2012/04/28 - 2012/04/30
275位(同エリア364件中)
涼丸さん
冬の間は旅行を避けていたがすっかり季候もよくなった2012年GW。
すず丸は冬の間に離乳食を卒業し、自在に走り回り、片言をしゃべるようになり、前回の旅行からはるかに成長していた。
今回は手軽にリーズナブルにとドライブを企画。
矛盾するようだが遠すぎない範囲で遠出をすることとして、
津和野と浜田のアクアスへの2泊3日のドライブとした。
萩と津和野と迷ったが、鯉とSLが見られる津和野のほうが子供受けすると読み、津和野を選んだ。
結果的には大正解だった。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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保育園の保護者会に出た後、道の駅でお昼の腹ごしらえをしてドライブ旅行に出発した。
これまでのすず丸の最長ドライブは岡山までの片道2時間の往復だ。
初めは山陰回りで津和野に行こうとしていたが、ナビでルートを検索すると、7時間もかかる!?
ナビが計算する時間よりたいてい早く着くとはいえ、7時間はあんまりなので、距離的には少し長いが、時間的には早い中国自動車道を使って津和野に向かうことにする。道の駅 あらエッサ 道の駅
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ちょうど午後のお昼寝時間にも重なってすず丸は半分以上寝ていて、ぐずることもなかった。
途中休憩も入れて4時間くらいで津和野に到着した。
今日のお宿は旅館明月。
老舗の和風料理旅館で、3年前にすず母がお昼を食べて料理を気に入ったので泊まりたかった宿だ。のれん宿 明月 宿・ホテル
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こぢんまりした和風のロビー。
外観も中身も山陰の小京都、津和野っぽい。
ジャパニーズ旅籠として外人さんに喜ばれるらしい。 -
夕食前に少し散策に出る。
津和野と言えば堀に鯉。
すず丸は「コイ、コイ」と覚えて喜ぶ。
今回はドライブ旅行なので大きなほうのベビーカーを車に積んできた。
タイヤが大きく乗り心地が快適そうなのだ。殿町掘割 名所・史跡
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昼間は賑わうメイン通りの殿町通りだが、日帰り観光客が帰った時間帯で空いている。
このくらいのほうが風情が感じられてよい。 -
鷺舞の像が津和野大橋横の広場にたたずむ。
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鯉にダイブしそうな勢いのすず丸。
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やっぱり美味しい明月の食事。
すず丸も父母の料理をとってしっかり食べ、みんな満足だ。 -
お風呂は普通の旅館風呂でさほど大きくないが、
長距離ドライブの汗を流してさっぱりする。
この夜のすず丸ブームは栓抜きで、ひとしきり振り回して遊ぶ。
みんなドライブ疲れで比較的早寝する。 -
翌朝、朝ご飯もおいしく頂いて津和野の町を本格的に散策。
鯉を覚えて「コイ」と動かないすず丸。
餌をやって寄ってくる鯉に喜ぶ。
「コイ、コオイ」
ん?「鯉、来い」の二語文か!?(いや、違う) -
鷺舞を奉納する弥栄神社。
大鳥居やご神木がある。弥栄神社 寺・神社・教会
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弥栄神社から川の北側をぶらぶら歩き、太鼓谷稲荷神社への登り口を通り過ぎて、哲学者・西周の旧宅へ。
21歳まで暮らした家だとか。
写真は裏手から見たところ。
団体客はここまでくる時間がないのか、観光客は少なく、とても静かだ。西周旧居 名所・史跡
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西周旧宅から川を渡ると森鴎外のスポットにすぐだ。
写真真ん中の建物が森鴎外記念館。
バスツアーの自由時間は慌ただしいが、時間を気にせずゆっくり散歩できるのが個人旅行のよいところ。
緑がきれいでなごむ。 -
森鴎外旧宅。
森鴎外旧宅 名所・史跡
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旧宅のすぐ横には森鴎外記念館があり、鴎外の足跡を見ることができる。
記念館内部は写真撮影禁止なので、記念館ロビーから中庭を挟んで旧宅を撮ってみた。森鴎外記念館 美術館・博物館
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SLやまぐち号が来る時間にあわせて津和野駅へ向かう。
待っている間、弥栄神社横の店で買ったお稲荷さんを食べる。
すず丸は眠くなったのか旅先では珍しくぐずり出す。
