2012/08/10 - 2012/08/10
18位(同エリア269件中)
ぺこっちさん
旅の2日目。ハイライトの1つ、チチェンイツァの見学です!
1日目 成田⇒ヒューストン乗継⇒メリダ メリダ泊
2日目 チチェンイツァ遺跡 メリダ泊
3日目 ウシュマル遺跡 夜行バスでパレンケへ 車中泊
4日目 パレンケ遺跡 パレンケ泊
5日目 パレンケ⇒国境越え⇒フローレス フローレス泊
6日目 ティカル遺跡 フローレス泊
7日目 フローレス⇒アンティグア アンティグア泊
8日目 チチカステナンゴ アンティグア泊
9日目 メキシコシティへ テオティワカン遺跡 メキシコシティ泊
10日目 メキシコシティ散策 メキシコシティ泊
11日目 メキシコシティ⇒サンフランシスコ乗継
12日目 ⇒成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
入口からしばらく歩くと…
キャ―――!!!
チチェンイツァのシンボル、エルカスティージョが見えたー!! -
大きい…、思ってた以上に大きい…。
あれ?階段の下、両端にククルカンの頭があるのでは?? -
左へ歩いて行くと、あ!こっちにククルカンいるのね。四面全部にいるのかと思ったら、北側だけでした。
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正面にまわり、「そうそう、これこそチチェンイツァよ!」と感慨にふけろうとしたが…
なんか、おっちゃん達が作業してるんですけど!! -
暑い中ご苦労様です、
じゃなくて!できればちょっとどいていただきたい…
遺跡を保護する為には継続的な復旧作業が必要だけど、今日は止めてくれないかなぁ、と自分勝手なことを考える。
朝のうちだけかと思いましたが、結局ずっと作業していました。
マヤの人達が働いているんだと思おう…(間違いではないかも) -
続いて、戦士の神殿へ向かいます。
このくらい近付くと見えませんが、 -
ちょっと離れると、階段を登った所にヤツがいます。
チャックモールです。
一見、素朴で間の抜けた顔に見えますが、生贄の心臓を載せる台です。それを知ってからは、急に凄みを帯びて見えてしまいます。
※上へは登れません。 -
しかし、こちらも作業中。写真中央がチャックモール、左がおっちゃんです。
「あそこに生贄の心臓を載せて…、あー!カットカーット!!!ちょっと君、入ってきちゃダメだよ〜」という気分です。 -
戦士の神殿から向かって右側に広がる「千本柱の間」。完全に柱しか残っていませんが、かなり立派な建物だったんでしょうね。
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千本柱の間を抜けて行く道があり、林のような中を歩いていくと「市場跡」があります。立派です。
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さらに市場跡に続いて、"Columnata de la Esquina Noreste"(エキサイト翻訳によると「北東の角の柱廊」)があります。
こちらも大きいので、ちっとも写真に収まりません。
地球の歩き方によると、近くに「球戯場」と「スチームバス」もあるはずなのですが、わかりませんでした。特にスチームバスが気になってたんだけどなぁ。 -
再び千本柱の間を通って戻ります。
"Templo de las Grandes Mesas" (Temples of the Large Tables")
たしか戦士の神殿の向かって左にあった気がします(急速に薄れゆく記憶…)。 -
こっちは「金星の台座」、多分…。
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ククルカンの頭が落っこちてます。
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おもしろくもあるし、凄みも感じる装飾。
ガイドなしなので、詳細不明です。 -
セノーテへ向かいます。ちょっと歩きますが、道中ずっとお土産屋さんが軒を連ねていて、仲見世状態です。
チチェンイツァは今回の旅行の中で唯一、日本からの団体ツアーさんがたくさんいましたが、団体さんが通ると、お店の人が、
「ホトンドタダ!しまむらプライス!」
と声をかけていました。
誰が教えたんだろう、しまむら… -
お土産のお面たち。買っても困るよ…。
ちなみに、ユカタンの民族衣装もいっぱい売られていて、女性用の服はとっても素敵です。何軒か見ましたが、こういうところで買うと割高なんだろうと買いませんでした。その後メリダの街で数軒のぞきましたが、ここで売ってるものと同じデザインものはなく、値段もほとんど変わらないので、気に入ったものがあったら、ここで買った方がいいと思います。(もちろん値段交渉は忘れずに!)私は結局買わなかったので、ちょっと後悔してます。 -
セノーテに到着すると左手にトイレがあります。
無料だし、きれいでした。
そして、迎えてくれたのは、イグアナくん!!
