美しきスペイン秋のｃａｍｉｎｏを歩く　遙かポルトマリンへ

2012/10/04 - 2012/10/24

サリアを出発してポルトマリンまでは途中に街は無く、歩き始めたらポルトマリンの間にはアルべルゲもオテルもなく、ひたすら歩き続けるのみ苦しくて辛い行程、休憩の度に足腰膝が悲鳴をあげている。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

永遠に続くと思われる道を、ただ黙々と歩く右足と左足を交互に出し。

信仰心の無い私が黄色い矢印に導かれて、何も考えないで歩くのに何の意味を見出せるのか、取り合えずサンティアゴに着いてみないと答えは出ない。

小さな集落を通り抜ける度に気になるのが牛・馬・羊の糞尿の臭い、ｃａｍｉｎｏの期間中ず〜っと悩まされ続けます。

この崩れかけそうな建物が味が合っていいですよね〜。

石を積み重ねた住居が多いのがこの地方の特徴なのでしょうな？。

兎に角人に会いません、犬かネコちゃんか牛か羊の農村ライフ。

人に会うのは通り過ぎていくペレグリーノだけです。

この標識を見失うと大変です。

先ほど追い抜かれたペレグリーノがもう霧に消えていきます。

霧が迫って来るため少し急いで目的地ポルトマリンを目ざします。

風が出て来たのでもしかすると霧が晴れるかも？

又小さな集落を抜けても誰もいない。

右の細い小道がｃａｍｉｎｏのルートです。

やっとＢＡＲが在るようです。

在りましたＢＡＲ取り合えず荷物を下します。

又ＢＡＲを見つけました、ＢＡＲではセジョ（はんこ）を押してまらえます、日本で言えば朱印帳にあたるクレデンシャルにハンコと日付けを書いてもらいます、クレデンシャルをサンティアゴで見せて巡礼証明書が頂けるのです。

ＢＡＲの中にイラストで書いた巡礼地図がありました。

風で霧が飛ばされ時雨も無くなりましたが、少し寒さが増してきたようです。

かわいいハートに注目。

私達は注目の的です、牛さんの。

レスタウランテで昼食と思いきや、ボガディージョしか出来ません、なんなんだこのメサとコパは？。

堅くてマズ〜イ、ボガディージョ。

カーニャはあるようですが。

この店はお止しになった方がいいですよ。

インフォルマシオンは開いていませんでした。

後もう少しでポルトマリンです。

この旅行記へのコメント （2）

• グラナダさん 2012/11/04 22:43:18

  めざせ!カミノ!!

  毎回、笑える所あり〜の、心配する所あり〜の。楽しく読ませて頂いております。私は馬がダメだったらロバ(ロンナンテ)の背中に乗って奥様をセルバンテスに仕立ててサンティアゴに向かうと思っていたら、本当に歩いていた!!!私が思うにはこれでチュロスさんは10年程寿命が縮まった?伸びた?
  

  churros　さん からの返信 2012/11/08 11:06:24

  RE: めざせ!カミノ!!

  ！Ｈｏｌａ！グラナダさん、返事が遅れました。
  
  ここ２〜３日眠たくて眠たくて睡魔に負けて早寝をしてしまいました、ようやくサンティアゴの手前までやって来ました、苦しかった旅も終りが近づくと寂しいですね、疲れは極限まで来ていますがなんとか完歩出来ました。
  
  寿命は出来れば後５年もあれば十分なのですが、なかなか思う様に死ねないですね、出来れば「おしい人を亡くしましたね〜」と思われて亡くなりたいものです、現実は逆なんですが・・・にくまれ者世に・・・なんです。
  
  グラナダさんの旅行記が最近アップされていないので寂しいですね、近況旅行記のアップをお待ちしています。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｃｈｕｒｒｏｓ