新ルーブル美術館（Ｌｅｎｓ）にＴＧＶで往復し、北駅から東駅隣のホテルへ徒歩で。

2013/02/15 - 2013/02/25

２０１２年１２月に開館した新ルーブル美術館は、リール近郊のランス（Ｌｅｎｓ）にあります。ＡＮＡ旅作パリ２泊中、ＴＧＶで日帰り訪問。

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主な日程
2013年
★[2月15日（金）]仙台→パリ
（シャトーランドンレスト一人朝食つきWiFi無料　ＡＮＡ旅作２泊）

　[2月17日（日）]パリ→ラルナカ
（フランジオルジョホテル一人朝食つきWiFi無料１泊５，５０４円）
　　　「ラルナカは、キティオン、ラザロ教会だけではない、紫の花が咲くリゾート！http://4travel.jp/traveler/100912/album/10778051/」

[2月18日（月）]
ラルナカ→リマソル（アマサスビーチホテル　一人朝食つきWiFi無料２泊258EUR）

[2月20日（水）]
リマソス→ニコシア
（ニコシアクラシックホテル一人２食付きWiFi無料３泊２８，６１６円）

[2月23日（土）]ラルナカ→アテネ
（ソフィテルアテネエアポートホテル一人朝食なしWiFi無料１泊１５，６５７円）

[2月24日（日）]アテネ→ＣＤＧ→（機内泊）

[2月25日（月）]成田→仙台

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交通機関
2013年2月15日（金）
ＮＨ3232仙台発8.00→ＮＲＴ着8.55
ＮＨ205ＮＲＴ発11.50→ＣＤＧ1着16.25

　2月17日（日）
　　　　Ａ3　611パリ発12.50→アテネＡＴＨ着17.10
　　　 Ａ3　908ＡＴＨ発20.30→ラルナカ着22.10

　2月18日（月）ラルナカ→（ミニバス）→リマソル

　2月20日（水）リマソル→（ミニバス）→ニコシア
　　　
2月23日（土）ニコシア→（ミニバス）→ラルナカ
ラルナカ　A3 907発18.00→アテネ着19.45

　2月24日（日）
　　　　　A3 610ＡＴＨ発9.05→ＣＤＧ1着11.35
　　　　　ＮＨ206ＣＤＧ1発19.30→（機内泊）
　　
　2月25日（月）
ＮＲＴ着15.25発18.25→仙台着19.25

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費用
　仙台発着パリインアウト２泊はANA旅作
（Ｃクラス燃油税金ホテル代２泊込み全部で２９７，３２０円　）。

当初ペロポネソス半島を回る予定でパリ←→ＡＴＨをエージアン航空から予約（３２２．７９EUR）。

その後旅程変更しＡＴＨ←→ラルナカを追加予約（２０７．００EUR）。　

キプロス内のミニバス（トラベル・エクスプレス社）は一区間１０乃至１１ＥＵＲです。
（パフォスからラルナカまでは、リマソルで乗り換え二区間２２ＥＵＲとなります。）

　ANApp 全部で１９，１３７（マイル　３０，７２５）

　

エリア ランス (ノールパドカレー地方)(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: その他
• 利用旅行会社: ANAセールス

　２０１３年２月１６日　
パリ北駅からTGVダンケルク行きでLens（ロンスと発音したほうが通じるかもしれません。ランスと発音するとシャンパーニュのランスと間違われました。）まで、８時５２分発１０時着、直行便で二つ目の駅でした。（３６ＥＵＲ）　

