2008/05/09 - 2008/05/09
7位(同エリア18件中)
旅遊de美食散歩さん
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昔から、南蛮貿易の歴史やら隠れキリシタンに関する歴史やらに強烈に惹かれていて、でカステラや金平糖など南蛮菓子と言われるものも大好き♪な私。
自分は日本にやってきたポルトガルの宣教師の生まれ変わりかもしれないと本気で思っていた時期もあるくらいの憧れだったポルトガル。笑
そんな念願のポルトガルにようやく行くことができました。人生初!のヨーロッパ!!です。
vol 3は風光明媚なセトゥーバルへ!目的は要塞を改装したポサーダに宿泊すること♪
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月9日
今日もすっきりいい目覚め!リスボンのホテル『As Janelas Verdes』の部屋の窓からは向いのアパートがよく見えるんですが、近すぎて中まではっきり。まるで映画の『裏窓』のようです。笑 -
バスと地下鉄を乗り継いで、ロマアレエイル駅へ。初めてきた駅ですが、カフェもあってとても便利。
しかし、リスボンは街中の至る所にカフェがあり、どこにも必ずスイーツが!本当に甘いもの天国ですね。男の人もみんな普通にお菓子をほおばっていて、とってもポピュラーな食べ物って感じ。
駅では、時間があったのでカフェでお茶しました。Cha de limao(シャーデリマオン。レモンの皮にお湯を入れた飲み物)を飲んでみたかったので、そちらを注文。
すっごい大きいレモンがはいっててびっくり!でもシンプルだけど大変美味なレモンティーでした。
カフェの店員さんで一人なぜか日本語を話せる人がいて。注文を終えたら
”これだけ?”
を繰り返してて笑えました。笑 -
駅のアナウンスがポルトガル語オンリーなので、行先がよく聞き取れずあせりましたが、なんとかセトゥーバル行きの電車に乗れました。
窓からはオレンジ色の屋根がずっと続く景色で、なんだか昔の青島みたい♪
セトゥーバルの駅は、ポルトガルの第四都市というわりには小さく殺風景でちと寂しい。リスボンとは街並みもだいぶ違うし、中国語のお店や中国人らしき人をみかけました!! -
セトゥーバルになぜ来たかといえば、それはポサーダに泊まるため。ポサーダ Pousada とは 歴史的な建物や自然環境に恵まれた場所を利用したポルトガル国営のホテルの事だそうです。
こちら『Pousada de Setubal - Sao Filipe 』は、1950年に建てられた要塞を改装したホテル。駅からタクシーで10分くらいでしたが小高い丘の上にあるホテル、入口からして圧倒的な存在感!
マカオの”POUSADA DE SAO TIAGO”ホテルにそっくり!ま、どちらも要塞ですからねえ。
『Pousada de Setubal - Sao Filipe 』
Forte de Sao Filipe, Setubal 2900-300, Portugal
?:26-555-0070 -
入口からホテルフロントまでは、ず〜〜っと階段!エレベーター?ありません!Pousadaに泊まるというのは、こういうことか・・・という洗礼をうけました。
重たいスーツケースをえっちらおっちら運びながら登るので、アズレージョも美しいですがやはりエレベーターがあったほうが・・。笑 -
階段を登りきるとホテルフロント前へ。目の前に真っ青な海が広がってて、景色は絶景!
-
まさに要塞といった感じで、歴史を感じますね〜。
-
お部屋はこんな感じ。天井が低く暗い・・。お部屋の快適さからいったら普通のホテルにはかないませんね。こっちのほうが物珍しさはありますが・・・。笑
アメニティは一応ありましたが、品質があまりよろしくなく・・。笑 歯ブラシ、コンディショナー、スリッパ等はありませんでしたね。 -
とても利用しづらいロフト?があって、そこにはソファがあり外のベランダへとドアがつながっていました。
ベランダからの眺めはいいんですけどねえ・・。ロフトまでの階段がせまくて急で登りづらいのが難点。 -
まずはバスターミナルへいってランチのお店を探してみました。こちらは外観がとっても可愛かったので入ってしまったレストランでしたが、なんとこの建物は1907年に建てられた歴史ある建物でした!
