
2012/08/25 - 2012/08/25
20位(同エリア61件中)
YUMEさん
この日も時間的余裕がなく開始後に会場に到着で、既に土手の上、通路も傾斜地も多くの見物客で溢れています。
混雑の中の隙間を見つけて、打ち上げ場所が見えるところまで接近し撮影しました。
発射位置は二か所ありましたが駅に近い土手から写しました。
またもや花火のあがる高度がわからず、焦りながらカメラを上下に動かし試行錯誤の撮影です。
出来の良い写真は無いですが、多種類の色が撮れ発射場所を含めた撮影経験になりました。
後日に日本花火の特徴を調べてみました。
引用先は下記ですので、詳細、興味のある方は見て下さい。
http://japan-fireworks.com/basics/gyokumei.html
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打揚花火を大きさで分けると、
ふつう日本では尺貫法の寸(約3.3センチ)を基準として、小さな2寸玉(直径6センチ)から3寸、4寸、5寸、6寸、7寸、8寸、尺玉(1尺)、更に尺2寸、尺5寸、尺6寸、2尺、3尺、4尺と直径1メートルを越えるものまであります
現在ではそれぞれを3号(3寸)〜10号(尺玉)と号数でも呼びます
左の写真は手前2.5号(7センチ)から10号(30センチ)後ろ中央は20号(2尺)を並べたものです
日本で大きい花火は新潟、秋田、諏訪湖が有名です -
花火大会で打ち上げることができる最大の玉の大きさは「保安距離」によって限定されます
これは打ち上げ場所から観客や付近の建物まで玉の大きさに合わせて、一定の距離(10号で半径290メートルなど)を置かなければならないという安全距離で、法律で定め、都道府県により規定が違っています
実際の花火玉の打ち上げ前の玉の大きさ、到達高度、開いたときの大きさの見かけ上の違いは、図の様なものになり、到達高度、開花径は平均値です
都心では迫力ある花火は海以外は難しい -
玉殻
玉皮、花火のパーツを収める容器です。昔は新聞紙や和紙を貼り重ねて
花火業者自身が制作しました。現在では量産する玉はボール紙をプレス
したものを使います。
星
開いたときに光の花弁となる花火の主要な構成部品です。出来上がったと きの玉の大きさによって、入れる星の直径も変わってきます。
図のような「芯もの」と呼ばれる複数の同心球に開く割物では、一つの玉 に込める星の大きさも各層毎に違っています。この場合、内側の星は外側 のものより直径が小さい場合が普通です。
導
「みち」または親導(おやみち)と呼び、導火線のことです。打ち上がっ た瞬間に着火し、一定時間燃焼後に花火玉の中心の割火薬に火を伝達し ます。上空で玉がちょうど良い位置で開くまでのタイムスイッチの役目 になるわけです。これも玉の大きさによって長さと燃焼時間が違いま す。
割薬 (わりやく)
割火薬(わりかやく)、破弾薬(はだんやく)ともいいます。
玉皮を壊し、星に点火して四方に飛ばす役割をします。
上貼紙
玉皮の外側にさらに幾重にも上貼り(玉貼り)をして強度を出しま す。花火が十分に大きく開くためには、この玉皮の強度と割薬の爆発 力のバランスも大切で、玉貼りと乾燥も重要な作業です。
間断紙(はさみがみ)
星と割火薬が直接接しないように遮断します。古来より和紙が最良の パーツとして使用され、現在でも競技用の玉や、出来上がりにこだわ る花火師の間では和紙や雁皮紙(がんぴし)を超える紙はないとして 支持されています。
竜頭(りゅうず)
吊り環。ここにロープを通して吊り下げ、筒に装填します。 -
日本の割物花火の玉名は、たとえば
昇曲付変芯引先紅光露(のぼりきょくつき/へんしんひきさき/べにこうろ
こうした玉名は、その花火玉の種類と打ち上がってから消えるまで、どういう風に見えるか?を続けて書き表したものです。
つまり玉名を読めばその玉の素性がわかります。
玉名の組立は、図のように上昇中の様子+芯部の有無とその様子+開発後の変化の様子+玉の種別+消え際あるいは星の末端部の変化の様子。
から成ります。
星の末端部の変化の様子(+後の変化)は必ず付くのではなく、後の曲というあしらいが付いた花火にだけ追加されます。 -
花火の色はこの炎色反応を利用しています。
花火の星は主に三つの薬剤の混合によってできています。色を出す焔色剤、酸素を供給する酸化剤、燃焼を促進する可燃材です。
これらの混合の度合いによって色合いも変化し、また煙火業者ごとの独特の色合いを出す工夫にも結びついています。
紅色は炭酸ストロンチウム
緑色は硝酸バリウム
黄色はシュウ酸ソーダ、炭酸カルシウム
青色は花緑青、酸化銅
銀(白)色はアルミニウム
金(錦)色はチタン合金
理科の実験でやりましよね
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花火の分類