なだめながら待つことしばし、ポッポーと汽笛が聞こえ、SLがやってくる。
すず丸は機嫌を直して「ポッポー」と言って興味津々だ。津和野駅 駅
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すず丸はこの日から列車のことを「ポッポー」と言えるようになる。
本物の力ってすごいもんだなあ。
すず母は3年前はSLで山口から津和野入りしたので、今度はすず丸をSLに乗せてやりたいな。 -
SLを見たところで津和野を後にして、今夜の宿泊地、有福温泉に向かう。
写真は途中の道の駅。 -
有福温泉は浜田の近くにある鄙びた温泉地。
翌日行く予定のアクアスへの足がかりになる温泉として選んだ。
温泉街は山の斜面に段々畑のように開かれている。
町並みはいかにも昭和な雰囲気だ。
すず丸はちょろちょろするが、階段のある道で車が来ないので安心。
階段は上手に上り下りする。有福温泉 温泉
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今晩の宿泊は小川屋旅館。
津和野に予算を重点投下したため、リーズナブルな宿を選択した。
年季の入った宿で造りはかなり古い。
廊下など今どきのホテルとの違いに驚くほどだ。
部屋はまあ普通に問題ない感じ。有福温泉 小川屋旅館 宿・ホテル
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宿のいちばん上にある展望温泉。
館内は狭い階段なので足の悪いお年寄りは風呂にたどり着けないと思われる。
展望と言っても宿が斜面の下の方にあるので、景色はそれほどでもないし、お風呂は狭いが、お湯はなかなかのしっとりしたいいお湯だ。
あとで入った外湯のお湯と違うと思ったら、
なんでも近くの美人の湯である美又温泉のお湯らしい。 -
温泉旅館は車通り沿いの小川屋から坂道を上がっていく斜面にかたまっている。
その真ん中あたりにある有福Cafeで一服。
昭和な町の中に溶け込んでいるがセンスよく感じのよい喫茶店だった。有福Cafe グルメ・レストラン
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テラス席もあり、御前湯や温泉街が見渡せた。
外湯巡りの途中にちょうどよい。 -
有福温泉には外湯が3つある。
大正ロマン風の外観が特徴的なのは御前湯。
入り口真ん中には昔懐かしい風情の番台があり、男湯と女湯に別れる。
2階には畳とソファーの休憩室がある。 -
こちらはさつき湯。
御前湯よりは少し小さめ。
人も御前湯より少なくゆっくりできたのはこちら。
もうひとつは行っていないが車道路沿いのやよい湯。
外観からして、あまり観光客向けではない感じ。 -
小川屋で夕食。
食事は部屋食だったのが子連れにはうれしい。
一度にテーブルに並べられるがそこはそれ。 -
翌日は水族館アクアスへ向かう。
島根のおじさまで有名になった白イルカのいる水族館だ。
地方の水族館にしてはそれ以外も結構充実している。しまね海洋館アクアス 動物園・水族館
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よちよちペンギンたちも人気者。
すず丸は白イルカよりペンギンのほうがよかったようだ。 -
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こちらが白イルカの幸せのバブルリングショー。
イルカショーといえばプールから高く飛び上がるものだが、白イルカショーは水槽内の水の中でのパフォーマンスだ。
今回は1頭のイルカが連続技を見せて奮闘していた。
3頭がバブルリングを重ねるショーはお休み中のよう。 -
最後は上手にバイバイしてみせた。
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マスコットも白イルカ。
ビニール製。 -
水族館横にはレストラン施設や他のレジャー施設などもある。
あいにくの雨でほかのレジャー施設にはいかずレストランの1つでお昼にした。
せっかくGWでイベントや屋台もやっていたが雨で人はまばらだった。 -
すず丸は帰りはお約束の爆睡。
すず母にも睡魔が・・・
すず丸とすず母はドライブはこの程度の距離が限界のようだ。
今回は1歳1ヵ月のJR旅行から一冬超えて半年ぶりの旅行。
すず丸は、すっかり赤ちゃんから幼児に成長し、ものが分かるようになっているので、日頃できない体験や見られないものを旅先で体験していきたいものだ。
そしてなにより共働きのすず父母が朝から晩までしっかりすず丸と触れあえるのは日常から離れた旅先ならではのこと。この時間を大事にしていきたい。
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有福温泉 小川屋旅館
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