2012/08/20 - 2012/08/25
91位(同エリア314件中)
appyさん
2012年の夏、イタリア半島のかかとプーリア州、ポリニャーノアマーレに滞在してアルベルベッロやマテーラ、オストゥーニなどの魅力的な町をローカル線やバスを乗り継いで日帰りで訪ねました。日中は炎天下の中を徒歩で歩き周ったり、ビーチで泳いだりとアクティブに遊び、夜はよく冷えた地元のワインとプーリア料理を楽しみました。
8月20日(月)ベネチア→バーリ空港→ポリニャーノ・アマーレ
8月21日(火)ポリニャーノ・アマーレ→モノポリー
8月22日(水)ポリニャーノ・アマーレ→アルベロベッロ・ロコロトンド
8月23日(木)ポリニャーノ・アマーレ→マテーラ
8月24日(金)ポリニャーノ・アマーレ→オストゥーニ
8月25日(土)ポリニャーノ・アマーレ→バーリ空港→ローマ
現地の移動は鉄道・バス・タクシーのフル活用。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【初日:8月20日(月)ポリニャーノ・アマーレ】
2012年の夏イタリアにやってきました。ベネチアからアリタリアの国内線でバーリまで空港まで1時間弱のフライトです。着陸態勢に入った機体の窓下には一面のオリーブ畑が拡がり、ところどころに白い集落が点在しているのが見えました。 -
バーリ空港からポリニャーノまでの道のりは公共交通機関を乗り継いで行くには少し面倒だったので予約しておいたホテルにあらかじめタクシーを手配してもらいました。高速道路が整備されていて快適でしたがイタリアらしくどの車もめちゃくちゃ飛ばします。30分強でポリニャーノに到着。家族4人+スーケース3個で55ユーロでした。
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この門の向こうがポリニャーノアマーレの旧市街です。午後になるとこの先は車が進入禁止だったのですが、ホテルのオーナーが直々にここまでお出迎え。ホテルの場所探しは苦労しそうだと覚悟していたので助かりました。
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雰囲気のいい旧市街を通り抜け、海が見渡せる展望台を横目に奥へ奥へ。B&B CasaDorsiに到着です。旧市街の古いハウスを何部屋か貸し出しているB&Bです。オーナーのカルロはとても親切で滞在中大変お世話になりました。
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予約した部屋はLascalaという3ベッドルームのハウス。詩が綴られた素敵な階段を上ったところに入り口があります。
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リビングにはキッチンもあって便利。大型の冷蔵庫があったのは助かりました。ビールとワインを大量に買い込み、屋上のテラスのビーチソファーでさっそく乾杯。
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この地方にはシェスタがしっかりあって夕方19:00頃から店が開きだします。21:00頃から通りの人も増えだします。15分も歩けばすべて周りきれる旧市街ですが軒を連ねるカフェやレストランはどこも大賑わいで盛り上がっています。
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初日は奮発してローマ通りにある「AnticheMura」にて夕食。プーリアのドライな白ワインがおいしい。名物Antipastii(前菜盛り合わせ)は@12ユーロで2名分から。野菜の酢漬け、タコのサラダ、イワシのフリット、コッツエ(ムール貝)のパン粉焼き、モツァレラチーズ、エビのグリル・・・次から次へと出るわ出るわ。シンプルな味付けでどれもみなおいしい。これにパスタとグリル、デザートまで食べてすっかり満腹。最後はカプチーノと一緒にお店特製のチョコレートのサービス!これまた美味。もう入りません。締めて4人で80ユーロ!毎日通いたくなってしまいそうです。
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【2日目:8月21日(火)ポリニャーノ・アマーレ】
ハウスはオーシャンフロントではありませんが屋上のテラスからはアドリア海が見渡せます。プーリアの夏は乾燥しているので朝晩は涼しく、裸足でタイルの上を歩くとひんやりとしています。ここで朝日をあびてオレンジジュースを飲み干すところから1日が始まります。 -
イチオシ
朝日に輝くアドリア海を眺めながらレセプションへ。
