2012/11/29 - 2012/11/29
726位(同エリア1422件中)
かとぽんさん
昨年の感動が忘れられず今年も訪れた京都宇治、萬福寺・銀杏庵の普茶料理。
今年は元太鼓サークルのメンバー16名の大所帯で賑やかグルメ旅となりました。
グルメ以外にももちろん、興聖寺、三室戸寺をたずね紅葉を愛で秋を満喫する旅。
車3台に分乗し早朝7時の出発です〜♪
さてさて、京都の紅葉グルメツアー、いかなることになりますやら?
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
早朝7時に待ち合わせ即出発、
メンバー総勢15名(1名は現地で合流)
3台に分乗して一路伊勢湾岸道をひた走ります。
お天気はまずまず、窓外の朝陽がまぶしい〜
御在所SAと新名神の草津PAで休憩をとり、順調に走行、
2時間ほどで最初の目的地へ。 -
沸徳山 興聖寺
曹洞宗の宗祖道元禪師の開創による禅寺です。
昨年訪れたときはまだ紅葉には少し早いようでしたが
今年はいいかんじで色づいてます。 -
メンバーは車で上の駐車場へ向かいましたが私は山門をくぐり抜けて琴坂を歩いてのぼっていきます。
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参道の脇を流れるせせらぎの音が琴の音に似ているということから
琴坂とよばれるようになりました。 -
琴坂の紅葉ふみ行く老いの杖 虚子
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見事に色づいた紅葉のトンネルをくぐりぬけて
興聖寺の山門へすすみます。 -
鮮やかな苔の上に散り敷く色とりどりのもみじ
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興聖寺の山門(楼門)へやってきました。
竜宮造りとよばれる唐風の山門です。
寺務所で拝観料を払い、寺院内を見学します。 -
興聖寺は、中国から帰国した道元禅師が天福元年(1233)、
伏見・深草の極楽寺跡(現宝塔寺)に創建した興聖宝林禅寺が始まり。
その後、禅師が越前(福井)の永平寺に移られ衰退、
その後も応仁の乱の兵火で焼失。 -
寛永10年(1633)、下総の永井信濃守尚政が淀城主となり
領内視察のおり、廃絶した道元禅師開祖の興聖寺を惜しみ両親の菩提寺として慶安元年(1648)諸堂を建立。
(しおりより引用) -
法堂縁側の天井材は慶長5年(1600)に落城した
伏見城の遺構が使われていて、血の手形や足跡がかすかに見られます。
白い丸で囲ってあるのがそうらしいが
はっきりとはわかりません。 -
楼門からのぞむ参道の紅葉のトンネル
まるで絵画のようです。 -
木々を彩った紅葉は落葉したのちも池の水面を赤く染めて
訪れる人々を楽しませてくれます。 -
地元愛知の紅葉の名所・香嵐渓では
今年は10年に1度の色づきと評されていますが
京都の宇治の紅葉も見事だったんでしょーか?? -
興聖寺の見物を終え次なる目的地へむかうため
宇治川沿いを走行。
今年は夏の水害でこのあたりも被害を受けたようで
あちこちで護岸工事が行われていました。 -
西国観音霊場十番札所 三室戸寺にやってきました。
-
本山修験宗の別格本山です。
約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、
三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。
(しおりより引用) -
朱塗りの山門をくぐりぬけると5千坪をほこる大庭園が眼下にひろがります。
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このあたりもところどころ水害の爪あとが残ってます。
かなりの範囲で土砂崩れを起こし
参道脇の植栽はあとかたもなく消滅。
水害の物凄さを物語ってます。 -
こちらの紅葉はやや見頃を過ぎた感があります。
-
でもまだまだ残る鮮やかな紅葉が青い空に映えます。
-
これはなんというのかな?
ドウダンツツジだっけ?w
目の覚めるような赤です。 -
庭園を散策したあとは
急な石段をのぼって境内へ。 -
石段をのぼりきってよーやく境内へ。
ふぅふぅ。
立派な本堂がお出迎え。 -
これはなんでしょーか??
狛犬ならぬ狛牛??
口の中に石の玉が入ってます。
口の中に手を突っ込み、撫でると勝運がつくといわれ、
宝勝牛と名付けられています。
なんだか真実の口みたいな・・・w -
これは??狛ヘビ?
「宇賀神」とテプラで貼ってありますw
財運・金運の蛇神で、
頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る姿をとっています。
宇賀神を撫でると、財運(金運)・良運がつくといわれています。 -
境内脇にあった展望台から庭園をながめます。
窓の枠が額縁のようになってまるで絵画みたい。 -
秋の深まりとともに刻一刻と変化していく生きた額縁w
圧巻の眺めを満喫し三室戸寺をあとにします。 -
さて、お楽しみの銀杏庵の普茶料理の前に立ち寄りたいお店が。
昨年もたずねたたま木亭。
食べログのパン部門ランキング1位に輝き続ける人気店。
そのわりには間口は狭くいかにも京都らしいたたずまいです。 -
店内は10人も入ったら満員になってしまうので15名の大所帯のわれわれは何班かに分かれてのお買い物w
ドアの外から棚のパンたちを見てると急にお腹がすいてきたw
よーやく順番がやってきて夢中でトレイに山積み。
予約注文してあったバゲットなども含めるとお買上げ金額はなんと6千円!
