中国東北を巡る旅　４　丹東一歩跨、虎山長城、丹東特殊経済区・黄金坪

2012/08/31 - 2012/08/31

丹東郊外から市内に向かう途中、鴨緑江沿いの一歩跨（写真　目と鼻の先が北朝鮮）、虎山長城を見て回りました。

中国と北朝鮮の合作区・丹東特殊経済区周辺は、今後発展する新市街地になる地域でした。

中国東北を巡る旅　
１　全日空で瀋陽へ　日本人会事務局で情報収集　
２　高句麗建国遺跡のある桓仁へ　
３　丹東郊外に行く　河口村、河口断橋　
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エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

『ここから川幅が非常に狭くなります。』

確かに河口村の鴨緑江の広さと比べると本当に同じ川なのかと思うほどです。

『そこの岸、北朝鮮側です。』

「え、えっ〜」

下流側には柵が張り巡らされ、“一歩跨”という観光地の名称通り、すぐに国境越えが出来る場所でした。

「国境って不思議〜」

さらに市内に向かって進んでいくと

虎山長城

明代に築かれた万里の長城の東端で、河北省・山海関までつながっています（１２５６ｋｍ）。

新設のチケット売り場や入場門等が出来ており、本格的な観光地になりそうでした。

見学したいと思ったのですが、時間がなかったので市内のホテルに向かいました。

ホテルは翌日の移動を考え、丹東駅（写真）すぐそばにしました。

列車の本数、所要時間を考えると瀋陽まではバスが便利です。

駅前広場には毛澤東の銅像

指し示す方向には

宿泊先となった丹鉄大酒店

値段の割にはきれいなホテルでした。

少し休憩した後

駅のすぐ近くにある長距離バスターミナルへ、翌日のチケットを購入しに出かけました。

1階にあった旅行社

ホテルから国境観光バスツアーがあるようです。

広場には大きな看板

2012年8月31日時点

中朝経貿文化旅游博覧会開幕まで41日（開催：2012年10月12日〜10月16日）


無事に瀋陽までの切符購入後は友人と待ち合わせ、

丹東特殊経済区へ。

朝鮮側・黄金坪とつながる経済開発区です。

開発はこれからのようでした。

この周辺

丹東の新市街地になる計画があり、展覧会場、住宅地が建築中でした。

しかし自由に往来できるまでにはもう少し時間がかかりそうで、有刺鉄線の向こう側には中国、朝鮮の兵士が見え隠れしていました。

丹東は中朝辺境です。

市内に戻った後は露店で海産物を焼いて食べました。

海の生物は自由に行き来できるのに、人間はなぜ垣根をつくってしまうのでしょうか。

丹東はこの旅で３回目でしたが、まだまだ多くの見どころがあります。瀋陽からはバスで３時間半ほど、この冬出かけて見ても面白いかもしれません。

中国東北を巡る旅　１〜４　以上で終了です。