2013/01/26 - 2013/01/28
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キリさんですさん
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司馬遼太郎の「台湾紀行」を巡る一人旅で本編は台湾東海岸の花東海岸公路、台東、知本温泉を路線バスで廻った時の旅行記です。 観光地としては物足りないですがもはや日本では味わえない昭和の時代の雰囲気、素朴な人達、綺麗な海辺、日本式露天風呂等に巡り会い、のんびりとゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
花蓮の駅前にある花蓮客運バスターミナルです。
8時50分の成功行きに乗り花東海岸公路の八仙洞に向います。
客は地元の人が5,6人程度で観光客は私一人だけです。 -
花蓮の街ともお別れです。
優しい人が多く、昭和の香りが感じられ、また来たくなる街でした。 -
しばらく海岸線を走っていると突然北回帰線記念塔が見えてきました。
路線バスなのにここで約5分間の休憩です。
トイレ休憩のためだそうです。
塔以外は何もないので写真を撮って終わりです。 -
八仙洞です。
路線バスの停留所の名前は「八仙洞」ではなく「仙道」です。
誰も乗降客がいないのでバス停を通過してしまい危うく通りすぎるところでした。 急いで降りる旨を伝えると100メートルくらい先で停車してくれました。
こちらが悪いのに「すいません」と挨拶をしてくれて、若いが優しい運転手でした。 -
入り口の案内を見ると、11か所も洞窟があるようです。
簡単に廻れると甘く見ていたら階段の傾斜がきつく登るのに大変でした。 -
案内版の2番の洞窟の潮音洞です。
洞窟は全て石器時代からの遺跡だそうです。
どこの祠も内部は綺麗に飾られていました。 -
草木を見ると。北回帰線を過ぎて熱帯圏に入っているのが分かります。
海が綺麗なのでかなり南国に来た様な錯覚をします。 -
5番目の乾元洞です。
6番目以降は道も整備されていなく、危険な蜂が多数いるとのことなのでここで引き返しました。 なんとなく未整備の観光地ですが、そこがまた魅力です。 -
仙道のバス停で路線バスを待っているとバス停の前にほとんどお客が来ない店があり、バスが来るまで30分以上もあり暇なので、何を売っているのか気になり通りを渡って見に行ってみました。
-
いろいろな果物を細かく切って売っている店で、ジャガー横田似の元気なおばさんが一人で店番をしていました。小腹が空いていたのでマンゴとバナナとトウモロコシを頼むと、「日本人が一人で来るとは珍しいね」と嬉しそうでした。 二人で雑談していると突然、ツアー客が隣の休憩所から続々と買いに来ました。日本人がいつまでも食べているので余程美味しいと思ったようです。
多少は店の売り上げに貢献できた模様です。 ジャガーさんいつまでも頑張ってね。 -
台東行きのバスが来たので急いで道路を渡り、飛び乗りました。バスはガラガラでした。
こちらの路線バスは予想に反して(失礼ですが)綺麗なので驚きです。
客も少なく、これで採算が取れるのかと要らぬ心配をしてしまいます。
今度の目的地は三仙台なので、先ほどの反省から早めに運転手に「三仙台で降ります」と言っておきました。 -
イチオシ
三仙台の路線バスの停留所から歩いていたら、後ろから若い台湾女性が日本語で「その先を右ですよ」と声を掛けてきました。 バスの運転手から「先に行った日本人の案内をしてあげなさい」と頼まれたそうです。 家は台北の新店にあること、日本の奈良県に友達がいること、三仙台の話等をしながらこの橋のたもとまで案内してくれました。
ここでも、また優しい若い台湾人に会うことができました。 -
この太鼓橋を見ていると台湾の人達がいかに日本的なものに憧れているかを象徴しているように感じます。 鶴岡八幡宮の太鼓橋を思い出しますが規模はこちらの方が大きいです。
年配の方や子供達を連れた家族が幸せそうに太鼓橋を渡っている姿を見ているだけで、ほのぼのとします。 -
観光客向けの阿美族の若い女性達による民族舞踏をやっていました。
民族衣装は着てますが音楽はアップテンポで、踊っている女性は20歳前後のメンバーなのでAKB48の一部のメンバーによる練習ショーを見ているような雰囲気です。
この舞台の裏側に停車していた15時30分発の台東行きのバスに乗り三仙洞を後にしました。 -
17時頃に台東駅に着きました。
花蓮駅を朝9時頃に出発して夕方の5時までの長い花東海岸公路の路線バス旅行でした
列車(自強号)ならば2時間半程度で来ますが綺麗な海岸沿いを路線バスでノンビリと乗り継いで地元の人と雑談しながら廻る旅も結構楽しいものです。(但し、腰は痛くなります)
台東駅は花蓮駅と同様に繁華街は旧駅の近辺に残されており、駅前は殺風景です。
今日のホテルは旧台東駅近辺にあるのでバスで移動し、6時頃に無事チェックイン。 -
翌日は朝早くから台東の街を散策しました。
ホテルから歩いて5分程の処に旧台東駅の跡(台東鐡道藝術村)がありました。
当時の列車や駅名表示版の残るプラットフォームを見ると今では日本ではほとんど見られなくなった昭和の時代の懐かしい田舎の駅の風景そのものです。
