2012/10/30 - 2012/11/02
15位(同エリア42件中)
迷子さん
ありゃ~、たった丸2日の滞在で
何しに?と入管でも聞かれた
超弾丸のウェスト・ヨークシャーでありますた。
だって、だって
初冬の嵐ヶ丘の風景を見たかったんだもん(爆)
それも、新緑の頃じゃなくって
風が吹き荒ぶ季節・・・・・
ホンとは真冬がいいんだけど、
それだと迷子の生息地を留守にすると
水道管が凍る?玄関が雪で埋まる?
等など帰ってから身動きが取れなくなると
困るんで、ギリギリの日程っす。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
夜間にヨークシャー入りで、
10時過ぎに空港から車を借りて旅がスタート。
毎度の様に何度も道が判らず〜(涙)
(その度に今度こそカーナビを買おうとは思うのだが・・・)
恒例の夜道で道端ナビ発動♪
(早い話が人を見付けたら、即道を聞く作戦どす)
最後にお世話になった道端ナビさんは、
パブ帰りのオジサンで
「俺りゃ、生まれも育ちも地元っ子よぅ、
道案内なら任せときなぁ〜!」
威勢も良いがなんとも酒臭い酔っ払いさんだったのだ。
でも、ナビはバッチリで
教えて貰った通りの行程で難なく宿まで行けたのだった、感謝♪ -
そんで、一夜明けて
ホテルを見れば、元は由緒あるお屋敷だったんだしょーか?
玄関ホールもこんな感じで
なんだか「出そうな?」雰囲気一杯で御座いますた。
(現在は某大手ホテルチェーンで割りと手頃な料金で泊まれますだ) -
以外にもホテルの直ぐ近くは
ヨークシャーはコッテングレー村だったのだ!
ファンタジー・ファンなら御存知の方も居るかも?
あの20世紀初頭に起こった
ホームズの作者のコナン・ドイルも騙された???
「コッテングレー妖精事件!」の現場っす〜。
もすかすて、妖精達に遭えるかも???と
寄ってみたんすが・・・・・
べック(小川)の周囲は完全な住宅街となってますただョ。
100年前なら遭えたかも?! -
と、当初の目的を忘れてはイケマセン。
田舎道をクネクネと
嵐ヶ丘の舞台となったハワース村の
郊外に到着すますた。 -
村外れの風景でやんす。
この日は時々突風が吹きつけて・・・ -
風がヒューヒュー。
こんな感じの強風を
こちらの地方の表現で
ワザリングって呼ぶんでしょうか?
嵐ヶ丘の散策は後回しにして、
先に村の中へ向かいますだ。 -
こちらがハワース村の
観光スポットかな?
この村自体も結構な起伏の激しい
土地なんすね。
観光にはオフ・シーズンになってたけど、
やはり英文学でも有名な土地、
人出はそれなりにありますた。 -
こちらもブロンテ一家の暮らすた
時代から営業されてる
パブ「ブラック・ブル亭」
ブロンテ一家の長男のブランウェルが
足蹴く通って酔っ払ってたパブっすね。 -
こちらがブロンテ一家の父親
パトリック師がお勤めされてた
教区教会。 -
張り紙を見ると
10月半ばまで改修工事中で閉鎖とな?
でも、まだ工事中で
中へは入れなかったでやんす(残念無念) -
イチオシ
落ち葉で埋まった
教会墓地もなんだか風情がありますただ。 -
村のメイン・アトラクションと
呼んでも過言ではない、
「ブロンテ記念館」
ここも見学者で溢れていますただ。 -
現在はナショナル・トラストが管理だったかな。
内部の撮影は出来ませんが、
エミリーが息を引き取った居間のソファなども・・・。 -
中庭には
ブロンテ3姉妹の銅像が・・・。 -
記念館を見学後は
記念館裏手を少し散策・・・の予定が〜(-_-;)
外で待ってるはずの迷子母が
居なくなり?!
捜索→発見→大喧嘩となり
ここで大幅に時間を喰い・・・・泣く泣く予定変更。
ハワース村から一路南、
ムーアの真ん中の高台コーン・ヒルまで
車を走らせましただョ。 -
後ろ髪を引かれつつ
(嵐ヶ丘の舞台散策を諦め)
ムーアの中のエライ急勾配の田舎道を
登って辿り着いた(ホント、凄い坂道だったのだ!)
マウント・クロスと呼ばれる
7世紀頃の初期キリスト教時代のクロスどす。 -
ただでさえ、日が短い時期なのに
雨まで降り出す悪天候で
ドンドン外が暗くなって来ちまいますた。
ムーアを走り回ってる内にとうとう時間切れ?!