わーい、会えるのを楽しみにしてたんだよ〜!
噂に違わず大きいです。そして、動きません・笑
近付くと、すごいスピードで逃げて行きます。 -
聖なる泉セノーテ。
金などとともに、人間も捧げられたそうです。
生贄になることは名誉だと考えられてたようですが、やっぱり苦しいよね…。水深は6〜12Mとのこと。生贄になった人は最期に何を思うのか…。 -
ね、感慨深いよね、イグアナくん。
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エルカスティージョがある場所まで戻ってきました。
説明書きもなく、無造作に置かれているチャックモールとククルカン。夜になったらおしゃべりしてるかもしれません。 -
「ジャガーと鷹の台座」だと思います、多分…(真ん中の装飾が鷹のように見えるので)
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団体ツアーの日本人ガイドさんがここで何か説明していたので、私も写真を撮ってみました・笑 なんだかはわかりませんが、迫力ある装飾です。
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「ツォンパントリ(頭蓋骨の台座)」です。
生贄の骸骨をさらす場所だったそうです。 -
一体どれだけの生贄が捧げられたのでしょうか。
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「球戯場」へやってきました。広い!!
マヤの球技は娯楽ではなく、勝ったチームのキャプテンが生贄になるという命懸けの宗教儀式だったそうです。
うーん…、理解に苦しむ。 -
ちょっとこのククルカン、長すぎじゃない?
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球技のルールは、壁から出ている輪に腰(手を使ってはいけない)でボールを打って通す、というもの。
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でもぉ、すんごい高い所に輪があるんですけど!!
どうやって腰であんな所までボールを届かせるんだ!? -
エルカスティージョのある広場に戻ってきて、球戯場の壁にくっついて建っている「ジャガーの神殿」を正面から望む。
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かわいいジャガー♪
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木陰のベンチに腰掛けちょっと休憩。
さすが有名なチチェンイツァ、特にエルカスティージョがある広場はどんどん人が増えてきます。 -
ズームで撮った地元のおばちゃん。
どちらかというと、子供や若い人よりもおばちゃんやおばあちゃんがこのかわいい民族衣装を着ていました。黒い肌に白い服が映えていいなぁ。ゆったりしていて涼しそうだし。 -
こちらもズームで撮った戦士の神殿。登ってチャックモールを間近で見たかったな。一体どのくらいの心臓を彼は載せたのだろうか。
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旧チチェンへ向かって歩きます。
枝豆のお化けのような木。ビールのおつまみにこんなんが出てきたら、酔いが一気に冷めそうね。 -
いっぱいいた黒い鳥。写真で見るとカラスに似てますが、もう少し尾が長い。
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"Templo de Xtoloc"(シトロクの寺院)
今、歩き方の地図を見て気付きましたが、この近くにセノーテ・シトロクというチチェンイツァで2番目に大きいセノーテがあったようです。(行きたかった…涙) -
「高僧の墳墓」
エルカスティージョのミニ版って感じで、ちゃんとククルカンもついてます。 -
ミニ版っていったって、これでも十分巨大だけど。
不思議な植物と一緒にククルカンのアップ。 -
蛇女(へびどし)の私はどうしても蛇に親近感を持ってしまう。
落っこちてるククルカンの頭も、なんだかここまで自分で歩いてきたように思えてしまって、明日になったら違う場所にいるんじゃないかと思えてしまう。 -
"Casa de los Metates"
Metatesの意味がわかりませんが、遺跡の横にある説明によると、上層階級の家庭に仕えていた人たちの住居跡のようです。
崩れっぱなしの遺跡好きなんだよね〜。 -
墳墓の柱だそうです。色が違う部分は修復したものでしょうけど、チャック神の鼻は汚れてるから本物なんだろうな。
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わかりやすい説明。こんな柱が四隅に建っていたなんて、ほんと重厚な建物だったんだろうなぁ。
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ね、おサルさん。
