板息子。
こんな小さな子もしっかり店番を務めている。 -
ブラッス・バザール通りを振り返ったところ。
この界隈は特にパンジャビ・ドレス店や装身具店が多く、カシミール・バザールと呼ばれいるとのこと。 -
パンジャビ・ドレス店
-
地下店も多い。
一番奥に立っている人は口が不自由らしく、懸命に何か伝えようとしてくれるが解らないのでキョトンとしていると、この地下店に案内してくれた。
我々も撮ってくれということだったらしい。 -
一つ一つ広げて見せている。
昔の座敷だった三越などでも反物を広げて、こんな感じだったのかなあ。 -
構えると、わざわざ広げて見せてくれた。
-
夜市のような賑やかさ
-
ここでスナックを買う。
-
ナッツや干しブドウ入り。
サイズ中で20R(20円)。 -
太鼓の音とともに賑やかな集団が近づいて来た。
この国では少数派シーア派の行事で行進中で、この人たちは今日、祝福されているのだという。
何の祝いなのかは、お互い言葉が分からず分からなかった。 -
周囲にはライフル銃を持った10人くらいの警察官が護衛。
南部カラチなどでは良くシーア派を狙ったテロが起こっているためか。 -
先頭を練り歩いている人から、お祝いにと籠から一つ取り出し、私にも頂いた。
何だろうと開けてみると、噛みタバコだった。
赤い汁が垂れてくる。 -
ワシも一つもらったよ、と開けて見せてくれたここの店主
まだ一度も試したことがなく、やってみようかと思ったが、歯が真っ赤になるらしいので止めてしまった。
ここの店主に貰ってもらう。
今思えばせっかくだから試してみれば良かった。 -
日が落ちてもこんなに賑わっている。
さっきの祭りを追い掛けてみようと思ったが、噛みタバコを開けてみている間に見失ってしまった。 -
やっと食堂発見。
ウマソウな揚げ物の匂いが立ち込める。
デリー門入ってから食堂を見つけられず、とうとう昼は食べそこなってしまった。 -
奥の席に入ろうとすると、写真中央のスーツの男性が「昨日ラホール駅であなたを見たよ」とのこと。
やはり外国人は相当目立つのかもしれない。
奥さんも親切に、この揚げ物は何か一つ一つ教えてくれる。 -
揚げ物(白身魚 2分の1が60R、カレー味の野菜のかき揚げとスライスした芋)とナン(タンドールという特別な釜で発酵させた生地を焼いたもの。 対してチャパティは鉄板やフライパンで発酵させていない生地を焼いたもの。)3枚で、計230R(230円)。
白身魚が一番高かったのを覚えている。
右はタレのようだったが、生ものかと思い付けずに食べた。
もっと美味しく食べられたかもしれない。
ちょっと頼み過ぎたが、完食。 -
コーラをサービスしてくれた。
この人の胸にも25日「預言者ムハンマド生誕祭」を祝うワッペン。 -
20時頃、突然停電。
直ぐに自家発電であちこちの店の照明が点き始める。
この辺りはデリー門から、ブラッス・バザール通りの3分の1くらい進んだところ。
もうここからは明日にして、ホテルへ戻ることに。 -
呼び止められて撮った付け毛屋。
左のお客は代金を渡すところ。
奥さんに買っていくのだろうか。 -
「生誕祭」に向けて、通行人に寄付を呼び掛けていた子供達
-
自転車に駄菓子を鈴なりに付けた行商さんから、ちょうど蜜で固めたポン菓子を買っていた子供。
-
こちらは結構集まっている。
直接呼びかけられると3分の1くらいが財布を取り出し、寄付をしていた。 -
デリー門を出ると、午前中会ったチャイの茶葉屋の店主に再会。
ここに座って是非チャイを飲んで行ってくれと言ってくれ、ご馳走になってしまった。 -
向かい側で布団屋をしている兄は一足お先に店を閉じ、ちょうど帰るところだった。
-
茶葉屋の友人(写真中央)は、この辺りの露店のオーナーとのことで、いくつかの店頭から無造作にバナナやオレンジをつまんで土産に持たせてくれた。
