2013/01/21 - 2013/01/21
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Elliott-7さん
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バスでホテルを出発。 いつものように、皆さんは今朝もバスのドライバーさんに「カリメーラ」おはようさんと、元気よく挨拶。
このたびのツアー最終日はアテネ郊外、「コリントス運河」、「ミケーネ遺跡」を観光した後、かつてギリシャの首都として栄えた「ナフブリオン」に立ち寄ってアテネ空港へ向かう。
・・ コリントス運河 ・・
地図を見ればわかるように、ギリシャ本土とペロポネソス半島とが繋がっているが、船がエーゲ海からコリンティアコス湾に入るためには半島をぐるーっと廻らなければならない。そこで本土と半島との間を開削すれば、距離も時間も極めて短縮されることになる。
そのために運河が開削されたのである。
この運河は、1893年完成。閘門(こうもん)をもたない運河で一直線に掘削されている。
その長さ6343m。運河の幅は水面部で25m、河底部で21mある。
深さは8mあり、高さは一番高いところで79mもある。この運河によって半島を大きく迂回するよりも400km短縮されることになるという。
しかし、大型船の航行は不可で航行できる船舶はどうしても制限されるようだ。
この運河のエーゲ海側に沈下橋もあるようだが、いつもは鉄橋がかかっている。船が航行するときにはその鉄橋が下に沈むようになっているという大変珍しい橋である。だが今回はそこまで行かないので確認できなかった。
・・ ミケーネ遺跡 ・・
コリントス運河からさらに行ったところに「ミケーネ遺跡」がある。古代ギリシャ以前の文明があった地で「ミケーネ文明」と言われる。その遺跡には、獅子門・ライオンゲート、円形墳墓、王宮跡などがある。
その近くには、「アトレウスの宝庫」がある。円形をした半地下の空洞が残っており、天井はドーム状で高さは13m直径14mあるそうだが、しかし中には何もない。
紀元前1300年頃に建設され、「アガメムノンの墓」とも呼ばれる
ミケーネ遺跡を見学し、ナフプリオンに行く前に途中のタベルナでグループ「最後の晩餐」でなく「最後のランチ」をとる。
・・ ナフプリオン ・・
「ナフプリオン」は、かつてギリシャの首都だったとか、小さな港町だがなかなか雰囲気のある街だ。街を見下ろすようにヴェネツィア人が築いたパラミディの城壁がある。
港から沖合いに小さな島(ブルジ島)が見えるが、ヴェネツィア人が築いた要塞の島だそうだ。
ここは風光明媚な港町で、特に夏は大勢の観光客で賑わう。
かくして、ギリシャの旅を無事に終えてアテネ空港へ、
天気に恵まれ、メンバーとは和気藹々、楽しい旅を終えることができたのは、ベテラン添乗員のお陰でもある。
黄色組の皆さんとのよき出会いがありました。またどこかでお会いしましょう・・・。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 航空会社
- カタール航空
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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本土とペロポネソス半島が繋がっている、その繋ぎ目を開削して
運河を造ることにより、コリンティアコス湾とエーゲ海を結べば、
半島を廻る必要がないので距離的、時間的にも大幅に
短縮されることがわかる・・
-
運河の側に記念モニュメントが建っていた・・ -
どうやら、ギリシャ語と英語併記のようである・・ -
運河のデータが・・
1881−1893年にかけて造られた
全長 6343m 深さ 8m 運河の幅 24.6m
狭いところが 21m 傾斜角度 71−77度
海面からの高さ 79m 年間航行量 12500隻
-
開通記念式 1893年 8月
開通 1893年 10月
この運河が開通したことで、エーゲ海とアドリア海の間が、
131マイル短縮された・・ -
人道・歩道橋を渡ってみよう・・ -
歩道橋の真ん中から、運河を見る・・
一直線に掘削されている、
両サイドは土が削られたまま、
コンクリートで固められていないようじゃのー -
ここをいろんな船が航行するが、幅が狭いので限定される・・
このずーっと先は、コリンティアコス湾のはずだ、
船が通ってくれんかのー、 -
道路を渡り、別の歩道橋を渡って元に戻る、 -
向こうに見えるのは、エーゲ海側、 -
船が通らんのうー、 -
歩道橋が道路の上下線にそれぞれある・・ -
こんな看板が、
ここではバンジージャンプもやっているようだ!
高さが80m近くあるから、スリル満点だろうな、
飛ぶのは、夏じゃろうなー -
次の目的地、ミケーネ遺跡へ向かう・・
天気がイマイチじゃなー -
遺跡が見えてきたぞ! -
かつては、ミケーネ文明(紀元前十六世紀から十二世紀頃)の中心地であったんじゃなー、
ツワモノどもの何とかいう感じか、
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ここが入り口、 -
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これがこの遺跡の象徴である、
「ライオンの門」ライオンゲートじゃそうな、 -
二頭のライオンが向かいあっているが頭部は欠損、 -
ライオンゲートの裏に廻ってみるか・・ -
遺跡の雰囲気を感じてもらえばよい・・ -
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ミケーネ文明(紀元前十六世紀から十二世紀頃)の中心地じゃったところ、 -
王宮跡・・ -
ミケーネのアクロポリスを望む・・ -
旅とも曰く・・
「奈良にある遺跡によく似てる・・」そうだ、 -
円形墓地・・ -
その一部・・ -
丘に立つ、城塞、
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外国人の研修旅行か? -
ミケーネ遺跡のすぐ近くに、「アトレウスの宝庫」がある。
入り口、
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「宝庫」と言っても、中には何もない!
石で積み重ねられた、ドーム型の天井が・・
煤けているように見えた・・ -
奥にはこのようなところも、
しかし、よう積み上げたものじゃ、
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中から、入り口の方を見る、 -
再び外に出て見る・・
「宝庫」という雰囲気はないなー
-
ここで早めの昼食・・
なかなか立派な建物じゃなー
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新装なったばかりの豪華なレストランだった、 -
最後のランチをおいしく頂く・・
皆さんとも会食するのはこれが最後ですなー -
最後に、港町「ナフプリオン」へ、 -
ナフプリオンの街を自由散策、、 -
市街の様子・・ -
洒落た雰囲気の店構いが多い。 -
市街の様子・・ -
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街からパラミディの城塞が見える・・ -
海岸に出てみよう・・ -
小さな島がある・・ -
ブルジ島
ヴェネツイア人が造った要塞・・ -
帰途、車窓から「アクロコリントス城塞」を眺めながらアテネへ向かう・・
あの山の頂きにも城塞を作ったんじゃなー -
穏やかな冬の海を眺めながらアテネへ・・
眠たくなるような陽光だ!
今回は内容のある旅じゃった、満足々々 -
このたびのドライバーさんにも世話になったもんだ。
いつも、旅行最終日には感じが良い気持ちの優しいドライバーさんなら感謝の気持ちを込めてチップ代わりに「ワイン」を1本プレゼントするんですわ。
このドライバーさんにも「エフハリスト」サンキュウと言ってワインをプレゼント、
「サングラスかけてや・・」その方がええ男やわ(笑)
・・・ 冬・ギリシャ紀行はこれにて終了します ・・・
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