2013/02/20 - 2013/02/20
43位(同エリア90件中)
キヌちちさん
クチのトンネルは今回の旅行でハロン湾とともに最も訪れたい所でした。わずかな距離ですが、クチのベンディン・トンネル内部を歩いてみました。しゃがんだ状態じゃないと歩行できない狭さで、クフ王のピラミッド内部の階段通路を彷彿とさせました。地下通路は蟻の巣のように全長250キロに張り巡らされていたそうで、米軍が圧倒的な近代的兵器をもってしても打ち負かすことができなかったベトコンの強靭さの一端を垣間見たように思いました。
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入場券売り場です。
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クチのベンディン地下トンネルの案内地図板です。
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チケット売り場前に設けられている兵器ギャラリーです。
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両側にベトナム戦争で使用された銃などが並んでいます。
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兵器ギャラリーです。
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兵器ギャラリーです。
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兵器ギャラリーです。
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兵器ギャラリーです。
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兵器ギャラリー横に咲いていたジャック・フルーツの木。大きな果実がたくさん付いています。
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クチのトンネル。
ベトナム戦争の痕跡を垣間見るには格好の観光スポットで、クチといえば巨大な地下トンネルが有名です。総延長121キロという途方も無く長い地下トンネルが現在でも保存されています。
ベトナム戦争の際にはこのトンネルは実際に人々の生活の場所として活躍しています。単にゲリラを目的とした軍事施設だけに留まらず、通信や供給ルート、会議室、病院、食料や武器の格納庫として利用されている。当時過小評価されたトンネルだが、その真価はアメリカ軍の撤退により高く評価された。
しかしながらそのトンネル内での生活は困難を極めた。食品や水などに蟻がはびこって腐食したり、毒ムカデやクモ、蚊などの害虫が艱難辛苦を共にしている。またマラリアなどの病気も多く人々の命を奪った。
クチのトンネルは、 1968年に復元され、現在は戦争記念公園になっており、複雑な長いトンネルは政府によって大切に保存されている。観光の名所にもなっていて、安全性の高いトンネルなどは実際にもぐって体験もできるようになっている。
(ベトナム-観光マップより)。
写真は戦争記念公園へ向かう地下道です。 -
戦争記念公園に入りました。
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最初にビデオ上映室でベトナム戦争やクチトンネルなどについての記録映画を観賞しました。
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ビデオ上映室の壁に掲げられたクチ地下トンネルの概略図です。
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別のビデオ上映室。
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周囲は密林です。
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米軍の爆弾で土地がボウル状に大きくえぐられた穴です。雨期には雨水が溜まって池のようになるそうです。
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地面に仕掛けられた落とし穴。板が回転して穴に落ちます。
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穴の底には上に向かって先が鋭く尖った竹槍が何本も仕掛けられています。落ちた人間は串刺しに。想像しただけで恐ろしい罠です。
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欧米系のツアー・グループです。
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彼らが見ていたのは細長い竪穴。
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ガイドさんの説明によると、ベトコン(南ベトナム解放民族戦線)兵士が米軍から逃げ隠れるのに使用されたそうです。
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実際に入ってみるツアー客も多い。
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内部は欧米人が体を隠すには小さ過ぎるくらいの狭さでした。
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次々と体験する人がいました。
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女性も
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蓋の上を枯れ葉で覆ってしまうと、穴があるなんて見分けがつきません。
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穴の両側にトンネルがあります。
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下に白人が下りています。これも底がトンネルにつながっているようです。
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木の棒を穴に入れています。
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穴の底に人形が置かれています。落とし穴の一つでしょうか?
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蟻塚のような形の土盛りの中央に穴が開いています。地下トンネルの通気、排気孔の役目を果たした。地下の部屋で調理した際は、米軍に見つからないように遠く離れた通気口から煙が出るような構造にしたそうです。
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地雷で破壊された米軍のM41ウォーカー・ブルドッグ軽戦車。
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ベトナム戦争中のベトコン兵士を人形で再現。
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ベトコン兵士の人形
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ベトコン兵士の人形
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ベトコンが仕掛けた罠の数々を説明してくれました。
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ベトコンが仕掛けた罠の説明。
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罠がずらりと並んでいます。
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WINDOW TRAP
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FOLDING CHAIR TRAP
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SWINGING UP TRAP
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実際に罠に足が掛かったところ。
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SEE-SAW TRAP
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STICKING TRAP
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CLIPPING ARMPIT TRAP
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ROLLING TRAP
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現地のガイドさんでしょうか、罠を手にとってツアー客に説明しております。
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兵器を手作りするベトコン人形。
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兵器を手作りするベトコン人形。
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米軍が落とした兵器を再利用。
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米軍が落とした兵器を再利用。
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米軍が落とした兵器を再利用。
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米軍が残した兵器の数々。
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これらも米軍が残したもの。
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廃タイヤを再利用してさまざまな物を作っております。
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廃タイヤを利用して作られたサンダル。
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いよいよ地下トンネルの体験です。
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ベトナム戦争時、クチにはベトコンの作戦本部が置かれており、総延長250kmに及ぶ迷路のような地下トンネルがつくられた。
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トンネル内に入ります。
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係の人が先導してくれました。
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写真から分かるように、トンネルの高さ、幅とも狭く中腰で歩かなければなりません。
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突き当たりで左右に分かれます。出口方向を選びました。
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出口です。ほんの僅かのトンネル内体験でしたが、すぐにギブアップ。ベトコン戦士の足腰の強さが実感できました。
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ベトコン男女兵士の人形です。
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トンネル近くに展示されている米軍がベトナム戦争で使用した爆弾類。
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キッチンです。
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キッチンです。
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ベトコンが食べたというタロイモの一種のコアイ・ミーを試食しました。ちょっと繊維質ですが、ホクホクして美味でした。
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そばで生春巻き作りの実演が行われていました。
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中央はカシューナッツの実だそうです。初めて見ました。
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戦争記念公園の一角にあったホーチミン像です。
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クチのトンネルのリーフレットです。
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クチのトンネルの売店で購入したキー・リングです。ここの売店で使用銃弾のキー・リングを買ったのですが、空港の搭乗検査時に没収されました。火薬がないとはいえ、機内持ち込みは禁止だそうです。わずか2ドルとはいえ、損をしました。
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