でもまだまだ上手のメンバーは実に8千円もお買上げ。
おそるべしですw -
たま木亭でのエキサイティングな買い物を終え、
よーやく本日のメインイベントの銀杏庵へ。
ナビで検索した駐車場がずいぶん遠い場所だったので
けっこー歩いたおかげでますますお腹が空いたw -
普茶料理 銀杏庵
またことしもやってきたよ〜w
「普茶」とは普(あまね)く衆人に茶を施すという意味であり、
法要や仏事の終了後に僧侶や檀家が一堂に介し、茶を飲みながら重要事項を協議する茶礼に出された食事が原型となっている。
(しおりより引用) -
お店の前のシンボルツリーのいちょうの木。
昨年もこのくらいの時期だったがまだ青々してました。
今年はすっかり黄葉して落葉し始めてます。
お店の前は一面の黄色のじゅうたん。 -
現地で合流のメンバーさんを含めて総勢16名でほぼ貸切状態でスタート♪
お待ちかねの普茶料理がはじまります。
まずは筍羹前菜 16種類の野菜のオードブル です。
円卓の奥から
生湯葉の刺身、ごま団子、堀川ごぼう巻き、紅芯大根、南瓜餅、海老芋、
チシャトウの茎、赤カブのお寿司、栗の渋川煮、酢バスのリンゴ漬、小ナスの炊いたん、万願寺とうがらしのエノキだけ酢味噌和え詰め、粟生麩、柚子釜(食用菊と松茸の和え物)、くわい、ムカゴ、ギンナン -
中央の柚子釜には食用菊と松茸の和え物、くわい、むかご、ギンナンが色鮮やかに盛られています。
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1人分を取り皿に取り分けるとこんなかんじ。
味わう前にまず視覚から楽しみますw -
ラ・フランスのサラダ
上にセロリが白髪ねぎのようにのっててアクセントに。 -
次はうなぎの蒲焼風。
豆腐と山芋、海苔で作ります。
外見はどうみてもウナギです。 -
じゃーん、出ました!
季節野菜の焼き物
松茸のおでましです。
(・_・)......ン?でも昨年はたしか1人まるごと1本だったよーな??
やはり今年は天候不順で松茸が高騰してるのかな?
あとなめことオクラの和え物とインゲンとひらたけの和え物も添えられてます。 -
蒸し物
じゃが芋をつぶして鴨のミンチ肉の代わりに
大徳寺麩を真ん中に詰め、まわりにお餅をつけて揚げ葛のあんがかけてあります。
馬上杯という器に盛り付けてあります。 -
箸休め
ブルーベリーとワインとメープルシロップで冷たく冷やして口当たりがいい〜 -
飛龍頭(ひりょうず)
がんもどきみたいなもんですか。 -
丹波の茶豆がゴロゴロ入って甘くておいしい〜 -
雲片(うんぺん)
他の料理で出た野菜の切りくずを集めて葛でとじてあります。
禅宗ではたとえ植物といえども命があるので
残った食材もムダにせずいただくことで
感謝の気持ちをあらわしているのだそうです。 -
麻腐(マフ)
ごま豆腐の元祖です。
なめらかでとろけるような口当たりで
ゴマの旨味と香りが口の中に広がります。 -
油じ(ユジ)
奥から
モロッコいんげん、干し柿、
高麗人参、薩摩芋団子の衣揚げ、赤ネギ、
松茸
抹茶塩でいただきます。 -
飯子(ハンツゥ)
松茸ご飯の登場ですがお腹はかなり満腹です(;^_^A
あとからちゃんとプラ容器をいただいてお持ち帰りOK。 -
京野菜の漬物各種
カラフルですねー -
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寿免(スメ)澄まし汁
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おうすとおかし(くりきんとん)
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水果(スイゴ)
デザートのメロン
もうおなかはちきれそうw
今年も大満足の普茶料理でしたー
ありがとうございました!
本日のお料理1人分7千円なり。
年に一度のぜーたくです。。。w -
帰りの駐車場への道すがら見かけた四季桜と紅葉の競演。
今回は時間の関係上、萬福寺の拝観は割愛。
もし拝観の様子をご覧になりたい方は
昨年の旅日記をご参照を。
http://4travel.jp/traveler/katopon630/album/10624692/ -
伊藤久右衛門でお土産のお買い物
http://www.itohkyuemon.co.jp/site/honten-annai.htm
茶々豆は人気でした。 -
中村藤吉本店にも寄りました。
http://www.tokichi.jp/
ほうじ茶を購入。 -
樹齢200年以上といわれるクロマツの奥は
製茶工場だったスペースを改造してカフェになってます。
今回は時間がなかったのでお買い物だけに。
今年も盛り沢山な旅となりましたが満喫できました。
旅の企画をしてくださったYさん、ありがとございました〜
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