2012/08/18 - 2012/08/27
10位(同エリア52件中)
さとやんさん
スリランカ滞在3日目、キャンディから電車とバスを乗り継ぎアルトゥガマへ。
目的はジェフリー・バワの終の棲家『ルヌガンガ』を見学するためです。
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2012年の夏旅行、トロピカル建築の天才ジェフリー・バワの建築を見ることと、スパイスの効いたお食事を楽しみに、行き先をスリランカに決定。
4ヶ月も前からエアアジアの超激安航空券を手配し、ホテルも練りに練って手配したにもかかわらず、出発1週間前に夫が急な仕事で行けなくなり、ひょんなことから一人旅になりました。いつも一人旅ならホテルは安宿、せいぜい1000円程度なのですが、すでに予約を入れていたホテルはキャンセルできず、結局一人でゴージャスホテルを満喫いたしました。
スリランカに対する知識はあまりなく、「まぁインドと変わらないでしょう」と思っていましたが、なんのなんの。さすが仏教国、社会的マナーや教育水準はかなり高く、治安も良く、皆さんすごく親切で人懐っこくて、ものすごく居心地がいい国でした。
8月18日
16:55関空発 → 22:40クアラルンプールLCCT着
トランジットのため空港近くのエアアジアのホテル『Tune Hotel』で1泊。
8月19日
11:00クアラルンプールLCCT発 →12:00コロンボ着
ローカルバスでキャンディへ。キャンディ観光(キャンディ泊)
8月20日
シーギリアロック・ダンブッラ観光(キャンディ泊)
8月21日
キャンディからアルトゥガマへ移動(アルトゥガマ泊)
8月22日
ベントータ・ルヌガンガ・ゴール観光(ゴール泊)
8月23日
コロンボ・バワNumber.11見学(コロンボ泊)
8月24日
クアラルンプールへ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- エアアジアX
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10:40キャンディ発の電車に乗り、
コロンボに到着したのは予定より30分遅れの14:30。
コロンボからゴール方面へ向かう電車の出発は1時間半後だったので、バスでアルトゥガマを目指すことにしました。 -
バスターミナルへ向かう途中、突然の尿意。
バスターミナルの公衆便所の汚さはインドのトラウマがあるので、できればお店かどこかで行きたい。
最初に大きな本屋さんに入ったけど、トイレは使わせてもらえませんでした。
その隣にSun Bakeryという小さなカフェがあり、「トイレ」の文字があったので休憩ついでに入ることに。
パンとジュースを頼みました。
パンはトレーにたくさん盛ってきて、食べた分だけお金を払います。パンの中身はカレー味の野菜炒め。
この具、口から火が出そうなほど辛い!
なのにジュースは頭痛がするほど甘い!!
そして借りたトイレは・・・
インド並みに汚かったです。 -
コロンボフォート駅近くのバスターミナルは、
国営と民営ともに結構広い。
この赤いバスは国営。
民営バスターミナルに行ったり赤バスのターミナルへ行ったり、どうするか迷ってたら無駄に時間を食ってしまった。
そして親切な方が民営に行ったほうがいいと私を連れてバスまで一緒に探してくれました。
ペター地区は前日までのキャンディと比べると、ごちゃごちゃとして明らかに治安が悪そう。
無事バスに乗って一安心です。 -
アルトゥガマのお宿は『Thumbelina Apart』
写真は朝撮ったので1階の店が閉まっていますが、
到着したら1階のコンビニのレジでチェックインです。
アパートメントタイプなのでフロントはなく、コンビニ右横のドアの鍵を開けて中に入ります。
本当はベントータのバワホテル『Club Villa』を予約していたのですが、一人での宿泊は贅沢すぎる。1週間前でもキャンセルができたので、次回夫と宿泊することを楽しみにキャンセルしました。でもせっかくなので、ちょっとだけリッチ気分を味わえるところを、と思いこちらのホテルをagodaで予約。
入り口は冴えない3階建ての建物ですが・・・ -
中は、、、こんなに広ーーーーい♪
-
大きな窓とベランダにはテーブルと椅子。
そして窓の外には・・・ -
ベントタ川です。
素敵っ♪ -
お風呂も広々として、きれい。
こんなに素敵なホテルなのに、
1泊のお値段なんと税込み3,200円です。
(agodaで2800円+TAXです) -
アパートメントタイプなので、
廊下にミニキッチンと洗濯機、アイロン台などがあります。
しかも洗濯機は無料ですよ!
