2012/10/02 - 2012/10/03
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chiaki-kさん
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第2編はアマルフィを観光してから、アルベロベッロまで南イタリア半島を西から東に横断すること200km、さらにアルベロベッロからヴィラ・サンジョバンニまで半島縦断400kmの旅行記です。
日程はサレルノ→アマルフィ→サレルノ→ポテンツァ→マテーラ→アルベロベッロ(泊)→ヴィラ・サンジョバンニ。サレルノからアマルフィへの道が渋滞しただけで、サレルノからポテンツァ、マテーラまでは全く渋滞も無く2時間で移動完了、そして南イタリア半島縦断も6時間で無事達成できました。
表紙の写真はアマルフィのドゥーモ広場から見た大聖堂。TV番組などでお馴染みの教会。
2024/02/26 一部修正
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
10/2
サレルノグランドホテルの朝食。イタリアのホテルは毎朝こんな感じ。なお、手前のクロワッサンには中にマーマレードが入っていた。イタリアは朝から甘いのだ。 -
部屋の窓からはサレルノの街とサレルノ駅。
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そしてサレルノ湾が見える。
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比較的新しいホテルなので部屋はシンプルなつくり。なお、NETは有料(有線LAN・1DAY:5E)だったので使用せず。
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7:30にホテルから小型のバスで出発。右の大柄な方は現地ガイドさん、大型バスが何故入れないのかは、まもなくわかった。
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このへんはまだ良い方。
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途中にはレモンの段々畑が。
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問題は途中に何カ所かある集落の中の狭い道。
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前方の車は駐車しているのでは無い。ひたすら大きな車が前からやって来るのを精一杯はじに避けて待っているのだ。
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10分後にやってきたのは進入禁止のはずの大型観光バス。車体間の距離はおよそ10cm!
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結局この集落を抜けるのに20分ほど費やす。これがTVには写らないアマルフィの現実。
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21kmを1時間40分かかってやっとアマルフィの町が見えてきた。
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波止場の先から撮したアマルフィの全景。なお、アマルフィ海岸は1997年に世界自然遺産に登録されている。
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町の左側
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町の右側、砦が見える。アマルフィはヴェネツィア、ジェノヴァ、ピサと並ぶ海運国だったが、ノルマンやピサの侵略、自然災害等により衰退し、いまは観光の町となっている。
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町の入口にある地図を説明する現地ガイドさんと(もちろんイタリア語)、それを翻訳する添乗員のYさん。Yさんすごい!!
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町へ入る門をくぐると、TV等でおなじみのドゥーモ広場へ。
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大聖堂の金色の破風には青い衣をまとったキリストの絵が。
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これもおなじみの噴水。
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噴水の上にはアマルフィの守護聖人である聖アンデレ(アンドレア)の像。背中にしょった×型の十字架は、聖アンドレが処刑された十字架で、「アンデレの十字架」と言われ、スコットランドの旗のデザインにもなった。
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現地ガイドさん(名前:忘れました)とYさん(顔出しOKもらってます)。あ、説明も忘れました(^^;;
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教会へ入り、まず最初にあるのは天国の回廊と呼ばれる場所。
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聖アンデレの絵。元々は漁師さんだったそうだが、キリストの弟子となり、ギリシアのアカイア地方でX字型の十字架で処刑され、殉教した聖人。絵画においてもしばしばX字型の十字架と共に描かれている。
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鐘楼が見える。
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教会の内部はこんな感じ。
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暗くてよく解らない。(勉強不足とも言う)
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ミサの行われる聖堂内部。普段はここまで公開はしていないとのこと。
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金で出来た聖アンデレの像。アマルフィの宝物だ。
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アマルフィ海岸クルーズが波のため中止となったので、待望のフリータイムになったとたんに、にわか雨!
