2004/08/10 - 2004/08/15
1187位(同エリア1816件中)
歩さん
某作家の『深い河』を読み、ガンジス川に魅せられ、いつか必ずインドに行くぞ!と決意して、運よく偶然が重なり、憧れの地インドを訪れることになりました。
「インドを訪れた人は、再びインドを訪れる」という言葉を聞いたことがありましたが、その一方で、「一度訪れたら、二度と訪れない人も多い」という話も聞き、一体、私はどちらなのだろうと、自分を試したい気持ちにもなりました。
さて、その答えは・・・?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
インドのタクシーとも言うべき『オートリキシャ』です。通常の概念で言うならば、乗れるのはせいぜい2名で、3名になると大層窮屈と思えるのですが、屈託のないインドの人々。
この狭い車から次々に人が降りてきます。
定員なんて、あってなきが如し!です。 -
「非暴力・不服従」を唱えたガンジーが、暗殺された場所です。
彼の足跡が今も形になって残っています。
この日も、何人もの人々が祈りを捧げに来ていました。
ガンジー・スミリティ博物館です。 -
インド・ニューデリーの道路です。
ラインも引いてありますが、車は2車線に3列〜4列並んで走行します。
でも、象が来ると、見事に避けて行きます。
象だけではありません。
ときには牛も居たりします。
道路標識には、象が描かれていたりするから驚きです。 -
道行く人も象を敬っています。
ん?道行く人って、ここは車道ではなかったか・・・?
何でもありのインドです。 -
ニューデリーの街の一画です。
-
お店でしょっちゅうカレーを食べていました。
ナンに数種類のカレーをつけて食べます。
ちょっとつけても辛いので、もったいないけど「完食」なんて無理です。
ナンにはいろんなバージョンがあって、サっと揚げたものが結構おいしかったです。 -
『チャイ』です。
ミルクティーのような感じです。
山羊の乳で作った『ラッシー』というヨーグルトジュースがおいしいです。
でも、合わない人もいるので、自分のお腹と相談しながら飲んだ方がよいと思います。
人によっては、インドを旅するとよくお腹をこわすそうです。
水道水ももちろんそのままでは飲みませんでした。
歯磨きをするのも、最後のうがいはペットボトルの水を使いました。
水のことを考えるとき、日本って本当に幸せな国だよなと思います。
本当は、郷に入っては、郷に従え…ということで、生活習慣もインド式にした方がよいのでしょうが、まだ私は、そこまで達していません。
精進せねば…。 -
デリーにある『クトゥブミナール』です。
モスクに付随するミナレット(尖塔)だそうで、世界遺産に登録されています。
なぜか、オールドデリーでは、写真を撮ろうとしたら、現地の人が入ってきます。最初は、危ない人たちか?と思っていましたが、どうも一緒に写真に写るのが目的のようで、要は人懐こいということでしょう。
このクトゥブミナールでも、私たちに握手を求めに来る人たちがいたり、一緒に写真に写ってくださいという人がいたりして、驚きました。
ちょっとばかり、アイドルになった気分でした。
世界遺産の尖塔よりも、そのことの方が印象に残っています。 -
壁面には、いろいろな模様が彫られています。
見事な彫刻です。 -
ニューデリーの市場?のようなところです。
いろいろな食べ物も売ってあります。
人々の活気を感じました。 -
インド門です。
第1次大戦で死亡した兵士の慰霊碑だそうです。
前を走っているのは、オートリキシャです。 -
インドの大統領官邸です。
この前にある道路は幅も広く整備されていましたが、通る人、車はほとんどいませんでした。
一般道は、車と人と動物でごった返しているのに…。 -
大統領官邸前の道路は広々としていて、サッカーでもできそうな感じです。
片側一車線の道路を走る車は1台だけ。
しかし、その一方で・・・。 -
アーグラに行く途中の光景です。
狭い道路にひしめき合う人々と車。
この差は何だ!?
でも、こっちの方がインドらしいです。
活気もあります。
オートリキシャにも大勢の人が乗り込みますが、自転車にも何人も乗っているのを見かけました。
多かったのが、男性どうしの2人乗り。
そういえば、女性よりも男性を見る機会が多かったような気がします。
女性の社会進出はこれからなのかもしれません。 -
人々がごったがえしています。
そんな中を車は走っていきます。
インドの運転手さんは、本当に運転が上手だなあと感心してしまいます。
事故が起きないのが不思議! -
同じくアーグラに行く道すがら、山羊使いの男性を見かけました。
片道3時間ほどの行程ですが、まったく飽きるということがありませんでした。
車窓の景色は、とてもおもしろかったです。
頭に大きな壺を乗せて歩いている人もいました。
車が通っているのに、そして、人が見ているのに、お構いなしに、おもむろに道路脇で、大きな用を足すチビッ子もいました。
土ぼこりがすごい道路の両脇にあるお店で、くつろいでお茶(?)を飲んでいる人々もいました。まさしく、インド式オープンカフェです。
前を走っている軽トラックに手を振ると、振り返してくれました。最初は一人だったのに、次々に人が顔を覗かせます。トラックの幌を開けて、手を振り返してくれた人の数は、軽く10人を超え、またしても定員無視のインドの人々なのでした。
道路にはいろんな動物も登場し、車に乗りながら、サファリパークツアー気分でした。 -
そしてやっと辿り着いたアーグラ。
世界遺産「タージマハル」です。
皇帝が王妃のためにつくった総大理石の霊廟です。
中央の池に空の青や、白亜の建物が映り、それはきれいです。 -
廟から、歩いてきた道を振り返れば、遠くに大門が見えます。
敷地の広さは17ヘクタールに及ぶそうで、建物を含めた庭園は左右対称の幾何学的な模様を描いています。 -
廟を下から仰ぎ見ると、写真のようになります。
近くからみても、その美しさにため息が出ます。
靴を履いては上がることができません。
夏の暑さの中、大理石の冷たさが、裸足の足の裏にひんやりと伝わってきて、気持ちがよかったです。
タージマハルは、角度によって、季節によって、そして一日のうちでも、時刻によって様々な顔を見せます。
しかし、いずれにしても、「美しい」という言葉に尽きます。 -
街中のマーケットです。
よく見かけるような野菜もあれば、珍しいものもありました。
今回初めてインドを訪問しましたが、インドに対する印象は「おもしろい!」でした。
未開発な部分も多く、不便な面もかなりありましたが、言い換えれば、多くの可能性を秘めたパワフルな国という感じです。
もう一度行きたいか?!と問われたら、迷うことなく首を縦に振ります。
人に、動物に、世界遺産に、パワーをもらった旅でした。
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