2013/01/24 - 2013/01/24
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Lotusさん
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代休処理の休暇でアムステルダムに行ってきました。
目的はズバリ!マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート♪
ひゃぁ~、今まで聴いたコンサートで間違いなく№1でした!
昨年のぐだぐだフィンランド旅行の反省として、アムステルダムからタリスに乗ってパリ観光、帰りのトランジットでミュンヘン観光と、私としてはかなり頑張って参りました。
色々ハプニングもありましたが、友達もできて結果オーライ!
良い時間を過ごせました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1月23日
定時に仕事を終えて、超特急で帰宅。
お風呂に入って、ご飯を食べて父となぜか付いてきた姪に
新潟駅まで送ってもらう。なんとか19時23分発の新幹線に
滑りこみセーフ。ふぅ…
深夜発の羽田発フランクフルト行きです。
ラウンジが凄く混んでいて、ゆっくりできずに残念。 -
B787に乗りたくてこの便を選びましたが、色々あって機材変更に。
残念なような、良かったような…
この日はCクラスの方が混んでいてYクラスはこんなに広々(笑)
久々の3人掛けなんちゃってCクラスで楽々快適でした。 -
夜中2時半にサンドウィッチ。
私の胃袋では無理(涙) -
なんちゃってCクラスで寝て起きたら、既にヘルシンキ上空。
冬のヘルシンキってどうだろ?やっぱり寒いよね〜。
数年前、オーロラ鑑賞ツアーに北欧に出掛けた上司が
「鼻水と吐いた息の蒸気がまつ毛に付いて凍った」って言ってたな〜。 -
朝食は普通でした。
-
フランクフルトには早朝5時過ぎに到着しました。
外はまだ真っ暗でしたが、一週間前の寒波の残雪ははっきりと分かりました。
うぅ、寒そうだなぁ〜。
パスポートコントロールは到着便が重なるせいか、とても混んでいてもう一つ前の乗継便だと間に合わなかったかもしれません。
7時発のルフトハンザでAMSに飛びます。 -
ルフトハンザのサービスでコーヒーやお茶が無料で頂けます。
搭乗1時間前くらいに係の方が準備して行きました。 -
窓側リクエストしてみましたが、外はまだ暗い(沈)
-
少しずつ明るくなり始めた頃、サービス開始。
-
で、早朝7時半にチョコチップクッキーってどうよ???
普通無理でしょ!?せめてシリアルバーとかさ、何か別なのあるじゃん。
お隣の(多分)ドイツ人ビジネスマンもため息ついてたもん。
そんなこんなでスキポールに到着。
バゲッジクレームを過ぎた所で、係員に呼び止められて荷物機械にかけられました。
そして「何しに来た?」というニュアンスで質問されてキレそうになりましたわ。
何か悪いことしに来たように見えるの???
一通り質問が終わると「楽しんで!」と手のひら返したような対応に「オランダ人ってなんだよー」と思いましたが、同じ便に乗っていた日本人ビジネスマンが「いつもこうなんですよ」と言っていたので、まぁ、こんなものなんでしょう…。 -
駅の窓口でアムステルダム中央駅までの切符(4.4ユーロ)を買い、ホームの掲示板に間違いなく「AmsterdamCS」の表示を確認して列車に乗り込ました。
しかし、30分くらい乗っても町の中心部に着く気配なし。牧歌的な風景がどこまでも続き、ミスったな〜と思い始めた頃、傍にいたデンマーク人のお兄ちゃんに「君、どこまで行くの?」って聞かれて「アムステルダム中央駅なんだけど間違えたみたい。」って言ったら「僕もだよ。」って(爆)スマホの地図で現在地確認してたら香港人カップルも「やっぱりミステイクだよね。ハハハ〜」って。
←ユトレヒト中央駅にて -
そんなことで4人で出した結論は「次の大きめな駅で降りよう」という事になり、そこが「ユトレヒト中央駅」。
ここで一人だと心細かっただろうな。良かった仲間がいて(笑)
デンマーク兄さんと香港兄さんが駅員にアシストを頼んで、ホームまで連れて来てもらいました。
次に来るICに乗れという事でした。 -
ここでもちょっと心配事が。
次の列車の案内はフランクフルトから来るICE。
本当にこれに乗っていいのかな?と。 -
だって、私(達)の持ってる切符ってスキーポール→アムステルダムCSの4.4ユーロ(もしくは3.8ユーロ)のこれ(爆)
恐る恐る聞いたら、理由は分からないけれど「いいよ」って言われました。
う〜ん、本当にいいのかなぁ?と思いつつも、結局そのまま(笑) -
のど自慢の鳥ちゃんの歌声を聞きながら、行き先間違いの4人はお互いの旅程で盛り上がりました。
アドレス交換して、友達にもなれたし、これがまた旅の面白いところ。 -
10分遅れのおドイツICEに乗り込みました!
