2012/12/08 - 2012/12/15
192位(同エリア241件中)
mdrさん
モロッコ行きを決めたのは、ツアー行程に
サハラ砂漠で駱駝にのって朝日鑑賞
というのがあったから。
サハラ砂漠という存在を初めて知ったのは小学校の社会の授業。
その時は、遠い国のことだし、自分には全く関係のない世界だと思っていた。
だけど。
その場所に行けるツアーがあった。
行くしかないでしょ、これは!!
といことで行って来ました。
パックツアーの一人旅です。
1日目
福岡→ドバイ→カサブランカ
2日目
カサブランカ観光
ハッサン2世モスク、モハメッド5世広場、メディナ
3日目
フェズ観光
ムーレイ・イドリス廟、カラウィンモスク、タンネリ、ブージュルード門、メディナ
4日目
メルズーカ大砂丘
トドラ渓谷
5日目
アイト・ベン・ハッドゥ
マラケシュ
6日目
クトゥビアの塔、バヒア宮殿、サーディンの墳墓群
ジャマ・エル・フナ広場
スーク街
7日から8日
カサブランカ→ドバイ→成田→福岡
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
モロッコまでは
福岡→成田
成田で添乗員と合流。
成田→ドバイ(12時間)
ドバイ→モロッコ(9時間)
出発当日。
余裕を持って福岡空港へ到着。受付カウンターへと向かうが、何か様子が変・・・・。
どうやら、福岡から成田へ向かう飛行機が、まだ前の出発地の千歳空港を悪天候(雪)の為飛び立ってないとのこと。
今の段階ではどのくらい遅延するかわからないという。
集合時間を過ぎても詳しい様子がわからないので、一度解散し、数十分後に再集合。
再集合の時のこと。
受付のねーちゃんの話では。
・何時に機体が福岡に到着するか分からないので、各自空港内アナウンスをよく聞き、それに従ってチェックインしてください。
・ドバイ行きの飛行機は一日一便しかでておらず、福岡発の飛行機が間に合わなければ乗れない可能性もあります。
・乗れなかった場合は成田で宿泊となります。その場合悪天候の為なので、宿泊代はお客様負担となります。
・私は、いろいろ調整があるので事務所へ戻ります。後は各自でおねがいします。
といわれた。
ええっ。色々思うことはあるけれど、そんれにしても、私たち福岡発の19人を残して自分は帰るって、なんか無責任じゃないの??
結局、1時間半遅れで飛行機は福岡に到着し、それから機体整備やなんだかんだで更に出発は遅れ・・・・成田に到着したのは、ドバイ行き出発時刻30分前だったかな??
飛行機を降りるとすぐに係員の誘導に従い国際線登場口まで走る走る
途中立ち止まりそうになると、すかさず
お客様急いでください。
とせかされる。
あの、広い空港を私たち19人+空港係員が一列になって走っている姿は、ハタから見れば壮観だったに違いない。
しかも、今回の参加者はほとんど60歳以上。
日本のお年よりは元気です。
ちなみに、福岡19名+成田16名のうち、80代は3名もいらっしゃいました。
あ〜、でも、無事にモロッコに行けてよかった・・・・。 -
最初の観光地
モハメッド5世広場(国連広場)・・・だったと思う。 -
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ハッサン2世モスク
職人10,000人+労働者5,000人で3交代制×7年間の歳月を費やして完成したタイルの綺麗なモスク。
費用の1/3は国王が、3/2は国民の寄付。総額は謎。
ドアはロシア製チタン、ステンドグラスはイタリア製。そのほかは全てモロッコ製。
夜はレーザー光線で聖地を指してます。
建物の2/3は海上に、1/3は海下に特殊セメントを使用。 -
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映画「カサブランカ」は実は全てハリウッドで撮影されたそうです。
ここはその映画「カサブランカ」を再現したバー。今はレストランになっています。 -
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ユダヤ人街
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ブロンズ店
職人さんが全て手作業で模様を彫っています。 -
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革製品の工場
入り口でミントの葉を手渡されました。匂いがきついので、それを鼻に当てながら見学したらいいよ。といわれたのですが、それくらいで紛れるわけでもなく・・・・。
強烈な匂いです。 -
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フェズの旧市街。
街全体がとても入り組んだ作りになっており、迷路のようになっています。
観光客が迂闊に入ってしまうと、出口が分からず迷子になってしまいます。
私たちが観光するときは、2人の現地ガイドが付きました。
もしはぐれてしまっても、自分で動かず、助けが来るまでその場でじっとしているようにと何度も念をおされました。
モロッコの人たちは親切なので、迷子になった時、日本人観光客の団体はどっちにいたかを聞くと答えてくれるそうです。
ただ、アジア人の区別がつかないので、他の観光客の団体を教えてしまう事があり、結果ますます迷ってしまうんだそうです・・・ -
お昼ごはん。
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タジン料理。
ポテトの上に鶏肉を乗せて蒸し焼きにしてます。 -
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エルフードへ向かう途中。
モロッコは雪がふるんですね。
アフリカだから暑い国だ、というイメージしかなかったから驚きました。
ちなみに、スキーやゴルフはお金持ちがするんだって。 -
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いよいよ駱駝に乗ってサハラ砂漠で朝日を見る。
