2013/02/01 - 2013/02/03
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TRAVAIRさん
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毎年、冬の間に釧路から標茶間を走るSL冬の湿原号。前から雪の中を走るSLを撮影したいとずーっと思っていましたが、なかなか機会が無かったのですが、ようやく撮影に出かける事ができました。
今回は、SL撮影の他、北海道を走るブルートレイン、雪の新千歳空港を発着する飛行機の撮影もからめ二泊三日の行程です。
チケットはJALのダイナミックパッケージで、羽田ー釧路、新千歳ー羽田と苫小牧のホテル1泊を手配しました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JR特急
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2/1朝、まだ夜が明け切らない中、バスで羽田空港へ向かいました。
荷物が多いとバスだと楽ちんです。でも錦糸町で総武線からバス停まだの乗り換え時間が僅か3分しか無く、大急ぎでしたが。
バスはガラガラの首都高を走り30分程で空港に到着。
自動チェックイン機でチェックインし、荷物を預けた後、展望デッキへ上がってみました。
生憎、富士山を拝めませんでしたが、これから各地へ飛び立つ機体を撮影してから、搭乗ゲートへ向かいました。 -
釧路行JAL1145便は、バスゲートからの出発でした。スポットまでバスでの移動は楽しいですね。
JAL EXPRESSのB737-800は定刻にプッシュバックしてRWY34R、インターセプトデパチャー。東京東部から埼玉を国道4号に沿うように北上しました。
郡山上空でキャプテンからのアナウンスがあり、時速200km程の向かい風が吹いており到着が15分程遅れる見込だとの事。自然には逆らえないですからね〜
猪苗代湖を眺め三陸沖から襟裳岬沖へと進み、釧路空港には定刻より10分程遅れてスポットインしました。 -
定刻より10分程遅れて釧路空港に到着しました。ターミナルビル内で荷物をピックアップしてマツダレンタカーのカウンターで予約済みを告げるとバンで営業所まで送迎して貰います。
営業所は駐車場を挟んでターミナルビルの向かい側で直ぐに到着。手続きを済ませて市内に向かいます。
雪道の効率的運転には慣れないので慎重に走らせます。 -
空港から30分程で本日の第一目的の釧路川橋梁に到着です。
氷結した釧路川を渡るシーンを想像してましたが、生憎、橋梁の南側は氷結しておらず、北側が氷結している状態でした。
なんせこの日は、この時期にしては、気温が高くマイナスでは無い4℃と暖かいのです。
まあ、撮影するには寒いより良いのですが
1145便が遅れたのもあって、SLが釧路駅発車まで余り時間が有りません。SLの前に根室行きが行くといよいよSLがやってきます。
釧路駅発車の汽笛と立ち上る煙が見え、白煙を吐きながらC11がやってきました! -
釧路川橋梁で撮影した後、SLを追って国道を北上します。
雪道なので無理をせずに走行します。塘路停車中になんとかSLより先行して五十国駅手前の植田踏切に到着。
時計を見ると一つ手前の茅沼を発車する時間です。急いで用意をしてやって来るSLを待ちます。
逆光気味ですが、カーブを曲がってやってくるSLを撮影します。
黒煙を出していたのでまずまずの絵になりました。 -
この日は、標茶発のSL冬の湿原号に乗車するので、標茶駅に向かうとSLが入れ換えして整備線に向かう所でした。
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SLは整備線で折り返し準備をします。
石炭の燃えカスを捨てると燃えている石炭が雪で煙を上げながら消えていきます。 -
消火栓から伸ばしたホースで給水です。SLは石炭と水で走ります。水が無いと走れないですからね。
SLも石炭と水でお腹いっぱいになった所なので、自分も腹ごしらえします。
駅前の食堂で唐揚げ定食を食して駅に向かいます。 -
