2012/08/23 - 2012/08/23
133位(同エリア171件中)
アリヤンさん
おそらく人口数百人だろう。
とにかく人影の少ないリラ村である。
日本でも各地に見られる過疎の村である。
だが、村はきれいに整備されており、静かで美しい村なのだ。
リラの僧院を訪れる観光客は、殆どがソフィアから直行直帰しているので、この村にはだれも来ないようだ。
まあ、ワタクシたちはこうした静かな小さな村は大好きです。
ただ、ホテルはでかいだけでガランとしており、夜はさすがに寂しいほどである。
それに「魔法使いのお婆さん」が下に住んでいるのです。
今日は街歩きならぬ「村歩き」をしてみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
再度リラ村の地理的位置を再確認する。
相当な山ん中の田舎です。
拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/SofiaAround.jpg -
まずは良く知ってるバスターミナル周辺。
ターミナルからメインストリートへ出る角のところに、かわいらしいSLが飾られていました。
昔はここらにも鉄道があったのカナ? -
SLのところを左に曲がってメインストリートに向かいます。
左側にインフォメーションのある小屋が見えます。
インフォメーションの対面に近代的なコンビニがあります。
そこがワタクシたちの食材調達コンビニです。
このコンビニはインフォメーションも兼ねています。
あるイギリスのシニアおじさんが訪ねてきて、近くに長期滞在できるアパ−トメントはないか?と店主のおばさんに聞いてきた。
おばさんは親切にも地元の人々に聞いてあげて、ついにその候補アパートを見つけて、紹介していました。
対面のインフォメーションのおネエチャンより役に立っています。 -
村のメインの?教会、聖ニコラ教会。
なぜか教会名のあとに1885と書かれてあった(インフォのパンフレットに)ので1885年創建か?
メインストリートを歩いていて最初に見えてくる、ちょっと高台にある美しい教会です。 -
集落の中の石階段を上って行きます。
集落は「中世時代から変わらずココにあります!」ってな風情で歴史を感じさせてくれます。
静かです。
りんごの木に青いりんごが鈴なりです。 -
イチオシ
聖ニコラ教会は塔が3つあります。
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見る角度によってその姿が変わります。
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教会正面に回ってきました。
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今日は木曜日で平日ですが、教会の門は固く閉ざされていました。
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実は教会だけでなく、この集落自体が気に入ってきました。
静かです。
ヨーロッパの田舎風景が存分に残っています。
人影が見当たりません。
怖いくらいに静かです。 -
イチオシ
ここまで誰にも出会っていません!
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おおきな桃の木がそよ風に揺らいでいます。
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まだ未熟な桃の実。
食べられるようになるには、あと1ヶ月は要るでしょう。 -
さらに上にもう一つ教会が見えたので、上に上って行きます。
ひなびた村の小路をゆっくり歩いて進みます。
人影はさっぱりだが、車があるのだから人は住んでいるようです。 -
聖アルカンゲル・ミカエル教会は、現在修理中でした。
修理の足場が無ければ、さぞかし山々に映えてキレイだったでしょうに。
残念です。 -
教会のまわりは村人たちの墓地に囲まれています。
ソフィア郊外のボヤナ教会の森の中で散見した十字架の石碑がここでも在りました。
かなり古そうで、誰のお墓かわかりません。
日本でも田舎の墓地に行くと古すぎて無縁仏になってしまった墓石がありますが、それと同じです。
静かな故郷に何百年も眠っているのです。 -
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こちらは最近の墓石で写真入りです。
でも、さすが1800年代の人には写真が付いていません。
先祖代々のお墓です。 -
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レンガと石積みの古くからの水場。
ここで水を汲んでお墓に花を生けたりするのでしょう。 -
イチオシ
教会から更に上に登ってみます。
天辺まで行くと、ぶどう畑がありました。
ソノ向こうの山に、とりわけ突き出した大きな岩山が際立って見えます。
あれがトラキア人の「聖なる岩山」=聖なる十字=The Crossなのでしょう。
紀元前からブルガリアに住み着いていた民族ですから自然崇拝のアニミズム信仰を持っていたと思われます。
だから自然の中でも際立ったものを「聖なる聖地」としたのでしょう。
トラキア人の歴史は、紀元前1千年記くらいまで遡り、あのアレキサンダー大王の貴重な戦力になった人々なのです。 -
-
トラキア人の世界を想像するたびにシュワルツ・ネッガー主演の映画「コナン」が頭に浮かびます。
「あれはトラキア人世界をモデルにしたのでは?」と思ったりします。 -
この集落の入り口にはこのような看板が立っていました。
「ようこそ! バンスカ・マハラへの歴史的建造物群へ!」
この集落はバンスカ・マハラという名前だったらしい。 -
その横にはEUのマークとブルガリアの旗が入ったキリル文字ばかりの看板がありました。
EUマークとブルガリア国旗のはいった看板はアチコチで見かけますが、どうも、「歴史的遺跡保存のための寄付がEUによってなされている」というような内容が書かれてあるのだと思います。
そう、ブルガリアはEUの一員なのです。 -
山を下って、メインストリートに戻ります。
このあと、村の北の端にある「聖ネドリヤ・チャペル」を見に行こうとしましたが、近所の大きな犬が吼えまくるので、とうとう断念しました。
犬がどんなに吼えようとも、誰も村人が出てこないので、仕方アリマセン。
ワレワレはまたメインストリートを南下して村中心部まで戻りました。 -
メインストリートの一番大きなカフェの対面にあるベンチで一休み。
カフェの庭を見ていると、村の若者たちが数人たむろしていて、昼間からビールを飲んだりしてウダウダ話をしています。
平日の昼下がりというのに、彼らはお仕事ないのカナ?
何を生業にしているのカナ?
など、生業の無いワタクシが心配する、のはオカシイか? -
イチオシ
静かなリラ村の午後のひと時です。
近くのアリヤン御用達コンビニでパン+サラミ+チーズ+コーラを買ってきて、涼しい木陰ベンチでランチ。 -
ワタクシたちは、どこでも「午前は散歩、午後からは宿でゆっくり」というスタイルですから、ブラブラとホテルに帰ります。
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今日のウオーキング・マップ@リラ村です。
青い点々が往きで、緑色の点々が帰りです。
拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/RilaVillage.jpg -
ホテルでまったりしていると、突然大きな爆音が聞こえてきました。
何事か!とバルコニーにでて見ると、ヘリコプターです。 -
山の向こうに煙が立ち上っている。
ヘリコプターはすぐ近くのため池の水を汲んでいたのです。
ヘリが静止して池から水を汲んでは、山向こうに去っていく。
こうした水汲みを何度も繰り返しました。
TVのニュースで近辺の山火事をやってたので、その山火事の消火活動だったのでしょう。
「まったり」が騒々しい午後のひと時となってしまいました。
まあ、静か過ぎて困っていただけに、良い刺激にはなりましたが。。。
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