朝 5時。ホテルのロビーを出発。
途中、砂漠で星空を鑑賞。
日本でも田舎に行けばキレイな星空は見えると思ってたけど、砂漠の明かり一つないところでみる夜空は全く別物。
見える星の数が圧倒的に違う。
空にはこんなにも星があったのか、
これほど多くの星を、肉眼で見ることができるのか。
いくつも落ちていく流れ星。
すごい。
感動
・・・でも、寒い。
その後、車を走らせ走らせ、砂のある砂漠へと向かう。 -
砂の砂漠の入り口に到着した頃には、空がうっすらと明るくなり始めていた。
そこで、駱駝を連れて待機していたベルベル人と合流。
4頭1グループを一人のベルベル人が担当し、一列になって砂漠を進んでいく。
私たちが乗ったのはヒトコブラクダ。瘤の上に敷物がありその上に座るようになっているが、安定が悪くバランスを取るのがちょっと難しい。 -
駱駝で行くのは砂丘の手前まで。
砂丘を駱駝は登れないので、自力であがらないといけない。
私たちのツアーはどのツアー客よりも高い砂丘の前でとまった。
きっと、素晴らしい朝日が見えるに違いない・・・・。
と前向きに考えるよりも、
えっ、これを上るの??
という思いが先に出る。
物凄く高い砂の山。傾斜もかなりある。
ただでさえ歩きにくい砂の上。
その砂山を登るのはとんでもなく大変。
一歩進んでは、自分の重さで半歩下がる(沈む)
空はどんどん赤みを帯びて行く。
早くしないと朝日が見えない。
気持ちばかりが焦り、疲れが溜まっていく。
ぜぃぜぃと肩で息をしている私の横を、高齢者がずんずんと進んで行く???
えーーすごい。元気いいなぁ・・・。
さすが、ヒマだから毎日ジムに行く、というだけのことはある。
へとへとになりながらも、てっぺんまでたどり着きました。 -
ついに、夜明けです。
風も無く、カメラに砂が入る心配もなく、お日様が昇るのをじっと眺める。 -
砂漠って、限りなく砂の砂漠が広がってるのかと思ってたんだけど。
実際は違ってました。
何て言えばいいのかな。
中学校とかのグランド。
あんなような、さらさらじゃない砂の地面に、小さな岩やところどころの植物が延々と続いてるかんじ。
砂の砂漠は、全体の1割程度しかないことをはじめて知った。
砂10% 岩90%
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昔の水路
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中はこんなかんじ
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トドラ渓谷
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切り立った岩のふもとにレストランがあり、そこでタジン鍋の昼食。
アルコールの提供はなし。
デザートはまるごとリンゴ。 -
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映画スタジオの入り口。
モロッコでは数多くの映画が撮影されており、そのスタッフを育てる学校もあるそうです。 -
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蛇使いのおじさん。
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アイト・ベン・ハットゥ
ベルベル人が住んでいた要塞都市。現在は4家族くらいしか住んでいません。
この近くで映画「グラディエーター」の撮影があったそうです。
もっと早くに来てたら、ラッセルクロウに会えたかもしれない -
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またまたタジン料理。
流石に他のお料理が食べたくなった。
タジン料理は素材の味を活かしてるのはいいんだけど・・・・ちょっと味が薄い。
旅行会社によってはバラエティー富んだ食事を用意していたりするのだけれど、ココの旅行会社はほとんどタジン。
朝ビュッフェ、昼タジン、夜タジン・・・
これが続くとさすがに飽きます。
この企画をした人は他にモロッコ料理を知らないのかな・・・。
もし、ツアーで行かれる予定であるなら、お料理のチェックをお忘れなく。 -
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マラケシュ
クトゥビアの塔
これを建てるとき、聖地の方向を間違ってしまい、途中で建て直したんだそうです。
写真左側が間違った土台。 -
バヒア宮殿
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コウノトリ
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モロッコにはネコが多い。
それに比べて犬はあまり見かけない。
犬を家の中に入れてしまうと天使を追い払ってしまうので、ペットにするならネコを選ぶんだそうです。 -
手の形のこれはお守りです。
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最後に宿泊したホテル
四ツ星だか五ツ星だか・・・。
マラケシュでは建築の規制があり、高い建物は建てられないんだそうです。壁の色はピンク=赤土の色となっています。 -
ジャマ・エル・フナ広場。
いろんなお店やら屋台やらがあって楽しい。
見てるだけでワクワクする。 -
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モロッコについてガイドさんは
モロッコは資源に恵まれた国ではない。
アフリカの他の国のように石油が出るわけでも、宝石がとれるわけでもない。
だけど、国王が各地を回りインフラが整っているので、国は豊かである。
国民は王様を尊敬している。
といわれてました。
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