2012/08/10 - 2012/08/13
2446位(同エリア3205件中)
namiさん
オランダ・ベルギー・フランス・チェコ・オーストリア・ハンガリー・イタリア7か国の旅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
19日目 8月10日金曜日
ウィーンの朝。10時から開く家具博物館へ行く。シシィチケットに含まれる。ホテルの近くだったので、チェックアウトまでに行く。本来、朝寝坊がちの私たちで、チェックアウト前に観光に出るなど、これが最初で最後。メルクまで1往復のムダを少しでも取り戻したいという気持ちもあったと思う。
シシィ関係は王宮も宮殿も写真不可だったが、ここはOKだったので、バチバチ撮る。ただ、時間が40分くらいしかなかったので、全部は見られなかった。ほとんど人がいず、職員さんと私たちだけというのに近い感じで、時間があったら、ゆっくり楽しめたと思う。
ホテルに戻り、チェックアウト。
地下鉄で、ウィーン・マンドリング駅に行く。
昨夜まで、てっきり西駅発だと思い込んでいた。気がついて良かった。乗り遅れるところだった。
駅でサンドイッチを買い、ブダペスト行きの列車に乗り込む。
切符は、日本で、オーストリア国鉄のサイトから予約購入しておいた。
指定席にしておいて、よかったと思う。見たところ、満席に近かったので。
ただ、大学生らしい若者の集団が、ケースごと持ち込んだビールを飲みながら、大騒ぎしていて、3時間ず~っとうるさかった。他のお客さんはもちろん、車掌さんも全く注意しないで、日本ではちょっと考えられないくらいの騒ぎようだった。まー、うるさいだけだったけど。 -
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3時前、ブダペスト東駅到着。駅や駅付近は、ちょっとうらぶれた感じ。旧共産圏に来たぞって感じ。
ホテルは駅から、近いはずだが、また間違ってはいけないので、慎重に進む。無事チェックイン。エレベーターはなかったが、頑張ってスーツケースを上げる。またまたエアコンなし。チェコ、オーストリアとずっとない・・・
水がもうなかったのと、両替がまだだったので、わりとすぐにホテルを出る。ただし、どこに行くというアテはなかった。
町の中心部に向かい、歩く。
国立オペラ劇場 -
聖イシュトヴァーン大聖堂
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両替をして、水を買ったら、5時近くになっていたので、夕食をとって、ホテルに戻って、今日は休もうと決める。
ただ、そのあと、目当てのレストランが2,3か所続けて夏休みでがっかり。 -
6時過ぎ、やっと第3か4希望のレストランで夕食にありつく。
ハンガリー名物スープ、グヤーシュとフォアグラのソテーを食べる。おいしかった。 -
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20日目 8月11日土曜日
ハンガリーという国に1度は来てみたかった。1か所というと、やはり首都ブダペストだろうと思った。行ってみたいという気持ちだけで、具体的な理由はなかった。ただ、温泉が有名だということは、知っていて、入ってみたい!と思い、唯一の目的のようになった。
温泉もいくつかあるようで、少しでも通っぽいところに行きたいような気もしたが、結局1番無難そうな、セーチェニ温泉に行くことにする。
中央公園の中をゆっくり歩いていったので(途中で方向を見失いながら)、ホテルから30分はかかったと思う。
入場券を買ったあと、まず、お腹がすいていたので、朝食をとる。
ロッカーで着替えをして、屋外温泉プールへ。
そのあと室内温泉へ。
ほとんどの時間をこの中で過ごす。
何種類もあるのだが、ぬるいのは嫌なので、湯温の高いところ、と言っても、日本人にしてはぬるい36~38度のところでつかる。
熱くないので、いつまでも浸かってられる
1時間半ほど浸かりっぱなしだったかも。
フランスの男性と日本人女性のご夫婦とおしゃべりをしていたら、あっという間だった。
次に、もう1つの屋外プールに入る。こちらは、さっきの屋外プールと違い、あたたかく気持ちがいい。ただ、中の温泉は硫黄の匂いがして、いかにも温泉!という感じだったが、ここは塩素の匂いがして興ざめだった。
時間が経てばたつほど、人が増えてきて、縁の腰かけられるところが取り合いだった。
雨が降ったり、やんだりしていた。
強い直射日光はなく、それはよかった。
最後にまた、室内に戻る。
雨の関係もあって、芋の子を洗うような状態になっていた。
プールならまだしも湯船がこんなに混み合ってるって。
それに、ほんとに、向こうの人は大きい!