西ヨークシャーの丘陵地帯を
宿方向へ戻りやした〜。
(って、途中で日暮れて真っ暗・・・大変だったのさ) -
翌日は仕切り直しで、
この日は主にブロンテ・カントリー周辺の
教会を巡って
古い十字架を見て周る予定ざんす。
最初にやって来たのは
オトレーのオールセインツ教会っす。 -
こちらには、
完全な形で残っていれば
さぞかし素晴らしかったに違いない?!
十字架の一部が残っているんすね。 -
教会堂の隅に
8〜10世紀のクロスの一部が
集められて展示されていたざんす。 -
お次は
ギースレーの聖オズワルド教会。
残念ながらこちらは
施錠されてて入れない・・・・・
時間も食うので諦めてお次の物件へ〜(涙) -
イルクリーの町の教会へ行くも、
道路か車が一杯で
駐車スペースが全くありませぬ〜。
不思議に思ってたら、
丁度、教会ではご葬儀の真っ最中だったんすね。
なので、後で戻る事にして
別の教会へ移動しちゃいますただョ。 -
アディンガム村の
聖ピーター教会でやんす。
こちらは開いてたんで一安心。 -
ここには
10世紀に造られた
アングロ・サクソン・クロスの
一部分が保存展示されていますた。 -
さてさて、イルクリーの町に戻ってみれば
今度は上手く駐車スペース確保で一安心。
お葬式も終わったようだし・・・・・・
ガァ〜ン!
なんと、葬儀終了の後は
教会堂が施錠されちゃって入れないっ!(涙) -
ア〜ン!
ここのクロスを楽しみにすてたのにぃ〜(T_T)
仕方が無いので隣接する建物があったんで
そちらに行ってみたっす。
お話では普段は夕方まで開放されてるそうなんすが・・・・・。 -
なんとも残念。
すかす!
教会堂裏の事務所の鍵は管理すてるそうで、
もしかしたら裏から入れるかも?ってんで
案内されて中へ〜
超ラッキーな事に教会堂へ入れちゃったので御座います♪ -
イチオシ
そすて、これが
一目でも拝みたかった
オール・セインツ教会の
イルクリークロス!。
真ん中のクロスは略完璧な状態で
残ってたんすね、
感激ウルウル〜。
これを見る為に日本から来たって聞いて
随分珍しがられたけど、好かったっす。 -
念願のクロスも見られて大満足(^・^)
今度はイルクリーの町から
ムーアの方へ丘陵を登って、
ここから道は登ったり下ったりの
繰り返しで
昨日と同じく、ヨークシャー西部の
タフなドライブが続きますだ。 -
車1台がやっと通れる狭い道幅の
田舎道を進んで出遭った眺めっす。
こんなのが
嵐ヶ丘って印象なんすョね。 -
来た道を振り返れば、
典型的な
ヨークシャーの農家だったり?! -
イチオシ
この風景も
迷子のイメージする
嵐ヶ丘って感じかな。 -
ここら辺にはムーア以外にも
ドブラー・ストーンズって呼ばれる
こんな自然の造った奇岩も御座います。 -
車窓からのヨークシャーの眺めも
暫し癒されちゃうのだ。
だって、
凄い道ばっかりなんすョ。
坂道発進が出来ないとここいら辺じゃ
暮らせない?!だろーな・・・。 -
この日の最後の物件は、
ソルディアーズ・トレンチって呼ばれる
ストーン・サークルさやって参りますた。
ウェスト・ヨークシャーは
古代の石ブツは
模様が彫られたロック・アート系が
多いんすが、ストーンサークルや立石の類は
少ないんすね。
でも、久し振りに石を拝めて嬉しいのだ〜。 -
周辺はチョッピリ
渓谷気分も味わえる光景だったり?! -
この日はこのまま
スムーズに宿まで帰ることが出来ますただョ。
やっぱ、ヨークシャーは
広いだけじゃなくて
風景も◎でお勧めの土地だにゃ。 -
お名残惜しいけど
ここから今度は南のスペインに移動どす。
今回のお出入りに利用すた、
リーズ&ブラッドフォード国際空港ざんす。 -
その名の通り、
ヨークシャーへの玄関口。
こちらも規模の小さな空港で
中で迷う心配も無く
使い易い空港で御座いますた。 -
英国上空を南下すて、
グレート・ブリテン島ともお別れっす。
ホント、短い時間の滞在だったっす、
でも大好きなヨークシャーを走れて愉しかったっす。
次は何時
来れるかなぁ〜。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (7)
-
- sallyさん 2016/10/11 20:12:54
- ヨークシャーっていいですよねー
- この旅行記は、スペインに行かれる途中の弾丸訪問だったのですね。
昔の旅行記を楽しく読ませていただいています。
>車窓からのヨークシャーの眺めも
>暫し癒されちゃうのだ。
とコメントのあった写真をみて、そうそう、この景色〜と
やっと行けた今年の自分の旅を思い出して、嬉しくなりました。
イギリスのひとにとっては珍しくない景色なのかもしれないけど、
そして日本にだって美しいところはたくさんあるのだろうけど、
なんというか、こういう景色がいいんだよなーと思ってしまいます。
(他の国で自然がみたい、なんて思ったこともないし、思いもつかないのに
自分でも不思議です。)
まとまらない感想で失礼します。またお邪魔させてください。
-
- 鯨の味噌汁さん 2012/12/03 16:03:08
- おや、こりはなつかしや!