乗車間違えで思い掛けない列車に乗れたんだもの、結果オーライだよ〜(笑) -
私達をアムステルダムCSに運んでくれたICEさん、ありがとう。
-
アムステルダムCSで仲間とはお別れ。
「Good luck!」って自然と皆の口から出たよ〜。
みんな良い旅を!! -
ここからは一人旅再び!しゃっきりと参りますっ!
アムステルダムCS前の観光案内書(VVV)でOVチップカールトをゲット。
72時間16ユーロを購入。 -
ひとまずスーツケースから解放されたい一心でホテルに向かいます。
トラム16番or24番で約10分。Ruysdaelstraatが最寄りの停留所。
オランダ人のおじさんが、トラムにスーツケースを持って乗せてくれました。優しいじゃないかオランダ人(涙)
←トラムの車窓から、ホテル・ドゥ・ルロープ辺り -
アムステルダムでの滞在に選んだホテルは「NHミュージアム・クォーター」。
コンセルトヘボウに徒歩5分弱、3泊で25,080円とリーズナブルにも関わらず非常に良いホテルでした。
スタッフもいつも声をかけてくれたし、悪いところが見付からなかった。 -
日本ではもう見かけないブラウン管テレビ。
少々写りが悪かったけど、特に問題なし。 -
-
湯沸かしポット、コーヒー、紅茶あり。
-
クローゼットが少し狭ま目。
金庫ありです。 -
シンク
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バスタブ付きは有り難い♪
-
アメニティは最小限。私は持参の物を使用しました。
-
アイスペールは象印(笑)
-
ちなみに中庭ビュー。
リクエストすれば運河ビューにもして貰えると思います。
私は寝に帰るだけなので、問題なし。
向かいはマンションのようで、住人の物らしき自転車が雪にまみれて置かれていました。 -
アムステルダムの自転車
道も橋も自転車がいっぱい!日本の自転車の方が機能的ですね。
自転車の籠が「なんかダサイな〜」と思いました(笑)
歩道は雪がありましたが、自転車専用道は全然なし! -
自転車
-
雪道をこざいて、ミュージアム広場へ。
国立ミュージアムが遠い…(結局行かなかった)
そして寒い〜 -
気温は氷点下、足元は雪。
雪質はパウダーぽくサラサラでした。
私は雪国生まれの雪国育ちなので、歩行には全く支障ありませんでしたが、慣れない方は滑り止め効果のある靴をお薦めします。
ダイナイトソールのブーツで行きましたが、私でも時々ツルっとなることがあったので、コマンドソールとかグリップのしっかりしたがgood。 -
今回の旅の最大目的地「コンセルトヘボウ」
ここでまず、第二のミッション!
第一ミッションのはずだったけど、列車の乗り間違えが最初のミッションになってしまったので(恥)
まず、予約したチケットを受け取らねばまりません。
通常は予約完了メールを持って行けば何ら問題はないのですが、どう言う訳か届かなかったのです。 -
125周年のコンセルトヘボウとヤンソンス!
