![忙しいサラリーマンでも世界一周はできる、ということでスターアライアンスの世界一周航空券を使って、2009/9/19~27の9日間の日程で6カ国を巡る世界一周旅行に行きました。<br /><br />●なぜ世界一周旅行をしようと思ったか<br /><br />2009年9月のシルバーウィークを利用して、ソウル発スターアライアンス世界一周航空券を使い、世界一周旅行に行ってきました。<br /><br />もともと世界一周旅行に興味がありましたが、最低でも1ヶ月程度の長い休みが必要となり、長期の休みが取れない日本の社会人には厳しいものだと思っていました。<br /><br />ところが、社会人になって、海外旅行に行ってみると、市内観光程度であればトランジットの際の観光でも十分に満足できる都市がいくつもありました。<br /><br />それならば、あえてメインの観光地を作らず、いくつかの都市を1日おきにまわるような旅行のスタイルならば、社会人でありながら10日程度で世界一周することができ、そこそこ楽しめるのでは、という思いが沸々と湧き上がり、今回の世界一周旅行につながりました。<br /><br />●なぜソウル発券なのか<br /><br />なぜ日本発ではなくソウル発なのかというと、2008年9月のリーマン・ショック後、韓国通貨危機が発生し、一時的にUSドルベースで1500ウォンを突破するというウォンの大暴落が発生しました。<br />日本でもウォン安円高の影響で、ブランド品などが安く買えるということで、韓国旅行客がさらに増加する現象が起きましたので、覚えている方も多いと思います。<br /><br />そのため、この時期のソウル発航空券が非常に安かったのです。<br />その中でも激安となったのは、スターアライアンス世界一周航空券でした。<br /><br />スタアラ世界一周航空券は飛行距離によって値段が異なっていますが、もっとも安いSTAR1(29000マイルまで)のエコノミー航空券が約288万ウォン+燃油・税金でしたので、2008年末のレートで23万~25万でした。ちなみに、当時日本で買うと、この2倍以上しました。<br /><br />わたしが発券したルート(空港コードで記載)は以下のとおりです。<br />最初のルートが世界一周ルートです。なお、世界一周航空券はルールが細かいですが、大雑把に言って、STAR1の場合、29000マイル、16都市以下というルールなので、世界一周をして余った飛行距離を使って、中国人が行きたい観光地No.1の黄山に行くルートを組みました。<br /><br />[ソウル-成田-トロント-サンパウロ-チューリッヒ-ベネチア-ウィーン-フランクフルト-成田]-[北京-黄山-北京-上海-ソウル]<br /><br />これで総額23.1万(航空券本体20.4万、燃油・税金2.7万)でした。<br />日本発サンパウロ行きの航空券だけでこのぐらいかかってしまうので、この航空券がいかに安いか分かってもらえるかと思います。<br /><br />なお、当時はこの航空券はユナイテッド航空のコールセンターで電話で発券できましたので、わたしもそこで発券しました(今もできるかは不明。そもそもいまはスタアラ世界一周航空券自体の価格改定があり、STAR1のエコノミーで約456万ウォンするので、メリットは薄れました)。<br /><br />また、世界一周航空券はルールが細かく、ルートも無数に組めるため、発券するのにも一苦労しますが、スターアライアンスが提供している以下のシミュレータなどを使うことで、自力で発券することが可能です。<br /><br />http://www.staralliance.com/ja/fares/round-the-world-fare/#<br /><br />※注意事項<br />航空券のルールは、頻繁に改定されます。上記の情報はわたしが航空券を発券した2008年末~2009年2月末の情報をもとにしており、現在は有効ではない可能性がありますので、ご注意ください。<br /><br />●今回の世界一周旅行について<br /><br />上記で発券したスターアライアンスの世界一周航空券を使って、2009/9/19~27の9日間の日程で以下の都市を観光しました。<br />なお、成田~ソウル間の移動には、ANAの特典航空券を使いました。<br /><br />・ソウル(水原)<br />・トロント<br />・サンパウロ<br />・チューリッヒ<br />・ヴェネチア<br />・ウィーン<br /><br />※実はわたしは今回、世界一周旅行をする4ヶ月前にもゴールデンウィークを利用し、同じようにスタアラ世界一周航空券で世界一周してます。