マダガスカル新婚旅行９日間【9】アンタナナリボ編その２

2012/06/09 - 2012/06/17

マダガスカルが面白い。

そう知ったのは６年ほど前。
中東で出会ったある旅人夫婦の、その後の旅行記を読んでいたときでした。
なんだか不思議な国だと言う印象で、いつか行ってみたいという気持ちに。

そう思い続けつつもなかなか行く機会には恵まれず、巡ってきたのはまさかの新婚旅行。はい、リーマンパッカーということでいろんな旅行記を書いてまいりましたが、そんな私も結婚しまして、ハネムーンを迎えたのであります。
と、いうことで嫁も私のプッシュに予想外に(?)簡単に乗ってくれ、ついに実現することに。

とはいえ、さすがに今回はハネムーン。
某社にお願いして、各地でガイドを手配して、準備万端！
いざ、出発です。

マダガスカルまでは遠いのではと思いきや、
これが案外近いもので、バンコクから週２便マダガスカル航空の直行便が出ているのです。（広州～バンコク～アンタナナリボ）

福岡～バンコクは４時間半、
バンコク～アンタナナリボは８時間４０分。

福岡からだと、アメリカ東海岸に行くより近い。

日本の１．６倍の国土を持つ島国、マダガスカルは見所が点在しているうえ、マダガスカル航空は欠航や変更が日常茶飯事なので（詳しくは旅行記で）、個人旅行者は注意が必要です。

ということで旅程は下記のとおり。


●旅程（実際）●
6/9 TG649 FUK1135　⇒　1455BKK（バンコク）
　MD11 BKK1730　⇒2215TNR（アンタナナリボ）
6/10　MD820/336 0715TNR　⇒　0820ディエゴ・スアレス（出発３日目にマジュンガ経由判明）
　　　ロッジで昼食後、アンバー山国立公園トレッキング
6/11　レッドツィンギー～アンカラナ国立公園
6/12 　エメラルドシー
6/13　MD315 ディエゴ・スアレエス1120　⇒　1325TNR（いつのまにかサンババ経由）
買い物など
6/14　MD702 TNR0610 ⇒　0710モロンダバ
ホテルで朝食後、バオバブサファリ
6/15　MD713　モロンダバ910　⇒1200 TNR(まさかのトゥリアーラ経由)
　　　チンバザザ動植物公園
　　　MD10　TNR1645　⇒　0540BKK
6/16　TG648 BKK050　⇒　0800FUK

TG：タイ国際航空
MD：マダガスカル航空

※TGはネット予約、MDは旅行会社に手配を依頼。

●マイル●
今回、福岡～バンコク～福岡はＵＡで。
MDはためていません。

●レート●（２０１２年６月現在）
実際のクレジットカード請求レートです。
1000MGA（マダガスカルアリアリ）＝約￥37
アンタナナリボの街中にはATMが結構あります。
地方都市はきびしいかも。
両替レートを見る限りだと、
キャッシングのほうが両替よりお得な気がします。
ただし、ほとんどVISAのみ。たまにMASTER。

ちなみにレストランで飲むビールは4000～5000アリアリくらい、
水やコーラはそれより1000アリアリくらい安い程度です。

☆大事なことを一つ。
この時期のアンタナナリボは寒かったです。
日本の秋くらいの格好は必須です。

エリア アンタナナリボ(マダガスカル)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: マダガスカル航空 タイ国際航空

モロンダバからまさかの南部トゥリアーラを経由してタナ到着。

3時間遅れです。

何をする？ってきかれて、動物園に行ってみることに。

ワオキツネザル。
漢字で書くと輪尾狐猿。

レンガを作っているんだそうです。

わかりやすい肉屋さん。

洗濯屋らしい。

クリーニングに出すと野原で干される。。。

空の奥行きがすごいね。

マダガスカル最後の食事は空港で。

最後はやはり、またまたゼブ牛ステーキ。

首都の空港とは思えない便の少なさ。。。

マダガスカル航空機内食。

●エピローグ●
ずーっといきたいと思っていた国、マダガスカル。
バオバブくらいしかイメージ無かったんですが、
行ってみなくちゃわからない不思議がいっぱいの国でした。

ってことで驚いた不思議一覧！

・料理がうまい！
　あまり期待していませんでしたが、
　食べたほとんどの料理は日本人の舌に合うモノばかり。
　ゼブ牛も魚介類も美味でした。

・マダガスカル航空は当てにならない
　前日夕方にならないと翌日の飛行機の時間がわからない。
　いきなり欠航はザラ。
　私たちのように、モロンダバ⇒トゥリアーラ⇒アンタナナリボのような
　変なルートも当たり前。

・朝はめちゃくちゃ早い。
　普通の人の気象時間は朝5時くらいなんだとか。
　もちろん夜も早いです。

・アフリカではなくインド洋系
　ご飯を普通に食べる民族で、島自体はアフリカから離れたのではなく、
　インド洋をさまよってここに流れ着いたららしい。

・中国人がすでにいろんな事業で進出を始めている。
　　そしてすでに現地の人からは厄介に思われている。
　　まぁこれに関してのコメントは差し控えますが、
　　つまりそういうことです。



っとまぁ自然いっぱいのマダガスカル。
本当に楽しい新婚旅行になりました。
最後に、お世話になった皆さん、ありがとうございました！