2012/09/17 - 2012/09/17
142位(同エリア222件中)
アリヤンさん
さあ、本日のメイン・イベント、博物館です。
トルコと言えば、ヒッタイトでしょう。
世界で最初に鉄器を使い始めた文明です。
地中海沿岸ではギリシャ・エーゲ海文明の影響を受けたトロイ文明もありますが、東の内陸部はメソポタミア文明、ペルシャ文明の影響もあり、かなり古い歴史がありそうです。
今回の旅の大きな山場のひとつでもあります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10時ころに博物館に到着。
すでに多くの観光バスが横に付けています。 -
千客万来です。
まず、チケットを買います。
入ってすぐの右側にチケット売り場。 -
入場料1人15リラ(約675円)。
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チケットの裏。
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入口中央に円形花壇があって、真ん中に鷲が頭を上げて外をにらんでいます。
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あそこが博物展示場の入口です。
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展示場に入る前に、野外展示物が魅せてくれます。
いつの時代のものかは不明ですが、いろいろな石像があります。
まあ、文明博物館というのですから、ココに並んでいる石像はみんな、古代の文明時代のものでしょう。 -
これはギリシャ文明系統ですネ。
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むかしギリシャ神殿を支えていた柱頭?
イオニアやコリント様式のものがアチコチに。
もうこれくらいで、アタマの中が、山川出版社の「詳説・世界史」の最初のほうのページにあった古代文明あたり、一色になっています。
大抵の博物館では、高校時代に勉強した世界史の教科書で大概なことは理解できそうです。
(アタマの中でアッチとコッチがごちゃごちゃになりますが) -
展示場入口近くに立ってるこの柱、「シーザー」と読めます。
コレはローマ時代のものでシーザーが立てたもの? -
紀元後122年にハドリアヌス皇帝時代のものらしい。
たしかシーザーは紀元前の人だから、シーザーを称えての柱カナ? -
まあ、次々とあります。
展示場建物の壁沿いに、、、 -
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庭には大きな陶器の壷が並んでいます。
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その数、おびただしい。
この壷はたしか、アンフォラとか呼ばれる壷で、ギリシャやローマ時代にワインや穀物を入れて船に乗せて地中海を行き来したものと思われます。
時々、そうした船が現代に引き上げられて、中からこうした壷がでてきたりします。 -
手前の花壇にもなにやら石柱が立っています。
次なる柱は、紀元後100年代のローマ時代ハドリアヌス帝の時代のもので、ラティナ・クレオパトラ神?に奉納したもの、らしい。 -
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まだまだあります。
一杯あります。
イヤになるほどあります。 -
こりゃあ、棺おけか?
良く見ると、棺おけではなく、お風呂カナ?
庭に置いた池カナ?
いずれにせよ、2000年くらい前のものだろう。 -
今度は庭とは対面、展示場に向かって左側の庭に行って見ます。
大きな石像が立っています。
ライオン2頭を従えたヒッタイトの神様とのこと。
まだ製作途中のもので完成はしていないものらしい。
ここに立つのはレプリカでほんものではない。
ちなみに、この石像のオリジナルは紀元前13世紀末ころのものとされている。 -
ヒッタイト石像の説明版。
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これから博物展示場に入ります。
入り口付近にお土産屋があった。
可愛らしいお人形、気に入ったのでパチリ。
中はフラッシュ厳禁だが写真撮影はOKです。
フラッシュNoに設定。
展示は、石器時代、青銅器時代、鉄器時代と順番に展示されてるようです。
(反時計回り) -
入ってすぐ右側に行きました。
大きな石像が展示されています。
ライオン。 -
大きな戦士?立像。
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石版に当時の様子が描かれたレリーフ。
ここらで、「これは石器時代ではない。どうもヒッタイト時代のものではないか?」
石器時代なら、石斧や石器・骨器や土人形などのはずなので、今見ているものはもっと後代のものと思われる。
それに、この絵は教科書かどこかで見たことがある、ヒッタイトのものです。
特別展でヒッタイトをやっているのか? -
ヒッタイトは紀元前15世紀〜13世紀くらいのことです。
歴史上初めて戦闘に鉄器を使用してメソポタミアを征服したと言われている。
これが、ワタクシの知る唯一の知識です。
そのヒッタイト文明にいきなり接することが出来て、感無量です。 -
ヒッタイトのヒトと握手しました。
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イチオシ
この石画の人物なんかは、ちょっと前までのトルコ人そのものではアリマセンカ。
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ライオンの背中に乗る2人の人物。
1人は刀を持っているので兵士か? -
戦車での戦いの図。
鉄器の話が本当ならば矢じりは鉄なのだろう。
そりゃあ当時は普通青銅器時代だから、敵は銅の刀、ヒッタイトは鉄の刀だとすれば、勝負は火を見るより確かです。
鉄器は腐食が早いので、恐らくこの時代の鉄器はのこっているだろうか? -
これは銅器です。
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面白いアヒルの水差し。
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イチオシ
オオッ!
キュニフォームです。
楔形文字が書かれた粘土板です。
楔形文字は世界4大文明の一つ、メソポタミア文明だけのものかと思っていましたが、トルコやエジプトでも使われていたとは!驚きです。 -
説明文によるとエジプトのクィーン(ラムゼス2世の妻)からヒッタイトのクイーン(ハトゥシャ3世)にあてたご機嫌伺い、とのこと。
ンー、エジプトでもクィーンくらいになると楔形文字が書けるのか!?