-
午前中に寄ったデリー門前の電飾されたモスク。
これも「生誕祭」の祭りの一環らしい。 -
昨日探索したLanda Bazar通りを通り、ラホール駅方面へ
-
路地の奥から賑やかな音や人々の歓声が聞こえてくる。
昨日昼に食べた露店の角、ナジールさん宅へ通じる路地だ。
ちょっと入ってみると、広場では太鼓を打ち鳴らす二人組。
周囲には子供が多く、一緒に踊りだす子も。 -
しばらくして表の通りに出て来る。
このイスラムの教えが書かれているのであろう布を広げると、通行人達が寄付を投げ入れていく。
寄付を募るのは、城壁内でもそうだったが、どうやら子供の役目のようだ。
昨日会ったナジールさんの子供たちもいる。
私に会うと大興奮して再会を喜んでくれた。 -
Landa Bazar通りを更に進むと、ここでも頭上の飾り付け。
-
良く見ると右の赤い飾りの下には漢字で「福」と書かれてある。
ここでも中国製の春節の飾り。 -
ラホール駅前にて。
ここでまた停電。 一斉に電飾が消えてしまった。
自家発電で点いている商店の明かりを頼りにホテルへ。
今日の万歩計 6,100歩 In front of Lahore train station.
明日は、城壁内旧市街の残りをモスク等に立ち寄りながら探索。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- 備前屋ねこさん 2013/05/23 23:21:54
- かに料理に料理
- captainfutureさん
たくさん旅行記を読んで頂いてありがとうございます
ラホールの街の色んなお店の写真がいっぱいで楽しい旅行記ですね
写真を見ていると女の人はあまり写っていませんが、イスラム教の国だけに女性が外をあまり歩いていないんでしょうか?
車に書かれた「かに料理に料理」の文字に笑ってしまいました(笑)
日本車という事を強調するためにわざわざ文字を入れてるんですかね〜
^^;
ではでは、また旅行記を見に来ますね!
備前屋ねこ
- captainfutureさん からの返信 2013/05/24 22:23:21
- RE: かに料理に料理
- 備前屋ねこさん
コメント、ありがとうございます。
1か月じっくりのインド一人旅、僕も地元の言葉を操りながら旅ができたらどんなに素晴らしいだろうと想像しながら、羨ましく拝見させて頂いていました。
パキスタン、意外と女性も多く外を歩いていたのですが、やはりスカーフで顔を覆っていたり、全身黒づくめの人も多く、なかなか面と向かっては撮りづらかったです。逆に男性はカメラを向けるとほとんど喜んで写ってくれたのですが・・・。
「かに料理に料理」、これはテンプレートがあるらしく、同じ字体のこの文字は他の車でも見かけました。
>日本車という事を強調するためにわざわざ文字を入れてるんですかね〜
そうだと思います(笑)
日本語っぽく見えれば何でもいいんでしょうね(笑)
こちらこそ、インド編、他も見に行かせて頂きます♪
captainfuture
-
- こまちゃんさん 2013/03/17 02:08:21
- 赤い方は、
- 「春」の文字を形取っている飾り物ですね。
春節のグッズ、新疆にも沢山出回っているので、パキスタン人が買い付けに来ているんでしょう。
カシュガルを散策中、「あれはパキスタン人だ」と幾度か教えて貰いましたし。
こま
- captainfutureさん からの返信 2013/03/17 11:25:34
- RE: 赤い方は、
- いつもありがとうございます♪
この字は「春」でしたか〜!
中国の春節グッズが、ここでも使われているとは。
そういえば、確かにカシュガルに、サルワール・カミーズ姿のパキスタン人いましたよね。
-
- こまちゃんさん 2013/03/17 02:00:11
- 羊蹄子!
