2007/08/02 - 2007/08/06
1600位(同エリア1830件中)
歩さん
本当はシベリア鉄道の旅を予定していましたが、ロシア語がチンプンカンプンなので、手始めに、首都モスクワ周辺の旅がよいのではないか…という結論に達し、モスクワとサンクトペテルブルクを訪れました。ロシア独特の食文化も楽しめ、かつ長い歴史を数々の遺産から見つめてみたいと思います。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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まずは食文化の方から堪能してみましょう。
ただし、ロシア語の発音とは微妙に異なるため、巷で通常使われている名前で紹介したいと思います。
写真は、ボルシチです。名前は聞いたことがある人が多いと思います。有名ですよね。テーブルビート、タマネギ、ニンジン、キャベツなどの野菜や肉などを煮込んで作るそうです。具材は様々ですが、赤い色は、テーブルビートから出る色だそうです。 -
食事の度に、おもしろいスープが出てきます。
写真はウハーというスープです。魚のスープです。 -
これは、ラブシャというスープです。麺が入たそうですが…。
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キエフ風カツレツです。
ちなみに、キエフとはウクライナの首都です。 -
ペリメニという水餃子の一種です。
今回、ピロシキを食べたかったのですが、なぜか出会えませんでした。結構、日本では食べる機会があったりするのですが、なぜ本場のロシアで食べることができなかったのか…。 -
デザートです。ホットケーキの上にのっているのは、なんとイクラです。みんなからは不評だったのですが、私は結構気に入りました。
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変わっているといえば、これでしょう!
道端でたくさん見かけました。キオスクということなのですが、な、なんとスイカのキオスクです。中には、大きなスイカがたくさん入っていました。
恐るべし、ロシア! -
8月2日、モスクワのシェレメチエボ(正しい発音は異なります)空港に到着。日本を出発して10時間くらいです。
何が困るって、字が読めないことです。英語や中国語(漢字)は、何が書いてあるのか何となくでも分かりますが、ロシア語は書いてあることが分かりません。迷ったら一大事です。 -
8月3日、小雨。モスクワ市内を観光します。
写真は、モスクワ大学です。
前の電線?が邪魔して、写真がきれいに撮れませんでしたが、この電線、至る所にあり、本当に景観を半減させています。整理するとか、地下に埋めるとか、対策を練るといいのにな…と思いました。
モスクワ大学はスターリン様式の建物です。 -
モスクワオリンピックのメインスタジアムです。日本はボイコットした大会ですけどね。
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オリンピックスタジアムが見渡せる丘、雀が丘です。街も一望できます。
お店にはマトリョーシカがたくさん並んでいます。このあと行ったいくつかのお店との比較ですが、値段は結構安いように思います。ここで、買っておけばよかったなぁと、あとで後悔したのを覚えていますから…。 -
このときは、ちょっとの間、雨が止んでくれました。
写真は、聖ワシリー寺院とクレムリンです。ロシアの寺院や教会は、とても派手なイメージがあります。それは、この寺院の所為だと思います。ここでもまた、電線が邪魔をして景観を損ねてしまってます。でも、写真を写す方向を変えるといいのでしょう、きっと。 -
赤の広場です。ソ連崩壊以前は、ここを行進する軍隊の様子をTVで目にしていましたが、果たして、今はどうなのでしょう。
この日は、観光客がいたくらいでした。演奏会もときどきありますよ、といったようなことを、ガイドさんが話していました。変われば変わるものですね。
ソ連では、なぜか、書記長が権力を持っていたようですが、広場には歴代書記長の像が並んでいました。 -
クレムリンです。これまた、ソ連崩壊以前は、何のことか分からずに、よく聞いていた単語です。クレムリは、ロシア語で城塞を意味するそうです。昔は城壁の中には寺院や宮殿が林立していたそうで、今も、大統領官邸など主要な建物があるようです。