1泊だけではもったいない。
せめて1週間は泊まりたかったな。 -
ホテルに着いたのが17:30ごろだったので、
この日は洗濯をして明日、ルヌガンガ観光へ行くことに。
移動だけで1日が終わっちゃった・・・
アパートの1階におしゃれなレストランがあるけど、もっと地元の食堂がいい。
アルトゥガマのバス停からベントタ川までのゴールロード沿道は、観光客相手というより、地元の商店街といった感じで小さな商店が軒を連ねています。
レストランもそれほど多くない。 -
ベントタ川沿いにあるホテルからアルトゥガマバス停に向かってぶらぶら歩いていると、やたらと賑わっている食堂を発見。
入り口ではガラスで仕切られたキッチンでお兄ちゃんが汗だくで中華なべをガンガン振って焼き飯を作っていました。
今日の晩御飯はここで決定。 -
奥にテーブル席があったので、ここで食べて帰ることに。
周りを見てみると、皆さん一様に超大盛りの焼き飯を食べています。
きっと名物なのでしょう。
でも、どう考えても食べきれない量なので「野菜乗せ焼きそば」を注文してみました。 -
どどーーーん。
やっぱりこっちも大盛りだった・・・
軽く2人前くらい。
でも味はあっさり目の中華味。
まったく辛くないし、食べやすかったです。 -
右側に見えている箱がお持ち帰り用の箱。
店内の行列は焼き飯のお持ち帰り待ちの人達でした。
この箱に焼き飯を詰め、上から体重をかけてグッと押しつぶしながら蓋を閉めるほど焼き飯のボリュームはすごかった。
スリランカの人はやたらと米を大量に食べているような気がします。
だからかな?みなさんお腹がぽってりと出ています。 -
翌朝、ベントタ川に日が登る。
前日の夜、夕食後ホテルに帰る途中トゥクトゥクのお兄ちゃんが声を掛けてきたので、朝9時にホテル前に来てもらいルヌガンガまでの往復を頼みました。
片道Rs.300。
言い値なのでRs.200くらいまで値切れそうでしたが面白いお兄ちゃんだったのでいいや、サービス。 -
ルヌガンガへ行く前にベントータまでお散歩することに。
対岸に見えるは、バワのBENTOTA BEACH HOTELだわ。
中に入らせてもらえるかな。 -
ベントータ川の橋に向かって歩いていると、牛に遭遇。
スリランカで珍しい、と思っていたら牛飼いの子供が後からついてきて道端の草を食べさせていました。
インドと違ってヒンドゥー教の少ないスリランカでは、さすがに野良牛はいませんね。 -
橋を渡りきったところに『ベントータ』の看板。
アルトゥガマはとっても庶民的な町並みですが、橋を渡ったこちら側は高級リゾート地!って匂いがプンプンします。 -
線路沿いをしばらく歩いていると、
出た!バワホテル『BENTOTA BEACH HOTEL』だ!
門を撮影した後、さりげな〜く、私何も知らない観光客で〜すといった雰囲気を出しつつ、
『大きくて素敵なホテルね〜、中を見てみたいわぁ、入っちゃダメかしら〜』
と彼らに言ったら『いいよ!いいよ!』と中へ入れてくれました。 -
うふふ〜
これが見たかったのよね〜
色と柄の組み合わせがとっても美しいわ。 -
もうちょっと、もうちょっと奥が見てみたい!