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レセプション前の路地でテーブルが設置されて朝食が用意されます。
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カルロがサーブしてくれるサクサクアツアツのクロワッサンとフワフワのカプチーノ、カルロのおじいちゃんが地元で作っていると紹介された無花果などを頂きました。
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橋の下の階段を下りて崖下のビーチへ。
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ビーチにつきものの売店やレンタルパラソルなどは一切ありません。シンプルにビーチがあるだけ。
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石ころビーチに人・人・人。イタリア人は日陰を避けてわざわざ日の当たるゾーンに陣取ります。ファミリーやグループが多くカップルは少なかったようです。
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入り江になっているので波は穏やかです。底が石灰岩なので海藻がほとんどないので透明度は抜群。小さな魚が泳いでいるのが見えるくらいでした。崖の下は洞穴があって泳いで奥に入ることもできます。
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両サイドの崖からは度胸試しの決死のダイビングをする若者が後を絶ちません。水深はあるようですが結構しくじっているらしく、すりむいて血だらけになりながらもチャレンジし続ける猛者もいました。
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【3日目:8月22日(水)アルベロベッロ】
今日はポリニャーノ駅から国鉄・私鉄を乗り継いでアルベロベッロを目指します。 -
駅の待合室に切符の自販機があります。イタリア語表記しかないので買い方がわかりません。太っちょの駅員さんに教わりながら、行き先・人数・1等2等・片道往復の順で入力していきます。(面倒なら駅前のタバツキで買った方が簡単ですね)
最後に緑色の刻印機で日付時刻をガリガリッと刻印するのを忘れずに。 -
切符を買って時刻表をみると次のバーリ行きの列車はなんと1時間半間先。ダイヤ間隔が不定期なんですよ。困った!これでは目的地まで相当時間がかかってしまいます。何とかしなければ・・。
名案発見。時刻表をよく見ると、一度逆方向のモノポリーまで行ってそこから逆方向のポリニャーノの駅をを通過するバーリ行きの急行列車がありそうです。乗り換え時間はわずかに3分。少しでも遅延すれば完全アウトです。賭けてみるしかないということで目指す方向とは反対のレッチェ行きに乗り込みました。 -
作戦は大成功でした。モノポリーでの乗り換えに成功しバーリの駅に10:45に到着。そこから私鉄のSUD-EST線に乗り換えてアルベルベッロを目指します。夏ダイヤは運休が多く乗り継ぎに1時間以上の間がありました。イタリアの鉄道は思っていたより時刻が正確でしたが、駅やガイドブックに張り出されている時刻表がまちまちであてにならないのが問題。駅員に直接聞いて確かる必要があります。
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SUD-EST線の車内はエアコン完備で快適でした。1車両目のBOX席に座ったのですが周りは鉄道関係者の人ばかりで当番なのか非番なのかは定かではありませんが運転席を気軽に出入りして談笑しています。
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「ジャポーネか?プーリアは初めてか?」とそのうち一人のスタッフが声をかけてくれました。カメラを見つけると「写真を撮れ、ほらここからたくさんトゥルッリが見えるぞ」と運転席まで招待してくれました。すごい、サービス満点のSUD-EST鉄道。
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列車はぶどう畑の広がるイトリアの谷をゆっくりと走りアルベロベッロを目指します。(石丸謙二郎風に)
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バーリから90分でアルベルベッロに到着。世界遺産の玄関口としては小さくて静かな駅でした。
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世界遺産、アルベロベッロのトゥルッリ群!!