SNCF[http://www.sncf.com/]で検索

　写真は右がＬｅｎｓ駅、手前右側にルーブルランスへのシャトルミニバスが待っています。

Ｇare de Lens

歩いても１．５キロなのでそう遠くありません。

ミニバス内。（初年度無料）

ルーブル・ランスには、ホールとルネッサンス館があります。（９ＥＵＲ）

ホールには、文明順に奥まで見通せるように一同に展示されています。

Gudea,Prince of the State of Lagash 2120BC 現イラク出土品

Nude Female Idol with Arms Crossed 2700-2300BC シロス島出土　キクラデス諸島　ギリシャ

紀元前３５００からの、人類歴史時代各文明を辿るコレクションであることが宣言されています。

ペルシャ

エジプトからは書記？

アルカイック時代　パロス島出土　５４０ＢＣ


アルカイック時代の作品は、ギリシャ、キプロスの博物館でよく見ることができますが、独特ですね。微笑と左足前。

[http://4travel.jp/traveler/100912/album/10757119/デルフィ遺跡散歩]にも出てきます。

これは初めて見ました。

カイロには？

ローマ時代のモザイク

何時代だったか？

ここから中世ヨーロッパ文明

女性像は、説明をよく読まないと何時代かわかりませんね。

最後を飾る、Ｌｉｂｅｒｔｙ　Ｌｅａｄｉｎｇ　ｔｈｅ　Ｐｅｏｐｌｅ　ドラクロア

これは、５年後にパリのルーブルに戻るかもしれません。

日本人の設計です。

ルネッサンス館には、学芸員数名が待機し、解説しています。

ルネッサンス初期のフラ・アンジェリコからレオナルド・ダ・ヴィンチにいたる系譜です。

アンジェりコといえば、2011年12月訪問したジャックマール・アンドレ美術館で特別展が行われており、大変な盛況でした。フランス人にとってルネッサンスはやはり画期的なことだったのでしょうね。

ジャックマール・アンドレ美術館については
「https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10768808/」

遠近法、

人体解剖図などの資料

ベルエポックの黄金時代を築いた大家達も、当時はルネッサンス期こそ黄金時代と夢見ていたのを、思い出しました。

一階ロビー、ショップ、カフェ。地下にクローク。

アクセス：rue Georges Bernanos / rue Paul Bert
開館時間(一般): １０:００〜１８:００ (最終入場時間 17:15)
休館日: 火曜、５月０１日

新ルーブル美術館Le Louvre-Lens
「http://www.louvrelens.fr/en//」

外はまだ未完成？

ミニバスでＬｅｎｓ駅まで戻りました。

　帰りのTGV待ち時間、街をぶらつきました。土曜日の昼過ぎ閑散としています。

　炭鉱町として栄えていたころは、エネルギー産業を支える労働者の家庭では、女中を雇い、夕食にはワイン数種類かならず食卓に上ったとのことですが。

　Lens一の大通りです。

　Lens駅前です。

この写真の右へ少し行ったところの、「HOTEL DE FRANCE」、一階カフェの窓に白髪の貴婦人が見える。ビールだけと中に入ったが、貴婦人一人悠然とランチを見、プラドゥジュール（９．５EUR、ビュッフェスタイル。ホットミール無し。）とビール、コーヒー全部で１５．４０EUR。

パリ北駅行きＴＧＶは駅舎の前ホームから。

　Lens発14.57のパリ北駅直行便で帰りました。（３５ＥＵＲ）

1時間ちょっと。リール乗換えだと2時間。

パリ北駅のホーム

イギリス、オランダ、ベルギー,リール方面からはここへ到着します。

駅構内では、いつも出発案内を見てしまいます。

競馬場やお城があるシャンティイへは、ここからクルイユ行きに乗ります。　
大英博物館のロンドン、
港町・レーパーバン(今もありました。)のあるハンブルグ（＊）、
大聖堂があるケルン、
運河のアムステルダム、
ベルリン（＊）、
ブラッセル、カレー、リエージュ、ロッテルダム、ハノーバー（＊）、アントワープ、
　　への始発駅となっています。

