2013西欧の小国めぐりの旅～#5霧のロシア人だらけのサンマリノ

2013/05/26 - 2013/05/26

これまで放置してきた西欧の小国３か国、ルクセンブルク、アンドラ、サンマリノ、ジブラルタルも入れたら４か国、ついでにマラガとボローニャ＆ミラノを駆け足で回ってきました。

最後の小国、サンマリノ。
リミニからのバスで乗り込んだ私は、濃霧とロシア人たちに迎えられました。
ハラショー！

★スケジュール
<Day1>　
夜：ビエンチャン-バンコク (QV Lao Airlines)
バンコク-フランクフルト (LHルフトハンザ)
<Day2>
朝：フランクフルト-ルクセンブルク (LUX Air)
昼：ルクセンブルク-バルセロナ (VY Vueling Airlines)
夕方：バルセロナ空港からバスでアンドラへ
夜：アンドラ泊
<Day3>
朝：アンドラ観光
昼：アンドラ→バルセロナ空港 (バス)、
夕方：バルセロナ-マラガ (Vueling Airline)
夜：マラガ→アルヘシラス(バスを逃して車)
　 　 アルヘシラス泊
<Day4>
朝：アルヘシラス→ラリネア (バス)、徒歩でジブラルタルへ
　　　　 ラリネア→トレモリーノス (バス）→マラガ空港 (電車)
昼：マラガ-ローマ-ボローニャ (AZアリタリア航空)
夜：ボローニャ泊
<Day5>
朝：ボローニャ→リミニ (鉄道)
リミニ→サンマリノ→リミニ (バス)
昼：リミニ→ボローニャ→ミラノ (鉄道)
夜：ミラノ-チューリッヒ-バンコク (LX Swiss Air)
<Day6>
夜：バンコク-ビエンチャン (Lao Airlines)

エリア サンマリノ(サンマリノ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝6時起きで、ボローニャ駅へ向かう。
宿の朝食はセフルサービスだったので、パンとヨーグルト、コーヒーを。

駅の自販機でリミニまでの電車のチケットを買う。9.2ユーロ。
円安で1ユーロが132円、出費がかさむ。

6時35分ボローニャ発、リミニ着8時3分。
リミニからサンマリノへのバスは8時10分発。
遅れてばっかりのイタリアの鉄道にしては定刻発着で、バスには余裕で間に合った。

バスはリミニ市内を抜け、一路サンマリノへ。
出発してしばらくすると、目の前にサンマリノのシンボル3つの砦が目の前に見えてきた！

この後、バスはかなりの急斜面を走っていく。

チャリダーも頑張ってます！

今まで出会ったすごいチャリダー、
イスラマバードからフンザまで自転車で来てたフランス人。
レソト王国までの天空の山道を走っていたヨーロッパ人。
原チャリ並みのスピードで町中を走る私。
（学生時代、あまりの必死さに妹に他人のふりをされた…）