- ウチの画家爺ぃさんが大好きな「ヤンティーズ」ですね!
敦煌では、お店のおばちゃんが覚えてくれて、いつも一本多めに呉れたり♪
こまは、猪蹄も苦手なので羊蹄も頼みませんが。。。
(ちょっと囓ったけど美味しかったです♪)
こま
- captainfutureさん からの返信 2013/03/17 11:38:39
- RE: 羊蹄子!
- 中国語で「ヤンティーズ」っていうんですか!
ああ〜思い出しました。僕もウイグル歩いていると、羊の頭や足の煮込みの露店を良く見かけました。
同じ羊肉食文化圏、良く考えたら峠越えてパキスタンとは地続きですもんね。
この秋にもウイグル行かれるんですよね。
僕も恋しくなってきました。
- こまちゃんさん からの返信 2013/03/17 16:18:05
- RE: RE: 羊蹄子!
- はい♪
決して「キヤンディーズ」と間違えないように(*灬☆)\バキッ!(←誰が間違うかっ!)
羊の内臓にご飯を詰めて食べたり(米腸子:ミーチャンズ)、羊の頭を焼いて
(烤羊頭:カオヤントウ)食べたりしますね。
本場の羊料理は安全且つ美味しいですが、中国の都会で食べると、羊肉じゃない
事が多いので要注意です。
羊頭狗肉(ようとうくにく)じゃないですが、牛のバラや酷い場合は豚肉だとか(宗教違反!)。
以前、浙江省の旅行記で書いたのですが、出稼ぎに来ていた維吾爾人が、維吾爾語を
話す爺ぃと仲良くなり、「アンタのカバブでも戴こうかいの」となったのですが、
「ダメダメ、これは混ぜ肉、しかも羊じゃないし」と言って曝露したので、色々聞いたら、
…‥それはとんでもない事実でした…
材料費が大変なので、量を減らすだけでは、都会生活はやって行けないそうです。
大陸移動の時は、是非注意して下さいネ♪
ああホント、秋が待ち遠しいです♪
こま
> 中国語で「ヤンティーズ」っていうんですか!
> ああ〜思い出しました。僕もウイグル歩いていると、羊の頭や足の煮込みの露店を良く見かけました。
> 同じ羊肉食文化圏、良く考えたら峠越えてパキスタンとは地続きですもんね。
> この秋にもウイグル行かれるんですよね。
> 僕も恋しくなってきました。
- captainfutureさん からの返信 2013/03/17 19:16:54
- RE: RE: RE: 羊蹄子!
- >決して「キヤンディーズ」と間違えないように(*灬☆)\バキッ!(←誰が間違うかっ!)
いえいえ、実は僕もそれが頭にあって、最初ヤンディーズという微妙な間違いをしてしまいました。(笑)
>羊の内臓にご飯を詰めて食べたり(米腸子:ミーチャンズ)、羊の頭を焼いて(烤羊頭:カオヤントウ)食べたりしますね。
そうそう、この漢字!、現地で露店の看板にウイグル語と併用して、この漢字が書かれてありました。
懐かしい〜〜。
こう読むんですね。
大陸移動の時は、是非注意して下さいネ♪
>・・・もう手遅れかも。実はパキスタン行く途中で上海で一泊した際、路上のウイグル人のやっているカバブの露店で一本食べてしまいました。
「それはとんでもない事実でした」の肉の可能性大ですね・・・。
う〜〜ん、あの肉は果たして何の肉だったのか・・・。いろいろ想像してしまいました。
最近のご近所シリーズ、いいですね!
そちらの方が春が早いんだなあ〜と思いながら、また最近爺ぃさん出てこないけど元気かなあと思いながら、奇麗な春の写真を拝見しています♪
沖田艦長、傑作です!
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