『Restaurante Bocage em Setubal』
Rua Poco do Concelho, 5 2900-331 Setubal
?:963 685 111 -
アメリカの俳優エドワード・バーンズにそっくりの素敵なウェイターさんは、物腰柔らかく気が利いて、さりげないサービスがなんとも素敵な方でした。
ここではまず食べてみたかった”アローシュ・デ・マリシュコ”を頼みました。これが二人分とは到底信じられません・・・。 -
取り分けたらこんな感じ♪
ブイヤベースにお米を入れてリゾットにしたような味わいで絶品!おまけになんと香菜がた〜〜っぷり!感激♪ -
サラダもどうってことないサラダなんですが、レタスの大きさといい盛り付け方といいなんとも品があって、上にかかったバジルがとってもいい香り!玉ねぎも甘い!!
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前菜にオリーブがでてきましたが、これおいしすぎて思わず完食です。笑
ウェイターさんが最後にセトゥーバルのワインを一杯サービスしてくれました。お昼は酔っぱらうのでアルコールはやめていましたが、もうこれは別!っていいたくなるくらいのおいしさ♪はまりました・・・。甘くて大変飲みやすい。『Moscatel De Setubal』、覚えました。 -
食後はバスに乗って、アズレージョの工房が軒を連ねるアゼイタオン Azeitao へ。非常に静かな村で、観光客の姿をあまりみませんでした。
アズレージョとは、15世紀にアラブから伝えられポルトガル独自の形へと変化していった装飾タイルのこと。マカオにもたくさんのアズレージョがありました。
大のアズレージョ好きとしては、工房のあるAzeitaoには何が何でも行かなければ!と思っていたのです〜。
しかし地元の人もあまり歩いていなくて、人通りがほとんどない。のどかで可愛らしい街ですけどね。 -
まず入ってみたこちらの工房は、作ってるところを間近で見せてくれました。
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こちらが工房内。アズレージョがどうやって出来上がっていくのかをじっくり見ることができます。
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サンプルとしてたくさんのアズレージョが飾られてありますが、販売もしてます。
とにかくいろいろ欲しかったのですが、重たいのもあるし何枚もそろってはじめて美しいアズレージョになるのであって、一枚か二枚かったくらいじゃ何もならないな・・・としみじみ思ってしまって、購買意欲が下降。
とはいっても、買いましたけど。笑 -
次に向かったのは、今でも16世紀の手法でアズレージョをつくっているという『サン・シマオン・アルテ Sao Simao Arte』へ。
『Sao Simao Arte』
Rua Almirante Reis, 86 - Vila Fresca Azeitao
?:+351-212-183-135 -
ここで絵付けもできるとのことだったのだけれど、他に観光客の姿もみえず、お店の人ともあんまり意思疎通ができなくて絵付けは断念。
でもここに置いてあるアズレージョは、そんじゃそこらのアズレージョとは歴史が違うって感じで非常に品格がありました。 -
この辺りは、近くにワイナリーもあるとかで、村の周りにはぶどう畑が広がっていました。バス停近くではまるで映画にでてくるセットのように可愛らしいおうちを発見!
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そしてバスでセトゥーバルへ。セトゥーバルのバス停前にも古い建物がありました。何の建物だったのかはまったくわかりませんが、ここも歴史を感じます。
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ホテルへ戻ると、支配人?みたいな人がいてホテルの中の歴史あるチャペルをみせてあげるというのでついていってみました。
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そこはもうアズレージョで埋め尽くされてるといっても過言ではないほどの見事なチャペルで・・・。どうやら絵柄が物語になっているようです、意味はまったくわからないけど。笑
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夕食はホテル内のレストランで。タコの前菜に貝のスープ、それとシーフードとハーブミント入りのヌードル。ヌードルといってもマカロニみたいな感じでした。
それぞれになかなかおいしかったですが、ちょっと写真をとる雰囲気でなかったのが残念!
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