11月末にコンセルトヘボウのHPから直接予約。クレジットカードで支払いも済ませ、アカウント内の「My Concerts」にもちゃんと希望の公演が反映されているのですが、来るはずの予約完了メールが待てど暮らせど来ないっ!
登録したメルアドも間違ってはないんですが。
このまま放っておいて、万が一、現地で「予約取れてない」なんて言われたら困るので、電話して問い合わせました。
英語OK、予約した公演日とラストネームで調べてくれます。
私の場合は「予約されているから大丈夫よ!当日にコンセルトヘボウのオフィスに取りに来て。オフィスはコンサートホールと同じ建物にあるわよ〜。」って教えてもらいました。 -
チケットオフィスに出向き、上記のやり取りの件を話して、念の為プリントアウトした「My Concerts」のページを提出。
受付の女性がPCカチャカチャして、何かメモして、箱の中探して…ないみたい。それから奥の部屋に行って、数分経って「あったわよ〜」って私のチケットを持って来てくれましたっ!あぁ、良かった!
←1月24日のチケット -
こういうチケット、記念になるし素敵だし、良いと思いませんか?
日本でコンサートってなると、味気ないプレイガイドかコンビニの用紙でプリントされていて、どうも好きになれないんです。
これで第二ミッション完了!無事にチケットをゲットしました。
←1月25日のチケット -
受付の方はとても親切な方で「分かるかしら?」と
○開場は19:35、そこの入り口から入ってカフェの手前を左に曲がると右手がクロークだから、コートを預けてね!
○このチケットで当日開演3時間前〜午前0時までGVBに乗車できるわよ!
○開演前とインターミションにフリーのドリンクが飲めるわよ!
○楽しんで!
と丁寧に教えてくれました。 -
チケットをバッグに大事に仕舞って、一旦ホテルに帰ります。
寒いし、眠いし、疲れたし…
疲れたのは間違ってユトレヒトに行ってしまったからなんだけど(爆)
電気自動車の充電スポット?
あんまり日本車を見掛けませんでした。 -
ホテル前の運河は一部凍結中。
-
ホテルのエレベータ内に天気予報が貼り出されていました。
1週間前、欧州は寒波に見舞われて空路も陸路もダウンしたので、晴れの天気が本当に有難かったです。
休暇に欧州に行くことは同期のミヤミヤ(仮名)にしか話しておらず「もし、また寒波がきて予定日に帰って来られなかったどしよう?」と言ったら「インフルエンザかノロに罹ったことにすれば、あと5日は大丈夫だよ。そうなったら、私が何とかするから心配しないで行ってきなよ!」と言ってくれました。持つべき者は話の分かる同期だよ(涙)とかなんとか(いい訳)
すみません部長、こんな部下で。 -
部屋でゴロゴロ休んでいましたが、何かこのままだとヘルシンキ再び、みたになりそうだったので(爆)観光に出掛けることに!
昼間のトラムは観光名所の最寄りの停留所に近づくと、車掌さんが英語でアナウンスしてくれます。
←シンゲル運河 -
シンゲルの花市
冬で花は少ないかと思いきや、チューリップが沢山ありました。
本当はアールスメアのフラワーオークションに行きたかったけれど、日程の関係上無理でした。 -
ドライフラワーのシャワー
-
カラフルな野菜の種。買って帰りたいけれど、検疫が。
-
チューリップは50本で5ユーロの驚きの安さ!
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こんなお店が運河沿いにずらりと並びます。
-
玉ねぎのキロ売りならぬチューリップのネット売り。
この量で5ユーロなんて、羨ましい。 -
ミニ水仙の鉢植もいいな〜、ほしいなー。
こんな植え方もできるんだ、と参考になりました。
今年の秋にでも真似してみようと思います。 -
時間になりましたので、コンセルトヘボウにやって参りました!