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とんがり帽子屋根の集落は確かにおとぎの国のようなのですが、土産物屋やらツーリスト向けのレストランが並ぶメインストリートは観光客で賑わう軽井沢とか清里のような様相。
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せっかくここまで来たのだからもう一つ、隣町のロコロトンドも訪ねてみようということになりました。ほとんど事前の予習なし、どんな雰囲気の町なのかもわかりませんがここまで来たらチャレンジです。
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ロコロトンド駅到着。電車を降りたのは数人で観光客の姿はありません。静かな駅です。周囲にはワイナリーがたくさんありました。ここから世界に向けておいしいワインを出荷しているんですね。
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地図もなく方向勘と人の流れに頼りながら坂道を登っていくと旧市街の入り口を発見!その正面にある公園をのぞいてみると、すごい!! イトリアの谷を一望できる絶景ポイントでした。
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旧市街の入り口ゲートの脇にある親切なツーリストインフォメーションでタクシーの予約を入れてもらい帰路の脚を確保。ここからゆっくりと町を探索します。
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夕暮れのカフェには地元の人が集ってカプチーノを飲みながらあれこれ話に花を咲かせています。
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白い壁はどの家も丁寧に塗り重ねられていてスキがない。すごいなあ。
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どこをとっても絵になる風景。誰もいない静かな路地。
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白い家のテラスや出窓からはどこもきれいな花が飾られています。この町の人にとってこの景観は誇りなんでしょうね。感心しきりです。
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中心の教会では結婚式が行われていました。静かな町に幸せの鐘の音が鳴り響きます。
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よかったなあ、ロコロトンド。こんなに素敵な町だったなんて思わなかったですよ。お土産に地元の白ワインを買って帰りました。
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【4日目:8月23日(木)マテーラ】
昨日の要領でバーリに到着。(今日は車内の検札でポリニャーノ―モノポリー間の分もしっかり請求されました)国鉄のバーリチェントロ駅から今日は私鉄のFAL線に乗ってバジリカータ州のマテーラを目指します。 -
バーリノルド駅に掲示されている時刻表の列車も日によって運行されたりされなかったり、また途中で切り離されてマテーラまで行かない車両もあるらしいのでひとつひとつ確認して乗り込みました。
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落書きだらけの古い車両でしたが車内は結構快適です。
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バーリの近郊を抜けると車窓には延々とオリーブ畑の風景が続きます。
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単線なの進行方向反対側の列車との待ち合わせの時間が結構ありました。
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アルタムラに近づくと車窓は一変して、広大な草地の丘陵が広がります。
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定刻どおりマテーラチェントロ駅に到着。この駅は地下駅になっていてホームには人影がありません。
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マテーラチェントロ駅を出ると、マテーラの新市街は想像していた以上に近代的でオフィスビルが立ち並ぶ風景でした。
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到着してお昼の時間だったのでヴィットリオ・ヴェネト広場周辺のレストランをさがしました。細い路地を入ってびっくり!サッシの住居群が突然目の前に現れました。サッシ地区を見渡せる最高のテラスでランチにしました。〜レストラン:Il Terrazzino
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魚介のフリット。ビールに合う!
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マテーラ探検スタート!まずは町の最高峰に位置するドゥオーモを目指します。
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重厚な造り。細かいレリーフが特徴。
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ドゥオーモ前の広場から見渡せるサッシ・バリサーノ地区。
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町にはいたるところに泉があって、冷たい水を頂けます。炎天下の中のアップダウン散策だったので水を飲んだり、タオルを冷やしたり、頭からかぶったり。結構助けられました。
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迷路の中をさまよいます。
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ドゥオーモの先は深い渓谷があり、縁に沿って車が通れる舗道が続いています。
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谷底まで下りて対岸の洞窟住居まで行けるトレッキングコースも整備されているようでした。
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サンタマリアデイドリス教会。通称「洞窟教会」。岩の上部に十字架がある岩でできた教会。その姿もさることながら、ここから見える360度の景色が素晴らしい。
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サッソ・カヴェオーソ地区。歩け歩け。
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洞窟教会からサッソ地区の古い階段を上り続けると、思いがけず町の南端の絶景ポイントに到着。
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帰りの電車の時刻まではまだ時間があります。今度は北側の絶景ポイントまで行ってみようと、サッソ・バリサーノの谷を歩きます。
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イチオシ
町の北端からみた景色。こんなに素晴らしい眺めを独り占め。絶景ポイントには誰もいませんでした。
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街角のパン屋さんからはマテーラ名物のパンを焼く香ばしい香りが漂っています。
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マテーラにはトータルで4時間くらいの滞在でしたが。主だったスポットはすべて見て回ることが出来ました。夜景も素晴らしいと聞いていたのでできれば1泊してみたかったです。
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ポリニャーノに帰ってきました。夏の期間は町のあちこちの広場でミニコンサートやお芝居などのイベントが毎日開催されており連日大賑わいです。
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21:00過ぎからがこの町の真骨頂です。
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レストランもショップも満員。
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今晩はしっかり予約をしてカルロおすすめのレストラン:Osteria dei Muliniで夕食。
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ロコロトンドの白ワインにコッツエのパン粉焼きが最高においしい!