サンマリノ入国。

このあたりで、イタリア人の団体さんがぞろぞろと乗り込んできた
リミニを出発して50分以上かかった。

そして彼ら、帰りのバスでも一緒。。

サンマリノには9時過ぎに到着。
天気悪い。。。

帰りのバスの時間をチェックし、12時15分のバスの時間を再確認。
本日日曜祝日ダイヤ。平日と比べてぐんと本数が減ってしまうので要注意。

霧で寒いけど、気合を入れて観光開始。
持ち時間3時間だもんね。

この門をくぐると、旧市街に入る。

世界で5番目に小さい国サンマリノ
コンパクトなので、見どころのほとんどは徒歩で、そして日帰りで見れてしまいます。

ガスってて先が見えない〜

山麓の町、ボルゴ・マッジョーレ。

サンマリノのガイドブックがないので、
とりあえず中心部の地図の写真を撮っておく。

通りに面したところのほとんどが土産物屋やレストラン
所々民家もある、観光地のど真ん中に住んでるんだね。

この寒さのせいで、猫も丸まったまま動かない。

第一の砦、グアイタ Prima Torreに到着。

この天気じゃ、景色はたいして期待できないので、入場料払って中へは入らず。

お気に入りの1枚。

第2の砦
傘さしながら観光＆写真撮るのは不便極まりないけど、
これはこれで幻想的な絵。

だいたいはこの第2の砦までで引き返す人が多いみたい。

頑張って第3まで行っちゃいます。

霧と小雨で、歩道もつるっつる。
こんなところでこけて捻挫して救援隊を呼ぶのも恥ずかしいので、一歩一歩慎重に歩いていく。

昔、ベルサイユ宮殿で階段から落っこちて（マリーアントワネットもびっくり！）捻挫してフランスの救急車で入口まで運ばれて以来、階段恐怖症。
救急隊員から言われた、you have a funny trip!
今でも覚えている。
松葉杖つきながらのヨーロッパ旅行、きつかった。。
でも人生、ネタあってなんぼ。これからもネタを探し求めます♪

人っ子一人いない、第３の砦モンターレ Terza Torreに到着。
第１、２に比べたら地味だ。

第3から第2を眺めてみる。

うっすらと見えますか！？

誰もいないので、レミゼラブルを熱唱♪

もちろん、気分UPの
Do You Hear The People Sing?　民衆の歌。

先月、レミゼの舞台を見にロンドンまで弾丸で飛んだ。
役者の声にしびれたなあ。。

バンコク→フランクフルトのフライトでもレミゼの映画版を見て号泣。

さてそろそろいい時間なので、引き返します。
同じ道を戻るのは面白くないので、そのまま小道に沿って進んでいく。
第2砦の先は誰にも会わなかった…
無事に戻れてヨカッタ

寒いからトイレも近い、と思ったら目の前にタイミングよく公共のトイレ。
無料はありがたい。

森林のマイナスイオンをたーーーぷりもらいながら、
20分ほど歩くと、バスターミナル付近へ戻ってきた。

新緑のいい季節のはずなのに。
寒いよぅ。。

サンマリノの郵便局の前にあったポスト。
日曜でお休み。

旧市街に戻ってきた。

昼近くになり、大型バスで乗り付けた観光客も増えてきた。

ロシア人ばっかり！
ハラショー＆スパシーバ攻撃だ。

最高の眺めでお食事ができる
Ristorante Titano

ランチはあいにく12時から。
アンドラの悪夢再び。。。

リベルタ広場。

めずらしい、オリジナルの自由の女神。
アメリカのものより古いそう。

サンマリノの国旗を撮りたかったのだけど、
風でなびいてうまくいかず。。

この広場にあったBarで軽くつまもうと思ったけど、
カウンターしかやってなかった。

うろうろしてて見つけたのがここ、レストランボロネーゼ。
ちょうどロシア人の団体客がはけて、窓際の一等席を確保。

白ワイン飲みながら、景色満喫。
あれ、空が晴れてきた〜♪

ピザ食べて、カプチーノ飲んでレストランを出て、バスの時間まで再び街歩き。

さっきまでの霧がくっきり晴れ、この通り！

バスターミナルから少し坂を下ったあたりを歩いてみる。

私有地に入っちゃった。

バスの出発時間10分前に、バスターミナルへ戻る。

帰り、バスの窓から見えた、サンマリノの景色。

バスで行のイタリア人団体さんと一緒になり、途中下車に時間がかかり、
リミニに戻ってきたのは13時10分。

リミニ発ボローニャ行の列車は13時17分。

間に合った！

今回の旅は、１つ予定が狂ったら残り全滅というハラハラのスケジュールだった。
アルヘシラスでバスを逃して焦った以外は、予定通りのスケジュール遂行。

ボローニャ行の列車が到着しました。
ボローニャで再び下車し一瞬観光、そのあとミラノへ向かいます。