夜はこのようにライトアップ。わくわく♪
オサレして行くと、気後れせずに楽しめます。
【1月24日 シリーズB 第7回コンサート】
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮 マリス・ヤンソンス
一部 ◆ヨハン・ワーヘルナー
序曲「じゃじゃ馬ならし」op.25
◆リヒャルト・シュトラウス
死と変容op.24
インターミッション
二部 ◆チャイコフスキー
交響曲第5番ホ短調op.64 -
開演前に頂いたフリーのカプチーノ。カップが可愛い。
24日はオケ後部の席をチョイス。理由はズバリ!指揮者の動きが見たいから!
それで、予約当時で空いていた4列目の席を選んだ訳ですが、会場に行くとあるはずの前3列が無いっ!何故か無い。そう言う訳で最前列!!!
しかもTVカメラがスタンバイ。カメラマンに「ハロー、どこから来たの?」とか言われるし(笑)
そんなことで「え〜、私、いきなりオランダデビュー!?」目が乾いてコンタクト入らなくて眼鏡で来たのに〜、なんて(大爆)
コンサートの感想は理屈抜き、凄く感動しました!難しいうんちくを語るつもりはありません。そして地元のファンに本当に愛されているオケなんだと実感しました。
指揮者のマリス・ヤンソンスは表情が豊かで、この人見てるだけで私は幸せを感じるんですよね。人柄なのかなと。鼻かんでたから、鼻風邪ひいちゃったのかな(笑)
この日は興奮して、なかなか寝付けませんでした。
明日はパリ、そしてアムステルダムに戻って再び夜はコンサート。
楽しみだ〜!
【2】パリ編へ続く。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- マイラーさん 2013/02/07 10:55:10
- こんにちは〜♪
- Lotusさん お久しぶり〜〜(^O^)/
コンセルトヘボウですか〜〜(羨ましい…汗)
僕も一度は行ってみたいんですよ。
ヤンソンスって、今ノリノリ(汗)の指揮者だもんね!
しかも、2日連続で!!大したもんだ(*^_^*)
レンブラントなどのオランダ絵画や
ゴッホ美術館にも行ってみたい…(~_~;)
ヨーロッパに行く時は、イギリス、オランダのコンサートスケジュールも見るんだけど、僕が行く時は演奏会がない日だとか、あっても僕のレパートリーにない演目だったりとか(えり好みが激しい…)
で、ついつい旅程が立てやすく、チケットが取り易いドイツに収まってしまうんです。
今円安で、次ヨーロッパにいつ行けるか分からないけど、Lotusさんの旅行記見て俄然コンセルトヘボウに行きたくなったマイラーでした(^^ゞ
- Lotusさん からの返信 2013/02/08 19:31:13
- RE: こんにちは〜♪
- マイラーさん、こんばんは。
メッセージありがとうございます。
コンセルトヘボウ行って来ました!
ヤンソンスさん生き生きしていて、見ていてほんわかしましたよ。
もともと弟が随分前からファンで、DVDやCD借りて観たり聴いたり
しているうちにファンになってしまいました。
運良く2日間、全く違うプログラムで楽しむことができて幸せでした。
小心者なので、ホールの写真を撮れなくて…誰もカメラ構えてないんです。
私はマイラーさんの旅行記を拝見して、ドイツでのコンサートや観劇を
楽しまれていること、羨ましく思っております。
3月に弟にドイツ行きを誘われているのですが、今のところ休みが取れる
確率は五分五分です。
私もヨーロッパのコンサートスケジュール良く見ます。
旅行に行けないときの妄想旅行です(笑)
マイラーさんも是非、次はコンセルトヘボウへお出掛け下さい。
なかなか素敵なホールでしたよ!
上手の階段から指揮者が登場するんですが、それがかっこ良くて
「これから始まる!」という何とも言えない瞬間を楽しめます。
Lotus
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