こう書いてみると、訪問都市を数えてみたくなりますが。

ロンドン行きはここを上がります。

北駅構内

北駅正面東側です。

北駅から、 RER　B線でシャルルドゴール空港まで乗り換え無しで行けます(9.5EUR)。ノンストップ便だと２０数分ですので、ロワシーバスより大分早いですね。

　ロンドンのヒースローエクスプレスのように、CDGエクスプレスとでも名前をつけノンストップ便新型車を出せば、もっと利用客が増えるのにと思いますが。日本人利用客は少ないですね。

　　ラグビーやサッカーの国際マッチが開催されるStade de　FranceはここからRERのB、D線どちらでも一つ目の駅で降り、徒歩10分乃至15分で行けます。
　（2012年10月12日、日仏サッカー戦を見にD線を利用しました。）

「http://4travel.jp/traveler/100912/album/10749050/パリ21時間トランスファー中、日仏サッカーとゴッホ広重展」

写真のガラス張りを入ると近郊線のチケット売り場、入って左側にTGVチケット売り場があります。RER乗り場はおよびチケット売り場は地下へエスカレーターで。

　北駅前

北駅の東南隣、一段低いところに東駅があります。

　騎士の馬上試合が見られる中世の町プロヴァンへはここから１時間余り。

　

モエット・エ・シャンドンのシャンパンのランス（リール近郊のLensではありません。）、
アルザスのストラスブーグ、
アールヌーボーのナンシー、
大学町のハイデルベルグ、
巨大な中継地であるフランクフルト、
大ビヤホールのあるミュンヘン（＊）、
モーツアルトのザルツブルグ（＊）、
楽友協会大ホールのあるウイーン（＊）、
バーゼル、ベルン、ルクセンブルグ、ルッツェルン、マンハイム、メッツ、、シュトッツガルト、チューリッヒ
　への始発駅となっています。

　アルザスワインのコルマールへはストラスブールで乗り換え。

　（＊）印は、寝台列車もあり、です。

東駅正面です。

アルザス地方やドイツからの終着駅です。

第二次世界大戦中、パリ在住ユダヤ人が貨物列車に乗せられ強制収容所へ送られたのはここからですね。最近も仏映画に出てきました。

　ここから、南へサン・ドニ通りをくだり、オスマン大通りとの交差点サン・ドニ門をくぐり、さらにサン・ドニ通りを直進するとセーヌ川沿いのシャトレ駅まで行くことができ、両替橋を渡るとシテ島です。

　途中、昼、繊維商店街、夜は照明がぐっと落ち、暗がりに真っ白の＊＊姿の＊＊が出没し、パリに来たーという気分になれたものでしたが、最近はどうでしょうか。

　風の便りでは、セーヌ川に近いほうは、明るくなり、飲食店が多くなっているとのこと。

東駅構内です。

パリ東駅からイスタンブール行き[http://www.orient-express.com/web/vsoe_ja/journeys/4_121933.jsp/ オリエントエクスプレス]が年に一度特別運行されています（2013年は8月30日発）。

ウィーン、ブタペスト、ブカレスト、イスタンブールなどの魅力的なヨーロッパの街を駆け抜ける5泊6日の豪華列車の旅のようです。

ロレーヌ地方の物産店でお土産、瓶詰めフォアグラを購入。

　東駅ホームの北側地下通路を右突き当たったところはメトロ・シャトーランドンレスト駅、その上は、ホテルシャトーランドンレストです。一人のときはよく利用しています。

　４，５年前改装し、アイビスグループとなってからは、日本人のグループもよく見かけるようになりました。三つ星。オペラ地区の三つ星に比べれば、清潔、部屋も広い。ＷｉＦｉ無料。

写真はホテルシャトーランドンレストから、東駅ホーム。

部屋の中は全く静かです。


この後、キプロスに遊び、帰国時、パリトランスファー８時間中、CDG1からRERでシャトレ駅に出(9.5EUR)、メトロに乗り換えルーブルで降り、街をぶらつき、ラーメンを食べ、ロワシーバスで戻りました。