2012/08/16 - 2012/08/17
556位(同エリア1013件中)
ローズベリーさん
- ローズベリーさんTOP
- 旅行記115冊
- クチコミ1371件
- Q&A回答0件
- 306,551アクセス
- フォロワー12人
2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.27)です。
無計画な旅行でいつもばたばたしており、失敗と後悔の多い旅ですが、何とか続けられています。
いよいよ8カ国目チェコに入ります。
〈旅程〉
・8/16 ウィーン→チェスキークルムロフへ移動
・8/17 チェスキー・クルムロフ観光、プラハへ移動
※1チェココルナ≒3.9円
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
-
◆8月16日(木)第43日目
Vol.26の続きです。
ウィーンのフランツ・ヨーゼフ駅からチェスキー・クルムロフへ向かいます。
予定の電車をミスしてしまった私は、2時間後の電車を待つことになりました。
チェスキー・クルムロフまでは4時間半かかります。
ここで2時間の遅れは、かなりのダメージです・・・(=_=) -
16:24 Wien Franz Josefs Bf→18:53 Ceskye Velenice -
ウィーンの街を抜けて、電車はどんどん郊外へ向かっていきます。 -
Ceskye Veleniceで乗り換えです。
ここはプラットホームが5つほどの小さな駅なので、乗り換えはスムーズです。
19:04 Ceskye Velenice→19:53 Ceskye Budejovice -
Ceskye Budejoviceでもう一度乗り換えます。
同じホームの反対側。
なのですが、そこには電車が2台。
数両のふつうの電車と、もうひとつは1両しかないバスのような電車。
さてどっち?? -
こちらでした。
20:07 Ceskye Budejovice→20:56 Ceskye Krumlov
1両しかないので、席はすぐ満席になります。
時間になり発車しましたが、その遅さにびっくり!バス並みです。
かなりローカルな線のようで、停留所のような(駅がない)ところにも止まります。
車内では、3人の女子高生がきゃっきゃと楽しそうに話しています。
こういう光景は、どこの国も一緒。
ほほえましいなぁと眺めているうち、外はだんだん暗くなり、真っ暗になりました。 -
Ceskye Krumlovに着いたときには真っ暗で何も見えませんでした。
お金をおろしたくてもATMもなし、バスターミナルもなし、駅自体も真っ暗なのです。(営業時間が終了しているようで・・・)
宿は旧市街にあるので、ここから歩かなければなりません。
もっていた地図は旧市街しかなかったので、駅からはCentrumと書かれた看板の方へすすみました。
しばらく行くと旧市街の明かりが見え、坂を一気に下ると旧市街へ入りました。 -
お城もライトアップしています。
この手前あたりまでは荷物もがらがら引けたのですが、道が急に石畳になり、一気にペースダウン。
一人歩きもこわいので早く宿に入りたいのですが、道が混み入っていてなかなか見つかりません。 -
ですが、少し町を歩いてここはわりと安全だと感じました。
観光客もくつろいで歩いているし、あちこちから日本語が聞こえます。
荷物を置いたら、あとで来よう!
そう決心して、先を急ぎます。 -
結局、近くのレストランの従業員に宿を尋ねて教えてもらいました。
今晩の宿は“Travellers Hostel Soukenicka”
Soukenicka43
G-floorがバーになっています。
予定到着時間をすぎてしまったので、チェックインの手続きは翌朝しましょうというメモと一緒に鍵を渡されました。
今回の部屋は、男女8人mixです。
他に誰が来るんだろう・・・実はまだ、男性と一緒の部屋になったことはありません。 -
いろいろ準備をして22:00近くになってはいましたが、少しだけ夜の町を散策してみることにしました。
この時間でも、子連れの観光客や日本人もたくさん歩いています。
スヴォルノスティ広場で銀行のATMを見つけたのでさっそくお金をおろそうとしましたが、なぜか動いてくれません。
えっ・・・どうして??チェコはダメなの?
チェコにはあと4日いる予定だったので、手持ちのユーロを換金するだけでは足りないし、どうしようと思いました。
しかし、通りにカードを使える小さな商店がありました(*^^)
そこで500mlの水と紅茶を購入。このお店では現金のユーロも使えました。
なんと2本買って2ユーロ!チェコの物価は安いです! -
お城から旧市街の夜景が見えないかなと思い、坂を上がってきました。
すると城の前にたくさんの人が集まっています。城の夜の探検ツアーでしょうか?