つまり、2009年は世界2周しているわけです。ハッキリ言ってバカですね。そのときの旅行記は時間ができ次第、アップします。<br /><br />旅行のスケジュールは以下のとおりです。<br /><br />9/19 羽田~ソウル(金浦)観光(JAL)<br /> →★★その①(今回の旅行記)★★<br />9/20 ソウル(仁川)~成田(ユナイテッド航空)~トロント(エアカナダ)<br />9/21 ナイアガラの滝観光。トロント~サンパウロ(エアカナダ)<br />9/22 サンパウロ観光<br />9/23 サンパウロ観光~チューリッヒ(スイス航空)<br />9/24 チューリッヒ観光<br />9/25 チューリッヒ~ヴェネチア観光(スイス航空)~ウィーン(オーストリア航空)<br />9/26 ウィーン観光~フランクフルト(オーストリア航空)~成田(ANA)<br />9/27 成田到着<br /><br />●その①の概要<br /><br />世界一周航空券がソウル発のため、まず初めにソウルに行きます。<br />ソウルは何度も訪れており、市内の主要な観光スポットはすべて行ったことがあったため、世界遺産にも登録されている水原(スウォン)に行くことにしました。<br /><br /><ホテル><br />キャッスル ホテル スウォン(Castle Hotel Suwon)<br />144-4 Uman-Dong, Paldal-Gu, Suwon, Gyeonggi-do, South Korea<br />1泊 約8,000円(朝食なし)<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/73/67/650x_10736716.jpg?updated_at=1427031595)
2009/09/19 - 2009/09/27
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kaitaさん
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忙しいサラリーマンでも世界一周はできる、ということでスターアライアンスの世界一周航空券を使って、2009/9/19~27の9日間の日程で6カ国を巡る世界一周旅行に行きました。
●なぜ世界一周旅行をしようと思ったか
2009年9月のシルバーウィークを利用して、ソウル発スターアライアンス世界一周航空券を使い、世界一周旅行に行ってきました。
もともと世界一周旅行に興味がありましたが、最低でも1ヶ月程度の長い休みが必要となり、長期の休みが取れない日本の社会人には厳しいものだと思っていました。
ところが、社会人になって、海外旅行に行ってみると、市内観光程度であればトランジットの際の観光でも十分に満足できる都市がいくつもありました。
それならば、あえてメインの観光地を作らず、いくつかの都市を1日おきにまわるような旅行のスタイルならば、社会人でありながら10日程度で世界一周することができ、そこそこ楽しめるのでは、という思いが沸々と湧き上がり、今回の世界一周旅行につながりました。
●なぜソウル発券なのか
なぜ日本発ではなくソウル発なのかというと、2008年9月のリーマン・ショック後、韓国通貨危機が発生し、一時的にUSドルベースで1500ウォンを突破するというウォンの大暴落が発生しました。
日本でもウォン安円高の影響で、ブランド品などが安く買えるということで、韓国旅行客がさらに増加する現象が起きましたので、覚えている方も多いと思います。
そのため、この時期のソウル発航空券が非常に安かったのです。
その中でも激安となったのは、スターアライアンス世界一周航空券でした。
スタアラ世界一周航空券は飛行距離によって値段が異なっていますが、もっとも安いSTAR1(29000マイルまで)のエコノミー航空券が約288万ウォン+燃油・税金でしたので、2008年末のレートで23万~25万でした。ちなみに、当時日本で買うと、この2倍以上しました。
わたしが発券したルート(空港コードで記載)は以下のとおりです。
最初のルートが世界一周ルートです。なお、世界一周航空券はルールが細かいですが、大雑把に言って、STAR1の場合、29000マイル、16都市以下というルールなので、世界一周をして余った飛行距離を使って、中国人が行きたい観光地No.1の黄山に行くルートを組みました。
[ソウル-成田-トロント-サンパウロ-チューリッヒ-ベネチア-ウィーン-フランクフルト-成田]-[北京-黄山-北京-上海-ソウル]
これで総額23.1万(航空券本体20.4万、燃油・税金2.7万)でした。
