久喜市栗橋地区の巨樹・巨木観察会に参加して

2012/10/25 - 2012/10/25

自然との共生や自然の大切さを学ぶため、久喜市栗橋地区の史跡を歩いて巡りながら、巨樹・巨木を観察しませんか、専門家による説明もあります。との呼びかけに参加いたしました。

約５キロのコースを３６人の参加者で巡りましたが専門家の説明者も２人ついてくれて解りやすく丁寧に、しかも史跡も巡ってくれて栗橋地区の歴史の一端も吸収できた観察会となりました。

エリア 幸手・久喜・栗橋(埼玉)

• 同行者: その他
• 交通手段: 自家用車 徒歩

今日の集合場所・栗橋Ｂ＆Ｇ海洋センター

今日の参加者は総勢３６名

久喜市の担当者から、今日説明をしてくれるの２人の専門家の方々を紹介され、観察会中の注意事項などを聞いて出発です。

出発して「ちあふる通り」に・・

五郎兵衛橋跡の石碑。

ちあふる通りを歩きます。

栗橋では赤そばまつりも開催中。

ちあふる通りにあった素敵な花屋さん。

歩道横に有った小さな小さな田圃。

地区の子供さんたちが大事に稲を育て収穫した後に出た葉が青々と元気に育っていました。

住宅地の路地に入ると槇の木の生垣根が・・。

最初の訪問地は深廣寺。

深廣寺にある六角名号塔。

寺の佇まい。

キササギ

センダン

次に浄信寺に・・。

説明を聞く参加者。

境内にはムクノキ・エノキ・オニグルミ・ムクロジなどがあります。

秋らしくムラサキシキブが目に着きます。

秋の七草の一つフジバカマ。

浄信寺裏で説明を聞く参加者。

浄信寺を出て国道４号線の下をトンネルでぬけます。

常薫寺の裏側、左２本がケアキ・右がムク

この常薫寺は利根川のスーパー堤防工事のため移転が決まっているためケヤキ・ムクも切られてしまうとのこと。

国土交通省にお願いしたが保存は難しいと言われたとのこと。
専門家のガイドさん２人は保存できないことに悔しがっていました。

利根川の堤防に上がります。

国道４号線に架かる橋。

下流側に東北新幹線の鉄橋。

水神宮の森。

水神宮・利根川の堤防上に奉られています。

水害から地域、人々を守るための祈りの場所である。

水神宮の森のイチョウにはこんなに銀杏が・・。

堤防上から栗橋の街並み。

少しの間堤防上を歩きます。

栗橋水位流量観測所から河川敷に下ります。

工事中の河川敷の横を歩きます。

４号国道の上下線の間に古い橋の橋げたが残っている。

栗橋関所・房川渡跡のプレートが堤防に貼り付けられていました。

橋をくぐり終わった所に栗橋関所・房川渡跡がありました。

投網でも打っているのでしょうか。

情緒があります。

一旦堤防上に上がり堤防の外側に・・。

八坂神社の前を通り・・。

栗橋関所跡の石碑。

此処もスーパー堤防工事で移転の話があるようです。

説明文がありますが読めるでしょうか。

八坂神社。

周囲は森になっています。

樹齢300年を超える御神木。

前に連絡していたからか八坂神社の神主さんが丁寧に八坂神社を説明してくれました。

八坂神社は京都の祇園町にある八坂神社の関連末社。

主祭神ノスサノウノミコトの絵を見せて頂きながら説明して頂きました。

樹齢100年を超えるイチョウ。

社の屋根・・。

板根（ばんこん）。

八坂神社の天王様の祭りに担がれる神輿。

今では担ぎ手が少なく苦慮されているようです。

八坂神社の森。

神主さんに低調にお礼を申し上げ八坂神社を後にします。

関所番士屋敷跡がありましたが・・

スーパー堤防工事で埋められるようです。

関所番士屋敷跡の説明板はまだ残っていました。

遺跡発掘もほぼ終わりに近いようです、将来はスーパー堤防に・・。

右に分岐して宝治戸池に・・。

宝治戸池の佇まい。

この辺は鎌倉古道だったのではとの解説が・・。

静御前の墓は参道から入ります。

静御前の墓入口。

静御前の墓。

境内の一部。

栗橋駅を通り西口へ。

栗橋駅のコーンコースには栗橋宿の紹介が・・。

栗橋駅西口を歩きます。

迎盛院の境内を通ります。

寺の庭で・・。

迎盛院を正面から・・。

迎盛院の六地蔵。

この森は鎌倉古道跡ではと言われている。

この様に森は旧利根川堤防の上に・・。

堤防の上に鎌倉古道は有ったとみられる。

鎌倉街道とは鎌倉幕府が意図して整備した道ではなく、鎌倉と各地を結ぶ道の総称で「いざ鎌倉へ」という時や、鎌倉から各地への交易などに使われた道であり、村から村へ結ぶ道の中で何度も通る間に固定化が進んだ道が鎌倉街道とよばれるようになったようです。これらの道が後に鎌倉古道とよばれているようです。

千勝神社・ケヤキ・ムクノキ・イチョウが見られます。

栗橋北彩高校前を・・。

北彩高校正面にも良い木が植えられています。

旧利根川堤防・この堤防上に鎌倉古道は有ったようです。

この様に旧利根川堤防ガ森の形で残っています。

この水田の位置は旧利根川の河川敷に当たるそうです。

正面奥の民家の手前が数メートル低くなっていますが、此処が旧利根川が流れていた川底の部分だそうです。

再び旧堤防に・・。

こんな形で残っています。

鎌倉古道を歩いて見ます。

東北本線に沿った道にでて出発点に戻ります。

この水田の位置は旧利根川の河川敷に当たるそうです。

解読できない石碑が線路沿いに立っています、今日ガイドしてくれた方々も内容が解らなく、栗橋の歴史研究家に調べてほしいと依頼されているようです。

踏切を渡ると・・。