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滞在中毎日のように食べたオレキエッティ。耳たぶパスタはモチモチしていてとてもおいしい。
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12:00を過ぎても人通りが絶えません。夜は更けていきます。
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【5日目:8月24日(金)オストゥーニ】
最後の一日。朝の散歩道。 -
さすがに朝はみんなゆっくりしているようです。
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街燈やテラスの飾りがいい。
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白い町の白い路地。
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ビーチにもまだ人影はありません。
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広場に「動く雑貨店」を発見しました。これはすごい!
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ポリニャーノから30分ほどでオストゥーニの駅に到着です。
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駅から中心街までは結構離れています。路線バスも30分に1本くらい走っているようでしたが駅前にたまたま止まっていたタクシーで連れて行ってもらいました。
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オストゥーニの旧市街はカテドラルを中心に城壁で囲まれた丘上都市です。
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旧市街入り口のリベルタ広場です。日差しが強い〜。
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町は明日から町の守護聖人オロンツォの祝日らしく、町中電飾のルミナリエが準備されていました。夜はきっと綺麗なんでしょうね。
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カテドラルまでの参道は賑やかです。アルベルベッロほど観光地化されておらずいい雰囲気です。
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数人の宝くじ売りが町中にうろうろしています。手乗りインコがくじを選んで渡してくれます。
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カテドラルの中。ひんやりとしています。
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家々は完璧なまでに白く塗られています。
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ロコロトンドもアルベロベッロも白い町でしたが、オストゥーニの町の白さは際立っておりどこかギリシャの町のようです。ミコノスの旧市街に紛れ込んだ雰囲気。
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イチオシ
向こうの路地の先に海が見えます。
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見晴らし台から下は一面のオリーブ畑。その先には真っ青なアドリア海が見渡せます。
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お土産はオリーブオイル、白ワインのほか味わいのあるデザインの陶器が選べます。オストゥーニも本当に来てよかったと思いました。
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ポリニャーノに帰ってきて今日も海水浴。
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海から上がって屋上のシャワーを浴び、キンキンに冷えたビールを飲む。最高です。
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楽しかったなあ。南イタリアの休日。
海あり、世界遺産あり、グルメあり。しかも物価が安いのでずいぶん贅沢が出来ました。出逢えた人も皆気さくで優しい人ばかりで本当に良かったです。
本当にみなさん心からgrazieです。
翌日ローマに1泊して成田への帰路につきました。
忘れられない旅となりました。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- marchさん 2016/05/20 10:55:58
- 素敵な旅をされていますね
- 初めまして
南イタリアの記事読ませていただきました。
私も最近南イタリアに初めて旅してきました。
イタリアはどこも素晴らしいですが、有名処もいいですが
あまりガイドブックには載っていない田舎街もいいなと
思うようになりました。
私が旅したのはカステラネッターという街でした。
ポリニャーノアマーレも海が大変きれいと聞いていましたので
行ってみたいところです。今回宿泊されたBandBはどのサイトで
見つけられましたか?
自分なりに探したのですが、見つけることができませんでした。
あまり情報もなく、言葉の壁もありますので できれば以前日本人も利用したことがあるようなBandBを希望しています。
よろしければ、詳しい情報をお願いします。
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