2012★オーストラリア旅行（ナンバン国立公園）　5日目

2012/12/07 - 2012/12/07

どこよりも大好きなパースへ。
実に10年ぶりの訪豪でした。


1つぐらいは定番ツアーに参加しよう！
ということで、悩むことなくこれに決定。

ピナクルズは10数年ぶりでした。

しかし、過去の訪問時より
最も姿を変えていない場所でもありました。

あ、最初に書いておこう。

この季節でもアウトバックは　寒　か　っ　た　。

上に羽織れるフリース類は必須です。
仮に不要でもバスに置いておけますから、必ず！


ホテル：　Perth City YHA

エリア パース(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

風邪自体はそろそろよくなっていたものの、それに反比例して調子が悪くなっていたのが胃だか腸だかとりあえず腹部。

病院で貰ったアスピリンがここで大活躍しました。とりあえず、痛み止めがないと痛くて痛くて動けないっていう…。

ピナクルズツアーを予約していたこの日も、朝からアスピリンを服用して周集合場所のキングス・ホテルに赴きました。YHAからは徒歩で5分以内です（このホテルまでの地図を印刷してくるのを忘れたので、レセプションに兄ちゃんに調べて貰いました。サンクス）。

システムとしては、まず最寄りのホテルでピックアップされ、バスでジェッティ乗り場へ。そこで、それぞれのツアーのバスに乗り換えるというものでした。

私が参加したピナクルズツアーのバスはこんな感じ。ふかふかムートンの心地よい座席でした。

それにしても、英語ツアーとは言え日本人はガチで私だった。YHAでもついぞ日本人とは1度も同室にならなかったし、その善し悪しはともかく、とりあえず日本人との接触が非常に少ないパース滞在でした。

若い欧米人カップル1組を除いては、東洋人からインド系まで全員アジアンなツアー。

すぐ前の座席の白髪のご夫婦はシンガポール人だそうで、3世代6人での参加でした。

シティからバスで走ること約1時間、まずは最初の目的地ガバシャム・ワイルドライフ・パークに到着しました。

サウス・パースにも動物園（コアラやカンガルーもいるけれど、ライオンやキリンのような普通の動物もいる普通の動物園）がありますが、どうせ入るなら、観光客にはこちらの方がオススメだと思われます。

はい、大人気のコアラちゃん登場です。

以前は西オーストラリアでも抱っこできたのですが、今は手の甲でのお触りのみが認められています。

でも、こうやって写真を撮られるのも本当はストレスなんだろうなあ。ごめんね。

この子可愛い。

コアラって1匹1匹の顔が全然違います。素人でも一目瞭然レベルで。

お次はこちらも人気者のカンガルー。

さっそく寄ってきてくれました。


…おや？

あらやだ、子持ちカンガルーじゃないの！

当然のことながら、この母子はあっという間にトップアイドルとなりました(笑)。

パーク専属のガイドさんが餌をくれましたので、さっそく餌付け開始です。

もしゃもしゃ食べていた。可愛いわあ。

お客さん＝餌をくれる人なのかしら…？

ものすごく人馴れしていました。

さて、ここにはコアラやカンガルー以外にも様々なワイルドライフがいます。

ツアーだとその全てを見て回ることはやはり不可能なので、動物が好きな方はレンタカーなど個人で来られた方が良いかと思います。

Hello!と愛嬌を振りまくフレンドリーなインコはこちら。私の微妙な発音のはろ〜にもちゃんと反応してくれるとってもいいコでした。

私が最も愛するオーストラリアの固有種は、ウォンバット。

ぼよん。

ぼよーん。

このケツが大変よろしい。


※　この子はウォンバットじゃないかもしれません。

バスの外観はこんな感じ。

ワイルドライフパーク見学は1時間足らずで終了し、次の目的地に向けて出発しました。

しかし移動距離がひたすら長いので、途中アウトバックのど真ん中のガソリンスタンドで人間はトイレタイム、バスは給油タイムです。

ブーゲンビリアが咲いていました。

次にやってきた場所は…

ロブスターかなんかの工場。

すみません、あまり興味がなくて早足での見学になってしまいました…。

ひとつ気がついたことといえば、ここで働いでいたのがワーキングホリデーの男の子達、おそらくは日本人か韓国人だったということでしょうか。

ロブスターそのものよりも、彼らの生活の話を聞いてみたいと思いました。

ここではランチも兼ねていました。

実は私、ランチはワイルドフラワーショップみたいなところのビュッフェだと思い込んでいたのです。それで食事については特に気にしていなかったのですが、蓋を開けてみたらビュッフェじゃなくてお弁当…。しかも、選択肢はチキンかビーフのみ。