よーく見ると結構顔怖い… -
「天文台」に到着。
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さらに進んで「赤い家」です。
「天文台」は有名スポットなので人が多いですが、こちらは閑散としています。(暑いしね) -
屋根の複雑な幾何学模様のような装飾がすごいですね。
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こちらは「鹿の家」。崩れてますね〜。
ほんとにひと気がなく、木陰に座ってしばらく休憩する間、おっちゃんが一人来ただけでした。静かだし、なんだか公園にでもいるようです。 -
あ、イグアナさんがいらっしゃいました。
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再び天文台へ戻ります。
日本から持っていったスポーツドリンクを飲んでいたのですが、甘くて飽きてしまったので、露店で水を購入。お店のおねえさんが私が持っているミニ財布(雑誌のふろく・笑)をかわいいと褒めてくれました。
よく冷えた水がおいしい!ベンチで休んでいると、ピンクの巨大な傘を差した集団現る。今回の旅行中、一番多かったのはイタリア人のツアー客。とにかくにぎやかなので、すぐにわかります。スペイン人の個人旅行客も多くいました(言葉一緒だしね)。
隣に座っている若い白人カップルがタバコ吸っています。とにかくタバコを吸う欧米人が多く、タバコ大嫌いな私はまいりました…。確かに禁煙とは書いてないけど、「ここで吸うか!?」っていうようなところ(主に遺跡の中)で吸ってる人がたくさんいて、だいぶ分煙化が進んだ日本で生活してる私には信じられない… -
え〜っと。。。なんだか覚えてません・笑
天文台の横の壁だと思われる。
崩れた部分の内部が気になりますね。 -
「尼僧院」
すごい装飾です。 -
チャック神の鼻がS字フックに見えてしまいます。
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鼻がとれてしまったチャック神。
あの鼻が上から落ちてきて頭に当たったら死ぬよな… -
姿勢いいねぇ。
-
帰りのバスチケットを買っていないので、チケットを買ってからもう1度見学しようと思い、一度ゲートを出ます。ゲートで確認したら再入場OKだそうだし。
バスチケットはゲートを出て右側のお土産屋の一番奥で買えます。
帰りも行きと同じADOの一等バスにするつもりだったけど、時刻&料金表を見ると、一等が片道114ペソなのに対し、二等は68ペソ!しかも、ちょうどあと10分で出発するのがある!
二等バスでメリダまでどのくらいかかるか聞くと3時間だという。一等バスより1時間長いけど、一等バスの出発までは1時間あるので到着時間は同じくらいだ。
ORIENTE社(二等)の13:10発を購入。乗り場は建物を出たところだというので急いで行く。すると、ちょうどORIENTEと車体に書いてあるバスが走り出したところ。慌てて行ってバスを止め、運転手にチケットを見せると違うという。バス正面の行き先にもMERIDAって書いてあるし、なんでだろうと思いつつ引き下がる。あとからわかったのだが、これは13:10の1本前のバスがすんごく遅れてきたものだったのだ(多分)。
バスが数台停まっている所に行き、運転手と思われるおっちゃん達にチケットを見せてこれはどこだ?と聞き、指差された方へ行く。そっちには数人待っている人がいたが、ツアー客のカップルにバス待ってるの?と聞くと、コレクティーボを待ってるという。違うなぁ、ここじゃないのかなぁ。 -
とりあえず、土産物屋などがある建物の前に戻る。「ようこそ」の看板をいまさら撮り、その前でしばらく待つが、バスは来ないし、ものすごい日差し!日傘を取り出し、さらに待つが、ORIENTEのバスは来ない。
そういえば、二等バスの乗り場は遺跡前じゃなくて、国道に出たところだっけ?と急に思い出し、駐車場の入口を抜けて道路を歩いてみる。かなり歩くが、ただ普通の道路にぶつかっただけで、誰もいないし、何もない。そして気付く。
国道に出ないといけないのはウシュマルだった…
そう、明日行くウシュマル遺跡の情報と混乱した。来た道を悲しい気分で引き返す。途中、自転車に乗ったおっちゃんを呼びとめ、バスチケットを見せて「どこ?」と突然聞く怪しい私。おっちゃんは自分の腕時計を見せながら、13:10はとっくに過ぎたからこのバスは行っちゃってるよと言う。
そうだよな、と思いながら、チケット売り場へ戻り、バス逃したから一等バスのチケットに変えて!というと、バスは遅れていてまだ来ていないと言う。もう一等に変えてほしかったんだけど、しょうがないので、また外に出てひたすら待つ。すると、遠くにORIENTEと書いてあるバスが来た。でも、始めに違うと言われたバスと同じなので、あれも違うんだろうなと思い、見送る。(その時はまだ最初のバスがどうして違うのかわかってなかった) -