- 迷子さん、
行ってきたんですね〜、ハワースへ。
思えば鯨が迷子さんからコメントをいただいたのが2010年のハワースでございました。懐かしく拝見させていただきましたよ。
ヒースの丘がうねうねと続く中を、カントリーロードのドライブですか〜、相変わらず素晴らしいマイペースっすね。しっかりストーンサークルをチェックされてるのもさすがです!
- 迷子さん からの返信 2012/12/04 02:30:02
- RE: おや、こりはなつかしや!
- 鯨様!御訪問ありがとうでやんす〜。
そうそう、ハワースといえば
鯨様にも思いで深い地で御座いますたね(^.^)
今回初めてヨークシャーの西部へ行ってみて
結構ムーアの合間に町や村が点在してて
決して過疎って寂しい風景が続くって土地柄じゃないかったんすが、
一度マイナーな道に入ると
凄い勾配続きで運転が手強い地域でありますた〜(-_-;)
もう日が落ちて真っ暗になると、標識も見え辛く泣きそうでやんした。
ああ、次こそは絶対にカーナビを手に入れたいっす。
(と、毎回思うのだが馬鹿なんでコロッと忘れるのであった・・涙)
-
- こあひるさん 2012/11/30 22:59:05
- 嵐が丘の世界が・・
- 迷子さん、こんばんは。初めまして(ですよね?)。
ハワースやムーア・・・ほんとうに小説嵐が丘の世界そのものですね〜。まだ、ヨークシャーには行ったことが無いし、行ってみたかったので、ハワースには、次回行ってみようかな・・。
でも、やっぱり車ですよね・・・。車じゃないと、なかなか寂れた郊外まで行けないですものね・・。イギリスを車で旅行するのが憧れでありますが・・。
イギリスに行きたくなる〜!ポイントを、突かれた旅行記でした。
こあひる
- 迷子さん からの返信 2012/12/03 03:18:27
- RE: 嵐が丘の世界が・・
- こあひる様、いらっしゃいませ〜。
初めますてで、御訪問ありがとう御座いますだm(__)m。
あの読んでると気が重くなるような小説・・・・・・・
の舞台と言う事で、
もっと寂しくてジメジメした暗〜〜い
田舎の村を想像してたんすが、行ってみると
以外にお洒落な観光地でありました。
殆どの訪問者さん達がブロンテ詣でなんすね。
姉妹揃って英文学に名を残すくらいなんで、
人気の程が〜凄いやねぇ。(何故か急にタメ口調???)
是非、一度ヨークシャーへお出掛け下さい!
奥まった地域はやはり
車があれば機動力は抜群っす。
ただ、ヨークシャーは
田舎へ行けば行くほどジェットコースター並み?の
カーブに登り下りでありますた〜^_^;
それだけにドライブが面白い地域かもしれませんね?!
兎に角御勧めの土地であります♪
-
- 一歩人さん 2012/11/30 11:09:25
- ふ、ふ、悲劇の舞台ね
- 迷子さんへ
ふ、ふ、世界三大悲劇とか。
(すみません、読んだことはありませんが、多少は)
こうして、因縁の旅行記は、また、違った雰囲気が伝わってくるようで、
いいですね。
私も、浅草寺にまつわる龍神や鬼瓦を投稿してみましたが、
どしても、気になる人物がありました。
龍神は明治の東京美術学校の高村光太郎、鬼瓦と赤鬼は、江戸の浮世絵の北斎です。龍神や赤鬼を見ていると、そこに製作者のすざましい、葛藤を覚えます。
嵐が丘の舞台になったこの大自然は、作者にとって、かけがえのない愛着が
あったのではないでしょうか。そして、旅行者にも。
なんてね。(うまく、まとまりました。とさ)
ありがとうございました。
失礼しま〜す♪
- 迷子さん からの返信 2012/12/03 03:05:31
- RE: ふ、ふ、悲劇の舞台ね
- 御訪問ありがとうでありますm(__)m。
もう読むだに暗くて陰鬱になりそうな
小説の舞台は
以外に観光客で賑わっておりやした〜。
でもでも1世紀以上の村は
当然無名の寒村で
冬ともなれば小説のように厳しい環境で
重〜〜い感じの場所だったんでしょうね。
しかし、現在は世界中から人を引き寄せる?!
ペンは何とかよりも強しだそうっすが、ホントに
ペンの力は凄いやなぁと感心もしちゃいました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
7
40