
2012/09/17 - 2012/09/17
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.54)です。
現在、9カ国目イタリアを周遊中です。
Vol.54は、バーリを拠点に電車でアルベロベッロを訪れたときの記録です。トゥルッリの町は、思い描いていたメルヘンなイメージそのものでした。遠くから眺めたトゥルッリ群は、まるで群生したキノコの山(*^^*) ほんとうに独特な景観の町です。
写真はそのまま、アルベロベッロのトゥルッリです。
(バーリ市内の記録も、こちらに一緒に載せました。)
※1ユーロ=100〜104円
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
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◆9月17日(月)第75日目
今日はバーリ滞在最終日です。
アルベロベッロを日帰りで訪れ、夜行列車でミラノまで一気に北上する計画です。
出かける前に、少しだけ海を見に来ました。
こちらは、宿から歩いて5分ほどの海の景色です。 -
宿泊場所から3ブロックほど離れたレセプションで荷物を預け、チェックアウトしてから駅にやってきました。
バーリ中央駅の一番奥のホームにある私鉄Sud-est線から電車に乗ります。
・・・と、券売機で切符を買っている間に9:44の電車が出てしまいました(:_;)
次発は、1時間以上後。
やってしまいました。 -
しばらく駅周辺で時間をつぶし、再び駅に戻ってきました。
Tarant行きの電車に乗ります。
新しく快適な車内。
10:52 Bari Centrale→12:17 Alberobello -
今日も、昨日旅を共にした日本人の子と一緒です。
ずっと一人旅をしていると、旅仲間は本当に心強いと思います。
情報交換したり、いろんなものをシェアできたり。
イタリアに来てからは、現地の人を含めてとくに人と関わることが増え、別の面での楽しさも増えました。
さて、アルベロベッロに近づくにつれ、あたりにポツポツとそれらしい小さなトゥルッリがあらわれ始めました。
住居ではないので、農具や肥料などを置いておく小屋でしょうか? -
昼過ぎ、アルベロベッロに到着。
ここから500mほど先にあるという、ポポロ広場を目指します。
と、電車を降りたところで“あら、あなたたち!”
話しかけてきたのは、昨夜バーリのアジアングロッサリーで出会った日本人女性。
今日ここに来ることはお互い知っていたのですが、電車まで一緒だったとは思いませんでした。 -
ということで、彼女と彼女の友人と4人で、連れ立って広場へ向かいます。
彼女たちは今晩、トゥルッリのホテルに宿泊するそうです。
チェックインするからおいでと誘われ、中が覘いてみたかった私はちゃっかり同行させてもらいました。 -
ホテルがある一帯です。
中はというと、オシャレなキッチンや家具が備え付けられ、外観よりもずっと広々しています。
部屋は2階建てで、とくに上の部屋は円錐の天井が活かされた、独特な空間になっていました。 -
ホテルの外には、かわいらしい犬のトゥルッリも(^^♪ -
“みんなで一緒にお昼食べましょ!”
ということで、トゥルッリが群生するリオーネ・モンティ地区にやってきました。 -
トゥルッリを改装したレストラン“L'Aratro(アラトロ)”に入ります。
こちらには、日本語メニューが用意されていました。
4人で好きなパスタを1品ずつ頼み、少しずつシェアさせてもらいました。
こちらは、アルベロベッロの伝統料理と書かれていた“セモリナ粉を使用したオレキエッテ、農家スタイル(菜の花とアンチョビのソース)”です。 -
“次は陽子さんのお店行くわよ!”
女性に連れられて、トゥルッリのお土産屋が並ぶ通りをずんずん歩きます。 -
ここには、アルベロベッロへ嫁いだ日本人女性がやっているお店があるのだそうです。
やってきたのはこちらの“陽子の店”というおみやげ屋さん。 -
中に入ると御本人が迎えて下さり、トゥルッリのことやイタリアでの生活、周辺の見どころなどいろいろ教えてくれました。
写真は中の様子です。
トゥルッリの構造ですが、壁が二重構造になっているため夏は涼しく、冬は暖かとのこと。
雨水は地下の井戸に蓄えられるような仕組みになっているそうです。 -
バルコニーまで案内してくれました。
トゥルッリの屋根だけが無数にならぶ、不思議なバルコニーです。 -
こちらは、ガイドブックやパンフレットでよく目にするトゥルッリの家。
屋根には、さまざまな模様や文字が描かれています。
魔除けともいわれているそうですが、すべては解明されていないようです。 -
丘の上にあるトゥルッリの教会“サンタントニオ教会”にやってきました。
とんがり屋根のついた、かわいらしい外観の教会です。 -
教会の内部。 -
ここで、しばらくご一緒したお2人と別れました。
つかの間でしたが楽しい時間でした。
お2人はアメリカ在住で、お友達同士で旅行に来たのだとか。
お互いのことをたくさん話しましたが、みんなそれぞれちがうところでいろいろな生活を送っているんだなぁ・・・と思うと、とても刺激されます。 -
今度は、町の反対側にある2階建てのトゥルッリを見に行くことにしました。 -
正面にあるいくらか大きめのトゥルッリが、町で唯一の2階建てトゥルッリ“Trullo Sovrano(トゥルッロ・ソヴラーノ)”です。
内部が博物館として公開されています。 -
居住空間を再現した部屋や礼拝堂などがありました。 -
2階へ通じる階段。
その先は小さな窓のある小部屋がありました。 -
そろそろアルベロベッロをあとにし、バーリへ戻ります。
想像していたメルヘンなイメージそのままの町でした。 -
16:50 Arberoberro→18:20 Bari Centrale -
2日間、一緒に旅をしてきた彼を見送りに港へ行きました。
船旅で次の国へ向かうそうです。
バーリでは本当に、たくさんの人との出会いがありました。
気がつけば私の旅も、残りあと3週間を切っています。
そろそろ、帰国のことを意識し始めていました。
残りは悔いのないようにがんばろう!
そんなことを考えながら、バーリの旧市街に向かいました。 -
すっかりライトアップされた旧市街。
ところどころに見られるアーチがまた幻想的です。
昼間来たかったと思いました。
建物の色がきっときれいだったと思います。 -
迷路のように入り組む道。
行きたいところになかなか辿り着けません(=_=) -
ようやくカテドラーレに到着。 -
11世紀前半、バーリが十字軍遠征の中心都市だったころに建てられたものです。 -
明るい雰囲気のクリプトがありました。 -
11世紀のロルマン時代に建てられた城。 -
最後に、県庁舎の建物です。
バーリの街は、これまでマテーラとアルベロベッロの拠点としてしか考えていませんでしたが、来てみると海や旧市街などもあり、思った以上に栄えていて居心地の悪くない街でした。 -
早めにレセプションで荷物を受け取り、しばらくバーリ駅で待機します。
夜行列車に遅れたら大変です・・・
23:11 Bari Centrale→9:20 Milano
今回は4人用クシェットで、幾分スペースにも余裕がありました。
次はイタリアで最後の街となる、ミラノです。
≪出費≫
・電車代 9ユーロ;バーリ⇔アルベロベッロ
85ユーロ;バーリ→ミラノ寝台
・昼食 11.3ユーロ;パスタ、水
・ジェラート 2.5ユーロ
・2階建てトゥルッリ 1.5ユーロ
・シューズ 49.99ユーロ
・夕食 1.5ユーロ
・飲料 3.5ユーロ
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