日本発サンパウロ行きの航空券だけでこのぐらいかかってしまうので、この航空券がいかに安いか分かってもらえるかと思います。
なお、当時はこの航空券はユナイテッド航空のコールセンターで電話で発券できましたので、わたしもそこで発券しました(今もできるかは不明。そもそもいまはスタアラ世界一周航空券自体の価格改定があり、STAR1のエコノミーで約456万ウォンするので、メリットは薄れました)。
また、世界一周航空券はルールが細かく、ルートも無数に組めるため、発券するのにも一苦労しますが、スターアライアンスが提供している以下のシミュレータなどを使うことで、自力で発券することが可能です。
http://www.staralliance.com/ja/fares/round-the-world-fare/#
※注意事項
航空券のルールは、頻繁に改定されます。上記の情報はわたしが航空券を発券した2008年末~2009年2月末の情報をもとにしており、現在は有効ではない可能性がありますので、ご注意ください。
●今回の世界一周旅行について
上記で発券したスターアライアンスの世界一周航空券を使って、2009/9/19~27の9日間の日程で以下の都市を観光しました。
なお、成田~ソウル間の移動には、ANAの特典航空券を使いました。
・ソウル(水原)
・トロント
・サンパウロ
・チューリッヒ
・ヴェネチア
・ウィーン
※実はわたしは今回、世界一周旅行をする4ヶ月前にもゴールデンウィークを利用し、同じようにスタアラ世界一周航空券で世界一周してます。つまり、2009年は世界2周しているわけです。ハッキリ言ってバカですね。そのときの旅行記は時間ができ次第、アップします。
旅行のスケジュールは以下のとおりです。
9/19 羽田~ソウル(金浦)観光(JAL)
→★★その①(今回の旅行記)★★
9/20 ソウル(仁川)~成田(ユナイテッド航空)~トロント(エアカナダ)
9/21 ナイアガラの滝観光。トロント~サンパウロ(エアカナダ)
9/22 サンパウロ観光
9/23 サンパウロ観光~チューリッヒ(スイス航空)
9/24 チューリッヒ観光
9/25 チューリッヒ~ヴェネチア観光(スイス航空)~ウィーン(オーストリア航空)
9/26 ウィーン観光~フランクフルト(オーストリア航空)~成田(ANA)
9/27 成田到着
●その①の概要
世界一周航空券がソウル発のため、まず初めにソウルに行きます。
ソウルは何度も訪れており、市内の主要な観光スポットはすべて行ったことがあったため、世界遺産にも登録されている水原(スウォン)に行くことにしました。
<ホテル>
キャッスル ホテル スウォン(Castle Hotel Suwon)
144-4 Uman-Dong, Paldal-Gu, Suwon, Gyeonggi-do, South Korea
1泊 約8,000円(朝食なし)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
羽田〜金浦へ移動し、金浦空港から水原へはダイレクトにバスで移動しました。
ホテルは以下のホテルを利用。
<ホテル>
キャッスル ホテル スウォン(Castle Hotel Suwon)
144-4 Uman-Dong, Paldal-Gu, Suwon, Gyeonggi-do, South Korea
1泊 約8,000円(朝食なし) -
ホテル自体は普通のビジネスホテルといった感じで、特に不満がありませんが、値段を考えるとちょっと高い印象です。
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さっそく水原観光に出かけます。
まずは観光の中心となる水原華城から。 -
水原は、周辺の城壁を含めて広範囲に渡って、世界遺産登録されています。
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18世紀末、李氏朝鮮時代に築かれた城塞です。
現在は、城郭内部は市街地化しています。 -
周辺の城壁を徒歩で観光します。
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合計で3キロ程度歩いたでしょうか。
観光客は所々にしかいなくて、のんびり観光できました。 -
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夕食は、石焼ビビンバをいただきました。
・・・その②(ソウル~成田~トロント エアカナダビジネスクラス搭乗記)につづく。
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