ただ富士山を見る旅

2011/12/19 - 2011/12/20

富士山を見に行くなら冬だと思います。

理由は３つ。

①雪を被っている
②はっきり見える（空気の澄んだ天気の良い日が多い）
③宿も道路も空いている

外人向けの絵ハガキの富士山も、銭湯の壁の絵の富士山も雪を被っています。やはり見るなら雪をかぶった富士山が良いですね。冬の太平洋側はよく晴れます。夏の場合は晴れていても靄が掛かって綺麗に見えないことが多いですが、冬は綺麗に見える日が多いですね。しかも夏と違って観光客は少なく、ホテルは安くて選び放題。渋滞に巻き込まれることもありません。

エリア 山梨

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＡＬのマイルが貯まって期限が切れそうだったので、大阪／東京の無料航空券に替えて、１泊２日の富士山を見るだけの一人旅です。

富士山には、ヨーロッパアルプスの山にも、カナディアンロッキーの山にもヒマラヤの山にも、勝るとも劣らぬ感動があります。

八王子でレンタカーを借りて、中央道で河口湖インターへ向かいました。

河口湖インターから国道１３９号線を西に向かい、県道７１号線を南下。
富士クラッシクゴルフ場の手前付近からの富士山です。

富士山の西北西約１０Km、標高1000mを超える所からの富士山です。
ここまで近づくと、逆に小さく感じます。

道の駅「朝霧高原」から国道１３９号線を少し北に行った辺からです。
天気も良く、夕日を受けて完璧な美しさです。

１２月の半ば過ぎにしては少し雪が少ないようには思いますが、こんなもんでしょうか。

道の駅「朝霧高原」の展望台からです。
夕日に当たって赤く輝きます。

泊まったのは富士サンライズリゾートホテル。
http://fujisunriseresorthotel.com/plan.html
新しいホテルのようで、部屋は広くて綺麗でした。デザイン的にはモダンでシンプルな感じです。
料金は、シーズンオフの良さですが、１泊朝食付きで７千円程度とビジネスホテル並だったと思います。コストパフォーマンスも抜群です。

目が覚めて、部屋の窓から見た富士山の夜明けです。
凛とした姿です。

同じく部屋からの富士山です。朝日が当りはじめました。

今回の旅行でも、ホテル選びは重要なポイントで、部屋から綺麗に富士山が見えることが必須です。
ホテルに希望を聞いてもらえて、最上階の４階でした。
大きな窓の正面に富士山が見られます。ベットに寝転んでも富士山が見えます。チェックアウトの時間まで、暖かい部屋でゆっくり眺めを楽しみました。

河口湖の北からの眺めです。

「ほこ×たて」と言う番組で、山梨県から見る富士山と静岡県からみる富士山はどちらが美しいか、対決していました。番組では山梨県が勝ったと記憶していますが、私個人の趣味としても、山梨側からみるのが好きです。
山そのものの姿もさることながら、富士五湖周辺や朝霧高原から見る方が、新幹線や東名高速の通る町からみるより、気持ちが良いからだと思います。

河口湖から国道１３７号線を甲府方面に向かって北上。新御坂トンネルの手前から、旧道を登っていき、旧御坂トンネルの手間付近からの富士山です。
ここには天下茶屋と言うお店もあります。
この辺の海抜は約１３００メートル。富士山の半分の高さにも達していませんが、富士山の見え方も河口湖辺から見るのとはまた違う印象になります。

写真を撮ろうとすると、当然ですが山梨県側からの富士山は逆光的になります。

その後、甲府方面から、中央道で八王子に戻って車を返し、帰路につきました。