2012/03/15 - 2012/03/18
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ぱんスキュさん
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2012年3月
東日本大震災から1年。
東北に縁もゆかりもないのだけれど、未だつらい状況に立たされている状況の土地や方々に何かできることはないかとおもったのですが、現地を見ることと、なにより被災地にお金を落として経済復興に寄与することが一番なのではないかと思い、家族とともに車で、特に被害の大きかった南三陸町、気仙沼などといった土地をめぐりました。
スタート地点は仙台。
まずはいったん北上し、志津川・南三陸に寄り、そのまま一関→盛岡に行き、わんこそばを食べて花巻温泉に投宿。
翌日、岩手花巻空港に寄りつつ、釜石・気仙沼を経由して東京へ戻る。東北へ向かう高速代が無料なのがありがたい。
★
色々な東北の被災地をめぐっての感想は、まだまだ復興への道のりは遠いなということ。物質的なものも、被災者の皆さんの暮らしも。
金銭的な補償もされているようですが、失ったものはあまりにも大きい。家族や大切な人・コミュニティ・思い出など…。重い、重い、様々な何か。
とはいえ、仙台のルイヴィトンでは復興バブルのおかげで全国1位の売り上げになったという話を聞くと、とても複雑な心境ではありますが。。。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地の復興と被災されている方の一刻も早い状況の改善を望みます。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
仙台から車を飛ばして東北道を北上、
まずは盛岡へ。
この町に来た目的は、名物わんこそばを食べること!
名店『直利庵』さんにお邪魔しました。
http://www.chokurian.com/
http://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3000028/
わんこそばを頂くお客は2階に通される。 -
わんこそばを頼むとまず出てくる薬味セット。
これで蕎麦の味を変えて、たくさん食べられるようにする。
結構重要ですw -
その他、ボリュームあるつけ合わせも。
お料理としてもとてもおいしい。 -
お店オリジナルのエプロン。
汁ハネを防ぐための配慮。
年季が入っている趣で、歴史を感じさせる。 -
このお座敷でわんこそばが給された。
なかなかの雰囲気。 -
ぷはーーーー。
食べた食べた。戦いの跡…。
結果は…70杯ほど。
マッチ棒で数える式で、なかなかのエンターテインメントでした!
このあと花巻温泉郷へと移動。 -
花巻温泉は千秋閣へと宿泊。
年季が入った感じの建物。写真忘れたー。
翌日の朝食会場。
和洋食のバイキング式。 -
花巻温泉の朝食。
和食も洋食もおいしかったです。
あと特製の一口生ジュースが良かったあ。 -
いわて花巻空港。
発着陸は1日5本程度。
個人的にはこういう日本全国の空港にLCC バンバン飛ばせばいいのにって思う。
外国から観光客を誘致して、それで収益を起こせばいいのになあ。 -
いわて花巻空港のマスコット、はなっぴー。
ゆるい。スーパーゆるい。
お土産はなかなか美味しいもの揃い。
イイネ! -
本題へ。
太平洋側の町へと移動して、
特に被害が大きかった被災地をいくつかめぐる。
南三陸町へとむかいます。 -
車窓より。
あまりの建物のなさに、一瞬何かの工事現場と見間違えるほどだった。それくらい、真っ新になっていた土地。
想像を絶する甚大な被害を受けたことが分かる。 -
公立志津川病院。
死者・行方不明者合わせて75名もの被害があった。
3階部分までもが被災している。
かなりの高さなのに。言葉を失う。 -
志津川にあった建物。
どこまで津波が及んだのかが一目でわかる。 -
川には新しく橋が架けられている。
後ろに写っているのが、例の防災庁舎です。 -
南三陸町 防災庁舎。
未だにお線香やご冥福を祈るお供え物などが、1階の入り口付近に祀られていた。胸が痛む。 -
南三陸さんさん商店街。
仮設住宅に商店街を作るという試み。
お土産もご飯も買える。
ここぞとばかりに色々と購入。
少しでも経済復興にお役にたてれば…。
商店街オリジナルの食べ物やお酒もありました。 -
この高速と思しき橋桁は使えるのだろうか。
-
陸前高田市。
まだまだ復興に時間がかかりそうなこの光景を見てショックをうける。 -
被災財の撤去はこれからも続く。
-
奇跡の一本松。
7万本の中でたった一本、津波に耐えた松。
現在、塩害により枯死してしまったこの木を保存しようという動きがあり、募金活動が行われています。
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shisei/kakuka-oshirase/gienkin/ipponmatu-hozonbokin/ipponmatu-hozonbokin.html -
新日鉄とラグビーの町、釜石。
ここで休憩と小休止。 -
最後に気仙沼市。
市内へ向かう途中にあった、第18共徳丸。
津波で道の脇まで運ばれていった船。
撤去も出来ずそこにある。
すでに観光スポットと化しており、近くに観光バスがばんばん止まっている。 -
保存か解体か、話し合いがなされているようです。
色々な考え方があるけれど、わたしは地元の方の意思に任せるのがよいと思う。 -
近くにあった建物。
モールかパチンコ屋か。
今の外観から判別がつきにくい。 -
気仙沼市内中心部へ。
ここは今までの被災地と異なり、残っている建物もあるだけにぐっと気持ちが切なくなる。 -
名酒『男山』を扱う、『男山本店』建物。
地面からかたいでいる。
相当な被害があったとのことですが、今は営業再開しています。
http://www.kesennuma.co.jp/ -
大島旅客船乗り場。
建物は何とか残っている -
チリ地震の津波表示。
これよりもはるかに高い津波が襲った。 -
古くからの商店街も被害を受けた。
まだ立て直しは進んでいない。 -
気仙沼名物といえば”ふかひれ”。
名物のふかひれはもう食べられないかもしれないと聞いて、その前に是非ともふかひれラーメンを食べておかねば・・・
ということで、新しい建物で営業を再開した『食堂やまと』さんへと伺いました。 -
お店内部。
新しい内装。
被災した土地に建物を新しく立て直すのはNGだけど、改装はOK。ということで、新しく手を加えて営業をされています。 -
被災当時のお店の様子の写真。
よくここまで頑張られたなあ…。 -
メニュー。
もちろん、名物のふかひれラーメンを。
またふかひれ焼売なるものを発見、
あわせて注文する。 -
ふかひれらーめん。
適度なとろみがあり、さっぱり味。
美味しい。 -
中にこんなに大きなフカヒレ入り。
-
フカひれシューマイ。
食べ応えのある大きさ。
むっちりしてて、こちらもおいしい。 -
お店の前の交差点。
お店のご夫婦は、地震が来たとき咄嗟の判断でこの左手にある高台に逃げて難を逃れたそうです。
しかし多数の住民は車で市内中心へと向かったため、この道路も渋滞し、結果逃げ遅れて亡くなられた方が多数いたとのこと。
大災害のときにどうやって避難するか、、、
普段から意識しておかないと、その時だけの判断だけでは難しいものであることを、改めて感じたエピソードでした。 -
南三陸町と同じく、仮設住宅にできていた商店街。
-
未だ癒えない被災の跡を見て、
自分にできることはなんだろう…。
そう改めて思わされた旅でした。
同時に、長期的な視野に立った支援が必要なことを、強く強くおもいました 。
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