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雨に濡れるドゥーモ広場とFIATチンクェチェント(2代目)。
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しばらくして雨が止んだので町歩き開始。メインストリートの上にも家がある。
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青空が狭い通りの上に広がってきた。
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通りにはこんなミニチュアが飾ってあったり
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果物やとうがらしも売っていた。
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こんな狭い道でも車は来る。イタリアには小さい車が多いのに納得。
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アマルフィ観光を終えてバスは再びサレルノへ戻る。昨夜泊まったホテルで昼食をとったが、ホテルで昼食というのは初めてかも。そして、はじめてイタリアのビールを注文。
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スターターはペンネパスタ、まあ、おいしかったです。(メイン撮り忘れました)
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13:30 マテーラを目指し出発。A3号線を30分ほど走り、E847号線に入る。4車線の良い道が延々と続くのだが何と無料、まあ日本の高規格道路といったところ。写真の場所はカンパニア州とバジリカータ州の州境にある山。
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イタリアは山や丘の上に町や村がある国。
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恐らく敵の襲撃から身を守るため、高い場所に町をつくったのだろう。
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15:30 マテーラ到着。この町も丘の上に造られた町のひとつ。以前はバジリカータ州の州都だった。今歩いているのは新市街区。
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やがて、前方が開けた場所にさしかかる。
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世界遺産マテーラ旧市街区。サッシと呼ばれる洞窟住居が続くこの町は以前、”イタリアの悪夢 ”と呼ばれた不衛生な地区で、一時強制立退きにより荒廃したが、1993年に世界遺産に登録されてから住む人が増え始め、世界中から観光客が来る場所に変身する。
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中央部のアップ。映画「パッション」でメルギブソン扮するキリストが十字架を背負って階段を登るシーンはここで撮影された。
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谷の向こう側には旧石器時代の住居跡もあるという。
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これがサッシ。岩を掘り抜いた住居。
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博物館としてサッシ内部を公開している家もある。
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上下水道も電気も無く、家畜と一緒に寝起きしていたのだ。
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これは墓の跡、マテーラに生まれた者は死んでも石の中だったのだ。もちろん今は使われていない。
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旧市街区の上手の部分にはまだ人は住んでいない。
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この岩窟教会はサンタ・マリア・デ・イドリス教会。
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さまざまな制約を乗り越えられる人だけが、ここに住むことが出来る。
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貝の化石入りの石で建てられた家もある。
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約1時間の観光を終えマテーラを出発。プーリア州に入ってから田舎道をアルベロベッロへ。薄暮れの中、今夜の宿であるHIS MAJIESTY HOTEL 到着。そのままホテルで夕食。夕食後希望者は徒歩10分ほどのところにあるトゥルッリのライトアップに出かけたようだが、相変わらずの時差ぼけのため、早めに就寝する。
写真は宿泊したHIS MAJIESTY HOTEL (翌朝撮影)。小さいながらプール付きのしゃれたホテル。ちなみにNETもすんなり繋がった(有線LAN:無料)。 -
10/3
ホテルで朝食後、徒歩にてアルベロベッロ観光へ。朝食はこんな感じで大体どこも同じ。 -
ホテルの前の道路。真っ直ぐ行くとアルベロベッロ旧市街区。
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アイアピッコラ地区から見たオーネモンティ地区。お馴染み三角屋根のトゥルッリが一杯。
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トゥルッリのアップ。
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アイアピッコラ地区では実際に住んでいる方が多く、静かな感じ。
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公開されているトゥルッリもある。一番右側にいるのが現地ガイドさんで、マイクを握っているのが添乗員兼通訳のYさん(顔出しOKもらってます)。
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家主さんとかみさんのツーショット。ナイストイレ!
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アルベロ猫その1
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アルベロ猫その2
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オーネモンティ地区にはお土産屋やレストランなどが多く、賑やかな感じ。
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まるで異星人の町のよう。
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お土産屋
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有名な建物だが、これもお土産屋。このあと左から2人目のばあさんに店に連れ込まれる。名前は*リアさん、TV番組ではよく登場する方。
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屋上へ上がれというので上がってみる。
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屋根のつくりがよく解った。
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土産物屋の呼び込みをパスしながら旧市街区からホテルまで戻った後、一路シチリアを目指してバスはアルベロベッロを出発する。
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アルベロベッロからターラントまではこんな平原の道。
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ターラント手前で右折しE90号線へ。しばらく行くとイオニア海が見えてきた。移動だけではもったいないような素晴らしい天気。
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カラブリア州境付近の海岸には、こんな城跡もあった。
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2時間ほど走ってから、シバリという町にあるドライブインで休憩。
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シバリで右折し、E940号線をしばらく行くとA3号線に入った。カラブリア州をレッジョ・カラブリアへ向け南下する。写真は途中にあったソーラー発電所。風力発電もあちこちに見られたが、原発廃止宣言をしてしまったイタリアもこれからが大変だ。
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フェルマという名のICでA3を降り、写真のBARで昼食。料理写真取り忘れる。
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再びA3に戻りレッジョ・カラブリアの手前で右折。シチリア島メッシーナに渡るフェリーが出るヴィラ・サンジョバンニへ。
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15:30 フェリー乗り場到着。移動距離約400km、移動時間6時間(休憩・昼食含む)の南イタリア半島縦断の大移動だった。
これで「2012年 南イタリア旅行記2:アマルフィ、マテーラ、アルベロベッロ編」は終了です。最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
2024/02/26 一部修正
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