それにしてもラムゼス2世の名前がここで出るとは、もう一つ驚きました。
紀元前13世紀のお手紙です。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SANY5454.JPG -
イチオシ
これはスゴイ!
銅版に書かれたキュニフォーム!
これも紀元前13世紀のもので、2つの国で交わした条約事項を書き記したもの、とのこと。 -
今まで粘土板に引っかき傷をつけたキュニフォームしか無い、と思っていましたが、こうして金属に彫り込まれた楔形文字があったのだ!
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SANY5456.JPG
イヤ〜、トルコの歴史はスゴイ!
このとき初めてトルコというものを見直しました。
メソポタミアとエジプト文明に挟まれて、はぐくまれた高度な文明が存在していたのだ。 -
-
鷲の形をした水差し。
鷲は古代から権力の象徴だったようです。 -
ヒッタイトは牛や鹿をモチーフにしたものが多い。
これは儀式に使われた牡鹿像。 -
イチオシ
これは太陽をあらわしたものらしい。
これも宗教儀式に使われたようです。
どこでも太陽は偉大な神様です。 -
-
やっと石器時代のコーナーに入ったようです。
土偶の数々。
トルコの石器時代は300百万年前から紀元前6000年くらいまでの間です。
ですから、ここに展示されているのは、非常に長い間に人間が残した文明の証です。 -
洞窟内にあった壁画?
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彩色土器。
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イチオシ
女神をあらわした土偶。
まだ母系社会を送っていた時代のものらしい。 -
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金制品。
ここくらいから金属が出てきますから、コパー&青銅器時代(紀元前5000年〜2000年)になってきます。 -
金の装飾品。
金は世界中、人間の大好きなものです。
現代でも金は貴重品で、金相場は日々動いています。
つい最近まで金本位経済体制だったのですから。 -
刀身が銅で柄やつかが金制品だった、刀。
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女性像。
金とシルバーの合金製。
一部純金。 -
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水差しでもシェイプが洗練されています。
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牡牛像。
コレくらいになるとヒッタイト時代か?と思われますが、まだ青銅器時代のものです。 -
赤ん坊に授乳している女性像。
ブロンズとあるので青銅器時代のものでしょう。
こういう像はお墓で見つかるそうです。 -
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これからアッシリア時代(紀元前2000年〜1700年代)のものらしい。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SANY5480.JPG -
博物館の庭に沢山飾られていたアンフォラは、アッシリア時代のものだったのです。
今から4000年くらい前のものとは思えないくらいですネエ。 -
こんな状態で出土したようです。
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牡鹿像。
ここらは、もうヒッタイト時代のものです。 -
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ライオンの石像。
こうして見てくると、最初に見たライオン像が同時代のものと分かってきます。 -
鳥獣人面像です。
これはスフィンクスでもあり、エジプトやメソポタミアやペルセポリス文明の流れを汲んでいるようです。 -
こうなると、スフィンクスですネエ。
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イチオシ
ヒッタイト時代の牡牛像。
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一回り(反時計周り)して、ヒッタイト時代のものが出てきています。
最初に見たのは、ヒッタイト特別展だったようです。 -
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またまた驚きです。
ヒッタイト時代の文字?
どこかエジプトのヒエログリフに似ています。
これは石版に書かれたのを紙に転写したものです。 -
石版の文字は分かりにくいが、拓本にすると、分かりやすくなる。
これは中国の成都の四川博物院でも拓本を見たので、そう思うのです。
⇒http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10682290/ -
金のヘルメット。
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ヒッタイト文字。
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楔形文字。
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イチオシ
ヒッタイト文字。
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時代はあたらしくなりフリギア帝国の時代です。
アンカラの近くのフリギアの首都だったゴルディオンで発見された、木製の家具です。 -
紀元前8世紀の木製家具です。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SANY5508.JPG -
さすが、時代が新しくなると、水差しでもデザインが洗練されt来ます。
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イチオシ
この時代にもやっぱり鳥獣人面像。
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ヒッタイトらしきレリーフ。
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らくだに乗った人のレリーフ。
ここで、トルコも昔はシルクロード上にあったことを思い出しました。
西安からローマへの道です。
ワタクシたちはまだシルクロードの旅を続けているのです。
そう思うと、感慨深いものがあります。 -
以上で、ワタクシたち疲れ果てました。
もう2時間近くアナトリア文明の証を見て回っていたのです。 -
外に出ます。
入口の横には、トルコのどこからどの時代のものが出土したのかを示す大地図がありました。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SANY5519.JPG
ワタクシはもうお腹がペコペコで、エネルギー不足気味です。
早急になんとかせねばナリマセン。 -
こんなこともアリなんと、パートナーがちゃんと朝食のパンでサンドイッチを作ってくれていました。
博物館のアンフォラの庭でサンドイッチを食べます。 -
最高のレストランです。
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朝市で買った果物が入っていた包み紙。
それも芸術的でした。 -
秋に咲くタンポポ。
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時代が押しつぶした?
コリント様式の柱頭。 -
そこらに転がっているライオン石像たち。
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イオニアとコリントが同居。
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イチオシ
1時間ほど庭でゆっくりサンドを食べて、本日のアナトリア文明博物館を後にします。
最後はかわいいブタさんのようになった、ライオンさんにバイバイです。
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