２０１２　セントラル　カリフォルニアの旅：　４日目　　カユコス

2012/10/10 - 2012/10/10

１０月１０日、水曜日。　　

モーロ　ベイ　から約９キロ北にあるのが小さな　カユコス(Cayucos)の町。

２０１３年７月号の旅行雑誌、サンセット　にアメリカ西海岸で "隠れたビーチ　タウン"　１位として紹介された町。

"the tiny surftown north of Morro Bay has pier made for sunsets, classic seafood like steamer clams and thick wedges of cod at Duckie's Chowder House, and the idyllic Cass House Inn. It's also an ideal jumping-off point for exploring the spectacular -and unsung-stretch of coast to the south, Montana de Oro State Park and Point Buchon Trail."



カユコスが第３階層の町に無いので　モーロ　ベイ　としました。

エリア モロ・ベイ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0

カユコスの海岸から　モーロ　ロック　が見えます。

モーロ　ロック　から　カユコス　までの海浜は　モーロ　ストランド　州立公園(Morro Strand State Park)　です。

Strand とは　海辺　のこと。

アメリカには　Chamber of Commerce weather（商工会議所の天気）　と云う言い回しがあります。

「商工会議所の天気？」

青空で天気が良い　ことなのです。　　商工会議所のメンバーは　地元のホテル、店、レストラン。　　　市の商工会議所ですから、天気が良いと　市の宣伝となり、訪れる人が増え、メンバー（店など）は利益を得るからです。

その点、カリフォルニアの商工会議所のメンバーは比較的に恵まれているのですが、カリフォルニアでも毎日青空と云うことはありません。

前書きが長くなってしまいましたが、この写真の　１０月１０日の空は　嵐の前兆。

カユコスの桟橋は１８７５年に建てられた　と書かれていましたが、多分最初に建てたのが１９世紀と云うことなのでしょう。

然し、この木造の橋は１００年は経っていないとしても、決して新しいものではありませんでした。

桟橋にあるいるかの像

カユコスの街並み。　　

未だに、昔の面影を残す、カリフォルニア　スタイル　の　ビーチ　タウン(old Californian-style beach town)。

この家は　ジェームス　カス船長の住居。

説明看板には　彼が木材を　サン　フランシスコ　から運び、１８６７年に建てた　と書かれていました。

１０時半頃から雨が降り出したので、車に退避。　　レストランの前に駐車し、１１時の開店を待つことにしました。　　１０時４５分から豪雨。　　

ところが、１１時の開店時には雨も止み、濡れる事無く店に入れました。

さて、何故我々がこの小さな寂れた町に来たかと云うと　この写真のレストランがお目当て。

以前は豊富に獲れた自然の　あわび(abalone)　が減少。　　そのあわびを養殖している場所が　カユコス　にあります。

その養殖所の　ウェブサイト　から、あわび　をサーブするレストランを検索し、このレストランで１０日の昼食をすることにしました。　　

78 N. Ocean Avenue Cayucos, California
www.hoppesbistro.com

レストランでは結婚式も行われるようで、この庭園はその為に造られています。

写真は上左から　パン、生牡蠣、赤ワイン（Cabernet Sauvignon)。

右下が　あわびの前菜

上が　秋のサラダ(Autumn Salad)

下が　お目当ての　あわび料理　と　野菜。

あわび　は　前菜と同じで数が多いだけ。　　前菜のあわびは必要なかったようです。