食事を終えて駅に戻ると既にSLは下り線に組成されていました。ホーム長が客車5両分しかないのでSLは、ホームから外れて停車しているので顔を拝めないです。まあ下り列車は逆向き運転なので、先端はのっぺりしたタンク側になっちゃいます。
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乗車するのは2号車のスハシ44です。カフェ併設なのでシが付いている車両で唯一の旧型客車です。後は14系500番台が4両と緩急車(車掌車)が連結されてます。
今日は平日とあって、車内はガラガラです。 -
車内にはダルマストーブが設置されていて石炭(使っている石炭は釧路の太平洋炭坑で掘られた石炭だそうです)が煌々と燃えて車内を暖めてます。
このストーブの上でスルメをあぶって食べる事も出来き名物にもなってます。
ちなみに、スルメはカフェカーで購入する出来きます。 -
列車は定刻13:52に標茶駅を発車して釧路を目指します。
気温も高いので、機関車次位に連結されいる緩急車のデッキに立って目の前で煙を吐きながら走るC11を眺めます。
SL冬の湿原号はゆっくり走るイメージでしたが、意外とスピードが出ている感じです
茅沼駅では丹頂鶴が出迎えてくれました。 -
塘路駅では、上り列車と交換待ち合わせで5分少々停車するので反対ホームから撮影します。
発車時間が近づくと石炭を投入して発車に使う蒸気を作ります。 -
車内に戻りカフェでデザートのSLプリンを購入して食べました。
北海道だけあって美味しく感じちゃいます(笑) -
SLが随分汽笛を鳴らしているなぁ〜と思ったらエゾ鹿が線路沿いに歩いていました。どうやら彼らが線路横断をしていた様です。
北海道はエゾ鹿の鹿身事故が多発してます -
北海道の日の入りは早く、15時前ですが、かなり夕方の斜光になっています。
SLは力づくよく釧路湿原を走り、釧路駅を目指します。 -
釧路駅には定刻15:10に到着しました。
SLはこの後釧路運転所に回送するので、その姿を撮影しようと駅の先に向かいます。
本当は、この先にある陸橋から撮影したかったのですが、そこまで行く時間がありませんでした。 -
今日の宿、標茶なので、再び釧網本線に乗って標茶まで戻らなければなりません。
釧路駅15:50発の網走行き普通列車に乗車します。
キハ54に乗車するのもかなり久しぶりです。 -
ちょうど、釧路湿原を走っている所で、日が沈みました。
雄大な自然の中の夕日はとても綺麗で幻想的でした。
16:41に標茶駅に到着です。駅前の駐車場に置いておいたレンタカーに乗り込み街の外れにあるホテルへ向かいます。 -
この日の宿は「テレーノ気仙」です。
道東本場釜飯付きの夕食&朝食付きで7,980円と安い値段で、和室に宿泊できました。 -
宿の風呂は温泉でコーヒー色をしたモール泉です。石油掘削を試みた名残なのか、微かに石油臭があります。
温泉は源泉掛け流しでドバドバとお湯が注がれてはオーバーフローしてます。
露天風呂もあって雪見風呂も出来ます。寒さと温泉の温度が気持ちよかったです。
北海道らしく、周辺住民のお風呂として利用されていて21時半の日帰り利用終了まで地元の人達で賑わってました。 -
朝食はオーソドックスな和食です。
今朝は昨日の快晴と打って変わりどんより曇り空。午後からは回復する様ですが、霧雨のような感じもします。
今日は、塘路で俯瞰撮影を考えてましたが、予定を変更する事にします。 -
8時過ぎにチェックアウトして、釧路湿原駅を目指します。昨日、釧路から戻りながら車内からロケハンしてよさそうな場所をピックアップしておいた場所に行って見るとなかなか良い感じなので、ココで撮影する事にします。
ちょうど、網走行きの快速がやってくるので試し撮りです。 -
SLがやって来るまで2時間程有るので車で暖をとっているとルアーフィッシングしている人達が居ました。
道路脇には釧路川が流れていてイトウでも狙っているのでしょうかね? -
今日は天気が悪いからか?自分以外の撮影者は来なく、SLが釧路湿原駅を発車する汽笛が聞こえて来ました。
天気は朝よりは回復したおかげで露出も充分。
