ひとあし早いクリスマス　ノイシュヴァンシュタイン城～フュッセンの旅

2011/11/23 - 2011/11/28

友人たちと4泊6日、ミュンヘンを基点とした旅。
４日目は世界遺産を巡る、ノイシュヴァンシュタイン城観光。
断崖絶壁に立つこの有名なお城へ。

ノイシュヴァンシュタイン城の内部見学はツアーでなければ入れません。通常はミュンヘンからのツアー利用するのですが、仲間でのんびりフュッセンへも立ち寄りたいと思い、個人でフュッセンへ。事前予約を行いいざ！

エリア フュッセン(ドイツ)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝はここから、ミュンヘン中央駅です。
ミュンヘンを起点に出かけてばかりのせいか、旅の間地元の駅感が生まれました。

フュッセン駅からバスチケット売り場までまずバスで向かう。降りるとすぐにホーエンシュヴァンガウ城を発見！時間があれば見学したかったなあ。

２本目のバスに乗り込み、マリエン橋へ。ここからのノイシュヴァンシュタイン城全景を眺める！いつか見た世界遺産カレンダーの景色のまんま、と思ったのはいうまでもない。
この時壁面を改装中だったのですが、こう見ると気になりませんね。よかった。白亜の城なので、青空バックで見られて感激です。

マリエン橋からもホーエンシュヴァンガウ城を見ることができます。上からの視点だとちょっと違って見えますね。

いざ、内部の見学へ。今回は事前にweb予約を済ませて向かいました。ちょっと自信はなかったものの、何事も経験だ、と思いトライ。予約済みの列に並んでいると、親切な日本の添乗員さんが、向こうの列じゃないですか？（と未予約の列を指して）教えてくれました。実は予約済ませてまして・・・なんてちょっと会話をしたりして。

しかし！！なめられているのか、どこの国かわからない英語圏の団体客が容赦なく抜いていくわ、バスも横入りするわで、日本人の私たちを含め、後ろに並んでいたスペイン人？もすごく怒っていました。なんとも、忘れられない経験をしました。まあ、今となっては笑い話です。

ノイシュヴァンシュタイン城へはツアーでなければ見学できません。ツアーの時間は決まっていて、それまで中庭のようなところで待機。時計もありました。

内部見学中、お城の中から先ほどのマリエン橋を撮影。あの上にいたのかと思うと、ちょっと怖いです。

お城の内部では、ルートヴィヒ２世のこだわり抜かれた内装に驚きました。特にワーグナーに傾倒していた彼が作ったのは、洞窟。タンホイザーをイメージした鍾乳洞が。お城の中にこんなものを作ってしまうとは・・・。

個人でノイシュヴァンシュタイン城を見学したかった理由として、ひとつにフュッセンを歩いてみたかったからなのです。お城だけ見て帰るなんてもったいないな、と。ひとやすみのために入ったカフェ「コンディトライ・クーアカフェ」でケーキを。これはダークチェリーのケーキ。疲れた体にふんわりクリームがおいしかった。

地元のおじいさんおばあさんが隣でお茶して談笑してました。
やっぱり私たちが日本人であることはすぐわかってしまうようで、おじいさんが日本が好きなんだ、とかいろいろ話しかけてくれました。このワンちゃんはおじいさんたちが楽しそうにしているのを、おとなしくずっとじーっとしていました。
これがフュッセンの日常なのかな。いいな。

日が暮れてきました。町並みが美しいです。

オシャレな外観のおうちが多いです。雑誌に出てきそうだとあれこれ話していたら、おうちの人が出てきちゃいました。すみません。ただの観光客です。

先ほどのおうちの向かいから、日本ではなかなか見られない形の山が。日が完全に沈む前の空、ブルーに映えてステキです。

静かな路地。
こんな路地を散歩するだけで、旅の思い出になる。

ガストホーフ・クローネで夕食。ドイツの郷土料理を、現地に留学中の後輩のアドバイスを受けながら堪能。仲間とわいわい食事をしたものだから、一瞬日本でご飯食べていると勘違いするほどのリラックス。しっかり歩いたのでおなかすいた。

おなかもいっぱいになり、もう少し町を散歩。

フュッセンの町並み、お家の装飾がかわいい、オシャレなところがいくつもありました。ここはFIGAROやCREAの雑誌に出てくる町なのか。立ち寄ってよかった、こじんまりした町でした。