2012/10/20 - 2012/10/20
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フルリーナさん
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この日は、ブレッサノーネ(ブリクセン)で、インスブルックで2泊した、従妹の娘Hirokaと合流。フネスへ向かう前に、ランチをしながらちょこっとブレッサノーネを観光です。
※写真・文章の無断転用は禁止します。
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今回は、従妹の娘Hirokaが、私たちより1週間遅れでヨーロッパ入り。
全部おばさま方との旅では可愛そうなので、2泊自由に楽しんでから合流しましょ♪ということで、2晩、ひとりでインスブルックのヴァイセス。クロイツに泊まって一人旅を楽しんだ後、ブレッサノーネの駅で合流。
ちゃんと会えるかどきどきだったけど、無事に到着。
ホームで熱き抱擁のあと(笑)、大聖堂を見に広場へ向かいます。
ちなみに、ブレッサノーネの駅の荷物預けはキオスクのおばさん、もしくはお姉さん。
これ、れっきとした、公式の荷物預けのようです。
観光局に問い合わせたら、キオスクに預けてくださいとのこと。
ブレッサノーネに行かれるみなさん、コインロッカーも、荷物預けもありませんが、キオスクに預けられますよ♪ -
駅から、広場まではちょっと歩きます。
とてもすてきな街並みです。
こちらは大聖堂のある広場の記念柱
なんの記念柱かしら・・? -
この町は少年モーツアルトが訪れた町としても有名です。
たぐいまれなる才能を持った息子ヴォルフガングをお父さんレオポルトを一流の音楽家にするためにドイツ、ウィーン、ベルギー、フランス、イギリス、オランダ、スイスなどを巡ってますが、ことにオペラや器楽曲などの音楽の中心地であったイタリアへの旅はモーツァルトにとっては、とりわけ大切な経験と学びの場となりました。
そして、ここブレッサノーネにはその旅の途中で滞在しています。
以下、「モーツァルトのイタリア」より抜粋します。
「(1769年の)一回目の(イタリア)旅行の時には一泊のみだが、1771年の第2回目のミラノ旅行の帰りには、レオポルト・マリア・ヨセフ・シュトゥーバー伯爵のやや強引な歓迎でおそらく3泊している」
JTBキャンブックス「モーツァルトのイタリア」より
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ブレッサノーネはイタリア語の名前。この地方は第一次大戦が終わるまではオーストリア領だったので、ブリクセンというドイツ語名の方が、モーツアルトのお話をするにはふさわしいかもしれませんね。
ここに限らず、南チロルは第一次大戦が終わるまではオーストリア領だったのですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tirol_1918.png
原住民時代はどこの国かわからないけど、ローマ帝国→東ゴート王国→バイエルン部族大公の支配下→神聖ローマ帝国→チロル独立→ハプスブルグ家→バイエルン公国→オーストリア→イタリア・・・と、かなり複雑な歴史をたどりました。
ということで、ここはイタリア語、ドイツ語、ラディン語の三つが公用語になっています。旅行者にとっては町の名前が二つあるのって、ネットや時刻表とか検索してても面食らうことが多いですが、それぞれの民族の言語を大切にして公用語にするのって、仲良くしていくための大切な知恵なんでしょうね。
あの美しいドロミテも、第一次大戦では激しい戦地だったのですよね。
こうして、平和だからこそ味わえる旅なんだなってあらためて思います。 -
大聖堂のあるPiazza de11a Parrocchia(教区教会広場)。
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民族衣装の楽団が繰り出して、演奏会?お祭り?
お祭りに当たると嬉しいです♪ -
楽しい音楽が鳴り響く中、おなかがすいたのでまずはランチ♪
どっこにしようかなあ〜。 -
せっかくなので、広場のテラス席のあるお店で。
すごい人出で、席がいっぱいだったけど、
ひとなつこそうなお爺ちゃんのウエイターさんが、空いてる椅子を集めて
荷物が置いてあったテーブルをあけてくれました。 -
従妹の娘のHirokaは、しっかり成人式を過ぎていますが、
ちびっこくて可愛いので、このお爺ちゃんにビールを頼んだら
「君はまだ子供だろう?ダメダメビールはダメダメ」
とからかわれ、
私が下戸なのでジュースを頼んだら
「ジュースだと?ダメダメ、君がビール!!」
と、さんざんからかわれました。
お爺ちゃん、「写真撮ってあげるよ」
とか、いろいろちょっかいを出していて、とうとうお店の人に叱られてました(笑)。 -
ということで、やっと飲ませてもらえた、Hirokaのビール。
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もちろんHirokaは 「美味しい〜?」と、満面の笑み♪
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下戸の私たちは、お水とスープで満面の笑み
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グーラッシュズッペ♪
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そして、大好きなヴァイスビュルスト〜♪
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楽隊の音楽付きで、楽しいランチを楽しみました♪
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クリーム色の美しいドゥオモ
最初の建造は10世紀だそうですが、13世紀にロマネスク様式に変わり、現在見られるのは1745〜90年のバロック様式のものだそうです。
この大聖堂のオルガンがモーツアルトも弾いたと言われるもの。
礼拝中だったので、写真の撮影はできませんでした。 -
美しい大聖堂の門
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ブレッサノーネは18世紀の半ばに、教会、九電などの大改築が行われ、神学校も同時期に開校、オーストリアの後期バロック様式の中心地として美術史上、重要な町だそうです。
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大聖堂の傍らには美しいロマネスク様式の回廊があって、柴らしい天井画が描かれています。
が、見とれていて、写真を撮るのを忘れました・・・。 -
サン・ミケーレ(S.Michele)教区教会。
15世紀のゴシック様式の教会です。
ちょこっと上に出てるのが白い塔(Torre Bianca)と呼ばれる塔で、高い三連窓のある尖塔付きの美しい鐘楼があります。 -
屋根がかわいいです。
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さて、そろそろマッダレーナに行くバスの時間が近づいてきました。
お名残惜しいけれど、駅の荷物を取ってバスに乗り遅れないように早めに駅に向かいましょう。
ということで、次回はいよいよ紅葉の美しい秋フネス(マッダレーナ村)です♪。
後ご期待。
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この旅行記へのコメント (2)
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- oneonekukikoさん 2013/02/16 10:41:50
- 近づきましたね!!マッダレーナ村
- フルリーナさん待ってましたよーーーー。
いよいよマッダレーナ村の入り口ブレッサノーネですね。
今年の初夏に
オルチャ渓谷からマッダレーナを経由して
チロルーミュンヘンを計画しているので
大いに楽しみにしています。
どんなコースになるのかしら?
チビアーナ、ソーリオ・・・・
いつもフルリーナさんを追っかけているみたいですが
どうぞよろしく。
グーラッシュズッペ
おいしそう!!!
オーストリアが近いのでいただけるんでしょうね。
oneonekukiko
- フルリーナさん からの返信 2013/02/16 12:05:15
- RE: 近づきましたね!!マッダレーナ村
> oneonekukikoさん
オルチャから、フネス、チロル、ミュンヒェン、いいですね!!
南ドイツも見どころが満載ですし!
フネスの旅行記は写真が膨大で、とっと時間がかかるかもです(笑)。
ローゼンガルテン篇はご覧いただけましたか?
こちらも素晴らしいアルペンロートが見れました♪
フネスのあとに行った南ドイツのミッテンバルトもとても素敵でした!
お宿もとってもお安くておいしかったです。
ご報告しますので待っててくださいね。
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