2013/02/03 - 2013/02/04
340位(同エリア753件中)
はむじさん
2/3は節分。
この日は晴れて日差しが暖かだったが、北西の風が冷たい日和でした。
節分と言えば、日本各地の神社で行われる節分祭。
因みに寺院では節分会(せつぶんえ)。
名古屋では尾張4観音(笠寺・大須・甚目寺・龍泉寺)が有名で
その年の恵方に当たる寺院に大勢の参拝客が訪れるのが習わしとか。
今年は南南東が恵方に当たり、笠寺観音がその場所になるのだが
これは名古屋城を中心にみて東西南北に位置する寺院を
大雑把に分けたに過ぎない。
私は名古屋市外の三河と尾張の境に住んでおり(以前は名古屋市民であったが・・・)
我家から マピオン距離測
↓
http://www.mapion.co.jp/m/route/35.65484_139.75481_2/
で南南東に単純に直線を引いた所、その線上に三河の岡崎市郊外に有る岩津天満宮が有った。
昨年は元旦 早々から体調を崩し2月一杯まで体調が優れなかったので
今年こそは、節分を境に新たな心境でこの1年を良い年で有りますように
との願いを込めて・・・・・・
これは恵方に行くきゃないと・・・・・・。
家から20?足らずの場所で東名高速を東名三好ICから東京方面に向かい
岡崎IC手間の高速道路の傍らに建つ天満宮に訪れてみました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
全国各地に「天神様」の名称で庶民に慕われている「天満宮」
一説には全国に1万社もあるとか、
学問の神様と慕われ、この時期全国の受験生の拠り所の神社です
http://www.jinjahoncho.or.jp/column/000014.html -
自宅を10寺前に出発。途中郵便局に立寄ってからカーナビで
検索。
一般道で30分足らずで到着。
この天神様はかってトヨタ自動車の前身の自動織機の創始者が幼い頃
病弱なので何度もお参りしたとかでも有名な神社です。 -
和魂漢才碑
「和魂漢才(わこんかんさい)」とは、主体性を持ちつつ外来文化を取り入れ、日本独自の文化を創り出す菅公のご精神を表した言葉です。
そのご精神を伝え守るため岩津天満宮御神忌千百年大祭記念に建立(平成14年秋)されました。 -
手水舎
神様に参拝する前に両手を清め口をすすぎ、心を洗い浄める場が手水舎です。
これを「手水をつかう」と言います。
この手水舎は御神忌千百年大祭(平成14年)にご造営されましたそうです。 -
鳥居をくぐると、いきなり厄割石が・・・・
境内でお皿を購入して厄を落としたい人が
この石にぶつけて厄を落とすらしい。 -
-
何故か、この神社では正五九参り(しょうごくまいり)と称して
お正月・五月・九月のお参りを奨励していた。
その故事来歴は ↓
http://www.iwazutenjin.or.jp/inori/shogoku.html -
菅原道真公を祭ってある神殿です。
-
〆縄には稲穂が何故か飾ってあった。
-
天満宮と云えば、必ずどこの神社にも置いて有る牛。
大きな牛は別に願掛け牛として神殿の前に鎮座してますが・・
これは願いごとを唱えながら神牛に御神水を掛ける「水掛け牛」、
ここの牛の置物は毎年恵方に頭を向けられているそうです。
そして、傍には夫々の願い事に対応する色違いの柄杓が置いて
有り、その柄杓を持って願い事を念じながらお水を掛けるように
成っています。
私は、当然病気平癒の柄杓で願掛けです。 -
芸術の神様「宗像神社」
-
恋の御利益「産霊神社」
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余香殿「なおらい」
なおらいは漢字で「直会」と書きます。
その意味は、神事のあと、神様へのお供え物を感謝をこめて戴くことを言います。そして、和やかになった神と人が心を通わせ、一体となる場が直会です。
ここは、ご祈祷・ご参拝のあとのなおらいご休憩、記念品が買い求め出来る所です。 -
中はこのような品が
-
-
-
いぼとり石
こすればイボが取れると伝わる霊石。
この石の表面にはブツブツのイボのような突起が無数に有り、
これは取れたイボが現れたものだと云われています。 -
筆塚
御祭神・菅原道真公は書道の神様。
その御神徳にあやかり、使い古した筆を納め、
その労を慰めると共に書道や学問の上達を祈ります。
. -
うそ塚
鷽(うそ)は誠を貫いた天神様のお使いの鳥です。
一年間の厄・罪・穢れを天神様の誠と取り替えた「木鷽」をここに納めます -
この日は午前11時から偶然。豆まきが行われると知り、
参拝者が三三五五集まって神殿で行われている御祈祷
を終るのを待っています。 -
神殿内の御祈祷が終わり、宮司と共に青鬼・赤鬼が