外国人主体のツアーだからリクエストを出せばベジタリアンもありだったかも？と大いに後悔しました。ただしこの頃には出発前に飲んだアスピリンも切れかかっており、正直食事どころではなかったので、付属のコールスローとりんごだけ食べて、あとは残念ながらお残ししてしまいました。

ちなみに、ここではフィッシュアンドチップスを別注文できます。この食事だけでは非常に微妙なので、元気な方は頼まれると良いかと思います。20ドルぐらいした気がするけれど、その分量が…平均的な日本女子なら3人前でしょあれ……。

早く食事が終わったので、周辺をぶらぶら〜。

ランチボックスに入っていたミニサイズのティムタム。

かなり甘いのであまり好んで食べる方ではなかったけれど、久しぶりなら美味しかった。

それで通常サイズのものをひとつお土産に買って帰ったのですが、よく考えたら今は日本で普通に売っていますね。まあオーストラリアで買ったことに意味があるってことで（ていうかバンコクの方が安かった。ショック）。

ロブスター工場から走ること更に1時間以上、ようやく本日の目的地であるピナクルズに到着しました。

昔はこんな立派な足場というか公園的の門構え、なかった気がするなー。

別名「荒野の墓標」

時間通りに進行したツアーでしたが、最後の目的地であるランセリンに着いたときにはもうすっかり夕方でした。

ランセリンは漁業を生業とする住民も住んでいますが、基本的にはリゾート地なので、海岸沿いにはこういった別荘が多く立ち並んでいます。

生活感がなさすぎてモデルハウスっぽい佇まいだけど。

そしてこのツアーの最後のスケジュール、砂丘でのサンドボードです！

当初はニューノシア方面込みのツアーを申し込んでいたぐらい、本来私にとっては興味のないメニューだったわけですが…（ニューノシア行きは最少催行人員に達しなくて旅行会社からお断りのメールが来た）、

これがやってみると超楽しい！

高所恐怖症だし怖がりだしで絶対できないと思っていたのに、1度勇気を出して滑ってみると笑っちゃうぐらい爽快でした。

あ、そうそう、普段はコンタクト愛用の方も、このツアーに限ってはメガネの方がいいです。細かい砂が顔に直撃します。私はずっと度入りのサングラスをかけていましたが、いつも通りのコンタクトだったら大変なことになっていたと思います。

これでこのツアーもおしまい。あとはパースに戻るだけです。

写真が1枚のないので恐縮なのですが、私にとってオーストラリアの最大の魅力は黄色い砂漠でも白い砂丘でもなく、渇いた赤い大地なのです。

今回のツアーでは、そんな景色を車窓から延々と眺めることができて幸せでした。

そして次回のオーストラリア旅行があるとすれば、もうウルルを目指すしか！と固く決心した次第です。

全ての予定を無事消化し、朝の集合場所だったキングス・ホテルに到着したのは夜の7時半頃でした。

この日は金曜日だったため、シティはレイトナイトデイということで人通りが多く華やかだったのですが、1日をフルに動き回って疲れ果てていたのと腹痛が辛かったのとで、さっさと宿に戻ることにしました。今にして思えば本当にもったいなかったな。この日ぐらいしか、安心して夜遅くまでシティを出歩ける日なんてなかったのに（レストラン街のノースブリッジの方は平気）。

とてもじゃないけれど作り置きパスタを消化できる気がしなかったので、パイアー・ストリートにあったアジア食品店に立ち寄って、レトルトご飯を購入しました。

シティ各所に支店を出しているミス・モンドはここが本店。

夕方になると1.80ドールセールをやっていましたが、ついぞ利用する機会がありませんでした。

1度ぐらいビュッフェに行ってみようかな？とも思っていたものの、1人じゃなんとなく入りにくい雰囲気だったし。

本来なら熱があってもパスタでもチップスでもいける口なのですが、胃をやられるとそういうわけにもいかず、この日の夕ごはんはこのようになりました。

レトルトのご飯と、缶詰でも漬物でもいいから和食っぽいものーと探したところ、入った店が韓国系だったため種々雑多に置かれていたキムチから最も安いものをチョイス。このふたつで4ドル程度でした。

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