残念ながら、その先は閉められていたので町の景色は望めませんでした。
宿に戻って就寝。
この日は部屋に誰も来なかったので、無駄に広い8人部屋に一人で寝ることになりました・・・
≪出費≫
・昼食 10.4ユーロ
・飲料 2ユーロ
・電車代 45.4ユーロ;ウイーン→チェスキー・クルムロフ
・その他食費 4.55;バゲット、飲料
・トイレ 0.5ユーロ
・宿代 11.24ユーロ -
◆8月17日(金)第44日目
一人だったので、ぐっすり眠りました。
9:00にチェックアウトして宿に荷物を預け、まずは城へ向かいます。 -
昨日見た町の景色とは全然ちがいます。 -
蛇行して流れるヴルタヴァ川。 -
この町で楽しみにしていたのは、スグラフィット装飾といわれる独特のデザインの描かれた壁です。 -
遠くから見るとでこぼこしてますが、壁に描かれた絵です。 -
あっちにもこっちにも。 -
城へ続く赤い門をくぐります。 -
お城の塔が見えてきました。
この右手にはツーリストインフォメーションがあります。 -
城の入口ではお土産物を売る屋台がたくさん出ています。 -
いよいよお城の建物へ・・・ -
塔のある建物にも、すてきは絵が描かれています。 -
その前に、柵の下を覗き込む人だかりが。 -
一頭のクマがいました。 -
中庭が出てきました。
この左手がチケットセンターです。 -
城の中はガイドツアーでまわることができます。
コースは2種類。
ルート1:仮面舞踏会の間を含むルネッサンス、バロック時代の部屋
ルート2:シュヴァルツェンベルク家にまつわる19世紀のインテリアと調度品
それぞれ英語・ドイツ語・チェコ語がありますが、ルート2は英語・ドイツ語ツアーは240コルナなのに対し、チェコ語は130コルナ。
このちがいはなんなんでしょう・・・
当然チェコ語では太刀打ちできないので、ルート2の英語ツアーのチケットを購入します。 -
ツアー時間が来るまで、さらに城の奥へ行ってみることにしました。
ここから見る旧市街の景色が最高です。 -
まさに望んでいた景色そのもの。 -
川でボートを楽しむ様子も見えます。 -
さらに奥に行くと、もっときれいです。
奥には城の庭園もあるようですが、そろそろツアー時間なので戻ります。 -
ガイドツアーが始まりました。
ルート1に比べて、ルート2は人が少なめ。10人ほどでした。
この城は、13世紀にこの地を治めた豪族ヴィートコフ家によって築かれ、その後ロジュンベルク家、エッゲンベルク家、シュヴァルツェンベルク家へと次々支配が移り変わりました。
中に展示された調度品や肖像画などの説明が1時間ほど続きますが、英語なのでよくわかりません・・・。
ただ、こんな小さな町にこれほど豪華な城や調度品があるのが、私には意外でした。 -
城を出て坂を下り、川沿いにあったレストランで昼食を取ることにしました。 -
うなぎのフライです。
(こんな食べ方があるなんて!)
一口目はうなぎ独特の臭みがありましたが、それ以降はふつうの白身魚のように食べられました。 -
町の北側にかかる橋を渡ってみました。 -
橋から見たお城の眺めです。 -
城の橋桁。
さっきこの上にいたのかと思うとおそろしいほどの高さです。 -
ボートのアトラクションがあって、そばに急流があるらしく絶叫が聞こえてきます(^^) -
町の中を少し散策します。
町のどこにいても、城の塔が見えます。 -
チェスキー・クルムロフの町の絵が描かれたカップ。 -
独特の壁がある通り。 -
お昼をすぎてツアー観光客が一気に増え、にぎやかになってきました。 -
今度は町の南側の橋を渡り、対岸を散歩してみることにしました。 -
ムニェストスケー公園。
ここからも、ちがった町の景色が楽しめます。 -
-
再び町の中心、スヴォルノスティ広場に戻ってきました。
昨日は使えなかったATMが、今日はなんなく使えてお金も無事おろせました。
時間外だったのか、何なのか?? -
15:00すぎ宿に戻り、荷物をピックアップして駅へ向かいます。
今日も遅れたくはありません! -
ブディェヨヴィツェ門をあとにします。
このあとは長い坂道が続きますが、がんばって歩いてのぼることにしました。
(バスの使い方がわからなかったので・・・) -
暑い・・・(-_-)
まだ日差しもかなり強く、少し上っては休憩し、また上っては休みながら長い坂を上りました。
最後に見た旧市街の景色。
緑が多く、すてきな町でした。 -
駅へ続く閑静な住宅街。
旧市街とはまったくちがう雰囲気の町です。 -
15:50 ようやく、駅に到着。
電車は17:00すぎだったので、近くのスーパーで冷たい飲み物を買い、駅のベンチでせっせと日記を書いていました。
長旅なので、日々の出来事を忘れないようにと毎日記録をしていたのですが、それをみた韓国人夫婦に、君はライターか?と話しかけられました。
彼らはこれまでにも個人旅行であちこち行っているようで、あぁ、私もいつかこんなふうに旅行できたらなぁ・・・と思わずにはいられませんでした。
それからしばらく旅の情報を交換し合い、あっという間に電車の時間になりました。 -
17:04 Ceskye Krumlov→17:54 Ceskye Budejovice
18:04 Ceskye Budejovice→20:40 Plaha hlavni
昨日このあたりを通ったときは真っ暗で何も見えませんでしたが、ゆったりした田園地帯が広がっていました。 -
プラハ駅に到着。
メトロでVLTAVSKAまで行き、そこから宿まで歩いて20分かかりました。(トラムがあるのを知りませんでした・・・) -
今回の宿です。
“Sir Tobys Hostel”
Delnicka24
≪出費≫
・チェスキー・クルムロフ城ルート2 240Kc
・昼食 255Kc;うなぎフライ、サラダ、飲料
・電車代 261Kc;チェスキー・クルムロフ→プラハ
・その他食費 45Kc
・メトロ 24Kc
・宿代 18.74ユーロ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
チェスキー・クルムロフ(チェコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
54