現れました。いよいよ豆まきの始まりです。
私は、神社・仏閣でのこのような豆まきに参列するのは
生まれて初めての体験です。 -
左端には赤鬼が
-
-
神殿中央には福男が、これから境内に集まった人々に
豆が入った小袋を撒きま始めました。(参拝客に福を授けるそうです)
神殿の近くに居た事も有って、ダイレクトキャッチしたのが6袋。
取り損なって足元で拾ったのが11袋。計17袋もゲットしました(幸運です) -
豆撒きが終わってから境内を散策します。
境内に植えてある「飛梅」
九州・太宰府に無実の罪で配流された菅原道真公をお慕いして
京の都から飛んでいった梅の木にちなんだ命名された梅です。
「東風吹かばにほひをこせよ梅花 主なしとて春を忘るな」
の菅原道真公の有名な句を書いた立て札があります。 -
重軽地蔵
小さなお社の中にちんまりと坐るお地蔵様には
「願いが叶う」ときに持ち上がる霊力があると云われています。
私は、今年も健康で好きな山に登れますようにと願い事を唱えて
持ち上げてみました。
持ち上がったので願いが叶うと良いのですが・・・・ -
上部が欠けてしまいました。これは
無実の罪で太宰府に配流された菅原道真公に、
最後までお仕えした忠臣・味酒安行公をお祀りしています。
味酒公は菅公の御霊をお護りし大変長生きされたことから
長寿を祈るの神としての信仰があります。 -
厠神社です。トイレの前に設置されています。
人の営みにとって厠(かわや・便所)は大事な場。
ここをきれいにする人には、
子授けや安産の御利益が有ると古来より言われています。 -
ご祭神は
木華開耶姫命(このはなさくやひめ)
埴安姫神(はにやすひめのかみ)
弥都波能売神(みずはのめのかみ)の
三柱をお祀りする、トイレの神さまです。 -
京都・伏見稲荷の御分霊をいただく社・岩津稲荷です。
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りしています。
お稲荷様には五穀豊穣・商売繁盛の御利益があります。
息子が経営している会社が繁盛しますように代参して置きました。 -
-
境内の奥には梅園が広がっています。
-
寒さに負けず、一輪、二輪と早咲きの梅が・・・
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
松尾芭蕉の弟子。服部嵐雪の句が思いだされます。 -
御祭神・菅原道真公が一番お好きだった花、それが梅の花です。
厳しい冬に可憐な花を咲かせる梅、そこには天神様の強さとやさしさが
馥郁とした香りと共に伝わって参ります。
2月から3月にかけ、境内を始め東山梅苑などに全山で400本ほどの梅が、
順次花を咲かせるそうです。 -
-
梅林の山から岡崎市内を見下ろすと暖かな日差しに
霞んでいました。 -
この梅林には日本各地の天満宮から献木された梅の木が植えてありました。
これは東京の「湯島天神」からの献木です。 -
岩津天神での参拝を終えたらお昼時になったので、
そこから5?程の近場に有る「奥殿屋敷」に向かいました。 -
ここは岡崎観光名所になっている所で、徳川家康公に連なる
大給家の陣屋が有った所です。
http://okutono.com/shisetu_all.htm -
この立て看板の向かって行けば、大給家藩主の代々のお墓が
あります。
2年前に墓所を訪れていたので、今回は割愛しました。 -
とにかくお腹が空いたので、食事処「金鳳亭」に向かいます。
-
毎日、限定10名分の食事は、カモ鍋でしたが、既に先客で売り切れ
仕方がないので「釜めし」を頼みました。
食事の用意が出来る間。部屋から外を眺めると。 -
冬枯れの日本庭園が見渡せます。
-
食事を待っている間。御朱印帳を写しました。
平成23年10/17に明日香村バスツアーの時に訪れた時に
初めて購入した物です。
左側が今回訪れた岩津天満宮
右側は昨年末、長崎市内の諏訪神社(おくんち祭りで有名な)です。
購入後の最後のページが岩津天神になりました。
この後は裏面に又書き込めますが・・・ -
御朱印帳を購入した時に頂いた御朱印。
最初のページ
天台宗「橘寺」です。(新西国第十番霊場)
ここは聖徳太子のご誕生地で有名なお寺でした。 -
やっと食事が運ばれてきました。テーブルに置かれた
後も、アルコール燃料が燃え尽きるまで待ちぼうけでした。 -
食後のデザートをセットでお願いすると
半額で食べれました。
右脇の品は、食事の用意が出来るまで
お茶受けで試食したシイタケの漬物。
ピリ辛で美味しかったので日本酒の
お伴にお土産を購入しました。 -
食後、庭園内を散策。
-
先程、食事をした「金鳳亭」を外から眺めると。
-
冬で枯れた苔類です。春先には緑色になるんだと思います。
-
歴代、藩主が住んでいた母屋。
-