日本の花火はその構造から割物とポカ物、そしてその中間にあたる小割物の三つに分類されます。
それぞれの違いは玉の割れ方と中身の飛ばし方にあるというと分かりやすいでしょう。割物では玉皮は粉々になり、星を均等に遠くまで飛散させます。ポカ物では玉皮はほぼ張り合わせた所から二つに割れ、中身を放出します。小割物はその中間です。
割物(わりもの)
球形の玉の内側にびっしりと星を並べ、中央に割火薬を収め、玉の外側を丈夫な紙で幾重にも張り固めて作るのが「割物」です。外皮の強度と割火薬の爆発力とのバランスが大きく丸く開く花火を生み出します。
小割物(こわりもの)左図
八方に小さな玉を放出して多数の小花を一斉に開かせるものを小割物と呼びます。割火薬は割物より少なく、ポカ物より多いもので、千輪菊、花園、百花園とも呼びます。
ポカ物
ボール状の球体の玉皮がポカッと二つに割れて、収納された星や細工を放出するものをポカ物と呼びます。割薬も少なく、花火の拡がりも狭くなりますが、内包するものによって色々な機能の花火が工夫できます。運動会などでドンドンと音を出すものが代表例です。 -
ここからは実際の大会の花火です。
割物花火:芯入り菊
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割物花火:芯入り菊
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割物花火:芯入り菊
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万華鏡:親星の花弁がいくつかずつまとまって開く形式の通称。
未来花、ポインセチア、洋蘭などの名称も使う。
この花火は基本は菊花型の割物ですが、丸くまんべんなく星が飛ぶそれらと違って、大きく星が間引かれているのが特徴です。
それまで分かれた花弁は主に全て同色でしたが、5色ほどの色の花弁がランダムに開く玉をある花火作家が競技花火大会に出品しました。それが「万華鏡」と銘々されたことから今では、こうして大きくまとまったいくつかの花弁に開くタイプの割物は、「万華鏡」という名ですっかり定着した感があります。たとえば銀一色だったとしても「銀万華鏡」などと呼んだりします。
業者によって花弁のまとまり方や、それぞれの花弁を形成する星の個数、色使いなどに特徴がみられます。 -
スターマイン
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割物
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ポカ物
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打ち上げ花火の(割物〜ポカ物)中には型物と呼ばれるジャンルがあります。これらは花火で、夜空になんらかの形を描き出す物です。最近の例で代表的なのは、ハート(写真右)やスペード、アルファベット等の文字、輪が3つでミッキーマウスなんていうのもあります。型物の基本は二次元的な形態であるということですが、最近は立体的な型物花火も作られるようになりました
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割物
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混合型スターマイン
複数の要素が入っているので勝手に付けさせて頂きました -
冠スターマイン
ゴージャスな金粉がサラサラと無限に降り注ぐ -
飛遊星スターマイン?
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飛遊星スターマイン
分包ものの一種で、星が不規則にかつスピーディに四方八方に飛散します。展開の意外性と宇宙的なムードで人気がある花火です。 -
単色(牡丹)スターマインと椰子スターマインのワイド展開
単色牡丹をワイドでしかも場所で色を変えることで、極彩色の空間を創ります。花火大会の花形プログラム(速射連発花火)
組み合わせる花火によって色々な表現が可能です。 -
流行のパステルカラーの花火と椰子スターマイン
椰子は南国ムードいっぱいで風にそよぐように現れては消えていき、まさに真夏の夜ひとときの夢 -
噴水
やはり仕掛けの一部として演出効果として欠かせない花火
それほど高くまで昇りませんが、地表から直接吹き出すため迫力と意外性は十分です -
最後に打ち上げられた冠(かむろ)スターマイン
ゴージャスな金粉がサラサラと無限に降り注ぐ
日本の伝統的な花火の技は凄いに尽きます
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