カーブの向こう側から姿を見せたSLは惰性運転なのか煙ナシ。
しかしカーブに入ると煙を吐き出し始めました -
煙をなびかせながらカーブを曲がりながら颯爽と走りゆくSL冬の湿原号。
流石に土曜日とあってまずまずの乗車率のようでした。
機材を片付けて間に合うかどうか?標茶方へSLを追いかけるます。
前日に続き、気温が高く道路もシャーベット状になっている所も多いのですがアイスバーンになっている場所も少なく、国道までは慎重に運転しました。 -
イチオシ
国道まで思ったより時間が掛り、SLになかなか追いつくことが出来ず、なんとか茅沼停車中に追い抜くことが出来き、前日撮影した五十石手前の植田踏切にやってきました。
流石に時間が無くビデオを用意する間も無く、踏切が鳴動してSLがやってきました。
それも昨日より盛大に煙を吐きながらやってきて迫力満点です。曇っていたお陰で逆光になら無かったのでいい感じで撮れ、今回一番のGoodショットになりました。 -
撮影後、標茶へ追い掛けようかと思いましたが、当初の予定では、お昼は茅沼温泉でランチと入浴をすることにしていたので、国道を戻って茅沼温泉「憩い家」へ
高校生時代、今から25年位前の冬になりますが、茅沼駅周辺でDE10重連の貨物列車を撮影した後、開業したばかりの茅沼温泉に歩いて向かったら、休業していて入れず、残念な想い出があるだけに、そのリベンジがついに遂に叶ったことになります。 -
食事と温泉入浴がセットになった「白鳥セット」一人1000円です。
標茶産特産サフォーク肉のラムハンバーグかミニステーキが選べるので、ハンバーグをチョイス。
ラム特有の臭みがありますが、ソースとチーズが中和してそんなに臭くありませんでした。 -
お腹も膨れた後は、温泉で温まります。
湧出量450L/分と源泉掛け流しの贅沢な温泉で、露天風呂からは凍結したシラルトロ湖が眺められます。
ナトリウム-塩化物温泉泉なので、ほんのり塩分があって体が良く温まります。 -
そろそろ下りのSLがやって来る時間なので、着替えて温泉を出ると、駐車場の近くに丹頂鶴が居ました。
茅沼駅に出没する丹頂鶴でしょうか?
二匹並んで餌を啄む姿は優雅な感じがします。 -
丹頂鶴を思いがけず撮影した後、茅沼駅近くの道路からSLが茅沼駅を発車するシーンを撮影しようと踏切から離れた場所で撮影します。
先着者が居たのでその脇から狙います。
既に標茶駅を発車しているので余り時間が無く、構図をアレコレ考えているうちに汽笛が聞こえ良い煙を吐きながらやってきました。丹頂鶴と白鳥が駅近くに居たのですがSLが来たら逃げてしまいました。
発車の汽笛も無く、無煙状態で出発。まさか無煙発車とは想定外で、暫くしたら蒸気排煙があり白煙がなびきました。 -
茅沼駅で撮影した後、国道を釧路に向かって走らせますが、途中からコンテナを積載したコキトラック?に頭を抑えられ数珠つなぎ状態でなんとか塘路停車中にSLを抜きました。
やって来たのは、釧路湿原〜遠矢間の国道脇斜面です。バックに阿寒の山々が入る場所ですが、国道脇でこの日は気温が高く雪が溶けて路面に泥水となって溜り、車が跳ねあげていくので、ちょっと濡れそうで怖かったです。
撮影後、釧路駅から運転所への引き上げを撮影しようと後追いしましたが、市内は交通量も多く間に合わずそのままレンタカーを返却しました。 -
釧路駅からは特急「スーパーおおぞら16号」で南千歳は向かいます。
振り子式気動車で時速130kmという高速性能を有して、釧路と札幌を結ぶJR北海道の花型特急です。 -
今回、南千歳までは奮発してグリーン車に乗車しました。前年に北海道に来た際に一度もJRを利用した無かった懺悔の念もあって?グリーン車をチョイス。
なんでもキハ283系のグリーン車は在来型特急のグリーン車で豪華さとして定評があるそうなのですが・・・
確かに2・1配列でゆったり感はありましたけど、豪華と言う感じはしなかったですね。 -
釧路駅で買った、「イワシのほっかむり寿司」を夕飯替わりに食べました。
駅弁のお寿司として、多分一番美味しいかも知れません。
あっという間に無くなってしまい、もう一食食べたいと思った程です。