いやん、素敵な中庭。
でも警備員は私が変なことしないか、常に2mくらい後ろに張り付いているわ。
あーーー素敵、
ちょっとでも見れて良かった♪ -
さらに線路沿いを進むと、小さくてかわいいベントータ駅が。
-
この駅舎もバワが設計したそうです。
-
淡い黄色の丸みを帯びた正方形の窓がかわいい。
-
スリランカの他の駅舎と比べると、この駅はすごく清潔感があっておしゃれです。
このベンチに座った目の前には -
ベントータビーチが。
南国リゾートって感じです。 -
ベントータビーチをしばしお散歩。
-
漁師さんが船の点検中。
ビーチはゴミがほとんど落ちてないし、砂がサラッサラ。 -
早朝なのであまり人はいませんでした。
素敵な親子連れ。 -
なんだか雲行きが怪しくなってきました。
-
ビーチと反対側のベントータ駅前は何にもなくて、近くを走るゴールロードまでは道も舗装されておらず、こういった芝生のなかに観光局などの建物があります。
ごちゃごちゃしていないので大人のリゾート地って感じがします。 -
宿に戻る前にせっかくなのでアルトゥガマ駅に寄り道。
近道をしようと線路を歩いているとヤギに遭遇。 -
駅舎内にもヤギ。
-
アルトゥガマ駅は大きな駅だけあって利用客も多いようです。
帰ろうと駅前を歩いていると、ポツポツと雨。
すると約束していたトゥクトゥク兄ちゃんが突然現れ
『見つけた!日本人が歩いてたって聞いたから君だと思って探してたんだ、雨降るから乗って!』と、まだ約束の時間じゃないのに迎えに来てくれました。
乗ったと同時に土砂降り。
ホテルまでタダで送ってくれました。
ええヤツやん♪ -
帰り道、近くのパン屋に寄ってもらいジャムパンとマイロ(ミロのこと)を買って朝食。
カレーパンが食べたかったのに、店員が『コレ絶対おススメ!』とジャムパンをくれました。
イチゴジャムがアメみたいに甘くて香料100%です。 -
1階のコンビニに荷物を預けて、いざ『ルヌガンガ』へ。
ルヌガンガまでは6kmくらい。
途中からトゥクトゥク1台がやっと通れるようなジャングルの中のデコボコ道を走ること数分、突然視界が開け、この門が現れます。
ルヌガンガ見学希望のメールを2回送ったけど返信がなかったので、直で来てみました。門の中央の鐘を誰かが出てくるまで鳴らし続けます。 -
スタッフの男性がやってきて、
・見学は1時間
・ガイドの指示に従うこと
・見学料はRs.1250
であることなどの説明を受け、中に入れてくれました。 -
ガイドさんにはガイドの制服というものがあるらしく、着替えてくるからここで待つように言われました。
別に気にしないのに・・・ -
なんでしょう、この隙がない感じ。
-
ルヌガンガに入って最初の建物。
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有名なガラス張りの部屋は宿泊客の寝室らしく、この部屋を予約しないと入れないそうです。
-
大きな壷やオブジェがいたるところに。
階段までも美しい。 -
こちらはガーデンルーム。
-
中は書斎として使用していたそうです。
-
家具や内装、小さな置物に至るまで、
すべての配置が完璧に美しい。 -
物置。
ドアの色がかわいい。 -
従業員の控え室。
中を覗いたらみんなで手を振ってくれました。 -
敷地内は静寂・・・
という言葉がぴったりです。 -
これは祠のようなもの。
中は菩提樹ですかね? -
庭の隅にバワがランチを食べるためのテーブル。
木から吊り下げられている帽子のような形の板は、呼び鈴。
木でできているのに鐘のような音がします。
バワが用事のあるときに木槌でたたくと、影で控えている召使がサササっとお伺いに行くそうです。 -
敷地内にはバワの寝室が7つあるそうです。
この建物もそのひとつ。 -
本館で客室として利用されている以外は、立ち入り禁止です。
窓から中の様子を伺う。 -
寝室の横には広いお庭と蓮池。
-
雑草などはなく、芝生も池も美しく手入れされています。
-
池の中央にあるものは、日時計だそうです。
日時計の針もバワがデザインしたんだって。 -
敷地内には田んぼもあります。
-
ベントタ川を望むテラス
-
左の方がガイドさん。
最初はTシャツ&短パンでしたが、この白の上下がガイド服だそうです。
確かに、このかっこで説明されるほうがいいかも。
この日は小雨が降ったり止んだりだったので、私の分の傘も持ってくれていて、雨が降るとさっと傘をさしてくれます。
とても穏やかな話し方で素敵な方でした。 -
農業用貯水池とインドの神様