このときから、また雨になり、空の色がよくありません。天気がいいと、写真の見栄えもいいのですが、同じ建物でも、天気次第で、まったく違うものになってしまいます。 -
飛行機でモスクワを後にし、サンクトペテルブルクへ…。
レニングラードとも呼ばれていました。
写真は血の上の教会。名前はおどろおどろしいですが、きれいな教会です。
ロシア皇帝アレクサンドル2世が、テロで命を落とし、その霊を弔うために、アレクサンドル3世によって建てられたそうです。もっと別のネーミングはなかったのかと私は思うのですが、その美しさは、人の目を惹くところです。 -
サンクトペテルブルク市内の観光です。
写真は聖イサク大聖堂です。時間がなく、写りがよくありません。車も邪魔をしています。実は、この反対側に市庁舎があり、最初はその写真ばかり撮っていました。特に珍しくもなかったので、何でかな???と思っていたら、人々は、市庁舎とは逆の写真を撮っており、それが聖イサク大聖堂だったと判明。大笑いで、メインとなるべき、聖イサク大聖堂の写真撮影を開始したのでした。 -
サンクトペテルブルクでは、土日に結婚式がたくさん行われるということを本で読みました。確かにその通り!ネヴァ川周辺にかけてたくさんの花嫁さんを見ました。最初は数えていましたが、6組を過ぎたあたりから、やめてしまったので、もっと多かったと思います。
写真はスモリーヌイ修道院です。こんなかわいい修道院があるの?と思うくらい、修道院という響きから連想する重い感じは全くありません。この修道院の近くでも結婚式が行われていました。そういわれてみれば、血の上の教会でも私の撮影したビデオに新郎新婦が登場したような気が…。 -
イチオシ
8月5日、快晴。今日は、サンクトペテルブルク近郊のピョートル宮殿に行きます。船に乗って、ネヴァ川を宮殿に向かいます。この宮殿は、ピョートル大帝の夏の離宮と言われています。日曜日には噴水ショーがあったり、演奏が行われたりするそうです。大きなツアー(豪華客船のツアー)の人が来ていて、人もたくさんいました。宮殿内に入るには、かなり並ばなくてはなりませんでしたが、その間に噴水ショーがあり、演奏も聴けたので、ある意味よかったのかな。
快晴の青空が、噴水ショーを盛り上げてくれています。 -
エルミタージュ美術館です。女帝エカテリーナが個人的に買い集めた作品を展示したことから始まったこの美術館、今では、所蔵作品は世界最大級だとか。中の作品もですが、この建物自体も作品の一部のような美しさがありました。
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明日で、旅も最後です。夜はフォークアローショーを見に行きました。ロシアと言えばコサックダンス。これをやると、足が筋肉痛になりますが、軽々と笑顔で踊るダンサーたちです。拍手!
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サンクトペテルブルク近郊のエカテリーナ宮殿です。
中には、『琥珀の間』と呼ばれる有名な部屋があります。他のところは写真撮影OKなのに、この琥珀の間だけは、だめでした。
宮殿の外には庭や池があり、きれいでした。 -
8月6日、今日も快晴。車窓から見たネヴァ川です。月曜日とあって、朝から通勤の人々が多かったです。
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エカテリーナ宮殿近くの風景です。白樺の木でしょうか?木漏れ日もいい具合で、絵になる風景でした。
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サンクトペテルブルクの空港です。飛行機の座席が、キリル文字というのでしょうか、通常のABCDEFではないので多少混乱します。これで、一旦モスクワのシェレメチエボ空港を経由して、日本に戻ります。
実は、この数日後に、モスクワ〜サンクトペテルブルク間の列車で事故がありました。本当はそのコースも考えていたので、驚きました。
日本とはもちろん、他の国々とも違った文化と、長く複雑な歴史を持つロシア。ガイドを務めていただいた方の勉強熱心さにも、学ぶところが多く、頭が下がりました。
今回の旅も無事に楽しく終えることができたことに感謝します。
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