食べた後、ウトウトとしていたら、新得駅発車直後に非常制動が掛かってて停車。「鹿と衝突しましたので急停車しました。点検の為少々停車します」とのアナウンス。鹿身事故の発生です。
車掌さんが線路に下りて床下点検をして、約15分遅れで出発しました。
南千歳で10分の待ち合わせで苫小牧行きに乗り換える予定なのですが、南千歳ではおおぞらの接続を取ってくれました。 -
苫小牧には予定より少し遅れて20時15分に到着。駅前から無料送迎のタクシーで「ドーミーイン」へ
チェーンのビジネスホテルですが、ドーミーインは温泉を掘って大浴場を設けている所が多いので、都市部で宿泊する時は、最近はドーミーインをよく利用しています。 -
大浴場は残念ながら循環の温泉です。でもビジネスホテルで大浴場があるのは嬉しいです。
旅に出たらならやっぱり大きなお風呂に入りたいですよね。
この日、部屋でゆっくりしていたら、TVに緊急地震速報のテロップが出て、携帯も鳴り出し、ホテルが大きく揺れました。
釧路で震度5強を記録した地震が発生して苫小牧も震度4の揺れでした。
旅先で緊急地震速報を聞くのはちょっと嫌ですね -
翌朝、レンタカーを借りて白老〜社台間に向かい、「トワイライト」を撮影します。
地震で遅れないかと心配しましたが、ほぼ定刻に朝まで日がやわい日差し野中DD51重連が牽引してやってきました。
今日は「カシオペア」の運転が無いのが残念です。運転していればシルバーのボディに朝日が映えたのですが・・・ -
床下周りに着いた雪が北海道を走ってきたと言う感じにさせます。
札幌まであと1時間。
多分、雪まつりに向かう乗客で満員でしょうね。 -
「北斗星」は東北地方での強風の影響で1時間40分遅れとの情報なので、再び苫小牧市内に戻り、苫小牧漁港前の「ぷらっとみなと市場」で朝食に立ち寄ります。
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折角、北海道に来たのですから海産物を食べようと、お寿司屋で海鮮丼を注文しました。
北寄貝の水揚げ日本一の苫小牧。北寄貝が美味しかったので、市場内の水産屋で、北寄貝とホタテを買って、発送してもらうことにしました。 -
市場には、ほっき貝資料館も併設されています。時間があまり無いのでちらと見ただけですが、北寄貝漁の漁具とかが展示されていました。
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スケジュールでは、北斗星を沼ノ端で撮影した後、千歳空港へ向かう予定でしたが、北斗星が遅れているので、先にに千歳空港へ。
夏にも撮影で訪れた、通称生コンポイントにやってきました。
雪景色の中、離発着する飛行機の撮影です。 -
昨日まで暖かかった北海道も、今日は昼間でもマイナスになり、さらに風も強く、体感温度はかなり寒く感じられます。
車があるから離発着が無いと車に逃げたりして撮影し、目的の雪とジャンボのコラボが撮影出来たので、目的達成です。
2時間近く撮影して、太陽の位置が変わり逆光気味になったのと、北斗星がやってきる時間なので移動します。 -
移動と言っても生コンポイントから5分程の美々駅です。
1時間50分遅れになった北斗星ですが、どうやら更に遅れて2時間ちょい遅れて美々駅を通過していきました。
これで撮影は終了です。 -
レンタカーを千歳空港の駐車場で返却した後、空港内にオープンした「万葉の湯」に立ち寄ります。
空港施設内の温泉は日本でもココだけなので、ちょうど今日は朝早くから活動して眠かったし、寒いしと休憩を兼ねて利用してみました。 -
帰りの便は新千歳空港21時発のJAL528便なので、夕食を食べに札幌まで行ってきました。
最初は、千歳市内の成吉思汗の店に行ったのですが、なんと定休日に当たってしまい急遽、札幌まで足を伸ばしてしまいました。
まあ、標茶から札幌までに乗車券を買っていましたし・・・
札幌駅北口近くのヤマダモンゴルで成吉思汗を食べて,19:21発のエアポート快速で新千歳空港に戻り、528便に乗り込み帰京。
モノレールとJRを乗継ぎ、日が変わる直前に帰宅となりました。
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