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本当に緑がきれい
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川から水を汲み上げるポンプ。
これもバワの設計。
すごい細かいところまでこだわっているのね。 -
こちらもバワの寝室。
現在工事中で中も見れませんでした。 -
広い芝生広場には牛が。
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なだらかな傾斜の芝生広場の奥に本館が見えます。
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途中の回廊に素敵な壁画。
右の方々は庭師さん。
雨宿り中です。 -
雨が止んだので庭師さんがお仕事に向かいました。
なんと庭師さんだけで45名働いているそうです。
じゃないとこの美しさは保てないよね。 -
素敵な植木鉢
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本館です。
開放的なレストランと素敵な形の白い木。
予約すればランチにカレーをいただけるそうです。 -
レストランからの眺め。
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なんの木かしら?
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本館横の東屋。
中にはバワの銅像。 -
その向かいにシンメトリーに置かれた椅子。
-
本館には入れないけど、ちょっとだけ覗かせてもらいました。
こちらもシンメトリーの椅子、その前に大きな貝の置物。 -
は・・・・・入りたい。
-
このテーブルはバワの朝食専用だそうです。
今、バワはこの丘で眠っているそうです。
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この旅行記へのコメント (3)
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- gontaraさん 2017/04/30 10:53:34
- はじめまして
- 7月にエアアジアXでスリランカに出かける予定で、大いに参考にさせていただきます。
キャンディーへは列車を利用して出かけようかと思っているのですが、2等も混んでるとの記事、少しばかり心配になってきますが、3等と言う選択肢も有るのでしょうか?
- さとやんさん からの返信 2017/04/30 11:28:17
- RE: はじめまして
- 読んでいただき、ありがとうございます。
スリランカへ行ったのは、もう5年も前のことなので最近の事情は分かりませんが、そのときは1等を買っても満席で、2等で一緒だった外国人勢は、皆さん1等を買ったけど座れなかった感じでした。日本のように席数だけ売るのではなく、1等と言った人には1等で売って、座れなくても知らないよ、というスタンスなんだと思います。ですので、早めに行けば、きちんと1等車両に乗れます。そして確実に楽だと思います。
2等以下はほとんどスリランカ人でギューギューですが、その旅もまた楽しいと思います。
基本的に電車で危険な目には合わなかったので、違う文化を楽しむのもいいのではないでしょうか?
- gontaraさん からの返信 2017/04/30 11:54:25
- RE: RE: はじめまして
- > 読んでいただき、ありがとうございます。
> スリランカへ行ったのは、もう5年も前のことなので最近の事情は分かりませんが、そのときは1等を買っても満席で、2等で一緒だった外国人勢は、皆さん1等を買ったけど座れなかった感じでした。日本のように席数だけ売るのではなく、1等と言った人には1等で売って、座れなくても知らないよ、というスタンスなんだと思います。ですので、早めに行けば、きちんと1等車両に乗れます。そして確実に楽だと思います。
> 2等以下はほとんどスリランカ人でギューギューですが、その旅もまた楽しいと思います。
> 基本的に電車で危険な目には合わなかったので、違う文化を楽しむのもいいのではないでしょうか?
>
>
早速のレスありがとうございました。
記事の内容、色々参考にさせていただきますので、時々お邪魔させてくださいね。
ありがとうございました。
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