2012/08/01 - 2012/08/01
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JIC旅行センターさん
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タタールスタンはロシア連邦共和国内の共和国です。モスクワから夜行で一晩という近さながら、ヴォルガ・タタールの国ということで、異国情緒あふれる街です。交通の要衝として古くから民族の興亡激しい土地ですが、カザン・ハン国が弱体化した頃にイワン雷帝によってロシアに組み込まれて今に至ります。実際にカザンを訪れて感じるのは、ある意味でロシア本国よりも長い歴史を誇るという民族の誇り高さです。その矜持を支えるクレムリンやモスクなどの歴史遺産や伝統芸能などは国家の手厚い保護を受けているので、見応えは十分です。
ロシアでも有数の豊かな地方都市で、ソ連崩壊後初のロシア開催となるユニバーシアード(学生のためのオリンピック)となる2013年開催を勝ち取っており、その準備が着々と進められています。
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【主な観光名所】
地下鉄もあり、ショッピング・センターも多いので観光しやすい街です。もちろん、雄大なヴォルガ河や劇場・コンサートホールなど、見どころも沢山ありますが、ここでは今夏是非おすすめしたい観光名所を挙げてみます。
○クレムリン
夏に限らず、カザンで最も重要な観光名所で、ユネスコの世界遺産にも指定されています。およそ11世紀ごろに建設が始まったといわれていますが、その後のカザン=ハン国建国やイワン雷帝による征服など、複雑な変遷をたどっています。城壁の中に、後述のクル・シャリフ寺院の他、大統領府、ブラゴヴェシェンスキー聖堂などの美しい建築物が配置されています。
なお、シュユンビケ塔には、イワン雷帝の攻撃を受け、カザン・ハン国最後の王妃がその塔から身を投げて自害したという伝説も残っています(実はカザン・ハン国滅亡後に建設された塔なので、伝説は史実ではありません)。
○クル・シャリフ寺院
クレムリンの一部なのですが、カザンの人たちにとって特に重要なモスクとなっているのでご紹介します。もともとクレムリン内にあったモスクはイワン雷帝によって破壊されており、2005年に再建されたばかりなので、真っ白な壁が眩しいです。ヨーロッパでも最大級のモスクと言われています。内装のアラベスク文様もため息が出る美しさです。
○タタールスタン国立ファイン・アート美術館
カール・マルクス通りの64番にあり、ロシアでも有数のファイン・アートの美術館と言われています。シーシキンやゴンチャロワ、セローフといったロシア美術の大家から、デューラー、レンブラント、ゴヤ、ピラネージなどの諸外国の巨匠のコレクションを誇ります。2012年8月25日まで「16?17世紀のドイツ版画展」を開催しています。
○カザン建都1000年記念博物館
(Музей 1000-летия Казани)
いくつかカザンにある博物館を案内してもらったのですが、特に面白かったのがこの博物館です。文字通り、カザン建都1000年を記念して2005年にオープンした歴史民俗博物館です。騎馬民族の影響が色濃く残る展示品を見ていると、まるでモンゴルなど遠いところにいるような気がしてきます。
ギャラリーもあり、私が行ったときにはタタール人による現在アートの展示会が開催されていました。クレムリンから約1kmのところにあります(プ?シキン通り86番)。
○バウマン通り
地下鉄クレムリン駅とプローシャチ・トゥカイ駅を結ぶ通りで、観光客でにぎわっています。露店も多くあるので、お土産物を探すにはちょうどいいと思います。
ロシアにはもう何回もいったので少し変わったところに行ってみたい、またウズベキスタンまで足を延ばす余裕はないけれどイスラム圏にも興味があるという方は、カザンに行ってみてはどうでしょうか。夜行列車を使えば、その代わりにホテル代が浮くので、実質的な移動費はお手頃だと思います。
<終わり>
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