そしてひたすら待つがバスは来ない…。もう一度チケット売り場に来て、まだ遅れてるの?と聞くと、無線で確認をし、行ってしまったことが判明。(やっぱりさっきのバスだったのだ) 次のバスに乗れという。結局バスを待つ場所が違うことがやっとわかった。入口正面にバス乗り場があるのだが、ORIENTEのバスだけはここにこない。一番始めにコレクティーボを待ってる人たちがいた場所でよかったのだ。
写真はORIENTEバス乗り場の横の建物。乗り場には大きな木があります。白人カップルがいて、彼らも同じくメリダに行くというので間違いない。バスが来るまでさらに待ったので、1時間半くらい無駄にした…。こんなことなら一等バスのチケットを買って、遺跡に戻ってたらよかったのに・涙
バスを待っているとチケット売り場のおねえさんも同じバスに乗って帰るようだ。ここでよかったんだ…。ORIENTEのバスがきて乗り込む。白人カップルがこのバスじゃないと言うので、チケットのORIENTEという欄を見せて、私はこれだよ、と別れを告げると後から彼らも乗り込んできた。何か勘違いしていたようで、助かったよとお礼を言われる。
そんなわけで、最後はちょっと散々になってしまったチチェンイツァでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ウェンディさん 2013/01/23 22:10:10
- 大穴の開いた遺跡の中はどうなっているのか、興味深々です。
- ぺこっちさん こんばんは。そして、はじめまして。
旅行記への訪問と投票をありがとうござました。
グアテマラの旅行記から、さかのぼってこちらの旅行記まで読んでいます。
昨年の夏に旅行の時期が我が家とちょうど入れ違いで、メキシコに行かれたのですね。
チェチェンの遺跡の旅行記で、感動ポイントが一緒!と嬉しくなりました。
打ち捨てられているククルカンの頭部もいい味出しているし、大穴のあいた遺跡は、子供でなくても中に入ってみたい衝動に駆られますよね。
昨年の夏の旅行で、メキシコの雰囲気が気に入った私は、メキシコ+グアテマラの一人旅を検討しています。メキシコでは、今回行けなかったパレンケ、そしてグアテマラではティカルを見たい!ですね。
まだ机の上で色々調べ始めたばかりで、実際に行けるのはいつになるかまだまだ未定ですが、ぺこっちさんの旅行記を参考に色々とプランニングにふけりたいと思っています。
そして、ペトラの旅行記も少しだけ拝見しました。ペトラも行かれたなんて、うらやましいです。ペトラも体力のあるうちに行ってみたいですね。
ウェンディ
- ぺこっちさん からの返信 2013/01/24 12:49:31
- RE: 大穴の開いた遺跡の中はどうなっているのか、興味深々です。
- ウェンディさん、こんにちは、はじめまして!!
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
しかも、フォローまでしていただいて・涙
> グアテマラの旅行記から、さかのぼってこちらの旅行記まで読んでいます。
> 昨年の夏に旅行の時期が我が家とちょうど入れ違いで、メキシコに行かれたのですね。
> チェチェンの遺跡の旅行記で、感動ポイントが一緒!と嬉しくなりました。
> 打ち捨てられているククルカンの頭部もいい味出しているし、大穴のあいた遺跡は、子供でなくても中に入ってみたい衝動に駆られますよね。
ありがとうございます。ほんと拙い旅行記で恥ずかしい限りです・・・。
まさに入れ違いですね!!
それにしても、チチェンイツァで豪雨をご経験されたとは・・・。
あの激しい嵐はちょっと日本のものとは違いますよね。
そしてあの穴!! 私もウェンディさんの旅行記を見て、おんなじだー!と思ってました・笑 ああいうの、気になりますよね。
ウェンディさんの旅行記は本当に勉強になり、意味がわからなかったものも、「あ、そういうことだったんだ」といまさら学んでいます・笑
ちょうど今テオティワカンの旅行記を作成中なのですが、ウェンディさんの旅行記を拝見してしまうと、マネになりかねない(笑)ので、自分の旅行記をUPしてからお邪魔しようと思っています。
> 昨年の夏の旅行で、メキシコの雰囲気が気に入った私は、メキシコ+グアテマラの一人旅を検討しています。メキシコでは、今回行けなかったパレンケ、そしてグアテマラではティカルを見たい!ですね。
パレンケとティカルはほんとおすすめですよ!! またすぐにでも再訪したいくらいです。
ぜひ時間を十分にとって行って下さいね。
> そして、ペトラの旅行記も少しだけ拝見しました。ペトラも行かれたなんて、うらやましいです。ペトラも体力のあるうちに行ってみたいですね。
ぺトラは一番行きたい場所だったのですが、行った後でも一番行きたい場所であり続けています。ツアーだとゆっくりできないので、ぜひ個人で丸1日かけてまわっていただきたいです(私は丸2日充てましたが3日あってもよかたっと思うくらいです)。
これからもよろしくお願いします!
ぺこっち
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