台湾二人旅　子供はお留守番　～３日目：雙連朝市から夜の九分まで

2010/01/29 - 2010/02/01

　台湾３日目の朝もさわやか～。台湾に来ると何故か早起きになる。なんで？
今日も圓山大飯店の前庭では早朝太極拳大会が開催中。そのおじちゃんおばちゃんを横目で見ながら、ホテル回りを散策してから、シャトルでMRTの駅に向かった。本日のメインエベントは九分。臺鉄を乗り継いでいくのも良いかな、とも思ったのだが、今回はお手軽に台北からのツアーに参加することにした。JALのデスクが中山のリージェントホテルにあるので、まずそこに行って申し込みをする。

エリア 九分(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も圓山大飯店の前庭では早朝太極拳大会が開催中。

ザ グランド ホテル ホテル

MRT圓山から中山駅までは３駅。そこから歩いてリージェントに行き、JTBのデスクで手続き。九分に行くなら夕暮れ時、と思っていたので午後4時発のツアーを申し込んだ。デスクのおねえさんにお薦めの朝食を聞いたところ、雙連朝市を紹介された。いいね！ってなもんで、速攻歩いて市場に向かった。

　雙連朝市までは10分ほど。中山北路から民生西路をたどってMRT雙連駅に向かえば、いやでも分かる。MRT沿いに人・商店・露天・バイク・軽トラ・ワンコ...いるわいるわ。

　まずは遅めの朝食を、路端の餃子屋さんで取る。何種類か水餃子をオーダーして、適当にタレを調合して食べた。餃子の皮が肉厚で食べ応えいっぱい。安くておいしかった（毎度同じコメントです）。

「店先で手延べしている皮がもっちりしっかりの食感で、餃子の具を引き立てています。具はメニューにより野菜・肉・魚介を使い分け、うまみを中に押し込めています。これを煮るスープは・・・」　あ〜めんどくさ！
要は「おいしい！」っす。

　観光客向けの市ではないので、士林夜市よりずっとディープな買い物ができます、がぁ〜。
出ました。wifeの衝動買い。今回は大量のキムチに目を付けました。私はまたまたこんなもんを持って九分に行くのでしょうか？
で、こいつを巡って帰国時に一悶着あるのでした・・

雙連朝市 市場

　さて朝食にも市場巡りにも満足して、夕方までどこに行こう？またまた行き当たりばったりの面目躍如！
　Plan A．故宮博物館。俺は２度目だが、ヤブサカデナイ。
　Plan B．淡水。行きたいところだが、ちと時間が足らないか。
　Plan C．デパート・ショップ巡り。これだけは避けたい。
「動物が見たい！」突然wifeが叫ぶ。へっ、動物園っすか、台湾まで来て？　「動物園にいく！」
は〜い。台北動物園に決定で〜す。で、どこにあるの？

　ガイドブックによると、動物園はMRTを雙連→台北→忠孝復興→動物園と乗り継いで行ける。最後の内山内湖線はモノレールみたいな電車で、雙連から40分ほどかかった。日曜日の動物園はそこそこ込んでいる。ここにはパンダがいて、当然のことながら大人気。入口でパンダ舎への入場整理券を配っていて、指定の時間に行けば並ばずに見られるというシステム。

　台北市立動物園、大きいよ。上野よりぜんぜん大きい。展示されている動物達は世界の地区毎に分かれていて、地元台湾代表は熊・狸・山猫（みたいなの）・狐、等々。
でもまあ、動物園です、はい。

台北市立動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

　ランチは動物園内の売店でさっさと済ませて、ぼちぼちパンダの指定時間だから行こうか、と思っていたら、
「疲れた。飽きた。」これまたwifeが叫ぶ。
えぇぇぇぇ、もうパンダ、見られるんよ。ここに来てここまで待ってパンダ、見ないの？？？
「帰る！」
　
　私、このお方ともう20年近くお付き合いしているのよ。偉いでしょ。間近に迫った整理券を、今入場してきたベビーカーを引いた若夫婦に上げたら、そりゃ喜ばれましたよ。
いやぁ、良いことをすると気持ちがいいなぁ。（納得はできないが・・）

　九分ツアーの集合時間まであと2時間ほどなので、台北駅まで戻って、駅の回りをブラブラ。駅前にバッタモンの露店が出ていて、見ると RESPORTのバッタでREPSORTとか何とか。
吸い寄せられるwife。あ〜あ、飼っちゃったよ。何とか法に違反して取り上げられるぞ。

　そうこうしていると集合時間。リージェント前に待っていたのはマイクロバスと台湾人ガイド。客は我々ともう２カップル。九分までは車で１時間。途中、そこここでガイドが簡単に土地案内を入れてくれる。台湾のお墓事情だとか、海岸線の地形だとか。上手な日本語で。

　九分に着いたが、ここは車で来るのは大変だと言う事が分かった。道は狭いし、曲がりくねった坂道だし、駐車するところもないし。我々は九分の町の上側でバスを降りて下に向かって散策。ガイドも一緒。30分程はガイドの説明やら店の紹介やらを聞いていた。特にお土産品を押し付ける訳でもない。
その後、解散して２時間後に下で集合となった。

　九分は猫の町。（台北は犬の町だったな）
やたらに多い。こいつらについて歩くと、お土産屋街からちょっと離れた岡の中腹に、感じのいい喫茶店を発見。お茶にした。黄金之郷だったかな。眺めはいいよ。夕暮れの九分が良い角度で眺められる。次第に灯りが色を増していく風景は格別だった。

　次はスイーツ。ガイドブックに載っていた頼阿婆芋圓でかき氷と白玉みたいなスイーツを食す。ちなみに店内は激混み。やっとこさで空きを見つけた状態。

　その他にも道々、いろんな物を買い食いしたおかげで、夕食はいらなくなっちゃった。

阿妹茶酒館 カフェ

　ツアーの他の２組は、ガイドと一緒に阿妹茶酒館で食事をとったみたい。おなじみの千と千尋の世界ね。雰囲気がいいと喜んでいた。

　３時間足らずの九分散策を終えて、帰路につく。中山の駅近くでバスを降りたのが９時半。
今日もよく遊びました。　v(^^*)