庭先では蚤の市が開かれていました。
-
-
奥殿藩主。大給家に纏わる資料が集まられています。
-
外壁には岡崎観光名所の地図が
-
その隣には奥殿陣屋の配置図が
-
内部には奥殿陣屋の謂われを説明しています。
-
大給松平家の家系図です。左側の方に「徳川家康」が書き込まれて
います。 -
NHK連続ドラマ
「純情きらり」のロケ地になったそうです。
↓
http://www.nhk.or.jp/drama/kirari/ -
岡崎を後にしてから豊田市内に有る給湯設備会社に寄って
自宅システムキッチンのビルトインのガスコンロと食洗機
の取り返工事の見積もりをお願いしたら、
今日は節分なのでと言う事で「恵方巻」のお土産を頂きました。
これは、早速、岩津天神にお参りした御利益が・・・
関西地方から広まった「恵方巻」。我家では初めて食べました。
隣に写っているのが岩津天神でゲットした豆袋でう。
この後、夫婦で年の数だけ食べました。 -
前日。嫁いだ娘が孫を連れてやって来て、名古屋でも有名な神社に勤める
娘婿殿が正月中神前に捧げていたお神酒の日本酒を7本も御下がりを受けったのを持ってきて呉れました。
娘婿は日本酒を全く飲まないので必然、毎年今頃我家に流れてきます。
その折に、私の誕生日祝いと一緒にバレンタインのチョコを。持って来て呉れました。これも又日本酒入りのチョコでしたが・・・・
やはり娘は息子と違い嬉しい心配りでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- みちるさん 2013/02/10 17:00:14
- ご利益
- ham-jiさん、こんばんは
盛りだくさんの1日でしたね。
岩津天満宮、懐かしいです。
息子達の受験に2回行きました。
2回目は、高校の役員やっていたので、役員で高3全員の受験祈願で行きました。
その時前年の台風で落ちなかったりんごを販売してました。
受験が終わった後日談でしたが、お宮さんの関係者のご子息さんが、何でも受験に落ちたとのうわさが^^
奥殿陣屋も懐かしい。
奥殿陣屋に寄って、三河富士に登りました。
まだ初心者で、山をいくつも登ってないころでしたから、かなり息があがりました。
バラの頃でしたね。
あのお食事の店、竹の子の頃だと、竹の子ご飯が食べられるのでは。
御朱印帳ですが、持ってないので分かりませんが、筆でいちいち書いてもらえるのですか。
いい記念になりますね。
ham-jiさんは、娘さんがいていいですね。
やはり気遣いが嬉しいですよね。
- はむじさん からの返信 2013/02/10 21:56:28
- RE: ご利益
- みちるさん。今晩は〜。書き込み有難うございます。
昨年はみちるさんも風邪を拗らせて大変っだったように。私にとっても
いつまでも微熱が続き散々でした。
なので、今年こそは、健康に恵まれた良い年周りにしたくて、態々恵方の
神社を選びました。
岩津天満宮は、私も知らなかったのですが、受験生だけでなしに、病気の平癒にも御利益の有る神社だったんですね〜ェ。
奥殿陣屋の傍に聳える山が「村積山」の様ですが、別名「三河富士」と言うのですか、どうりで富士山に似た形の山だなぁ〜と思ってました。
見るからに低山ですが、結構息が上がる位の山なんですねェ〜
一度、孫を伴って登ってみますね。
御朱印帳。
どこの神社、寺院でも購入出来て(値段はまちまちですが)、御朱印は恐らく料金は全国統一で¥300で手書きの文字と朱印を押して下さいます。
若い頃は、余り興味がなかったのですが、この頃は夫婦で旅に出掛ける時は
忘れずに持ち出すようにしています。
後で振り返った時の良い記念にもなりますので・・・ ham-ji
> ham-jiさん、こんばんは
>
> 盛りだくさんの1日でしたね。
>
> 岩津天満宮、懐かしいです。
> 息子達の受験に2回行きました。
> 2回目は、高校の役員やっていたので、役員で高3全員の受験祈願で行きました。
> その時前年の台風で落ちなかったりんごを販売してました。
> 受験が終わった後日談でしたが、お宮さんの関係者のご子息さんが、何でも受験に落ちたとのうわさが^^
>
> 奥殿陣屋も懐かしい。
> 奥殿陣屋に寄って、三河富士に登りました。
> まだ初心者で、山をいくつも登ってないころでしたから、かなり息があがりました。
> バラの頃でしたね。
> あのお食事の店、竹の子の頃だと、竹の子ご飯が食べられるのでは。
>
> 御朱印帳ですが、持ってないので分かりませんが、筆でいちいち書いてもらえるのですか。
> いい記念になりますね。
>
> ham-jiさんは、娘さんがいていいですね。
> やはり気遣いが嬉しいですよね。
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