北京のオアシス・天壇公園

2011/10/06 - 2011/10/07

車椅子に乗り、天津から新幹線で北京南駅に。一番線に到着。ホームからガラスドアの向こうに駅構内の広々としたエントランスが見え、人がひっきりなしに歩いている。
しかし、列車から降りた乗客は、そのドアから出ずに階段を下りていく。どうやら出口はホームの下の階らしい。
車掌に身振り手振りで聞くと、新幹線のホームなのにエレベーターはなく、ドアの鍵は駅員が持ってくるので待てとのこと。
車掌は回送される列車に乗って行ってしまった。
ポツンとホームに取り残された小生は、ひたすら待ち続けた。時間は夜の九時。今夜の宿も決まっていない。
約一時間くらい待たされて、ようやく駅員がやってきた。
駅前に出たがタクシーが一台もいない。北京駅は何度も使っているが南駅は初めて。
時々すれ違う地元民に、天安門と書いたメモを見せ、方角を確かめて、車椅子で移動。
歩道も段差だらけで、遠回りしたり引き返したりしながらやく二時間、ようやく見たことのある天壇公園の外側の道路に出た。明日は一日、天壇で過ごすつもりなので、ホテルさがし。ビジネスホテル風の建物をみつけ、フロントへ。十代のアルバイトの女の子一人しかおらず、当然言葉は通じない。
そこに、仕事が終わって帰るところの二十代半ばの女性が心配して駆けつけてくれた。
身振り手振りで今日泊まりたい。一番安い部屋で幾らか？何とか通じたらしくシングルで200元。ただし、保証金200元。保証金は明日の朝チェックアウトの時返却するとのこと。
パスポートと400元を出したら、宿泊画面にパスポートナンバーと名前を入力しはじめたが、なにやら首をかしげて困った様子。画面を覗いたら、どうやら小生の名前の漢字が変換されないようだ。
しょうがないので同音の漢字を書いて入力させ一件落着。
勤務明けの女性が部屋まで案内してくれ、何とツインの広い部屋。シングルは入口が狭く、車椅子が通れないので空いているツインの部屋にしたとのこと。(当然身振り手振り)料金はシングルとのこと。ラッキー！
翌日は夕方までに北京西駅に行く予定なので、それまで天壇を歩き回った。隣接の博物館も含め堪能した。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配