背だけじゃなく、とにかくかさばる。
大体毛むくじゃらの人も多いし(関係ないか)。
今思い出すと、何かへんな光景。
温泉を出たのは、2時半頃か。外観も立派だったのに、写真を撮るのを全く忘れていた。外に出て、串刺しの玉ねぎと鶏の焼き鳥状のものを食べる。 -
英雄広場を通って、またテクテクとホテルに戻る。休憩。
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6時過ぎ、夕食に出る。24時間券を買って、地下鉄で、リスト広場の「メンザ」というレストランへ行く。
「フランス」「ハンガリー」「イタリア」だけは、単独のガイドブックをもともと持っていたので、荷物になるのは承知の上で持ってきていた。その分レストラン情報も詳しく、ここも行きたい、ここも行きたいになる。
リスト広場周辺は、昨日も通ったのだが、素敵なカフェが並んでいる。
ブダペストの町は、すごくおしゃれなヨーロッパ!というところと、かなりすさんだ旧共産圏の町みたいなところが、わりと極端な気がする。
きれいなところばかりを観光したら、すごくきれいな街だという感想をもつだろうが、すさんだ系のところばかりだと、ちょっと・・・その東欧的?なところも魅力だと思うが、道を歩いていて、ちょっと不安になる時も多かった。人けが少なかったり、廃墟っぽい建物が多かったり、あまり修繕されないまま使われている古い建物が続いていたり。なんとも言えない暗さのようなものを感じてしまう。ホテルが町の中心ではなかったので、こういう感想を持ったのだろう。
「メンザ」での夕食は、鴨のローストと雑穀のクリームリゾット。ハンガリー名産のトカイの貴腐ワインはおいしかった。値段から言って、最低ランクのものだと思うが、おいしかった。白というより、黄金色で、甘い。甘いお酒が全く好きじゃない。だけど、こんな甘くておいしいお酒があるんだと感動した。香りもいいし、いくらでも飲めそうだった。 -
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夕食後、くさり橋と王宮の夜景を見に行こうと地下鉄に乗る。日が短くなった。というより、南下してきたからか?旅の最初の方、10時くらいまで、気軽に出歩いてたのが懐かしい。もう、真っ暗で、街灯なども少なく、人も少なく、こわがりながら、道に迷わないように、慎重に歩き、たどりつく。まあまあの数の人たちが、写真を撮っていたが、そんなに多人数ではなく、速足でまた地下鉄の駅に戻り、ホテルに帰る。
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21日目 8月12日日曜日
11時頃、ホテルを出る。地下鉄を乗り継ぎ、バスに乗り換え、王宮の丘へ。
マーチャーシュ教会 -
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漁夫の砦
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漁夫の砦から町を臨む
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そのあと、「ここは入りたいね」と決めていた王宮地下迷宮に入場。
ちょっとおどろおどろしい音楽の演出があった。涼しくてよかった。楽しみにしていた「ワインの泉」はなくて、がっかり(見つけられなかっただけかなあ。順路確認したんだけど)。 -
2時近くになったので、ハンガリー名物づくしのランチセットを。
いかにも観光客向け。
グヤーシュ -
パプリカチキン
このお店のは、あまりおいしくなかった。 -
デザート
スポンジケーキの上に生クリームとチョコをかけたもの -
王宮の方に向かう。
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乗らなかったが、ケーブルカーもある。
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丘をおりて、くさり橋を渡る。
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夕食には、まだ早いので(ランチとったばかり)、どうしようということになり、「恐怖の館」に行くことにする。
これは、おそらく直訳かと思われるが、違う邦訳にした方がいいと思う。
娯楽系の施設と誤解してしまうではないか。
第2次世界大戦中は、ナチスの影響下にあった政党の本部として使われ、共産主義時代には、秘密警察の本部になっていた所。
階上では、ナチスの記録フィルムが何本も流され、制服の展示などもあり、何ともくら~い。
地下には、実際に拷問に使われていた部屋、牢獄が見学できる。アウシュビッツの収容小屋に入った時のような、なんとなく臭いや湿気が染みついてるような、独特な感じがした。「これからは、平和な世の中にしていきますので、やすらかにおねむりください」とか「ごめんなさい。もう繰り返しません。」とかあやまらなくてはいられないような。
また、何だかわからないけど、監視員が、今までのどこよりも怖い!これも演出なのかと思わせるくらいの威圧感で、まるで囚人になったかのような気分になる。
怖さと言えば、ブダペストの地下鉄のエスカレーターの速さもこわいし、検札の人もこわいし、地下鉄そのものも、ぼろいのに、スピードが速いからこわいのか、ドアの閉まり方もピシャっとすごい勢いで閉まるからこわいのか・・・
チェコやポーランドと比べると、ハンガリーは旧共産圏臭が強いと思う。ひょっとして今も・・・と思えるくらい。100パーセントは楽しめないというか・・・
夕食は日本食店で。
うどんと親子丼をおいしくいただいた。
カードで精算して、徒歩でホテルに戻る。
途中で、明朝の空港までの、定額タクシーの料金を残し、フォリントを使い切るため、スーパーに寄る。
ホテルに戻り、明日からのユーロを用意してるとき、クレジットカードがないことに気づく。あわてて、日本料理店に電話する。この旅行中、レストランの精算は、ほとんどカード払い。日本とは違い、必ず席で、店の人が機械を持ってきて、入力し、暗証番号を入れ、その場ですぐにカードは返された。
いくら相当にぼけた私でも、きっちり財布にすぐにおさめた。
ここだけ?はきちんとしていた。
ところが、その店では、暗証番号をいれて、精算が終わってから、そのままハンガリー女性従業員が、一旦向こうに持って行ったのだ。
おかしいなあと思ったのだが、ここは日本料理店。
BGMには、日本のポップスが流れ、お客さんは日本人ばかり。
最後に冷茶まで出てきて(最初から出して、とちょっと思ったけど)、緊張が抜けてたのだろう。
そのまま、ゆっくりお茶を飲んで、しばらくして「ありがとう」と帰ってきてしまったのだ。
もちろん、忘れて帰った私が悪いのだ。ただ、向こうもねえ・・・
この夜のことは、あまり思い出したくない、気分の悪い出来事となった。ワースト1の思い出。タクシーですぐに取りに行き、結果としては、別に何も困ったことにはならなかったが。
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