2012/10/01 - 2012/10/01
156位(同エリア285件中)
アリヤンさん
さて、イスファハン探索本番です。
今日のメイン・エベント、チャハール・ソトゥーン宮殿です。
すでに何回かその公園そばは通っていますが、宮殿はまだ見ていません。
イスファハンは17世紀のサファビー朝の首都だったので、大体の観光スポットは17世紀のものです。
このチャハール・ソトゥーンという呼びにくい名前の宮殿は、「40本の柱」がある宮殿、という意味らしい。
どれどれ、、、、
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
エマーム・ホセイン広場から公園沿いに進みます。
かなり緑濃い公園で、この公園だけでも良いくらいです。 -
表には「Chehelsotoon Museum」と書かれてあります。
入場券5000リアル(約16円)。 -
イチオシ
門をくぐると、、、
息を呑むほどの美しさです。
午前中は泉に映り具合が良いそうです。 -
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泉の四隅に、愛嬌のあるライオンの顔が付いてる置物があります。
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女性がライオンの頭を持って捧げているようです。
どういう意味か、良く分かりません。
でもライオンの顔が愛嬌あるので、面白い。 -
この説明がきによると、四隅の愛嬌あるライオンの像は元々宮殿の中にあったものらしい。
本来は、池は宮殿の中にも、後ろにもあったらしい。
ライオンの口から水が出て池を満たしていた、とのこと。 -
能書きはいいとして、じっくりその反射ぶりを見てみましょう。
確かに、20本ある柱が水に映っています。
昔は水がもっと綺麗で、澄んでいたかもしれません。
そうすれば、その映りはもっと明確で、本当に合わせて40本の柱があるかのごとく見えたかもしれません。 -
日本にもこのように水に反映した姿を愛でる、風流があります。
金閣寺なんかがそうですネ。
昔のイラン人は、「いとあはれ」ですネエ。 -
木造の柱に支えられた木造の屋根。
カラカラ気候の中、よく耐え忍んでいます。 -
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屋根の内側にあった、小さな池の四隅の柱の基礎となってるライオンさんです。
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こんな感じです。
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宮殿入口の天井。
総鏡張りです。
しかも鍾乳石風飾りです。
下の池に水が入っていたら、水面を反射してもっとスゴイ事になっていたでしょう。
目が潰れそうになったカモ。 -
水面がゆらゆらすればするほど、ミラーボールのようになり、目がくらむばかりでしょう。
想像するだけでも、目が回りそうです。 -
宮殿の中に入ると、今度はサイケデリックな壁画です。
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当時の王様の「○○の戦い」の図なんでしょう。
これは象が登場していますので、インドとの戦いか? -
天井の装飾。
一部が欠けています。
無傷であれば、さぞかし華麗なものでしょう。 -
男女がピクニック。
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舞踏会?
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400年くらい前ならば、お酒もあったのカナ?
イスラム華やかりし頃ですから、無かったカナ?
でもハーレムがあったくらいだから、酒くらいあったのでは? -
正倉院に残っているペルシャのビードロの水差しがありますが、これはどう見ても、ワインでしょう、、、
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これはトルコとの戦い?
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これはアラブとの戦い?
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当時の女性がくつろぐ姿。
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当時、宮廷で使われていた陶磁器。
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天丼、肉丼、親子丼に使われるようなドンブリもあります。
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これです。
正倉院にあるようなビードロの水差し。
たしかアレはシルクロードを伝って、日本にもたらされたモノです。
でどころも確かペルシャでなかったか?
透き通るようなビードロ製品は今では日本の正倉院にしかないそうだ。 -
これは日本のナントカ焼きではないか?
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窓の明かり取り。
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華奢な柱はこの宮殿の繊細さを表しています。
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イチオシ
ライオンさんのアップ。
みんな一つ一つ微妙に違っています。 -
ライオン2
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ライオン3
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ライオン4
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ライオン5.
このお屋敷の柱を支えるライオンたちはどこかヒョウキンな表情をしています。
気持ちが和むライオンさんたちだ。 -
もう干からびて、だめになりそうな木の柱。
保存処理をしてコレですから、放っておけば、パリンパリンになって、屋根が落ちるでしょう。
奈良の法隆寺なんかは1000年以上もっています。
逆に湿気でムシに食われる可能性がありますが。 -
宮殿正面。
鏡張りの鍾乳飾りが輝いて見えます。 -
宮殿の周りは緑が深い。
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まさに「森と湖に囲まれた」シャトーです。
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プール周辺の水がめ女官たち。
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これら女官たちの表情もどこか滑稽です。
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周辺の森はきれいに整備されていて、暑さが癒されます。
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イチオシ
水がめ女官像の反映。
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水面に映る宮殿。
中世ペルシャ人の心の繊細さがしのばれます。 -
水の色がミドリっぽくて少しスッキリしませんが、これくらいが宮殿のリフレクション効果が良いのか?とも考えられます。
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入口付近ではなにかの展示をしているのか?
昔の衣装を着た女性が何かを販売していました。 -
入口付近で宮殿を眺めていたら、一人の東洋人が元気に話しかけてきました。
上海で働いているキャリア・ウーマンで、休暇を取ってイラン旅行をしているそうです。
彼女の背負っているリュックがスヌーピー風で、なんともコッケイだったので、後ろから撮ってみました。
この宮殿の女性らしさはこうした一人旅の女性の心を癒してくれることでしょう。 -
この宮殿にとても似合う、赤いバラの花が咲いていました。
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イチオシ
宮殿のヨコには、なんとも涼しげなチャイハナがありました。
これにライブの伝統音楽でもあれば、最高でしょう。 -
イチオシ
宮殿の庭は整備が行き届いていて、静かです。
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暑さも忘れるほど気持ちの良いお茶屋でした。
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イチオシ
かつてこの森を支配していたであろう巨木の死骸を展示していた。
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「砂漠のオアシス」的な宮殿だった。
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ワタクシたちは、チャハール・ソトゥーン宮殿をあとにして、エマーム広場のほうへ移動します。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SotunMap121001.jpg
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