当時の日本人が遠い異国でこのような風景を見て遠い故郷を懐かしんでいたのでしょうね。 -
駅の中で遊んでいる子供達です。
カメラを意識しているようで、カメラ目線です。
皆んな仲良く、楽しそうですね。
日本もファミコンが無かった時代には広場に集まり「だるまさんがころんだ」の遊びでこのように皆で楽しく遊んでいた時代があったのを思い出します。 -
旧駅のすぐ裏手にある鯉魚山公園に来ました。
昔の台東神社跡に忠烈祠が建てられてます。
やはり中華圏にいるのだと感じます。
忠烈祠もいろいろな場所で見ましたがここでは居心地が悪そうです。 -
この奥でカラオケで日本の昭和30年代の歌を歌っている方々に出逢いました。
星影のワルツ、有楽町で逢いましょう、柳ケ瀬ブルースなどの懐かしい曲なので近くに寄ってしばらく立って聞いていると、突然「日本の方ですね歌いませんか」と年配の女性から声を掛けられました。 旧台東神社内で歌うのは気が引けるので「歌は苦手なので・・」とやんわりと断り逃げ出しました。 (本心は1曲くらい歌いたい気持ちでしたが) -
八重塔の龍鳳仏堂です。
中には観音菩薩が祀られています。 -
鯉魚山の頂上まで登ってみます。
朝早いせいか、誰もいませんでした。
道はキチンと整備されており、登りやすく、朝の散歩には手頃の距離でした。 -
やっと登り切った頂上から台東の街を眺めです。
思ったよりも狭い街なので、タクシーは使わなくても充分に徒歩で廻れる街ですね。 -
台東市政府です。
春節が近付いているので飾り付けをしていました。
春節時期は列車は超満員で台湾内の移動は困難ですよとの話を聞いて今回の旅行がギリギリで春節に重ならず良かったとホットしました。 -
台東市内では唯一の観光ポイントの天后宮です。
門の上にに飾られた彫刻が素晴らしいです。 -
門の中に入ると広々としています。
台湾東部では最大規模の立派な廟です。
他に観光する処もないので、タップリと時間を掛けて見学してきました。
観光客が多いと煩わしいですが、誰もいないのも寂しいものですね。 -
街歩きをしていると薬局の前でニコニコとこちらを見ている年配の方がいました。
「道に迷っているのかい」と綺麗な日本語で声を掛けてきました。
ちょっと挨拶するつもりがお互いの自己紹介から始まり、長い対話会になりました
名前は游さんで台南市で生まれたそうです。その後台北に行き台湾大学に入学したが中退して再び台南に戻り台南市政府で働いていたそうです。 -
話しが長くなってきたので奥さんが気をきかして椅子を持ってきてくれました。
台南の方なので昨年八田興一さんの珊瑚譚に訪問した話をすると、嬉しそうに八田さんは台湾人にとって恩人であることを興奮気味に語り始めました。 私達は八田さん達の日本人のお蔭でここまでこれたので感謝してますと御礼を言われました。 途中で息子さん(薬局の主人)が「今日は久し振りに父の笑顔が見られたので記念に写真を撮りましょう」とこの写真を撮ってくれました。 いつまでもお元気でいて下さい。 -
薬局の主人の勧めもあり台東地区での最後の観光は知本温泉にしました。
分かりずらい場所でしたが、案内をしてもらいバスターミナルに来ました。 -
13時50分発の知本温泉行きのバスが停まっていたのでチケットを買って乗り込みました。
客は少なく4,5人程度でした。 -
薬局の主人から、日帰り温泉ならば「新知本大飯店」が良いと言われていたので、バスの運転手に紙に書いて見せたら、この前で停めてくれました。
カウンターで「日帰りで温泉に入りたい]旨を伝えると、「まだやってません」との返事。
「日本から知本温泉の評判を聞いてはるばる来たので何とかなりませんか」と頼んでいると奥から赤ちゃんを抱いた年配の女性が出て来ました。女主人のようでした。 -
「通常は5時オープンからの予定ですが早めて3時からにしますので、こちらでしばらくお待ち下さい」との丁重な挨拶と日本茶のサービスまでして頂き感激。
日本式風呂が1000元、露天風呂が300元との説明があり、迷わず露天風呂を選択。 -
結局10分程度の待ち時間で無事に、このような露天風呂に入ることが出来ました。
着替え用の個室もあり、広い湯船が3つあり、ゆったりとした露天風呂です。
中国の大連やハンガリーのブタペストでも温泉に入りましたが、どこか違和感がありました。しかし台湾の露天風呂は日本と全く変わらず綺麗で最高ですね。 -
今回の旅で出逢った方達のことを思い出しながら、最高の気分で温泉に浸かっています。
台湾の東部地区は台北、高尾に比べると開発が遅れていますが、その分素朴で人柄の良い人が多い気がします。
長く浸かり過ぎたのでのぼせてきたので、そろそろ台東の街に戻ることにします。
バス停の横の屋台で温泉玉子とビールを飲んで台東へ戻りました。 -
台東を去る最後の日の朝に名残り惜しく再び鯉魚山に登ってみました。
旧台東駅跡と遠方に青く澄んだ綺麗な海が見えました。
台東、花東海岸公路は近い将来、かなり観光地化されそうな気配ですが、観光地化するのは良いですが、今回の旅で出会った若者たちのように他人を思いやる素朴な心だけは失うことのないように(そこだけは日本の真似はしないで)と思いながら、台東の街ともお別れです。
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